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魚の丸焼き

 魚の焼ける香ばしい匂いが漂ってくる...。

「さてと、塩で味付けをして...と」

 途中で色々と味付けをしながらケロナは料理を楽しんでいるようだった。

「ついでに川で洗った山菜を添えようかね」

 いつのまに野草を採っていたのだろうか? 彼女は川に流されていたのでそんな暇は無かったと思うのだが...。

 いつのまに拾ったのか知らないが、それでもメニューが増えるのは良い事だと思うので黙っておこう。

 しばらくすると彼女の料理が出来上がる。

「さっ! 川魚の山菜添えだよ! 食べよっ!」

 笑顔で食事を提供してくる奴の口車に乗る俺たち。

「ふむ...」

 俺が彼女の焼き魚を食べてみると...。

「むっ! 程よい塩加減が白身の多い川魚の淡白な味にいい感じのアクセントをつけているな」

 自分は料理の評論家ではないがこのくらいの感想が出てきてしまう程に彼女の調理した食品は美味しいのだ。

 そう思っていると、級にメニューが開く。

『レベルが上がった事によりケロナの能力【伝説の料理人】のスキル内容を解読しました』

【伝説の料理人】

 このスキルを持つ者の作る料理は全て品質が3段階向上する。

 低品質ならば中品質→良品質→高品質となり、元々が高品質な物を調理に使用した場合、最高品質→極上品質→最極上品質になる。

 このスキルを持つ者が調理した料理を食べると食事効果ボーナスがステータスに付与される。

 色々と書いてあったが要するにケロナが料理すると美味しくなってステータスに影響するってことか。

 どれ、どのくらいステータスに影響しているのか見てみようか。

 そう言う軽い気持ちでステータス画面を開いてみるのでした。
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