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第1章 物語の始まりは突然に
嫌な予感は当たるのです<☆>
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どうも、伊吹です。
なんだかんだありましたが、今はとってもスッキリして清々しい気分です。多少、後ろの空気は重いですが気にしないで下さい。ちょっとやり過ぎちゃって怒ってるだけなので。本当は可愛い顔なんですけどねぇ。今は頭に角が経ちゃってるのでそっとしておくことにします。
「伊吹、何をぶつぶつ言ってる?約束はどうなった???」
「あれ?聞こえました?ってか覗きました?まぁ、アストならいいけど。ってだって最終的にお願いしたのアストでしょうが。俺はここでやめとこうって言いましたよ?なのにヤダって放してくれなかったのはアスト様でしょ?」
「そっ、それはっ、だって…。ぉ、お前があんなに気持ちよくするから…。」
「でも、アソコには一切触ってないよ?その周辺は触ってたけどさぁ。なのに、もう我慢できないから僕の中に入れ…「わーーーーー!」」
言い終わらないうちに口をふさがれました。まぁ、そういうことです。
最初はアストの可愛いお口で俺のを…ってことだったんだけど。いや、やっぱり自分ばっかりやってもらってこっちは何もしないっていうのは俺のポリシーが許さないわけで…。ちょっとココとかアソコとかあっちとかこっちをめでてあげたら、アストが俺の上に乗って…っておっとこれ以上思い出したら3ラウンド目に突入しちゃうわ。
てなわけで、俺もアストもスッキリさっぱりなわけです。
「違う!それはお前だけだっ!」
「あれ?また俺の頭の中読みました?いけませんよ?プライバシーの侵害ですよ?なぁんて、アストにみられても何にも困らないけど。てか、必要そうな時は除いていいからな。アストの事は信頼してるし。」
「そ、それはあれか?僕だけ特別…ってそうじゃない。お前の場合読まなくてもその顔でわかる!」
なんだかアストのキャラが崩壊してツンデレさんになってるのは俺だけでしょうか?
かくいう俺もテンション上がり気味でいつもの調子とはちょっと違うのでアストの事いえないですけどね。
「凄い!流石の神様、アスト様。さてと、さっき放置してきたアホのところへ行きますか?」
「ハァ…。お前、もう女神もつけてやらないんだな。まぁ、アレの場合は自業自得なんだが。」
ドアの前まで来てチラっとアストを見れば、ちょっと切ない顔。うん。それ何となくわかるわ。実際、おちゃらけてたのはこの時は来てほしくなかったから。
なんて、子供みたいだけど。実際、ここ出たら俺たちは【神様】と【ただの人間】い戻ってこの恋人ごっごもこれで終わり。いや、本気でアストに惚れてるんだけど。多分そうもいかないと何となく隣の様子でわかっている。
だから、どうしても最後にしたくなって、アストの手を『ギュっ』っと握るとそのまま手の甲にキスしてた。
「伊吹…。」
「扉開けたら、神様アストな。アホの前で口調気をつけろよ。」
「言われなくても、分かっている。お前こそ、気安く触ってくるなよ。」
「大丈夫。あ、でも頭の中で妄想するのは許してな。」
「お前は…。ったく。」
「……。」
「……。」
「なぁ、本当にこれで最後にするから…。」
「軽いのだぞ…。」
「クスクス…。それさっきも言ってたな。分かってるって。…アスト、愛してるよ。」
「伊吹、僕もお前を愛している…。」
俺はアストの耳に、おでこに、頬に、そして震える唇に優しいキスを送った。
キスの味は少ししょっぱかった…。
「おーい、女神さーん生きてるか?まぁ生きてるよな。」
扉を開けると真っ白い空間にイスとテーブルが変わらず置いてある。
ただ、前とは違う点があるとしたら、そのテーブルで優雅に茶をしばいてるのはあのアホ女神の姿だ。
てか、おいおいそんな事して怒られないか?案の定、後ろの空気がさっきの俺に浴びせてたやつと全く同じなんですけど?めっちゃ冷気浴びてますけど俺!
