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第三百九十七話 セムラの日記
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(ピピピピピピ)
朝、私は目覚ましの音で目を覚ました。
ベッドの他には机とタンスがあるだけの簡素な部屋。机の上には10年ほど前の私とお嬢様が一緒に写った写真が飾ってあります。
いつものタキシードに袖を通して身支度を続けます。
この動作も何度行ったのだろう。ネクタイを締めながら考えます。
ワーズ家に仕えて、もう60年にはなる。休みの日もワーズ家の為を思い、掃除や資料の整理などに充てて来ました。私の人生はワーズ家のためのものと言っても過言ではございません。
だが、最近はその考え方に疑問を持ち始めた。本当にこれでよいのだろうか、何気ない時にそんな疑問が浮んできます。
そんな終わりの見えない疑問を持ちながらも、ネクタイを締め終える。迷いがあっても日々の習慣で、無意識にネクタイを結んでいたみたいですね。
支度を終えた私は使用人室から出ます。私が住んでいるのはワーズ家の隅にある狭い部屋。他の人に言ったら『独房?』と言われてしまいましたが、起きてから直ぐに働くことが出来るので気に入っております。
ああ、そういえば自己紹介がまだでしたね。私の名前はセムラ。ワーズ家の執事長を務めております。今は他の使用人に指示を出しつつ、フロランお嬢様のお世話をしております。
僭越ながら、今回は私の1日をお送りいたします。
☆ ☆ ☆ ☆
私が最初に向かうのはフロランお嬢様の自室でございます。
フロランお嬢様の自室の扉を軽く叩き反応を待ちます。しかし、中から返事は返って来ません。
「失礼いたします」
そう断りを入れつつ、私はお嬢様の自室に入る。部屋の中には机に突っ伏して寝ているお嬢様がいらっしゃいました。頬の下には勉強に使っていたノートがあり、夜遅くまで頑張っていたことが伺えます。
気持ちよく眠っているお嬢様を起こすのは罪悪感がございますが、このままでは遅刻してしまいます。
「お嬢様、もう朝でございますよ」
「んん……」
軽く揺するとお嬢様が目を開きました。そして、焦点の会っていない目で私を見ると、体を起こしました。
「爺や……おはよう……」
「おはようございます。遅くまでお勉強でございますか?」
「そうよ。これくらいしないとノエル・カタラーナには勝てないわ」
「僭越ながら、休む事も大事なことでございますよ。キムラ様も仰っていたでしょう?」
私はベッドに視線を向ける。机で寝てしますと疲れが取れません。その証拠に、最近のお嬢様はお疲れの様に見えます。
「そうね……今日くらいはベッドで寝ようかしら」
眠そうに目を擦りながらお嬢様が呟きます。私としては毎日ベッドで眠っていただきたいのですが、これ以上は差し出がましいでしょう。
「朝食をご準備いたします。登校のご準備ができましたら、食堂へお越しください」
「分かったわ」
礼をして、お嬢様の部屋を出ていこうとします。すると、裾が引っ張られるのを感じました。
振り向くと、俯いたお嬢様が私の裾を引っ張っていました。
「いかがされました?」
「セムラ」
「なんでございましょう」
「いつもありがとう」
それだけ言うと、お嬢様は裾から手を離されました。私は笑顔でお辞儀をして部屋を出ていきます。
それからの私はコックが作った朝食をお嬢様に給仕し、車でお嬢様を学校に送り届けました。
「いってらっしゃいませ」
「行ってきます」
学校に向かうお嬢様をお辞儀で送り出し、私はワーズ家の屋敷に戻ります。
その後は他の使用人に指示を出しつつ、お嬢様の家庭教師の都合を確認したり、教材の手配を行います。
本日は地学と算数の家庭教師でございます。受講範囲を確認しつつ、参考資料を書庫から探し出します。
他の使用人に指示は出しますが、お嬢様の身の回りのお世話だけは私が行います。最近は体中にガタが来ておりますが、せめてお嬢様が成人するまではと老骨に鞭を打っております。
大方の準備が完了いたしましたら、下校時間になりますのでお嬢様を車で迎えに行きます。
学校の門の前でお嬢様をお待ちしていると、玄関からお嬢様がやってくるのが見えました。
お嬢様はお疲れの表情で車に乗り込んできます。
「おかえりなさいませ」
「ただいま……」
「お疲れでございますね」
「そうね。少し寝るから、着いたら起こして」
「かしこまりました」
