大都会、都会のカラスたち

片目の黒豹女警視

片目の黒豹女警視

「片目の女豹が走る」原作者　筑波太郎





警視庁六本木警察署にやり手な「女警視」がいた、、、そして、、やくざ組織からも恐れられていた、、、たび重ねるガさ入れや、銃撃戦で片目を失い、、「黒い革の眼帯」をして、、都会のネオン輝く繁華街の六本木で睨みを利かせたいた、、、
人は「片目の女豹警視」と、、噂をしていた。

東京大学法学部卒業の幹部官僚候補の女警視「板垣恵子」であった。。事務方を進んでいればいいのに、現場が好きで六本木警察署殺人部強硬犯の特別捜査部の指揮官をしていた。。捜査することが好きで、特に暴力的な事件を好んで担当していた。。。父親の「板垣一之進」は官房長官をしている、超エリート官僚警察官であったが、、父の七光りと云われるのが嫌いな刑事でもあった。

更に特別捜査部は特権があった、、、常に「拳銃」携帯をゆるされ、特捜部独自で「逮捕」する権限も与えられていた。
そして、現場主義を大事にして、調査を重んじていた、、、今までの前例や、形式や流れには嵌らずに、全てを無駄でもいいから、、その都度の事件を基本から捜査をしていった。
慣例を無視したやり方が、、警察上層部からは嫌われていた。
横槍も嫌いで、、権力や職権で、事件を止められることを嫌っていた。
法に基づき、徹底して「悪」を排除していった。
警察内部の腐った考え方や通例を無視し、、悪行に立ち向かったのである。。


１）やくざが絡んだ事件には燃えた



特に指定暴力団が絡んだ事件は、やり過ぎるほど、容赦なく

捜査を強硬に推し進めた。

大本に構えている「暴力団」が見え隠れ入ている、「詐欺事件」や「押し込み強盗、」などの事件には執拗にくいさがっていった。

「振込詐欺」や「投資詐欺」などは始末が悪い。進歩した通信施設の「携帯」を使用しているから、やりずらかった。

更に今流行りの「押し込み強盗」などは無計画での強盗であり、まるっきり「殴り込み」で、、、昔の悟道、やくざの類の喧嘩である。

その上での強盗なのだから、始末が悪かった。

狙いは､標的は高齢者から、若者に至るまでに成って来ている。「詐欺」や「集団強盗」の手口は、分担作業に成っており、実に巧妙だ。

何方の「悪行」も実践部隊は携帯で募集、、」「甘い言葉、稼げる話」で集め、実行させている。訓練もなくくどうするから

意外と早く捕まる、そして、「逃走するための人員」を別に用意して、略奪した現金や金品は別の人間が受け取り、処理をしている。完全な分担作業の強盗システムである。

「振込詐欺」も同じで、「呼び込み」「受け子」「指示役」と分担している。

最近は「パソコン」の画面中止の詐欺が出回って来た、

パソコンを「マイクロソフト」を名乗り、、」アメリカから相談を受けていると、、「相談料金」を振り込めば、でいますという、新手の「詐欺」も始まっていた。

全て、大本には暴力団がからんでいるので、、、少しでも、「やくざ」の影が見えたら、「片目の黒豹」こと、板垣恵子警視は噂の出た「組織やくざ」事務所に乗り込んでいた。

そして、別件だろうが、難癖を付けて「がさ入れ」をするのであった。

刃向かえば「問答無用」で逮捕をするのであり、抵抗すれば「射殺」もしてしまうので、悪の世界では恐れられていた。



３）黒豹こと、「板垣恵子警視」は悪を憎み、麻薬も憎んでいた、、女を食い物にする悪童を憎んだ。



警視庁六本木殺人強硬部は黒豹警視板垣恵子に「11人のはみ出し刑事たちが所属していた。」

いずれも警察関係のはみだし野郎を全国からあつめたのだった。射撃の名手、格闘の猛者、頭脳明晰な機械バカ、通信網のパソコンのハッカー張りの刑事、スパイ行為の得意な刑事、ずば抜けた知恵者という、、、そして､出世欲のないやつばかりであった。