そんな俺たちの視線に気がついたのか、アホはこちらを向くと飲んでいたカップを軽く持ち上げ、ニッコリと笑いかけてきた。
「ああ!お二人とも、色々とお疲れ様です~(怒)。」
おぉ、こっちにも鬼がいる。なんか、俺もの凄く居心地悪いんですけど。まぁ、アホ女神が怒ってる理由は何となく想像出来るので俺は黙ってたほうが絶対いい気がする。
「フィーネ、何故そこにお前がいるのですか?」
「あぁ、先輩。腰の調子はいかがですか?」
『バチバチッ!』って今これそうだよな?神どうしでなんか出し合ってる?それでこの空間に静電気みたいなのがあちこちで音させてたりとか?動くな危険!って標識立てた方がいいと思う。
えぇと、あの言いようはやっぱりアホ女神のやつ、さっき一旦帰ってきた時の会話聞いてたのか。当たり前だよな。逆にあいつの独り言聞こえてたし。確かに自分がお仕置されてるのにまぁ、いちゃつかれてたら怒るわ。ってあれ仕掛けたの俺・・・だよな。なーんか、すっごくやな予感するのは俺だけ???
「伊吹さんも、うちの先輩の面倒を沢山見ていただいたようで本当にありがとうございます。」
「あ、いや。まぁ、ハイ・・・。」
あ、これ怒りの矛先こっちに来た系?面倒くさぁ。ってかそもそもお前がよそ見してなきゃ俺ここに居ないし。
でも、ここに来なきゃアストには会えなかったわけでそれ考えたら、むしろお礼言うべきなのか?うわぁ、なんか癪に障る。それだけは嫌。
はぁ、嫌だかこれは社会人で培ったやつだな。これから向かうは重要な接待・・・。あいつは面倒い相手担当・・・。俺ならできる…。よしっ。
「フィーネ様?で宜しかったでしょうか?すみません。お会いした時には、フィーネ様が混乱しておられて様でちゃんと自己紹介できてなかったと思うので。」
「ふぁっ!?あ、は、はい。え?『様』?ど、どうしちゃったんですか?伊吹さん!」
「いえ、アスト様にも先程、フィーネ様に対する態度を改めよとお叱りを受けました。やはり神様に向かって失礼な態度を取ってはいけないと深く反省した次第です。改めて、私の今後の件。どうぞ宜しくお願い致します。」
ガチャンと勢いよくカップを置くと、案の定、俺の態度が急に変わったことに気が向いたようで、怒っていた様子は段々となくなって、どちらかというと最初にあった時みたいなテンパり具合だし、このままの感じで進めていってこっちが会話の主導権譲らないようにすれば何とかなるかな。あのアホが聞いてればだけど。
隣にいるアストに視線をやる。この人のことだ俺の考えなんてお見通しだろう。きっと合わせてくれるアストはアホとは違うからな。ってこんな後輩持たされてアスト剥げないといいけど。
禿げアストさすがに引く。あ、今小さくため息聞こえた。あれ?もしかして読んでらっしゃる?なんて小さく小首をかしげてみれば、小さく笑ったように見えた。ああ、これは読んでらっしゃる。
「伊吹殿、上司にあたる私から改めて謝罪させていただく。今後の件は私とこのフィーネが責任をもって伊吹殿にとってより良い人生になるよう最大の手伝いをしたいと思っている。」
多分、俺の考えを読んだ上なんだろうけど、『殿』って。笑いそうになるからやめてくれよ。もう、アストが謝るとこなんて見たくないんだけどなぁ、流れ上仕方ないのかもだけど。
自分の上司であるアストが頭を下げていることに更に慌てたフィーネはバタバタとテーブルから席を立ち、アストの横に立って同じ様に頭を下げてきた。
「本当に!申し訳ありませんでした。上司アストが申した通り私ができる限りの事はさせてもらいますので!」
「あの、お二人とも頭を上げて下さい。アスト様から聞きました。もう、俺は元の場所には戻れないと。ならば、新しい人生を送ろうと腹をくくっています。なので、謝罪はコレっきりということで続きを話しませんか?」
「そう言ってもらえてこちらも本当に助かる。お茶を入れ直そう。さぁ座ってくれ。」
「あ、そうですそうです。座りましょう。伊吹さんって本当は良い人なんですね。魔王とか言ってすいませんでした。」
本当に、単純、楽勝、ちょろすぎ。アストこれダメだわ。神様って病気になるのか?