いうや否や、後部座席からお嬢様の寝息が聞こえてきました。私はいつもよりゆっくりと車を発進させます。
この後の考えると、少しでもお休みいただいた方が良いでしょう。なにせ、最初の指導は─────
☆ ☆ ☆ ☆
「よお、お疲れの様だな?」
眠そうなお嬢様を前にキムラ様がニヤリと笑います。
「……疲れてないわよ」
「ノエルでも分かりそうな嘘だな。そんなんで大丈夫か?最悪、死にかねないぞ?」
「うるさいわね。さっさと始めなさいよ」
「へいへい」
キムラ様は手を2回打ち鳴らしました。すると、訓練場の扉が開いてオレンジ色の髪をしたバンダナを付けた大きな男性が入ってきました。
「なによ?その人が今回の相手だって言いたいわけ?」
「そういうことだ」
「……ロットだ。よろしく頼む」
ロット様が手を差し出しますが、お嬢様はソッポを向いてしまします。
「ふんっ!馴れ馴れしいわね!」
「……ホウリ」
「大丈夫だ。実力さえ示せば、多少は口を利いてくれる。気難しい猫みたいな感じって思ってくれ」
「……猫?」
「聞こえているわよ。私を猫扱いするなんていい度胸ね?」
「ほらな?いつもボコボコにしている俺には、こんなに懐いている」
「懐いてないわよ!」
お嬢様が顔を真っ赤にして地団太を踏みます。その様子をキムラ様は可笑しそうに見ており、隣のロット様は困惑した様子でございますね。
「それよりも自己紹介が途中だぜ?」
「どうせ前の人みたいに強いんでしょ?」
「甘いな。ロットはボローネよりも50倍は強い」
「へ?嘘でしょ?」
「嘘じゃないぞ。何せ、斧神の使い手だからな。旅の途中で無理言って連れて来たんだぞ?感謝してくれよ?」
キムラ様の言葉にロット様がこくりと頷きます。神級スキルの使い手とお知り合いだったとは。キムラ様は顔が広いですね。
「お、斧神?」
「……安心してくれ。今回はスキルを使わないように言われている」
「じゃないとマジで死にかねないからな」
「ふ、ふん!私なら楽勝だけど、先生の言う事に従ってあげるわ」
お嬢様が強がりながらも、キムラ様の言葉にうなずきます。キムラ様と話しているときのお嬢様は心なしか楽しそうに見えます。心を開けるご友人がいないお嬢さまにとっては、キムラ様との特訓が心休まる時なのかもしれませんね。
「ロットは手斧1本だけしか使うなよ。あと、手加減も忘れるな」
「……分かっている」
「ふんっ!すぐに手加減できなくしてあげる」
ロット様は手斧、お嬢様は刀を構えて向かい合う。私はいつも通り、訓練場の端に移動してお嬢様を見守ることにした。
「お隣、失礼しますよ」
キムラ様がそう言いつつ、私の隣にやって来ました。
「キムラ様、本当にありがとうございます」
「急にどうしたんですか?」
お辞儀をした私を前にキムラ様が不思議そうに首を傾げます。
「お嬢様を特訓いただいていることでございます。キムラ様のお陰で、お嬢様は見違えるほどに強くなられました」
「本当にお礼を言われるようなことなんでしょうかね」
「どういうことでしょうか?」
キムラ様の言葉に、今度は私が首を傾げます。
「俺がやっているのは、その人の潜在能力を100%引き出す特訓です」
「素晴らしいことです」
「逆を言うと、俺が特訓して負けたら、そいつの伸びしろは0。まだ強くなれるなんて幻想すら抱けなくなります。そうなった場合、フロランはどうなるでしょうか?」
「……ショックを受けるでしょう」
「かなりオブラートに包みましたね。ですが、大まかにはその通りです。もしかしたら、ショックで一生立ち上がれないかもしれません」
そう言いつつ、キムラ様は訓練場の中心に目を向けます。訓練場の中心ではお嬢様が必死にロット様と戦っています。しかし、かなり苦しそうな表情をしています。私には戦いのことは分かりませんが、やはり実力差が大きいのでしょう。
「あれだけ頑張って、100%の力で立ち向かって、それでも敵わない。そんな時、セムラさんはフロランの傍にいますか?」
「勿論でございます」
お嬢様が傷ついているのであれば寄り添う。私に出来る事であればなんでもして見せる。ワーズ家に仕えると決めた時から、覚悟はできている。
「セムラさんならそう言うと思いましたよ。じゃあ、質問を変えますね。ワーズ家に仕えられなくなってもフロランを支える覚悟はありますか?」
「え?」
「貴方が仕えているのはワーズ家ですか?フロランですか?」
「同じ意味では?」
「果たしてそうでしょうか?まあ、少しだけ考えてみてください」
「はぁ……」