警部も警部補も巡査部長等さまざまで、、、当初は「女警視」と甘く見ていた。しかし、ある事件を経てから選ばれた「はみ出し刑事」たちは見直した。

六本木に居を構える「反ぐれ集団くれない」の事務所をガさ入れした時に、警察何者ぞという奴らが抵抗をした。

逆らった不良を、向かって来た反ぐれを、片っ端から銃弾を撃ち込んだ。

反ぐれたちはひるんだ、、、あっという間に逮捕されたり、銃弾に倒れた。

その場にいた警察官も反ぐれも身を引いた、、、恐ろしさを覚えたのである。

黒豹片目の女警視は、、、「ふざけるなよ、、、ゴキブリども、、」いくらでも潰してやるから、、向かって来たら遠慮なく殺すよ、、、」と、威嚇した。

一緒に乗り込んだはみ出し刑事たちも、脚が透くんだ、、、そして、ツイてきたのである。





４）突進、黒豹軍団！！



六本木警察署に特権職務権限を持った「特別捜査部」が開設されて、板垣警視指揮官のもとに活躍が始まった。

１１人の猛者刑事というか、個性豊かな偏屈な刑事集団が出来上がった。

そして、其の１１人の刑事が「片目の黒豹、板垣恵子警視」に従った。

１１人の猛者刑事は東京の街の雑踏に消えていった。それぞれに情報網をもっており、「振込詐欺」「投資詐欺」「パソコン乗っ取り詐欺」や「集団強盗」に関わる情報で、やくざや反ぐれ集団の情報を物色していた。ハゲタカの如く。。。。

そうしながら、歩きながら、狙いを付けたやくざ組織や反ぐれ集団に食い込んでいった。

中には「だんな、、、臭いかいても、俺たちからは何も出ないよ、、、」なんて、嫌がらせを云われる。

「馬鹿野郎、、、公務執行で、ふんじばって、吐かせてもいいんだぜ、、、余り、いい気になるなよ、、、」などとの会話も聞こえて来た。

そんな時には、黒豹警視には、強い情報網があり、、、その情報をもとに探りをいれていった。

それらの確認事項を、１１人の猛者刑事に調べさて、、、ある程度、確証が持てたら「がさ入れ」をしていた。

「煙の火のないところに、、、、、煙は出ない」ことわざもあるので、探りを入れていた。

所詮､やくざ組織や反ぐれ集団だ、、、何もないことはなかった。

大きい小さいはあっても問題を抱えていた。



5)片目の黒豹警視「板垣恵子」の抱える情報提供者から通報、



今回は片目の黒豹警視の情報提供者から、貴重な情報が入った。

極道反ぐれ連合の連絡事務所が見つかったという、「垂れ込み」から、部下の潜入捜査のプロの木部次郎警部補と葉隠光一警部補の二人が調査に入った。二人のプロの内定により、その情報が確認できたので、板垣警視以下、武闘派刑事の黒田兵庫、柔道の猛者月形啓次郎、射撃のプロ、島田虎次郎、前田宏一ほかに知恵者の一人、原田浩二警部を引き連れて、内定の住んだ六本木の事務所に乗り込んだ。

極道反ぐれ連合の事務所でも分所なので、事務所内には１０人程度の反ぐれしかいなかった。

抵抗は会った。。。。

「なんだよ、いきなり、きたねえな、、、」とか、、「ふざけるな、、」と、喚いていたが、、黒豹軍団に制圧された。

片目の黒豹警視の「一発」が、反ぐれのリーダー格に撃ちこまれて、全員「御用」となった。

黒豹軍団は「集団強盗」や「詐欺入集団」の指示役事務所を急襲した。

どんな小さな悪でも見逃さず、追いかけ、殲滅していった。

そして、黒豹軍団の部下には強く、指示をしていった。

見回りを強化して、どんな小さな事項でも事件でも「見逃すな、、、」「許すな」の方針で取りしまって行った。

最近は本拠地が「外国」へ移行し、パソコンなどの通信網を駆使しているので、黒豹軍団でも「パソコン部隊」を増員する計画を立てていた。

詐欺も国際的に成って来た。

警察も手を緩めることなく、情報務を駆使して、、犯罪を追いかけている。

悪い奴は次から次と考えるものだ、、、、新手の詐欺や強盗を、、、、



６）おーーい、犯罪よ待ってろ。。。。