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【他人の不幸は蜜の味】

 ~夜の大聖堂~

「さてと」

 そう俺が声を漏らした時信徒達は皆ビビっていた。

「分かっていると思うが教皇が死んだことは俺らだけの秘密な? もしも俺以外のルートで他の地域に教皇の死が知れ渡った場合、俺が直々にここを破壊しにくるからよろしく」

「は...はい!」

「うんうん、物分かりがいい奴は嫌いじゃないぞ。これからもそのくらいで頼む」

 俺がニコニコしながら頼み込むと、こいつらは伝説の武器の模造品を全て献上してくれた。

「おっ、いいのか? 悪いねぇ...。まあ命があるだけマシと思いなよ」

 ケラケラと悪魔のように笑いながら他にも合成用のアイテムをいただく。

 悔しそうな信徒達の表情を見ていると更に嬉しさが募って行くのが分かった。

『EXスキル【他人の不幸は蜜の味】取得しました』

 ちなみに伝説の武器の模造品を手にした時、俺は新たな力を得た。

 それは...EXスキル【+値限界値突破var1.2】である。

 簡単に言うとこのスキルを持っていると+値の限界が9から20になると言うチートスキルだ。

 しかし、勇者武器の模造品は+値が30なので恐らくこれ以上のスキルがあるのだろう。

 取り敢えず今持って入る装備品を+20にまでにしなければならないな。

 戦争までの残り時間もまだ3週間もほどある。

 その間にどれだけ準備ができるかが勝負だ。

「それはそれとして...だ」

 俺は信徒達に用意させた大量の【聖水】やせいなる装備品を手に取る。

「ふむ、これだけあれば聖なる武器も沢山作れるだろうな」

 取り敢えず【大聖堂のレイピア】を手にって見る。

【大聖堂のレイピア】

 力+800

 器用さ+300

 回復魔力+500

『大聖堂で清められたレイピア。使いやすいように加工されているため凄く軽いがその威力は折り紙つき。わずかだが装備することで器用さが上がり、さらに回復魔力も向上する。【光属性】』

(【光属性】の武器か、珍しいな)

 他にも有用そうなアイテムや装備品がいくつか見つかったので、俺は皆の分の装備を合成で整えるのでした。
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