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ミニダンスショー
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私とお兄ちゃんが町の中を歩いていると見覚えのある後ろ姿が見えました。
「エルシーさん!」
私が手を振りながら声を上げると彼女は振り向いてくれます。
「カリンと...ローシュだったよね?」
「そうだ、エルシー」
ニカッと笑いながら彼女の方を向く兄さん。
それを見たエルシーさんも少し笑ったような気がした。
「ところで、こんな所で何をしてたの?」
「ああ、エルカ様に会いにな...」
「お母さんに?」
「ちょっと聞いてほしい事があったんだけど、さすが賢聖様だ、私が伝える前に答えてほしい事を答えてくれた」
彼女は私の方を向いて嬉しそうに微笑む。
「カリンはあれほど素晴らしい母を持って幸せだな」
そう言われた時、私は母のことを尊敬しました。
エルシーさんにそういう評価を与えられる母さんの人柄に嬉しくなったのです。
「ありがとう、エルシーさん」
「なんでカリンが私に礼を言っているのかわからないけど、どういたしまして」
お互いに笑いあっていると、彼女がこんな提案をしてきました。
「そうだ!、カリン今からちょっと4日目の宣伝しとかないか?」
「宣伝ってどうするの?」
私が疑問に思っていると、彼女は笑みを浮かべていました。
~広場~
「皆注も~く!!」
エルシーさんが広場の中心で元気な大声をあげました。
すると、何事だと色んな人が彼女を囲むように集まってきます。
「はいはい、ちょっと下がってね」
彼女は指をさして大体この辺まで下がってと観客の皆さんに指示をしています。
踊れるだけのスキマが生まれると、彼女は再び声を出しました。
「皆さ~ん!!、私は最近この町にやってきたエルシーって言います!、私は今クティル王国冒険者ギルドにて毎晩踊りを踊っているのですが!王国祭4日目の晩にスペシャルステージを開くので、その姿をちょっとだけお見せいたします!」
彼女がそう言いながら踊りを披露し始めたので、私もそれに合わせて歌を展開します。
最初こそ意味不明だと町民たちは首を傾げて見ていたのですが、1分も経たない内にそこにいる全ての人を魅了してしまう彼女。
いつの間にかそこにいる人達を全てを味方につけた彼女は笑顔を皆に振りまいていきます。
今日は踊り子用の派手な衣装ではないのですが、やはり彼女の踊りには何かあるのでしょう。
僅か10分ばかりのダンスショーにも関わらず、拍手が飛び交っているのを見ると、まるで人気アイドルのシティダンスのように思えてしまいます。
「皆ありがとう!!、4日目にアゲアゲの踊りを披露するので!絶対に来てね~!!」
(エルシーさんって、踊りになると大分キャラ変わるよね)
そう、私から見ると、踊っている時とそれ以外ではちょっとキャラが違う気がする。
いつもはどちらかといえばクール系な彼女だが、ダンスとなると本当に楽しそうに踊るのだった。
あんな疲れそうなダンスを笑顔を保ったまま踊れる時点で鍛え方が違うのだろうけど、私からすれば到底ありえないすごい技術だと思っている。
「お疲れ様です!エルシーさん」
「あっ、ありがとう」
私はそこらで売っていたジュースを彼女の渡す。
たった10分程度ではあるのだが、彼女の額には汗が流れている。
それを見ると、これだけ短い瞬間に彼女の技術が集約しているのだと思わずにはいられない私。
(やっぱエルシーさんはすごいなぁ...)