キムラ様の言葉を反芻しつつ、お嬢様の特訓を見守る。その日から、キムラ様の言葉がトゲのように引っかかってしまうのでした。
朝、私は目覚ましの音で目を覚ました。
ベッドの他には机とタンスがあるだけの簡素な部屋。机の上には10年ほど前の私とお嬢様が一緒に写った写真が飾ってあります。
いつものタキシードに袖を通して身支度を続けます。
この動作も何度行ったのだろう。ネクタイを締めながら考えます。
ワーズ家に仕えて、もう60年にはなる。休みの日もワーズ家の為を思い、掃除や資料の整理などに充てて来ました。私の人生はワーズ家のためのものと言っても過言ではございません。
だが、最近はその考え方に疑問を持ち始めた。本当にこれでよいのだろうか、何気ない時にそんな疑問が浮んできます。
そんな終わりの見えない疑問を持ちながらも、ネクタイを締め終える。迷いがあっても日々の習慣で、無意識にネクタイを結んでいたみたいですね。
支度を終えた私は使用人室から出ます。私が住んでいるのはワーズ家の隅にある狭い部屋。他の人に言ったら『独房?』と言われてしまいましたが、起きてから直ぐに働くことが出来るので気に入っております。
ああ、そういえば自己紹介がまだでしたね。私の名前はセムラ。ワーズ家の執事長を務めております。今は他の使用人に指示を出しつつ、フロランお嬢様のお世話をしております。
僭越ながら、今回は私の1日をお送りいたします。
☆ ☆ ☆ ☆
私が最初に向かうのはフロランお嬢様の自室でございます。
フロランお嬢様の自室の扉を軽く叩き反応を待ちます。しかし、中から返事は返って来ません。
「失礼いたします」
そう断りを入れつつ、私はお嬢様の自室に入る。部屋の中には机に突っ伏して寝ているお嬢様がいらっしゃいました。頬の下には勉強に使っていたノートがあり、夜遅くまで頑張っていたことが伺えます。
気持ちよく眠っているお嬢様を起こすのは罪悪感がございますが、このままでは遅刻してしまいます。
「お嬢様、もう朝でございますよ」
「んん……」
軽く揺するとお嬢様が目を開きました。そして、焦点の会っていない目で私を見ると、体を起こしました。
「爺や……おはよう……」
「おはようございます。遅くまでお勉強でございますか?」
「そうよ。これくらいしないとノエル・カタラーナには勝てないわ」
「僭越ながら、休む事も大事なことでございますよ。キムラ様も仰っていたでしょう?」
私はベッドに視線を向ける。机で寝てしますと疲れが取れません。その証拠に、最近のお嬢様はお疲れの様に見えます。
「そうね……今日くらいはベッドで寝ようかしら」
眠そうに目を擦りながらお嬢様が呟きます。私としては毎日ベッドで眠っていただきたいのですが、これ以上は差し出がましいでしょう。
「朝食をご準備いたします。登校のご準備ができましたら、食堂へお越しください」
「分かったわ」
礼をして、お嬢様の部屋を出ていこうとします。すると、裾が引っ張られるのを感じました。
振り向くと、俯いたお嬢様が私の裾を引っ張っていました。
「いかがされました?」
「セムラ」
「なんでございましょう」
「いつもありがとう」
それだけ言うと、お嬢様は裾から手を離されました。私は笑顔でお辞儀をして部屋を出ていきます。
それからの私はコックが作った朝食をお嬢様に給仕し、車でお嬢様を学校に送り届けました。
「いってらっしゃいませ」
「行ってきます」
学校に向かうお嬢様をお辞儀で送り出し、私はワーズ家の屋敷に戻ります。
その後は他の使用人に指示を出しつつ、お嬢様の家庭教師の都合を確認したり、教材の手配を行います。
本日は地学と算数の家庭教師でございます。受講範囲を確認しつつ、参考資料を書庫から探し出します。
他の使用人に指示は出しますが、お嬢様の身の回りのお世話だけは私が行います。最近は体中にガタが来ておりますが、せめてお嬢様が成人するまではと老骨に鞭を打っております。
大方の準備が完了いたしましたら、下校時間になりますのでお嬢様を車で迎えに行きます。
学校の門の前でお嬢様をお待ちしていると、玄関からお嬢様がやってくるのが見えました。
お嬢様はお疲れの表情で車に乗り込んできます。
「おかえりなさいませ」
「ただいま……」
「お疲れでございますね」
「そうね。少し寝るから、着いたら起こして」
「かしこまりました」
いうや否や、後部座席からお嬢様の寝息が聞こえてきました。私はいつもよりゆっくりと車を発進させます。
この後の考えると、少しでもお休みいただいた方が良いでしょう。なにせ、最初の指導は─────
☆ ☆ ☆ ☆