嫌だぞ本当に。もう、アストとエロい事できないとか。まだまだヤリたい事沢山あるんだからな。
先頭を歩くアストに向かって心の中で呼びかける。返事が来るわけがないが、ちらりと見るとかすかにアストの耳が赤くなってる。いやん、エッチ。覗いちゃダメって言ってるのに覗くからだぞ。
「くすくす…。かんわいい。せっかくの仮面が剥がれるからそういう可愛いのは無しだって。」
小さい声で呟くとフィーネが不思議そうな顔をして振り返ると怪訝な顔をして伺ってきた。
「どうかしましたか?なんか聞こえた気がしたんですけど。」
「あぁ、いや、あぁ、紅茶がいい匂いだなぁって。」
「そうなんですよ。先輩は無類のお茶好きで色々こっているんですよ。ですよね?先輩?」
「へっ?あ、あぁ。伊吹殿の口に合えばいいのだが…。」
そういうとアストは入れたての紅茶を俺に差し出してきた。少し手が震えてる。くそ、あのアホがいなければ押し倒してる!そう思った瞬間にカチャンと音がして、音の方をみるとカップから紅茶が少し零れている。動揺しすぎですアストさん。本当に襲いますよ!
「先輩?大丈夫ですか?珍しいですね。あぁ、お疲れ様です?」
「フィーネ、僕は疲れてなどいません。今のはたまたまですよ。
伊吹殿?さぁ座って下さい。先ずは何も考えずこの紅茶を味わってみて下さいね。」
おおう、笑顔の奥が恐ろしいことに。ごめんなさい。調子に乗りました。真面目にします。
「はい、頂きます。…ああ、本当においしい(二回目だけど)神様お二人からこんなおもてなしされて私は幸せ者ですね。ありがとうございます。」
「いえいえ!気にしないでくださいね。ではでは、皆さん席に着いたことですしぃ、これからの事お話ししましょう。よろしくお願いします。伊吹さん!」
お怒りモードのアストにも気が付かず俺の言葉にフィーネは答え、俺の新たな未来の話を始めたのだった。
なんだかんだありましたが、今はとってもスッキリして清々しい気分です。多少、後ろの空気は重いですが気にしないで下さい。ちょっとやり過ぎちゃって怒ってるだけなので。本当は可愛い顔なんですけどねぇ。今は頭に角が経ちゃってるのでそっとしておくことにします。
「伊吹、何をぶつぶつ言ってる?約束はどうなった???」
「あれ?聞こえました?ってか覗きました?まぁ、アストならいいけど。ってだって最終的にお願いしたのアストでしょうが。俺はここでやめとこうって言いましたよ?なのにヤダって放してくれなかったのはアスト様でしょ?」
「そっ、それはっ、だって…。ぉ、お前があんなに気持ちよくするから…。」
「でも、アソコには一切触ってないよ?その周辺は触ってたけどさぁ。なのに、もう我慢できないから僕の中に入れ…「わーーーーー!」」
言い終わらないうちに口をふさがれました。まぁ、そういうことです。
最初はアストの可愛いお口で俺のを…ってことだったんだけど。いや、やっぱり自分ばっかりやってもらってこっちは何もしないっていうのは俺のポリシーが許さないわけで…。ちょっとココとかアソコとかあっちとかこっちをめでてあげたら、アストが俺の上に乗って…っておっとこれ以上思い出したら3ラウンド目に突入しちゃうわ。
てなわけで、俺もアストもスッキリさっぱりなわけです。
「違う!それはお前だけだっ!」
「あれ?また俺の頭の中読みました?いけませんよ?プライバシーの侵害ですよ?なぁんて、アストにみられても何にも困らないけど。てか、必要そうな時は除いていいからな。アストの事は信頼してるし。」
「そ、それはあれか?僕だけ特別…ってそうじゃない。お前の場合読まなくてもその顔でわかる!」
なんだかアストのキャラが崩壊してツンデレさんになってるのは俺だけでしょうか?