私がそんな事を思いながら去って行く人達の表情を観察すると、誰もが楽しそうな顔をしている。
それを見ていると、彼女はふうっと息を吐いて私にこう言ってきた。
「カリンの歌今日も良かったぞ、本番もよろしくな相棒!」
手を出されたのでそれを握り返す私。
「任せて下さい!、全力でフォローします!」
女子同士の友情ってなんか良いな~と思っていると、兄さんが号泣して私に抱きついてくる。
「カリン~!!、お兄ちゃんは感動したぞ!!」
泣きながら私をぎゅーっと抱きしめてくるので少し息が苦しい。
「お兄ちゃん!、恥ずかしいよ///!」
その光景は、まだ帰っていない町民達とエルシーさんから笑顔を向けられました。
「エルシーさん!」
私が手を振りながら声を上げると彼女は振り向いてくれます。
「カリンと...ローシュだったよね?」
「そうだ、エルシー」
ニカッと笑いながら彼女の方を向く兄さん。
それを見たエルシーさんも少し笑ったような気がした。
「ところで、こんな所で何をしてたの?」
「ああ、エルカ様に会いにな...」
「お母さんに?」
「ちょっと聞いてほしい事があったんだけど、さすが賢聖様だ、私が伝える前に答えてほしい事を答えてくれた」
彼女は私の方を向いて嬉しそうに微笑む。
「カリンはあれほど素晴らしい母を持って幸せだな」
そう言われた時、私は母のことを尊敬しました。
エルシーさんにそういう評価を与えられる母さんの人柄に嬉しくなったのです。
「ありがとう、エルシーさん」
「なんでカリンが私に礼を言っているのかわからないけど、どういたしまして」
お互いに笑いあっていると、彼女がこんな提案をしてきました。
「そうだ!、カリン今からちょっと4日目の宣伝しとかないか?」
「宣伝ってどうするの?」
私が疑問に思っていると、彼女は笑みを浮かべていました。
~広場~
「皆注も~く!!」
エルシーさんが広場の中心で元気な大声をあげました。
すると、何事だと色んな人が彼女を囲むように集まってきます。
「はいはい、ちょっと下がってね」
彼女は指をさして大体この辺まで下がってと観客の皆さんに指示をしています。
踊れるだけのスキマが生まれると、彼女は再び声を出しました。
「皆さ~ん!!、私は最近この町にやってきたエルシーって言います!、私は今クティル王国冒険者ギルドにて毎晩踊りを踊っているのですが!王国祭4日目の晩にスペシャルステージを開くので、その姿をちょっとだけお見せいたします!」
彼女がそう言いながら踊りを披露し始めたので、私もそれに合わせて歌を展開します。
最初こそ意味不明だと町民たちは首を傾げて見ていたのですが、1分も経たない内にそこにいる全ての人を魅了してしまう彼女。
いつの間にかそこにいる人達を全てを味方につけた彼女は笑顔を皆に振りまいていきます。
今日は踊り子用の派手な衣装ではないのですが、やはり彼女の踊りには何かあるのでしょう。
僅か10分ばかりのダンスショーにも関わらず、拍手が飛び交っているのを見ると、まるで人気アイドルのシティダンスのように思えてしまいます。
「皆ありがとう!!、4日目にアゲアゲの踊りを披露するので!絶対に来てね~!!」
(エルシーさんって、踊りになると大分キャラ変わるよね)
そう、私から見ると、踊っている時とそれ以外ではちょっとキャラが違う気がする。
いつもはどちらかといえばクール系な彼女だが、ダンスとなると本当に楽しそうに踊るのだった。
あんな疲れそうなダンスを笑顔を保ったまま踊れる時点で鍛え方が違うのだろうけど、私からすれば到底ありえないすごい技術だと思っている。
「お疲れ様です!エルシーさん」
「あっ、ありがとう」
私はそこらで売っていたジュースを彼女の渡す。
たった10分程度ではあるのだが、彼女の額には汗が流れている。
それを見ると、これだけ短い瞬間に彼女の技術が集約しているのだと思わずにはいられない私。
(やっぱエルシーさんはすごいなぁ...)
私がそんな事を思いながら去って行く人達の表情を観察すると、誰もが楽しそうな顔をしている。
それを見ていると、彼女はふうっと息を吐いて私にこう言ってきた。
「カリンの歌今日も良かったぞ、本番もよろしくな相棒!」
手を出されたのでそれを握り返す私。
「任せて下さい!、全力でフォローします!」
女子同士の友情ってなんか良いな~と思っていると、兄さんが号泣して私に抱きついてくる。
「カリン~!!、お兄ちゃんは感動したぞ!!」
泣きながら私をぎゅーっと抱きしめてくるので少し息が苦しい。
「お兄ちゃん!、恥ずかしいよ///!」
その光景は、まだ帰っていない町民達とエルシーさんから笑顔を向けられました。
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