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越後動乱編
頭痛いよ
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「報告は!弥太郎殿や影家殿からの報告はまだか!」
「まだ、来ておりません。」
イライラはしていない、しかし遅い!
光秀に声をかけるが、当然のように拒否の声が聞こえて来た。
そりゃそうだ、だって15分前にも同じ質問したもん。自分でも実感できたことだが私はそれなりに焦っているらしい。
年の功でなんとか表情筋を冷静に保ててはいるが、実際は戦の様子が気になって仕方がないのだ。
どうする?お藤を様子見に行かせようか?
「おと...」
「ご隠居様、何か?」
「なんでも無い、光秀。」
「はっ」
「私は焦っているか?」
「いいえ、いつものご隠居様ですとも。」
「それなら良い。」
良かった、お藤に行かせようとしていたのを光秀に押しとどめられた。
お藤を戦場に向かわせるのは論外だ、そもそも女性を戦場にいさせるのは結構忌避されている。
故に男装をしてもらって目立たないように端にいてくれている、まぁお藤を向かわせるのはナシだな。
リスクが大きすぎる。
それにしても、私が首を傾げた途端弾丸が飛んできた件についてだ。千代め、なんてもの開発しやがるんだ!
近くを通っただけでかなりの風圧を感じた、もっと近かったら肌が裂けていたかも知れない。
それを警戒して、今いる場所はかなり後方だ。それでも不安が残るから陣幕に自分たちを隠している。
あれは規格外すぎるだろ...まさかマシンガンとかは無いよな?
連発式の銃くらいは覚悟していた方が良いかも知れない、まぁ今回は様子見だ。
軽い被害の見返りに銃の1つでも持って帰って来てくれれば上等だな。
「報告です!」
「どうした。」
ようやくか!
私は上杉の使者が駆け込んで来たのを見て一息つく。
「殿率いる本隊が敵方と衝突、こちらが押しております!」
「謙信殿に伝えよ、柿崎隊、鬼小島隊が戻り次第こちらも出ると。」
「ははっ!」
もう前に出ているのか、早い!
軍議で示したよりも早いな、これが上杉流か。
「影家殿からはまだ連絡が来ないか!」
「まだです、鉄砲の音から察するに戦になっているようですな。陣を下げた為詳しい情報はわかりませぬが...」
やりづらい、ここであの銃の脅威が出るか...
誰だって撃たれて死にたくは無い、不用意に前に出ることであの銃の標的にされてしまう可能性があるからな。
鎧が酷く暑い、だいぶ蒸すな...
「左近、少し先行して様子を見てくれるか?楢崎殿の隊を連れて行かせる。」
「ご隠居様の護衛は大丈夫ですかい?」
「慶次もいる、光秀もいる。陣を下げすぎた、身の安全を図る段階でもあるまい。」
「はっ!」
左近が鎧姿で馬に乗り駆けて行く、急いで楢崎隊を連れて行かせた。
暑い、何かしていないと落ち着かない。
だが大将が構えていなければ将兵も同様する、光秀も真顔で地図とにらめっこをしている。
慶次と幸村もそうだ、光秀から良く学んでいる。
わたしにも教えて、死んでも自分からは言えないが。
「戦局は膠着状態に陥っております、霧の中故に詳しい戦況はわかりませぬが柿崎様と鬼小島殿は敵と戦っているようです。」
「ご隠居様は敵と相対したら引くと指示されておいででは無かったのですか?」
「そこなのです、敵の陣容の把握が彼らの任務でしたが...影家殿が突撃を決断したと言うことは、敵の陣容は脆いと見たのでしょう。」
「しかし、こちらに報告が来ない。と言うことは...」
「あまり良い結果にはなっていない可能性が高いですな。」
光秀の報告は、的確に現状を捉えていた。
私もそう思う、拙いわ。
そしてその予想は的中することになる。
私の悪い予想って必ず当たるんだよね...
「報告致します!」
「申せ!」
「先鋒、柿崎隊と鬼小島隊が敵と遭遇し開戦!お味方総崩れです、柿崎和泉守影家様が討ち取られました!」
はぁ?