「よお、お疲れの様だな?」
眠そうなお嬢様を前にキムラ様がニヤリと笑います。
「……疲れてないわよ」
「ノエルでも分かりそうな嘘だな。そんなんで大丈夫か?最悪、死にかねないぞ?」
「うるさいわね。さっさと始めなさいよ」
「へいへい」
キムラ様は手を2回打ち鳴らしました。すると、訓練場の扉が開いてオレンジ色の髪をしたバンダナを付けた大きな男性が入ってきました。
「なによ?その人が今回の相手だって言いたいわけ?」
「そういうことだ」
「……ロットだ。よろしく頼む」
ロット様が手を差し出しますが、お嬢様はソッポを向いてしまします。
「ふんっ!馴れ馴れしいわね!」
「……ホウリ」
「大丈夫だ。実力さえ示せば、多少は口を利いてくれる。気難しい猫みたいな感じって思ってくれ」
「……猫?」
「聞こえているわよ。私を猫扱いするなんていい度胸ね?」
「ほらな?いつもボコボコにしている俺には、こんなに懐いている」
「懐いてないわよ!」
お嬢様が顔を真っ赤にして地団太を踏みます。その様子をキムラ様は可笑しそうに見ており、隣のロット様は困惑した様子でございますね。
「それよりも自己紹介が途中だぜ?」
「どうせ前の人みたいに強いんでしょ?」
「甘いな。ロットはボローネよりも50倍は強い」
「へ?嘘でしょ?」
「嘘じゃないぞ。何せ、斧神の使い手だからな。旅の途中で無理言って連れて来たんだぞ?感謝してくれよ?」
キムラ様の言葉にロット様がこくりと頷きます。神級スキルの使い手とお知り合いだったとは。キムラ様は顔が広いですね。
「お、斧神?」
「……安心してくれ。今回はスキルを使わないように言われている」
「じゃないとマジで死にかねないからな」
「ふ、ふん!私なら楽勝だけど、先生の言う事に従ってあげるわ」
お嬢様が強がりながらも、キムラ様の言葉にうなずきます。キムラ様と話しているときのお嬢様は心なしか楽しそうに見えます。心を開けるご友人がいないお嬢さまにとっては、キムラ様との特訓が心休まる時なのかもしれませんね。
「ロットは手斧1本だけしか使うなよ。あと、手加減も忘れるな」
「……分かっている」
「ふんっ!すぐに手加減できなくしてあげる」
ロット様は手斧、お嬢様は刀を構えて向かい合う。私はいつも通り、訓練場の端に移動してお嬢様を見守ることにした。
「お隣、失礼しますよ」
キムラ様がそう言いつつ、私の隣にやって来ました。
「キムラ様、本当にありがとうございます」
「急にどうしたんですか?」
お辞儀をした私を前にキムラ様が不思議そうに首を傾げます。
「お嬢様を特訓いただいていることでございます。キムラ様のお陰で、お嬢様は見違えるほどに強くなられました」
「本当にお礼を言われるようなことなんでしょうかね」
「どういうことでしょうか?」
キムラ様の言葉に、今度は私が首を傾げます。
「俺がやっているのは、その人の潜在能力を100%引き出す特訓です」
「素晴らしいことです」
「逆を言うと、俺が特訓して負けたら、そいつの伸びしろは0。まだ強くなれるなんて幻想すら抱けなくなります。そうなった場合、フロランはどうなるでしょうか?」
「……ショックを受けるでしょう」
「かなりオブラートに包みましたね。ですが、大まかにはその通りです。もしかしたら、ショックで一生立ち上がれないかもしれません」
そう言いつつ、キムラ様は訓練場の中心に目を向けます。訓練場の中心ではお嬢様が必死にロット様と戦っています。しかし、かなり苦しそうな表情をしています。私には戦いのことは分かりませんが、やはり実力差が大きいのでしょう。
「あれだけ頑張って、100%の力で立ち向かって、それでも敵わない。そんな時、セムラさんはフロランの傍にいますか?」
「勿論でございます」
お嬢様が傷ついているのであれば寄り添う。私に出来る事であればなんでもして見せる。ワーズ家に仕えると決めた時から、覚悟はできている。
「セムラさんならそう言うと思いましたよ。じゃあ、質問を変えますね。ワーズ家に仕えられなくなってもフロランを支える覚悟はありますか?」
「え?」
「貴方が仕えているのはワーズ家ですか?フロランですか?」
「同じ意味では?」
「果たしてそうでしょうか?まあ、少しだけ考えてみてください」
「はぁ……」
キムラ様の言葉を反芻しつつ、お嬢様の特訓を見守る。その日から、キムラ様の言葉がトゲのように引っかかってしまうのでした。
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