幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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荒稼ぎ
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2日間を費やして手に入れたクズ鉱石を適当な指輪と合成したり、程よい感じの装飾品と合成した物を市場で売っていると...。
(おっ! 俺たちにとってはゴミの【サファイアの指輪】が5万ラピスで売れたぞ!)
「ありがとうございます!」
売り子を見た目の良いシュナとアルシェにさせているが、その効果もあってかなりの収入を得られそうだ。
一応シュガーやラカラにさせても良いのだが、奴らは接客の態度が悪いからな。
1番育ちの良いであろうこの2人に売り子を任せるのが良いだろう。
ラカラとケロナはシュガーのレベル上げにつきあって貰って、優樹には3人の回復役を任せている。
俺はシュナとアルシェの後ろで今日稼いだ金を数えるだけの楽な作業をしていた。
(おっ! 今度は【ルビーのネックレス】が売れたぞ!10万ラピスゲットだぜ!)
これだけホイホイ売れると少し楽しくなって来るな。
と言うかなんでこんなに売れているんだ?
そう思っていると明らかに客ではなさそうな男が俺に話をかけてきた。
「すみません、この素晴らしい装飾品を作られているのはどこの誰でしょうか?」
そう言われたので俺が後ろから声を出した。
「俺だが?」
(素人が合成しただけの作品が素晴らしい...ね)
まあ、確かに見た目は美しいがそれだけだ。
「貴方様の作品はどれも品質が良く素晴らしい出来だと思います!」
「はぁ...」
(ここにあるのは全部粗悪品だぞ!? 何言ってるんだこいつ!)
「続きましては私、背越ながら宝石商を営んでいまして、貴方様の作品を広めたいと思うのですがいくつか宝石を安く買わせていただいてもよろしいでしょうか?」
「なに...? 俺から安く買い叩こうって言うのか?」
(これは...詐欺だな)
まさか異世界に来てまで詐欺に遭うとは思わなかったぞ。
「はいはい、冷やかしならさっさと帰ってくれ」
俺がちょいちょいと手を振るとなんか食らいついて来る宝石商。
「わ...分かりました! では今回はここに並んでいるほぼ全ての商品を私が買いしめましょう! そのかわり貴方様の名前を教えてもらえませんか?」
「それでお前になんの得があるんだ?」
「際ほど言いましたが私は宝石商です。正直に申しますとここに並んでいる宝石の殆どは性能で見れば粗悪品です。しかしそれは宝石が粗悪品なのであって私は貴方の装飾の力量をかっているのです!」
興奮気味に食い入って来る奴の目は少し怖い。
「貴方様がこれからも作品を作り続ける事によって力量を上げていけば更なるアクセサリー師として名を馳せるのは明確! その時に私の宝石店に貴方様の作品を優先的に並べさせて頂きたいのです。貴方様の実力ですから、貴方様の仲間方は身につけている武具の装飾も貴方が作ったんでしょう? そちらは優秀な付与効果を持っていますし、武器としても美術品としても価値のある作りになっていると思います。今のうちに貴方様と繋がっておく事で後になって後悔しないようにしていきたいのです」
「...商人として俺と繋がっておきたいと言うことか」
その問いに彼は宝石商はニヤリと笑う。
「はい、ですので私と契約してくれる場合、今回はここにある全ての作品を1.5倍の値段で買い取らせていただきます。勿論貴方様の作品を私どものガダール宝石店に流してくれると言うのであれば、全体売上の1%ほどを貴方様に月々支払う事をお約束いたします」
「...1%もくれるのか?」
「はい、貴方様の作品を私共が独占すれば、売上は凄く伸びるでしょう。どうですか? 悪い話ではないでしょう?」
「ふむ...」
確かにメリットは大きそうだな...。
「分かった、だが俺の名前を聞いたからと言って商談を止める事はないよな?」
「はい勿論です」
彼の言葉を信じて俺は自分の名前を呟くのだった。
「高坂和希。【弱体術師】だ」
(おっ! 俺たちにとってはゴミの【サファイアの指輪】が5万ラピスで売れたぞ!)
