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夏休み

 夏休み。

 俺たちは母さんの車に乗って海に向かっていた。

「今日は楽しむぞ!!」

 俺は車内で既に燃えていた。

「もうっ! 和希ったら!」

「カズ君はしゃぎすぎだよ」

 優樹も◯◯も俺を見て笑っている。

「別に良いだろ! はしゃいでてもさ!」

 俺のはしゃぎっぷりに母さんが声を出す」

「ふふっ、和希ったら2人と海に行くんだって夏休み前からはしゃいでいたのよ?」

 母さんの暴露に俺は慌てて制止する。

「母さん! そんなこと言わなくて良いから!」

「そう? 母さん的にはこんなに可愛いお嫁さん候補を2人も連れて海に行くって言うシチュエーションだけで和希がリア充になったんだなって思ってるわよ?」

「母さん! 俺がリア充とかやめてくれ!」

「いやいや、リア充でしょ! 今の和希は!」

 母さんが俺の痛いとこを突きまくっている間に海に着いた。

 白い砂浜! 青い海! 火照る体! 最高のロケーションに俺は歓喜する!

「さあ! 優樹! ◯◯! 早く泳ごうぜ!」

 俺の言葉にまずは優樹が反応する。

「良いね! 行こう!」

「私は...、おばさまの準備が終わったら行くね」

「あらそう? ◯◯ちゃんは優しいのね」

「ええ~? 母さんに全部任せたら良いから俺達は遊んでいようぜ!」

「ごめんねカズ君、おばさまとも話したいことがあるから後で行くね」

 そう言われたら仕方ない。

「まあ、いいや。優樹! ◯◯がくるまで2人で遊んでいようぜ!」

「分かった!」

 俺と優樹はいち早く海の方に向かうのでした。
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