29 / 150
デビュー戦は撤退戦
ピンクは何の夢を見る?
しおりを挟む
うすぐらい...こわい...ここは...どこ?
ピンクは、薄暗い洞窟のような場所に1人いた。おかしいのは、手で何か触れようとしても、全てすり抜けていくことである。まるで自分が幽霊にでもなったかのような......そしてもう一つおかしいのは、ピンクがここにいた時からずっとあるこの丸い球体達である。数は20くらいだろうか?コンコンとその丸い何かを触る(実際には触らないのだが)ゆっくりあたりを見回しても、それ以外のものは何もない。
ピシッ......
少し時間がたった後、白い球体にヒビが入りはじめた。
ピンクはそこから中を確認する。暗くてよく見えないが、緑色の腕のようなものが見えた気がした。ピンクはこれではないが、これに似たものを元の世界のテレビで見たことがあった。某受信料が高いNH〇の番組で見たことがあったからだ。まぁそれは卵から可愛らしいヒヨコが出てくるシーンだったのだが...
『......たまご?』
ピンクがそう言った瞬間、そのヒビから風が吹き、ピンクを吸い込んでいく。これは卵だったのだ。だが、私たちの世界の卵ではない。
これはゴブリンの卵だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
川崎真也、25歳。
取り立てて何もない、ただのサラリーマンだ。地元の2流大学を出て上京して就職。会社の仲間からは少し早いとか言われていたが、結婚もしている。今度子供が生まれると聞いて飛び上がって妻と喜んだ。誰が見ても平凡だが、幸せな人生だ、と言えるであろう。
それが、あの事件で一変する
俺が普通に帰宅しようと夜道を歩いていると、女性の叫び声が聞こえ、人気のない小道に走った。そこには包丁を持った男と、制服を着た女子高生、その子の後ろは行き止まり、逃げ場はない。
「一緒に死のう」とかブツブツ危ないことを言ってる男だったが、たまたま近くをパトロールしてた警察官を呼んでそれにに取り押さえられ、俺は女子高生を保護してことなきを得る、得るはずだった。
その時事件は起きた
男は、突然発狂しだし、警察官の束縛を振り切り、女子高生に向かって包丁を投げつけて来たのだ。俺はそれを背中で庇う、背中に熱い感覚が走り、地面に倒れこんだ。
出血がすごい、刺されたところを触ると、ぬるっという熱い感触がした。どうやらかなりの血が流れているらしい。
寒い。意識が遠のいていく。
馬鹿をした、何故助けに向かってしまったのか、結婚もした、子供の顔も見れていない。彼、川崎真也の人生はまだこれからなのだ。
まだ死ねない!そう願いながらも、出血は止まらない。
警察官が声をかけてくれている声が聞こえる。隣にいた女子高生も泣きながら体を揺すってくる。
ーーーてーー変わーーー界をーーうーーー
薄れ行く意識の中で、声が聞こえてくる。女性の声のようだった俺のそれは、助けた女子高生の声とはちょっと違う気がした。
意識はゆっくりと、眠るように消えた。
次に目が覚めたのは、暗い場所だった。死んだら天国か地獄に行くんだよって田舎のばあちゃんに言われたけど、真っ暗だな、てか狭いな。足が伸ばせないかな~と思いながらも、回りをぐるぐるとしだす。腰が、腰が痛いですコレ。居心地めっちゃ悪いです。
快適さを求めてゲシゲシとその硬いなにかを蹴り続ける。すると、ピシッとヒビが割れて、光が射してきた。出れるのか?!そう思いそのヒビをさらに大きくして外に出る。薄暗いが、確かにここは外だ、足は裸足みたいだな。
風が吹いている方向へと進み始める、洞窟(だったようだ)から外に出た。雨が降っていたようで、あたりに水たまりがたくさんあった。月明かりが射して、俺は自分の緑色の腕を確認し、そのあと自分の緑色の腹を確認した、あれ?刺された腹が治ってるぞ!やったぁ!
って、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!
水たまりで自分の姿を急いで確認する。ハル〇のような緑色の体、おいYouTubeで見たことあるぞこの顔!きお〇おそっくりじゃねぇか!
