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【怒りの弱体術師】

 俺は異物の前に進む。

「こい! 【弱体術師】! 貴様など我が【ジャッジメント】で消し去ってくれる!」

 などと言いながら銀色の粒子を放ってくる奴のスキルを杖の一振りで掻き消す。

「何っ!? 【ジャッジメント】がただの素振りでかき消された!?」

 俺は驚いている奴にデバフをかける。

「【攻撃弱体化・小】【攻撃弱体化・中】【攻撃弱体化・大】【防御弱体化・小】【防御弱体化・中】【防御弱体化・大】【速度弱体化・小】【速度弱体化・中】【速度弱体化・大】【知力弱体化・小】【知力弱体化・中】【知力弱体化・大】【毒付与】【猛毒付与】【堕落付与】【鈍化付与】【感電付与】【魔封じ付与】【幻惑付与】【束縛付与】【麻痺付与】」

 いつもならデバフ効率の良い【大・位階の魔法】しか使わないのだが、今の俺なら...。

『EXスキル【怒りの弱体術師】を取得しました。これにより自身の状態が【狂化状態・大】以上の場合に限り同属性のデバフが重複します。例【攻撃弱体化・小】【攻撃弱体化・中】【攻撃弱体化・大】を同時使用した場合、本来ならば【攻撃弱体化・大】のみが適用される場合でも全てのデバフが適用されます』

 その結果目の前の異物に俺は大量のデバフをかけた。

「ぬぅ!? 凄まじいデバフの魔力!! 【アンチデバフ】!!!」

 何やら俺のデバフから身を守ろうとしているようだが無駄だ。

 今の俺の妨害魔力は560+1200+1000+(100)=2860だ。

【アンチデバフ】程度で防げる訳がない。

 奴の全能力値を75%カットし、さらに【毒付与】【猛毒付与】【堕落付与】【鈍化付与】【感電付与】【魔封じ付与】【幻惑付与】【束縛付与】【麻痺付与】の全てを付与した。

「この絶大な魔力...! まさしく弱体の悪魔!!!」

 身動きすら取れなくなった奴の頭を杖で叩いて撲殺する。

「死ね...異物が!」

「貴様は程度の攻撃力で私が倒せるとでも...」

 そう言った奴の頭を俺は一撃で粉砕した。

 今の俺の攻撃力は55+600+70+(300)=1025。

 普段の10倍近い攻撃力を有しているのだから非力な魔法使い職だからと言って侮られては困る。

 しかし、たかだが一撃で死なれたのでは俺の気が晴れない。

 なので俺はその死体を×××××××××××××××××××××のでした。
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