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状況把握...(?)

「【弱体術師】様」

「リュート...か」

 リュートは全身を包帯でぐるぐるに巻かれており、左腕が無くなっていた。

「...お前その腕」

「...【弱体の魔王】の一味にやられました」

 そう彼が呟いた瞬間に極度の地震が起こった!

「なんだ!? 地震か!?」

「いやァァァァ!!!」

「【弱体術師】様! 【回復術師】様! 落ち着いてください!」

 リュートの叫び声も虚しく、優樹は全く落ち着きを取り戻さない。

 その後も地震は何度も続いていた。

「何が起こってるんだ!?」

「今から話します! しかし【回復術師】様がこれでは...」

「優樹、すまない!」

 そう言いながら俺は睡眠効果のある杖で彼女を殴る。

「あっ...」

 精神的に疲労していたのだろう。

 彼女はすぐさま眠りについてしまった。

「...優樹には悪いが、俺は今の状況を知る必要がある。リュート話してくれ」

「はい、ではまず今の状況をお話ししますね」

 リュートの話をまとめるとこうだ。

 俺が気絶した後、ケロナ達とアルシェ達は合流して俺たとの元へと辿り着き【弱体の魔王】と戦ったらしい。

 一応石川もそこに参戦したらしいが、そこまで戦力にならなかったと言う。

 そのまま戦いが続き、リュートは左腕を失ったと答えた。

 そのまま戦いは激しさを増していき、アルシェシュナもダウン。

 今外で戦っているのはケロナだけと言う圧倒的不利な状況で戦い続けているらしい。

「だったら助けに行かないと...!」

 そう言いながら体に力を入れようとしたのだが...。

「あっ...あれっ?」

 全く力が入らないのでした。

感想 58

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