かくいう俺もテンション上がり気味でいつもの調子とはちょっと違うのでアストの事いえないですけどね。
「凄い!流石の神様、アスト様。さてと、さっき放置してきたアホのところへ行きますか?」
「ハァ…。お前、もう女神もつけてやらないんだな。まぁ、アレの場合は自業自得なんだが。」
ドアの前まで来てチラっとアストを見れば、ちょっと切ない顔。うん。それ何となくわかるわ。実際、おちゃらけてたのはこの時は来てほしくなかったから。
なんて、子供みたいだけど。実際、ここ出たら俺たちは【神様】と【ただの人間】い戻ってこの恋人ごっごもこれで終わり。いや、本気でアストに惚れてるんだけど。多分そうもいかないと何となく隣の様子でわかっている。
だから、どうしても最後にしたくなって、アストの手を『ギュっ』っと握るとそのまま手の甲にキスしてた。
「伊吹…。」
「扉開けたら、神様アストな。アホの前で口調気をつけろよ。」
「言われなくても、分かっている。お前こそ、気安く触ってくるなよ。」
「大丈夫。あ、でも頭の中で妄想するのは許してな。」
「お前は…。ったく。」
「……。」
「……。」
「なぁ、本当にこれで最後にするから…。」
「軽いのだぞ…。」
「クスクス…。それさっきも言ってたな。分かってるって。…アスト、愛してるよ。」
「伊吹、僕もお前を愛している…。」
俺はアストの耳に、おでこに、頬に、そして震える唇に優しいキスを送った。
キスの味は少ししょっぱかった…。
「おーい、女神さーん生きてるか?まぁ生きてるよな。」
扉を開けると真っ白い空間にイスとテーブルが変わらず置いてある。
ただ、前とは違う点があるとしたら、そのテーブルで優雅に茶をしばいてるのはあのアホ女神の姿だ。
てか、おいおいそんな事して怒られないか?案の定、後ろの空気がさっきの俺に浴びせてたやつと全く同じなんですけど?めっちゃ冷気浴びてますけど俺!
そんな俺たちの視線に気がついたのか、アホはこちらを向くと飲んでいたカップを軽く持ち上げ、ニッコリと笑いかけてきた。
「ああ!お二人とも、色々とお疲れ様です~(怒)。」
おぉ、こっちにも鬼がいる。なんか、俺もの凄く居心地悪いんですけど。まぁ、アホ女神が怒ってる理由は何となく想像出来るので俺は黙ってたほうが絶対いい気がする。
「フィーネ、何故そこにお前がいるのですか?」
「あぁ、先輩。腰の調子はいかがですか?」
『バチバチッ!』って今これそうだよな?神どうしでなんか出し合ってる?それでこの空間に静電気みたいなのがあちこちで音させてたりとか?動くな危険!って標識立てた方がいいと思う。
えぇと、あの言いようはやっぱりアホ女神のやつ、さっき一旦帰ってきた時の会話聞いてたのか。当たり前だよな。逆にあいつの独り言聞こえてたし。確かに自分がお仕置されてるのにまぁ、いちゃつかれてたら怒るわ。ってあれ仕掛けたの俺・・・だよな。なーんか、すっごくやな予感するのは俺だけ???