「ありがとうございます!」
売り子を見た目の良いシュナとアルシェにさせているが、その効果もあってかなりの収入を得られそうだ。
一応シュガーやラカラにさせても良いのだが、奴らは接客の態度が悪いからな。
1番育ちの良いであろうこの2人に売り子を任せるのが良いだろう。
ラカラとケロナはシュガーのレベル上げにつきあって貰って、優樹には3人の回復役を任せている。
俺はシュナとアルシェの後ろで今日稼いだ金を数えるだけの楽な作業をしていた。
(おっ! 今度は【ルビーのネックレス】が売れたぞ!10万ラピスゲットだぜ!)
これだけホイホイ売れると少し楽しくなって来るな。
と言うかなんでこんなに売れているんだ?
そう思っていると明らかに客ではなさそうな男が俺に話をかけてきた。
「すみません、この素晴らしい装飾品を作られているのはどこの誰でしょうか?」
そう言われたので俺が後ろから声を出した。
「俺だが?」
(素人が合成しただけの作品が素晴らしい...ね)
まあ、確かに見た目は美しいがそれだけだ。
「貴方様の作品はどれも品質が良く素晴らしい出来だと思います!」
「はぁ...」
(ここにあるのは全部粗悪品だぞ!? 何言ってるんだこいつ!)
「続きましては私、背越ながら宝石商を営んでいまして、貴方様の作品を広めたいと思うのですがいくつか宝石を安く買わせていただいてもよろしいでしょうか?」
「なに...? 俺から安く買い叩こうって言うのか?」
(これは...詐欺だな)
まさか異世界に来てまで詐欺に遭うとは思わなかったぞ。
「はいはい、冷やかしならさっさと帰ってくれ」
俺がちょいちょいと手を振るとなんか食らいついて来る宝石商。
「わ...分かりました! では今回はここに並んでいるほぼ全ての商品を私が買いしめましょう! そのかわり貴方様の名前を教えてもらえませんか?」
「それでお前になんの得があるんだ?」
「際ほど言いましたが私は宝石商です。正直に申しますとここに並んでいる宝石の殆どは性能で見れば粗悪品です。しかしそれは宝石が粗悪品なのであって私は貴方の装飾の力量をかっているのです!」
興奮気味に食い入って来る奴の目は少し怖い。
「貴方様がこれからも作品を作り続ける事によって力量を上げていけば更なるアクセサリー師として名を馳せるのは明確! その時に私の宝石店に貴方様の作品を優先的に並べさせて頂きたいのです。貴方様の実力ですから、貴方様の仲間方は身につけている武具の装飾も貴方が作ったんでしょう? そちらは優秀な付与効果を持っていますし、武器としても美術品としても価値のある作りになっていると思います。今のうちに貴方様と繋がっておく事で後になって後悔しないようにしていきたいのです」
「...商人として俺と繋がっておきたいと言うことか」
その問いに彼は宝石商はニヤリと笑う。
「はい、ですので私と契約してくれる場合、今回はここにある全ての作品を1.5倍の値段で買い取らせていただきます。勿論貴方様の作品を私どものガダール宝石店に流してくれると言うのであれば、全体売上の1%ほどを貴方様に月々支払う事をお約束いたします」
「...1%もくれるのか?」
「はい、貴方様の作品を私共が独占すれば、売上は凄く伸びるでしょう。どうですか? 悪い話ではないでしょう?」
「ふむ...」
確かにメリットは大きそうだな...。
「分かった、だが俺の名前を聞いたからと言って商談を止める事はないよな?」
「はい勿論です」
彼の言葉を信じて俺は自分の名前を呟くのだった。
「高坂和希。【弱体術師】だ」
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