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勇者システムってなんだ?

 俺がクズ王の元に戻ると奴を問い詰める。

「クズ」

「...」

「勇者システムってなんだ? お前は俺たちに何を隠している?」

「...」

「答えろ!!!」

 俺が奴の胸ぐらを掴むと、リュートの奴に抑えられた。

「そこまでにしてください! 【弱体術師】様!」

「離せ! リュート!! 俺はこいつの問いただしているだけだ!!」

 暴れる俺に彼はこう答えた。

「...分かりました。王よ【弱体術師】様に勇者システムの存在を話してもよろしいですか?」

 その言葉を聞いたクズが声を上げる。

「...ああ、もう2人が帰ってきた。それだけでワシは充分じゃ」

 その言葉に俺は怒りを露わにする。

「貴様!!! 何がそれだけで充分じゃ...だ!!! この惨状を見ろ!!! 王としての責務を果たせ!!! このクズ野郎!!!!!」

 民を守れず、自身の身内だけ助かって置いて何が充分だ...! これでは死んでいった奴らが報われないだろ!!!

 ...まあ、こんな奴の本当の意味で忠義を尽くしていた奴がいるかは怪しいがな。

 怒りを抑えるのが大変だったが、リュートのお陰でどうにか抑えることができた。

「はぁ...はぁ...はぁ...」

「落ち着きましたか?」

「...まあな。だがいつまた暴発するかわからない。クズは俺の目に入らない場所に移動して置いてくれ」

「...分かりました。王よ、こちらへ」

 リュートが王を別の場所に連れて行った後、俺たち勇者h精神崩壊している優樹の前で作戦会議を行う事になるのだった。
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