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投石停止

 奴らの投石が止むのを確認した俺は早速町に残っている残存勢力を潰して回る。

 デバフをかけて鞭で叩くだけでも相当数が倒せるので問題ない。

 それに今の俺には攻撃魔法も備わっている。

 妨害魔力を攻撃魔力として扱う【暗黒魔法】はまさしく攻撃魔力を持たない【弱体術師】専用の魔法だ。

 そこら中にいる雑魚どもをデバフで動けなくして【暗黒魔法】と【鞭スキル】で叩く。

 これだけでも俺は充分に戦える。

 優樹のバフもあれば雑魚相手ならば充分過ぎるほどの威力を出せる。

 正直言って攻撃技を覚えている今回の戦争は今までよりも苦しくない。

(なんだ? 今回楽勝か?)

 余裕綽々の気分で戦いを有利に進めていると、分身体のラカラが声を発した。

「こっちの巨人どもは片付けたよ!」

「よくやった! こっちももう終わる!」

 俺がそう呟きながら最後の一匹を討ち取るとメニュー画面が開いた。

『強敵の出現を確認しました。一定時間逃げ切るか敵を殲滅してください』

 いつもの警告文と共に俺は皆に連絡を入れる。

「気をつけろ! 奴らがくるぞ!」

 フワン達が表れるであろうという事で俺たちは周囲を警戒する。

 すると...。

 ドーンという爆撃音と共に人型の何かがクリスティーナ城へと攻め入っている姿が見えるのだった。
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