◇◇◇◇
「此度の敗戦、全て私の責任でございます!!」
「弥太郎殿、敗戦では無い。」
陣中に入るなら弥太郎が土下座して来た、慶次と同じくらいの若武者に土下座されるのは嫌なんだ。自分が無茶なことを言う嫌な奴みたいになるから。
とは言え、やらかしていないと言う訳では無い。
先鋒として弥太郎に任せた人数は3000ほど、正直言って多すぎるぐらいのその人数のうち500名ほどが重軽傷を負い100名ほどが討ち死にした。
その中には柿崎影家殿の名前も入っている、はっきり言って大損害だ。
頭痛いよ、だが涙をボロボロ流して悲し土下座までキメている弥太郎殿をこれ以上責める訳にもいかない。
影家殿の最期は凄惨の一言に尽きるものだったらしい、近くにいた者の情報だと鉄砲の掃射から弥太郎殿を身を呈して守りその後殿として奮戦。
10を超える首を取った後に力尽きたように倒れたと言う。
私は、にこやかに笑う影家殿の顔を思い出した。
それが武士か。
身が震えるような気がした、報告を受けた瞬間走ったあの雷のような感覚を私はもう一度思い出すように兜を抑える。
「敗戦では無い、被害こそ大きかったものの敵の策を看破した。被害も影家殿の犠牲のお陰で少ないものとなっている、良いか弥太郎殿。負けには2つの負けがある。」
「2つの負け...でございますか?」
「うむ、1つ目は人から見た負け。分かりやすいのが死だな。もう1つは何かわかるか?幸村。」
「自分から見た勝敗...でございますか?」
「うむ、そうだな。この際相手から見ての勝敗など如何でも良い、自分がどう思ってるかだ。弥太郎殿はこの戦負けた見ているようだが私は違う、動かせる兵はまだまだ残っているし士気も悪く無い。敵のやりようも知れた、一体何が不満なのだ?」
「輝宗様...」
「お主は若い、挫折もあるだろう。だが腹を切って詫びようなどとは考えるなよ?お主を庇って亡くなった影家殿の想いを継ぐのだ。」
そう言って弥太郎を私は下げさせた、心のケアもしてやらないとな。本当頭痛いわ。
私、初陣だよ?
ちなみに謙信殿から手紙が来た、謙信殿のところもかなりの損害を出しつつも敵の柵を壊すことに成功したらしい。
次もこちらから仕掛けるから合図があるまで待機してて欲しいそうだ、一体何を考えてるんだろうか。
軍神の思考は読めんわ、私凡人だしな。
そもそも、この戦いは非常に長篠の戦いによく似ている。
柵、堀、そして揃えられた鉄砲。
鉄砲の数はそんなに多くない、経済的な問題だろう。銃自体も威力と射程距離が上がっているだけで従来の火縄銃と大差無い筈だ。
その辺りは資源の問題だろう、一揆勢は貧乏だし無駄な物を作る銭があったとは言い難いからな。
銃の希少さ、攻めてが上杉であるという事実。
細かい箇所は色々あるが、長篠よりは全然マシな状況だ。
あ、M200は論外な。千代おおおおおおおおお!
なんなんだ、アレは!
ちなみに、直江兼続殿からも文が届いていた。
私のお陰で命が助かったらしい、良かったね。
「光秀、負傷者の治療と死者の弔いに取り組んでくれ。」
「はっ」
光秀がぺこりと頭を下げた後陣から出て行く。
ん~頭痛い、これどうすっかな?
少し休憩しよう、謙信殿もそんなに急には出陣しないだろうしな。
「幸村、少し休憩したら遠乗りでも行くか?」
「はい?」
「まだ、来ておりません。」
イライラはしていない、しかし遅い!
光秀に声をかけるが、当然のように拒否の声が聞こえて来た。
そりゃそうだ、だって15分前にも同じ質問したもん。自分でも実感できたことだが私はそれなりに焦っているらしい。
年の功でなんとか表情筋を冷静に保ててはいるが、実際は戦の様子が気になって仕方がないのだ。
どうする?お藤を様子見に行かせようか?
「おと...」
「ご隠居様、何か?」
「なんでも無い、光秀。」
「はっ」
「私は焦っているか?」
「いいえ、いつものご隠居様ですとも。」
「それなら良い。」
良かった、お藤に行かせようとしていたのを光秀に押しとどめられた。
お藤を戦場に向かわせるのは論外だ、そもそも女性を戦場にいさせるのは結構忌避されている。
故に男装をしてもらって目立たないように端にいてくれている、まぁお藤を向かわせるのはナシだな。
リスクが大きすぎる。
それにしても、私が首を傾げた途端弾丸が飛んできた件についてだ。千代め、なんてもの開発しやがるんだ!
近くを通っただけでかなりの風圧を感じた、もっと近かったら肌が裂けていたかも知れない。
それを警戒して、今いる場所はかなり後方だ。それでも不安が残るから陣幕に自分たちを隠している。
あれは規格外すぎるだろ...まさかマシンガンとかは無いよな?
連発式の銃くらいは覚悟していた方が良いかも知れない、まぁ今回は様子見だ。
軽い被害の見返りに銃の1つでも持って帰って来てくれれば上等だな。
「報告です!」
「どうした。」
ようやくか!
私は上杉の使者が駆け込んで来たのを見て一息つく。
「殿率いる本隊が敵方と衝突、こちらが押しております!」
「謙信殿に伝えよ、柿崎隊、鬼小島隊が戻り次第こちらも出ると。」
「ははっ!」
もう前に出ているのか、早い!
軍議で示したよりも早いな、これが上杉流か。
「影家殿からはまだ連絡が来ないか!」
「まだです、鉄砲の音から察するに戦になっているようですな。陣を下げた為詳しい情報はわかりませぬが...」
やりづらい、ここであの銃の脅威が出るか...
誰だって撃たれて死にたくは無い、不用意に前に出ることであの銃の標的にされてしまう可能性があるからな。
鎧が酷く暑い、だいぶ蒸すな...
「左近、少し先行して様子を見てくれるか?楢崎殿の隊を連れて行かせる。」
「ご隠居様の護衛は大丈夫ですかい?」
「慶次もいる、光秀もいる。陣を下げすぎた、身の安全を図る段階でもあるまい。」
「はっ!」
左近が鎧姿で馬に乗り駆けて行く、急いで楢崎隊を連れて行かせた。
暑い、何かしていないと落ち着かない。
だが大将が構えていなければ将兵も同様する、光秀も真顔で地図とにらめっこをしている。
慶次と幸村もそうだ、光秀から良く学んでいる。
わたしにも教えて、死んでも自分からは言えないが。
「戦局は膠着状態に陥っております、霧の中故に詳しい戦況はわかりませぬが柿崎様と鬼小島殿は敵と戦っているようです。」
「ご隠居様は敵と相対したら引くと指示されておいででは無かったのですか?」
「そこなのです、敵の陣容の把握が彼らの任務でしたが...影家殿が突撃を決断したと言うことは、敵の陣容は脆いと見たのでしょう。」
「しかし、こちらに報告が来ない。と言うことは...」
「あまり良い結果にはなっていない可能性が高いですな。」
光秀の報告は、的確に現状を捉えていた。
私もそう思う、拙いわ。
そしてその予想は的中することになる。
私の悪い予想って必ず当たるんだよね...
「報告致します!」
「申せ!」
「先鋒、柿崎隊と鬼小島隊が敵と遭遇し開戦!お味方総崩れです、柿崎和泉守影家様が討ち取られました!」
はぁ?
◇◇◇◇
「此度の敗戦、全て私の責任でございます!!」
「弥太郎殿、敗戦では無い。」
陣中に入るなら弥太郎が土下座して来た、慶次と同じくらいの若武者に土下座されるのは嫌なんだ。自分が無茶なことを言う嫌な奴みたいになるから。
とは言え、やらかしていないと言う訳では無い。
先鋒として弥太郎に任せた人数は3000ほど、正直言って多すぎるぐらいのその人数のうち500名ほどが重軽傷を負い100名ほどが討ち死にした。
その中には柿崎影家殿の名前も入っている、はっきり言って大損害だ。
頭痛いよ、だが涙をボロボロ流して悲し土下座までキメている弥太郎殿をこれ以上責める訳にもいかない。
影家殿の最期は凄惨の一言に尽きるものだったらしい、近くにいた者の情報だと鉄砲の掃射から弥太郎殿を身を呈して守りその後殿として奮戦。
10を超える首を取った後に力尽きたように倒れたと言う。
私は、にこやかに笑う影家殿の顔を思い出した。
それが武士か。
身が震えるような気がした、報告を受けた瞬間走ったあの雷のような感覚を私はもう一度思い出すように兜を抑える。
「敗戦では無い、被害こそ大きかったものの敵の策を看破した。被害も影家殿の犠牲のお陰で少ないものとなっている、良いか弥太郎殿。負けには2つの負けがある。」
「2つの負け...でございますか?」
「うむ、1つ目は人から見た負け。分かりやすいのが死だな。もう1つは何かわかるか?幸村。」
「自分から見た勝敗...でございますか?」
「うむ、そうだな。この際相手から見ての勝敗など如何でも良い、自分がどう思ってるかだ。弥太郎殿はこの戦負けた見ているようだが私は違う、動かせる兵はまだまだ残っているし士気も悪く無い。敵のやりようも知れた、一体何が不満なのだ?」
「輝宗様...」
「お主は若い、挫折もあるだろう。だが腹を切って詫びようなどとは考えるなよ?お主を庇って亡くなった影家殿の想いを継ぐのだ。」
そう言って弥太郎を私は下げさせた、心のケアもしてやらないとな。本当頭痛いわ。
私、初陣だよ?
ちなみに謙信殿から手紙が来た、謙信殿のところもかなりの損害を出しつつも敵の柵を壊すことに成功したらしい。
次もこちらから仕掛けるから合図があるまで待機してて欲しいそうだ、一体何を考えてるんだろうか。
軍神の思考は読めんわ、私凡人だしな。
そもそも、この戦いは非常に長篠の戦いによく似ている。
柵、堀、そして揃えられた鉄砲。
鉄砲の数はそんなに多くない、経済的な問題だろう。銃自体も威力と射程距離が上がっているだけで従来の火縄銃と大差無い筈だ。
その辺りは資源の問題だろう、一揆勢は貧乏だし無駄な物を作る銭があったとは言い難いからな。
銃の希少さ、攻めてが上杉であるという事実。
細かい箇所は色々あるが、長篠よりは全然マシな状況だ。
あ、M200は論外な。千代おおおおおおおおお!
なんなんだ、アレは!
ちなみに、直江兼続殿からも文が届いていた。
私のお陰で命が助かったらしい、良かったね。
「光秀、負傷者の治療と死者の弔いに取り組んでくれ。」
「はっ」
光秀がぺこりと頭を下げた後陣から出て行く。
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「幸村、少し休憩したら遠乗りでも行くか?」
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