それはまるでゴブリンだった。
ここから川崎真也の平凡な人生は終わり、以外100年に渡り彼は戦い続けることになる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
洞窟に戻って寝た次の日、俺にそっくりなゴブリン顔のやつらが何匹も生まれてきた。ゲギャゲギャうるさいな!もう~なんだよ~コレ~
外に出るゴブリンも出てくる。そういや、食料を探さないといけないのか、ここがどこだかは知らないが、この体で街に行ったら殺されることまちがいないだろう。そりゃそうだ、見たところ完全にモンスターだもんな、これ。
サバイバルなら得意は結構やってた、田舎育ちだ、祖母からそういう知識を教わりながら少年時代を過ごした。食べられる実とそうじゃないものくらいなら余裕でわかる...のだが、ここの実なんて、山にいて一回も見たことねぇぞ、ここ外国かなんかなのか?
自分がゴブリンのような体になってまで、ここは日本、および地球だと信じて疑わなかった真也は、実を集めつつ元の洞窟に戻ろうとして、同じ場所で生まれたゴブリンの死骸を食べているオークを見て、ここが自分の知らない世界に来てしまったということを痛感した。
とにかく生き延びることに集中した。仲間のゴブリンは知能が低く、ほかの生物に挑んでは負けて死んで行く。3日目を過ぎたあたりから、洞窟にカワサキ1人だけになってしまった。基本的には木のみを食べてしのいだ。そして少しずつ食べられるものを増やして行く。十分な食料も、寝る場所もなく、自分より強い生物しか存在しないこの場所は、日本社会で生きてきた者には苦痛でしかなかった。今まで生きてこれたのは、一重にカワサキのサバイバル知識あってのことだろう。
ドラゴンにも遭遇した。そいつは、最後に残った自分以外のゴブリンをまるでゴミのように踏み潰していった。自分はなにもできず、ただ立ち尽くすのみであった。自分の無力感をあれほど噛み締めた日はない
洞窟に暮らして一年、ようやく罠などを駆使して、比較的弱い魔物などを狩れるようになった。原始的な武器を作り、防具を作り、頭脳を駆使して魔物を狩る日々、それは確実に一介のゴブリンであったカワサキを強くしていった。
3年を過ぎると、自分の体躯が大きくなって行くことに気づく、今ではオークなどと正面から対峙しても、問題なく対処できるようになった。自分の強さを確信すると、他にも点在しているゴブリン達をまとめ始める。弱いゴブリン達を導く、史上最弱のリーダーが生まれたのだ。ゴブリンは弱い、だからこそ、集団で狩をしていかねば勝てない。そうゴブリン達を説得していく。
こうして5年が経つ、カワサキの肌は黒く変色し、その姿は鬼と化していた。部下としたゴブリン達は既にひとかどの戦士達へと変貌を遂げ、「魔の森」と言わしめた森のほぼ全てを手中に収めていた。
手に持っているのは魔の森の祠に祀られていた大剣「ストロース」を持つ。
ゴブリンの平和を願ったカワサキの願いは、思わぬ形で叶ってしまった。しかし、ここから魔の森が一大勢力となってしまったことで魔物間の抗争に巻き込まれていくものの、それを倒し、許し、力を強くしていった。
時には1人で旅をして、色々な種族と知り合い、手を取り合って生きていく道を示した。
50年後、歴史上初めて「魔王」を名乗るものが現れる。
魔王は神器を求めた
彼に、この世界を支配する気なぞは全くない。それは他のやつらがどうとでもすれば良い。
こんな糞な世界に俺を放り込んだのは誰だ!50数年、俺を戦いの人生に借り出した元凶は一体なんなんだ!人間の文献を漁り、魔王は知ることになる。この世界にいたる方法は大きく分けて2つ、勇者召喚のシステムと、神に呼ばれ、召喚されるというもののの2つが、現状確認された。
勇者召喚はないだろう、ゴブリンに成り果てていたし、書物に書いてある話と違う。なら神か、俺をこんな糞な世界に呼んだのは、神か
これは復讐だ。神を殺す、神器を使い、力を蓄え、復讐に備える。
神を殺し、俺は、元の世界に帰るんだ!
あれ?俺はいつからこんな考えを持つようになったんだ?
