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王都にて、王子と多重人格者
アルノ領騎士ゼクロスの閑話〜妻と復縁したい!
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女神に救われた俺は、王都に戻ってきた。
久し振りの王都だ、アルノ様は屋敷での仕事だし、お嬢様がついているし、私に現在仕事はない。特定の仕事ができるまでと、屋敷の警備を他の奴らに任せて、俺は昔の部下たちの様子を見に行くことにした。心が荒み、盗賊に身を落としていた俺だ。行き先など教えるはずもなく、手紙などもほとんど送っていなかった。
元の仕事場に戻るわけにはいかない。仕事場には俺を首にした上司と、俺を裏切り、貴族の上司に味方した部下たちがいる。部下たちに関しては、あんだけ俺を慕ってくれたんだがな、と自嘲した。
職場前に来る。元々は支城を守る門番のような仕事をしていた。王を守る大事な仕事だ。俺は部下の様子を少し見るだけで十分だったはずなのだが、おかしい、部下たちがいつもの配置場所にいない。それも1人ではない。俺の知っている者たちのほとんどが居なくなっていたのだ。残っている部下にも、いつものやる気は失われていた。部下たちがほとんどいなくなったことで途方にくれた俺は、冒険者を引退して、今は冒険者ギルドで働いている友人を訪ねることにした。
『あぁ!お前!久し振りだな!今までどこに行ってやがった!』そういうと友人は肩をバンバン叩いてきた。そいつも副ギルドマスターにまで出世していた。久し振りに王都のうまい酒が飲めそうだ。ギルドの仕事があるらしく、仕事をしている友人を見守りながら先に酒を飲んでいると、ここ、いいですかと相席を求めてきた冒険者一行がいた。いいぞ、そう言おうとして冒険者と顔が会う。
そいつらは、俺の元部下たちだった。
『申し訳ありませんでした!!!』
部下たち全員が、俺に詫びてきた。話を聞くと、上司に脅されて仕方なく、という感じだったらしい。ゼクロスが王都から追いやられて以降、罪悪感に苛まれた部下たちの一部は仕事を辞め、冒険者に転職した。上司を押さえつけてくれていたゼクロスがいなくなったため、職場の雰囲気が最悪になり、居づらくなったことも原因らしい。
まぁ、ともかくこれで部下たちは大丈夫だ、なんとこいつら、現在Aランクの冒険者チームになったらしい。しごいた甲斐があったな。
逆に巻き込んでしまったな、と詫びると部下たちはそんなことありません!と全員が言ってくれた。なんだ、いい部下たちじゃねーか。
そんな冒険者ギルドに、1人の男が駆け込んできた。
見るとその男も自分の部下の1人だった、まだ番兵の仕事は辞めていないようだったが
『たっ助けてくれ!俺の娘があのクソ上司に連れ去られちまった!』
俺たちは凍りついた、冒険者の元部下たちも流石に限界の顔をする、しかし一応上司は貴族である、下手すれば犯罪者として死罪となる可能性もあった。が、ゼクロスは動いた、
『エル!あの鎧まだあるか!』
副ギルドマスターのエルにそう尋ねると、今でもピッカピカにしてあるぞ!と力強く答えてくれた。元部下たちもついていくために席を立つも、これ以上迷惑をかけるわけにはいかない。断ろうとする。
『ここで恩返しをさせて下さい、あのときできなかった分まで』
『あっ?どっか行くのか?昔を思い出すな、おい俺も連れてけよ!』
副ギルドマスターのエルもついてくるみたいだ。
......止めても無駄そうだな
そう思ったゼクロスは、自慢の愛鎧を身につけ、クソ上司の屋敷に向かうのであった...
