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ピンク髪の少女

 俺たちが謁見の間に向かうと、いつもの3人組ともう一人のピンク髪の女がこちらを見てくる。

 ピンク髪の女は笑っているのか怒っているのかよく分からない表情のお面を被っており、素顔を晒してはいないのだが、どことなく寂しさ感じさせる雰囲気を醸し出している。

 そんな彼女の衣装は黒のローブ。

 楽しそうなピンクの髪とは対照的で、まるで誰かが亡くなった後に着る喪服のようなデザインだ。

 そんな彼女だったが俺を見るなりいきなり「カズくん!」と叫びながら駆け寄ってきた。

 すかさずデバフをかける俺だったが、彼女には全く通用せずに弾かれてしまう。

「させない!」

 そう言いいながらシュガーが俺の前に立つが...。

「お座り」

 というリィカの言葉で黙らされる。

「何やってんの! シュガーちゃん!」

 そう言いながら【優樹の拳】を発動した優樹がピンク髪の少女の接近を食い止めた。

「...優樹」

 確かにそう呟いたピンク髪の少女に優樹は驚く。

「なぜ私の名前を知っているの?」

「知ってるも何も私たちはじゃない」

 そう呟く少女に優樹は首をかしげる。

「私はあなたの声も名前も知らないけど?」

「...だったら思い出させてあげる」

 少女はそう言いながら仮面を捨て去り俺たちに素顔を晒す。

 その瞬間に俺の中にある過去の記憶が呼び出されるのだった!
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