悲しい魔王という男...の慟哭が響き渡り、これまでの人生を見てきたピンクは顔をしかめた。
『何を見ている?』
その低い声が聞こえてきて、目の前に黒い手が見える。
ピンクの意識は、そこで途絶えた。
ピンクは、薄暗い洞窟のような場所に1人いた。おかしいのは、手で何か触れようとしても、全てすり抜けていくことである。まるで自分が幽霊にでもなったかのような......そしてもう一つおかしいのは、ピンクがここにいた時からずっとあるこの丸い球体達である。数は20くらいだろうか?コンコンとその丸い何かを触る(実際には触らないのだが)ゆっくりあたりを見回しても、それ以外のものは何もない。
ピシッ......
少し時間がたった後、白い球体にヒビが入りはじめた。
ピンクはそこから中を確認する。暗くてよく見えないが、緑色の腕のようなものが見えた気がした。ピンクはこれではないが、これに似たものを元の世界のテレビで見たことがあった。某受信料が高いNH〇の番組で見たことがあったからだ。まぁそれは卵から可愛らしいヒヨコが出てくるシーンだったのだが...
『......たまご?』
ピンクがそう言った瞬間、そのヒビから風が吹き、ピンクを吸い込んでいく。これは卵だったのだ。だが、私たちの世界の卵ではない。
これはゴブリンの卵だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
川崎真也、25歳。
取り立てて何もない、ただのサラリーマンだ。地元の2流大学を出て上京して就職。会社の仲間からは少し早いとか言われていたが、結婚もしている。今度子供が生まれると聞いて飛び上がって妻と喜んだ。誰が見ても平凡だが、幸せな人生だ、と言えるであろう。
それが、あの事件で一変する
俺が普通に帰宅しようと夜道を歩いていると、女性の叫び声が聞こえ、人気のない小道に走った。そこには包丁を持った男と、制服を着た女子高生、その子の後ろは行き止まり、逃げ場はない。
「一緒に死のう」とかブツブツ危ないことを言ってる男だったが、たまたま近くをパトロールしてた警察官を呼んでそれにに取り押さえられ、俺は女子高生を保護してことなきを得る、得るはずだった。
その時事件は起きた
男は、突然発狂しだし、警察官の束縛を振り切り、女子高生に向かって包丁を投げつけて来たのだ。俺はそれを背中で庇う、背中に熱い感覚が走り、地面に倒れこんだ。
出血がすごい、刺されたところを触ると、ぬるっという熱い感触がした。どうやらかなりの血が流れているらしい。
寒い。意識が遠のいていく。
馬鹿をした、何故助けに向かってしまったのか、結婚もした、子供の顔も見れていない。彼、川崎真也の人生はまだこれからなのだ。
まだ死ねない!そう願いながらも、出血は止まらない。
警察官が声をかけてくれている声が聞こえる。隣にいた女子高生も泣きながら体を揺すってくる。
ーーーてーー変わーーー界をーーうーーー
薄れ行く意識の中で、声が聞こえてくる。女性の声のようだった俺のそれは、助けた女子高生の声とはちょっと違う気がした。
意識はゆっくりと、眠るように消えた。
次に目が覚めたのは、暗い場所だった。死んだら天国か地獄に行くんだよって田舎のばあちゃんに言われたけど、真っ暗だな、てか狭いな。足が伸ばせないかな~と思いながらも、回りをぐるぐるとしだす。腰が、腰が痛いですコレ。居心地めっちゃ悪いです。
快適さを求めてゲシゲシとその硬いなにかを蹴り続ける。すると、ピシッとヒビが割れて、光が射してきた。出れるのか?!そう思いそのヒビをさらに大きくして外に出る。薄暗いが、確かにここは外だ、足は裸足みたいだな。
風が吹いている方向へと進み始める、洞窟(だったようだ)から外に出た。雨が降っていたようで、あたりに水たまりがたくさんあった。月明かりが射して、俺は自分の緑色の腕を確認し、そのあと自分の緑色の腹を確認した、あれ?刺された腹が治ってるぞ!やったぁ!
って、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!
水たまりで自分の姿を急いで確認する。ハル〇のような緑色の体、おいYouTubeで見たことあるぞこの顔!きお〇おそっくりじゃねぇか!
