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これじゃあジリ貧だな...
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「よくもエレネアを!!」
俺は叫びながら剣を振り上げようとした時、妹を抱えている事を思い出し踏みとどまります。
「ぐっ...」
先ほどまで怒りに囚われていた自身の心が一気に消沈していき、冷静になりました。
(待て...、よく考えろ...、今無謀な突撃をして命を落とせば、それこそエレネアに失礼なんじゃないか?)
「ふー...」
頭を落ちつかせ、額から流れ落ちる汗をしっかりと感じました。
(OK落ち着いた、取り敢えず逃げる!!)
俺は彼に背を向けて一目散に走り出します!。
「逃がさないよ...」
(早い!!)
のらりくらりとした動きからは想像もつかないスピードで俺に迫ってくる少年。
(なんであんな奇妙な動きしてるのに、あんな早いんだ!?)
俺はただそいつの動きを牽制するように剣を錬成するが、あまり効果は無いようである。
「き・か・な・い・よ!」
「くそっ!、どうなってんだあの奇妙な物体は!」
俺の攻撃は全てあの黒いスライムに受け止められてしまいます。
主人は大した行動を行なっていないのですが、あの黒いスライムが非常にいい動きで俺の攻撃を受け止めているのである。
(これじゃあジリ貧だな...)
そう思っても攻撃を止める訳には行きません。
今攻撃を止めれば、恐らく俺はあのスライムの餌食に...。
そう思うだけでゾクッと背筋が凍る。
走っている最中にも色々対策を考えていたが、俺が切れるカードは無かった。
(ちっ...、俺が氷系統の魔法を使えるんだったら試したかったんだがな...)
悔やんでも仕方ない、俺には属性魔法の適性がそもそもないのだから...。
何度行なっても小さい火の一つすら起こせない落ちこぼれ。
それがこの俺ローシュだ。
落ちこぼれで何が悪い...、華やかな魔法が使えないとこの世界は生き残れないのか?。
『答えは否!!』
俺は知っている、属性魔法が使えなくても強い男を...!。
「そうだろ...、親父!!!」
「全く...、娘の迷子先が近場で助かったよローシュ」
ズバン!!と1000にも及ぶ斬撃が少年の命を毟り取る光景が目の前に広がった。
その光景を目の当たりにした俺はハハハと笑う。
「相変わらず遠慮ないな親父...」
「当然だ、手加減していい相手だとは思えなかったのでね...」
(ローシュ!?、ようやく繋がった!、大丈夫!?)
「母さん!」
そう、俺は今クティル王国に城壁近くまで戻ってきていたのである。
城壁付近まで近寄れば念話が繋がる。
そうなれば後は簡単、親父に助けを求めるだけだ。
「カリンを見つけた!、今すぐ家に戻る!」
「あいつはどうする?」
親父が死体の少年を指差して何やら呟いているが、今はカリンの容態が心配だった俺はこう答える。
「カリンの魔力が吸われてしまって酸欠状態なんだよ!、急いで母さんに診てもらわないと!」
「そういう事か...、では、あれの死体は後で回収する事としよう」
「ああ、勿論カリンを送ったら直ぐに戻ってくるつもりさ」
俺と父さんはお互いに頷くと、カリンに細心の注意向けながら家まで送り届ける事にした。
俺は叫びながら剣を振り上げようとした時、妹を抱えている事を思い出し踏みとどまります。
「ぐっ...」
先ほどまで怒りに囚われていた自身の心が一気に消沈していき、冷静になりました。
(待て...、よく考えろ...、今無謀な突撃をして命を落とせば、それこそエレネアに失礼なんじゃないか?)
「ふー...」
頭を落ちつかせ、額から流れ落ちる汗をしっかりと感じました。
(OK落ち着いた、取り敢えず逃げる!!)
俺は彼に背を向けて一目散に走り出します!。
「逃がさないよ...」
(早い!!)
のらりくらりとした動きからは想像もつかないスピードで俺に迫ってくる少年。
(なんであんな奇妙な動きしてるのに、あんな早いんだ!?)
俺はただそいつの動きを牽制するように剣を錬成するが、あまり効果は無いようである。
「き・か・な・い・よ!」
「くそっ!、どうなってんだあの奇妙な物体は!」
俺の攻撃は全てあの黒いスライムに受け止められてしまいます。
主人は大した行動を行なっていないのですが、あの黒いスライムが非常にいい動きで俺の攻撃を受け止めているのである。
(これじゃあジリ貧だな...)
そう思っても攻撃を止める訳には行きません。
今攻撃を止めれば、恐らく俺はあのスライムの餌食に...。
そう思うだけでゾクッと背筋が凍る。
走っている最中にも色々対策を考えていたが、俺が切れるカードは無かった。
(ちっ...、俺が氷系統の魔法を使えるんだったら試したかったんだがな...)
悔やんでも仕方ない、俺には属性魔法の適性がそもそもないのだから...。
何度行なっても小さい火の一つすら起こせない落ちこぼれ。
それがこの俺ローシュだ。
落ちこぼれで何が悪い...、華やかな魔法が使えないとこの世界は生き残れないのか?。
『答えは否!!』
俺は知っている、属性魔法が使えなくても強い男を...!。
「そうだろ...、親父!!!」
「全く...、娘の迷子先が近場で助かったよローシュ」
ズバン!!と1000にも及ぶ斬撃が少年の命を毟り取る光景が目の前に広がった。
その光景を目の当たりにした俺はハハハと笑う。
「相変わらず遠慮ないな親父...」
「当然だ、手加減していい相手だとは思えなかったのでね...」
(ローシュ!?、ようやく繋がった!、大丈夫!?)
「母さん!」
そう、俺は今クティル王国に城壁近くまで戻ってきていたのである。
城壁付近まで近寄れば念話が繋がる。
そうなれば後は簡単、親父に助けを求めるだけだ。
「カリンを見つけた!、今すぐ家に戻る!」
「あいつはどうする?」
親父が死体の少年を指差して何やら呟いているが、今はカリンの容態が心配だった俺はこう答える。
「カリンの魔力が吸われてしまって酸欠状態なんだよ!、急いで母さんに診てもらわないと!」
「そういう事か...、では、あれの死体は後で回収する事としよう」
「ああ、勿論カリンを送ったら直ぐに戻ってくるつもりさ」
俺と父さんはお互いに頷くと、カリンに細心の注意向けながら家まで送り届ける事にした。
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