「伊吹さんも、うちの先輩の面倒を沢山見ていただいたようで本当にありがとうございます。」
「あ、いや。まぁ、ハイ・・・。」
あ、これ怒りの矛先こっちに来た系?面倒くさぁ。ってかそもそもお前がよそ見してなきゃ俺ここに居ないし。
でも、ここに来なきゃアストには会えなかったわけでそれ考えたら、むしろお礼言うべきなのか?うわぁ、なんか癪に障る。それだけは嫌。
はぁ、嫌だかこれは社会人で培ったやつだな。これから向かうは重要な接待・・・。あいつは面倒い相手担当・・・。俺ならできる…。よしっ。
「フィーネ様?で宜しかったでしょうか?すみません。お会いした時には、フィーネ様が混乱しておられて様でちゃんと自己紹介できてなかったと思うので。」
「ふぁっ!?あ、は、はい。え?『様』?ど、どうしちゃったんですか?伊吹さん!」
「いえ、アスト様にも先程、フィーネ様に対する態度を改めよとお叱りを受けました。やはり神様に向かって失礼な態度を取ってはいけないと深く反省した次第です。改めて、私の今後の件。どうぞ宜しくお願い致します。」
ガチャンと勢いよくカップを置くと、案の定、俺の態度が急に変わったことに気が向いたようで、怒っていた様子は段々となくなって、どちらかというと最初にあった時みたいなテンパり具合だし、このままの感じで進めていってこっちが会話の主導権譲らないようにすれば何とかなるかな。あのアホが聞いてればだけど。
隣にいるアストに視線をやる。この人のことだ俺の考えなんてお見通しだろう。きっと合わせてくれるアストはアホとは違うからな。ってこんな後輩持たされてアスト剥げないといいけど。
禿げアストさすがに引く。あ、今小さくため息聞こえた。あれ?もしかして読んでらっしゃる?なんて小さく小首をかしげてみれば、小さく笑ったように見えた。ああ、これは読んでらっしゃる。
「伊吹殿、上司にあたる私から改めて謝罪させていただく。今後の件は私とこのフィーネが責任をもって伊吹殿にとってより良い人生になるよう最大の手伝いをしたいと思っている。」
多分、俺の考えを読んだ上なんだろうけど、『殿』って。笑いそうになるからやめてくれよ。もう、アストが謝るとこなんて見たくないんだけどなぁ、流れ上仕方ないのかもだけど。
自分の上司であるアストが頭を下げていることに更に慌てたフィーネはバタバタとテーブルから席を立ち、アストの横に立って同じ様に頭を下げてきた。
「本当に!申し訳ありませんでした。上司アストが申した通り私ができる限りの事はさせてもらいますので!」
「あの、お二人とも頭を上げて下さい。アスト様から聞きました。もう、俺は元の場所には戻れないと。ならば、新しい人生を送ろうと腹をくくっています。なので、謝罪はコレっきりということで続きを話しませんか?」
「そう言ってもらえてこちらも本当に助かる。お茶を入れ直そう。さぁ座ってくれ。」
「あ、そうですそうです。座りましょう。伊吹さんって本当は良い人なんですね。魔王とか言ってすいませんでした。」
本当に、単純、楽勝、ちょろすぎ。アストこれダメだわ。神様って病気になるのか?
嫌だぞ本当に。もう、アストとエロい事できないとか。まだまだヤリたい事沢山あるんだからな。
先頭を歩くアストに向かって心の中で呼びかける。返事が来るわけがないが、ちらりと見るとかすかにアストの耳が赤くなってる。いやん、エッチ。覗いちゃダメって言ってるのに覗くからだぞ。
「くすくす…。かんわいい。せっかくの仮面が剥がれるからそういう可愛いのは無しだって。」
小さい声で呟くとフィーネが不思議そうな顔をして振り返ると怪訝な顔をして伺ってきた。
「どうかしましたか?なんか聞こえた気がしたんですけど。」
「あぁ、いや、あぁ、紅茶がいい匂いだなぁって。」
「そうなんですよ。先輩は無類のお茶好きで色々こっているんですよ。ですよね?先輩?」
「へっ?あ、あぁ。伊吹殿の口に合えばいいのだが…。」
そういうとアストは入れたての紅茶を俺に差し出してきた。少し手が震えてる。くそ、あのアホがいなければ押し倒してる!そう思った瞬間にカチャンと音がして、音の方をみるとカップから紅茶が少し零れている。動揺しすぎですアストさん。本当に襲いますよ!
「先輩?大丈夫ですか?珍しいですね。あぁ、お疲れ様です?」
「フィーネ、僕は疲れてなどいません。今のはたまたまですよ。
伊吹殿?さぁ座って下さい。先ずは何も考えずこの紅茶を味わってみて下さいね。」
おおう、笑顔の奥が恐ろしいことに。ごめんなさい。調子に乗りました。真面目にします。
「はい、頂きます。…ああ、本当においしい(二回目だけど)神様お二人からこんなおもてなしされて私は幸せ者ですね。ありがとうございます。」
「いえいえ!気にしないでくださいね。ではでは、皆さん席に着いたことですしぃ、これからの事お話ししましょう。よろしくお願いします。伊吹さん!」
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