屋敷に到着する。無論番兵がいるものの、押し通る、剣を抜いて戦うまもなく、ゼクロスの峰打ちにより番兵は静かに沈んだ。屋敷の扉を勢いよく開けて中へ入ると、柄の悪そうな男ゴロツキたちが入り口近くでたむろしていた、
あのクソ上司、こいつらを使って今までどんな悪どいことしてきたんだ。
ゴロツキ達は俺たちに気づくと各々の武器を持ち出して戦おうとしてくる。
『ここは俺たちに任せて下さい!」
そう言うと元部下の冒険者達がゴロツキを次々と斬り殺していく。ゼクロス達はこの場を任せて、屋敷の奥深くへと進んで行くのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『全く、旦那の趣味にも困ったもんでさぁ、自分の部下の娘が欲しいなんて言うとは』
そう言うな、と私は言う、私は貴族だ、平民を支配することのできる限られた役職だ、日夜王のために奉仕しているのだ、このくらいの役得は許されるだろう。
地下牢にて囚われている者は、そろそろ20人に達しようとしていた。そろそろ家のものに気づかれてしまうな、と思うものの、この趣味だけは辞められないな。屋敷の地下にあるここは、今のところ家の使用人の中でも、私と執事しか知らないことである。あとは最近雇ったこの男ぐらいか、スラム出身の男達をまとめている男の1人であるコイツは、汚れ仕事をやらせるのにはちょうど良い。
ゴロツキの男は言う
『じゃあ、契約はこれで終わりですな、私達はこれで失礼させてもらいます、ああそうだ。報酬も弾んでくださいよ。』
おお、そういえば報酬を払うのを忘れていたな
そう言うと、私は剣を抜いて、ゴロツキを一刀の元に切り捨てた。
『片付けておけ、ついでに玄関にたむろしているゴミどもも兵士に命令して消しておけ、スラムのゴミどもの匂いで花が曲がりそうだ。』
承知しました。そう執事が言う。さて、今日は誰と遊ぼうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゼクロス達は屋敷の奥深くへと進んで行く、廊下で巡回をしていた騎士達と鉢合わせした、が、気にせず切り進んで行く。そうすると、あのクソ上司が隠し扉のようなところから出てきた。
『貴様ら...ゼクロス?!貴様何故まだ王都にいるのだ?!』
そうクソ上司は驚きながらも剣を抜く、俺はここは任せて、先に地下室へ行けと促すと、エルと娘の父親は地下室へと走っていった。
『ふふっまさかお前にもう一度会うとはな...盗賊にでもなっていたんじゃなかったのか?』
気づけばクソ上司の後ろには10人近くの騎士達が構えている。しかし、その前にゼクロス達が入ってきた扉から元部下達も一緒に入ってくる。あの数のゴロツキを速攻で片付けるとは、やるようになったじゃないかとゼクロスは部下達に笑いかけた。乱闘が始まった。個々の実力で言えば俺たちの方が圧倒的に上だが、クソ上司の兵士も一応は騎士であるので、次第に俺たちは追い詰められて行った。
何人か地下室にも兵士が入って行ってしまう。ここまでか、ゼクロスが死を覚悟したとき、入り口から大量の騎士達が押しかけて来た。王国軍、アリー将軍直属の兵?一体どういうことなのだろうか。
アリー将軍の兵士達は、次々とクソ上司の兵を捕縛もしくは切って行った。
『俺が呼んだんだよ~間に合ってよかったぜ』
そう剣先についた血糊を吹き上げながら地下室からエルが出てきた。後ろにはクソ上司に囚われていたであろう子たちが出てきた。げ、全部見たところ10代前半じゃねーか...クソ上司...お前ロリコンかよ...
『さーて、そんじゃ説明してもらおうか、何故元SSランク冒険者2人と、現役のAランク冒険者チーム「ラグラロク」が貴族の邸宅に襲撃したのかを』
そう言いながら、アリー将軍は俺にゆっくり近寄っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全てが終わった。
クソ貴族に関しては、前からアリー将軍や、神器使いのアロンが、悪事を暴こうと動いたらしいのだが、中々尻尾を出さずに苦労していたらしい。
そこに副ギルドマスターから知らせがあった。しかしいきなり貴族の屋敷に騎士団が押しかければ、貴族たちからの叱責につながり、王位継承の問題にも影響がある。中々踏み込めなかったところに、ゼクロス達が屋敷に奇襲をかけ、それを止めるという形で騎士団が屋敷に入ることができたのである。
地下牢に子供達を閉じ込めていたことを始め、屋敷の捜索でクソ上司の悪事はことごとく暴かれ、領地没収、その後にも重い罪が課せられるらしい。
冒険者だった奴らも、アリー将軍の勧めで騎士に復職かと思われたが、全員断った、以外と冒険者の暮らしも楽しかったらしい。
俺は...正直貴族の屋敷に奇襲をかけるより緊張したのだが...妻のところに行った。
妻にはめちゃくちゃ怒られてしまった。申し訳ない。妻にとっては、仕事をクビになったことより、勝手に出て行ったことの方がこたえたようだ。
息子は24になっていた。立派に衛士をしているそうだ。
盗賊をやめて本当に良かった。これは冗談抜きでグリーンは、俺の女神様かもな。
久し振りの王都だ、アルノ様は屋敷での仕事だし、お嬢様がついているし、私に現在仕事はない。特定の仕事ができるまでと、屋敷の警備を他の奴らに任せて、俺は昔の部下たちの様子を見に行くことにした。心が荒み、盗賊に身を落としていた俺だ。行き先など教えるはずもなく、手紙などもほとんど送っていなかった。
元の仕事場に戻るわけにはいかない。仕事場には俺を首にした上司と、俺を裏切り、貴族の上司に味方した部下たちがいる。部下たちに関しては、あんだけ俺を慕ってくれたんだがな、と自嘲した。
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そいつらは、俺の元部下たちだった。
『申し訳ありませんでした!!!』
部下たち全員が、俺に詫びてきた。話を聞くと、上司に脅されて仕方なく、という感じだったらしい。ゼクロスが王都から追いやられて以降、罪悪感に苛まれた部下たちの一部は仕事を辞め、冒険者に転職した。上司を押さえつけてくれていたゼクロスがいなくなったため、職場の雰囲気が最悪になり、居づらくなったことも原因らしい。
まぁ、ともかくこれで部下たちは大丈夫だ、なんとこいつら、現在Aランクの冒険者チームになったらしい。しごいた甲斐があったな。
逆に巻き込んでしまったな、と詫びると部下たちはそんなことありません!と全員が言ってくれた。なんだ、いい部下たちじゃねーか。
そんな冒険者ギルドに、1人の男が駆け込んできた。
見るとその男も自分の部下の1人だった、まだ番兵の仕事は辞めていないようだったが
『たっ助けてくれ!俺の娘があのクソ上司に連れ去られちまった!』
俺たちは凍りついた、冒険者の元部下たちも流石に限界の顔をする、しかし一応上司は貴族である、下手すれば犯罪者として死罪となる可能性もあった。が、ゼクロスは動いた、
『エル!あの鎧まだあるか!』
副ギルドマスターのエルにそう尋ねると、今でもピッカピカにしてあるぞ!と力強く答えてくれた。元部下たちもついていくために席を立つも、これ以上迷惑をかけるわけにはいかない。断ろうとする。
『ここで恩返しをさせて下さい、あのときできなかった分まで』
『あっ?どっか行くのか?昔を思い出すな、おい俺も連れてけよ!』
副ギルドマスターのエルもついてくるみたいだ。
......止めても無駄そうだな
そう思ったゼクロスは、自慢の愛鎧を身につけ、クソ上司の屋敷に向かうのであった...
屋敷に到着する。無論番兵がいるものの、押し通る、剣を抜いて戦うまもなく、ゼクロスの峰打ちにより番兵は静かに沈んだ。屋敷の扉を勢いよく開けて中へ入ると、柄の悪そうな男ゴロツキたちが入り口近くでたむろしていた、
あのクソ上司、こいつらを使って今までどんな悪どいことしてきたんだ。
ゴロツキ達は俺たちに気づくと各々の武器を持ち出して戦おうとしてくる。
『ここは俺たちに任せて下さい!」
そう言うと元部下の冒険者達がゴロツキを次々と斬り殺していく。ゼクロス達はこの場を任せて、屋敷の奥深くへと進んで行くのであった。
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『全く、旦那の趣味にも困ったもんでさぁ、自分の部下の娘が欲しいなんて言うとは』
そう言うな、と私は言う、私は貴族だ、平民を支配することのできる限られた役職だ、日夜王のために奉仕しているのだ、このくらいの役得は許されるだろう。
地下牢にて囚われている者は、そろそろ20人に達しようとしていた。そろそろ家のものに気づかれてしまうな、と思うものの、この趣味だけは辞められないな。屋敷の地下にあるここは、今のところ家の使用人の中でも、私と執事しか知らないことである。あとは最近雇ったこの男ぐらいか、スラム出身の男達をまとめている男の1人であるコイツは、汚れ仕事をやらせるのにはちょうど良い。
ゴロツキの男は言う
『じゃあ、契約はこれで終わりですな、私達はこれで失礼させてもらいます、ああそうだ。報酬も弾んでくださいよ。』
おお、そういえば報酬を払うのを忘れていたな
そう言うと、私は剣を抜いて、ゴロツキを一刀の元に切り捨てた。
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承知しました。そう執事が言う。さて、今日は誰と遊ぼうか。
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ゼクロス達は屋敷の奥深くへと進んで行く、廊下で巡回をしていた騎士達と鉢合わせした、が、気にせず切り進んで行く。そうすると、あのクソ上司が隠し扉のようなところから出てきた。
『貴様ら...ゼクロス?!貴様何故まだ王都にいるのだ?!』
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『さーて、そんじゃ説明してもらおうか、何故元SSランク冒険者2人と、現役のAランク冒険者チーム「ラグラロク」が貴族の邸宅に襲撃したのかを』
そう言いながら、アリー将軍は俺にゆっくり近寄っていった。
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全てが終わった。
クソ貴族に関しては、前からアリー将軍や、神器使いのアロンが、悪事を暴こうと動いたらしいのだが、中々尻尾を出さずに苦労していたらしい。
そこに副ギルドマスターから知らせがあった。しかしいきなり貴族の屋敷に騎士団が押しかければ、貴族たちからの叱責につながり、王位継承の問題にも影響がある。中々踏み込めなかったところに、ゼクロス達が屋敷に奇襲をかけ、それを止めるという形で騎士団が屋敷に入ることができたのである。
地下牢に子供達を閉じ込めていたことを始め、屋敷の捜索でクソ上司の悪事はことごとく暴かれ、領地没収、その後にも重い罪が課せられるらしい。
冒険者だった奴らも、アリー将軍の勧めで騎士に復職かと思われたが、全員断った、以外と冒険者の暮らしも楽しかったらしい。
俺は...正直貴族の屋敷に奇襲をかけるより緊張したのだが...妻のところに行った。
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