それはまるでゴブリンだった。
ここから川崎真也の平凡な人生は終わり、以外100年に渡り彼は戦い続けることになる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
洞窟に戻って寝た次の日、俺にそっくりなゴブリン顔のやつらが何匹も生まれてきた。ゲギャゲギャうるさいな!もう~なんだよ~コレ~
外に出るゴブリンも出てくる。そういや、食料を探さないといけないのか、ここがどこだかは知らないが、この体で街に行ったら殺されることまちがいないだろう。そりゃそうだ、見たところ完全にモンスターだもんな、これ。
サバイバルなら得意は結構やってた、田舎育ちだ、祖母からそういう知識を教わりながら少年時代を過ごした。食べられる実とそうじゃないものくらいなら余裕でわかる...のだが、ここの実なんて、山にいて一回も見たことねぇぞ、ここ外国かなんかなのか?
自分がゴブリンのような体になってまで、ここは日本、および地球だと信じて疑わなかった真也は、実を集めつつ元の洞窟に戻ろうとして、同じ場所で生まれたゴブリンの死骸を食べているオークを見て、ここが自分の知らない世界に来てしまったということを痛感した。
とにかく生き延びることに集中した。仲間のゴブリンは知能が低く、ほかの生物に挑んでは負けて死んで行く。3日目を過ぎたあたりから、洞窟にカワサキ1人だけになってしまった。基本的には木のみを食べてしのいだ。そして少しずつ食べられるものを増やして行く。十分な食料も、寝る場所もなく、自分より強い生物しか存在しないこの場所は、日本社会で生きてきた者には苦痛でしかなかった。今まで生きてこれたのは、一重にカワサキのサバイバル知識あってのことだろう。
ドラゴンにも遭遇した。そいつは、最後に残った自分以外のゴブリンをまるでゴミのように踏み潰していった。自分はなにもできず、ただ立ち尽くすのみであった。自分の無力感をあれほど噛み締めた日はない
洞窟に暮らして一年、ようやく罠などを駆使して、比較的弱い魔物などを狩れるようになった。原始的な武器を作り、防具を作り、頭脳を駆使して魔物を狩る日々、それは確実に一介のゴブリンであったカワサキを強くしていった。
3年を過ぎると、自分の体躯が大きくなって行くことに気づく、今ではオークなどと正面から対峙しても、問題なく対処できるようになった。自分の強さを確信すると、他にも点在しているゴブリン達をまとめ始める。弱いゴブリン達を導く、史上最弱のリーダーが生まれたのだ。ゴブリンは弱い、だからこそ、集団で狩をしていかねば勝てない。そうゴブリン達を説得していく。
こうして5年が経つ、カワサキの肌は黒く変色し、その姿は鬼と化していた。部下としたゴブリン達は既にひとかどの戦士達へと変貌を遂げ、「魔の森」と言わしめた森のほぼ全てを手中に収めていた。
手に持っているのは魔の森の祠に祀られていた大剣「ストロース」を持つ。
ゴブリンの平和を願ったカワサキの願いは、思わぬ形で叶ってしまった。しかし、ここから魔の森が一大勢力となってしまったことで魔物間の抗争に巻き込まれていくものの、それを倒し、許し、力を強くしていった。
時には1人で旅をして、色々な種族と知り合い、手を取り合って生きていく道を示した。
50年後、歴史上初めて「魔王」を名乗るものが現れる。
魔王は神器を求めた
彼に、この世界を支配する気なぞは全くない。それは他のやつらがどうとでもすれば良い。
こんな糞な世界に俺を放り込んだのは誰だ!50数年、俺を戦いの人生に借り出した元凶は一体なんなんだ!人間の文献を漁り、魔王は知ることになる。この世界にいたる方法は大きく分けて2つ、勇者召喚のシステムと、神に呼ばれ、召喚されるというもののの2つが、現状確認された。
勇者召喚はないだろう、ゴブリンに成り果てていたし、書物に書いてある話と違う。なら神か、俺をこんな糞な世界に呼んだのは、神か
これは復讐だ。神を殺す、神器を使い、力を蓄え、復讐に備える。
神を殺し、俺は、元の世界に帰るんだ!
あれ?俺はいつからこんな考えを持つようになったんだ?
悲しい魔王という男...の慟哭が響き渡り、これまでの人生を見てきたピンクは顔をしかめた。
『何を見ている?』
その低い声が聞こえてきて、目の前に黒い手が見える。
ピンクの意識は、そこで途絶えた。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる