魔王から学ぶ魔王の倒し方

唯野bitter

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第二百九十三話話 (´・ω・`)そんなー

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 スターダストの皆がオダリムに行って1週間、次にノエルがお邪魔するのはサルミちゃんのお家だ。
 そんな訳でノエルはサルミちゃんのお家の前に立っていた。
 サルミちゃんのお家はとっても大きい家だった。向こうが見えない程の大きな壁に囲まれていた。門からは噴水があるくらい大きなお庭の向こうにお屋敷が見える。
 流石にバーリングお爺ちゃんのお屋敷よりは小さいけど、それでも学校の校舎よりも大きい。流石は憲兵長さんのお家だ。


「サルミちゃ~ん!来たよ~!」


 門の前で力いっぱい叫ぶ。すると、門が独りでに開いた。


「おお、ハイテクだ。魔道具かな?」


 ミントお兄ちゃんなら作れそうだ。そういえば、地球でも似たようなものがあったっけ。顔認証システム?みたいなやつ。「始めの書」に書いてあって、それを参考にしたとかかな?
 そんな事を考えつつ、開いた門から中に入ってみる。


「警報が鳴ったりは……しないみたい」


 鳴ってもどうしようもないけどね。
 周りを見渡してもお迎えの人とかはいない。どうすれば良いんだろ?とりあえず向こうのお屋敷に向かって歩いていこうかな?


「ノエル~!」


 足を踏み出したところで、向こうからサルミちゃんが手を振りながら走ってくるのが見えた。


「サルミちゃ~ん!」


 ノエルも立ち止まって手を振り返す。
 サルミちゃんは1分くらいでノエルのところまでたどり着いた。


「1週間よろしくねサルミちゃん」
「よろしく。とりあえず、あんたの部屋まで案内するわ」
「その前にサルミちゃんのお父さんとお母さんにご挨拶したいな」
「2人とも忙しいから今はいないわ」
「そっか。じゃあ仕方ないね」


 サルミちゃんの後に続き、お屋敷の中に入る。


「うわーおっきー」
「こんなのデカいだけで役に立たないわよ」
「サルミちゃんは大きいお家は嫌いなの?」
「嫌いよ。トイレ行くのにも時間が掛かるなんてありえないわ」
「そうなんだ?」


 そういえば、タードお爺ちゃんのお屋敷とか、魔国のお城とか、広くて大変な時があったかも。それでもノエルは広いお家が好きだけど。


「サルミちゃんは小さいお家が好きなんだね?」
「そういう訳じゃないわよ。ただ、親のお金でこんなデカい家に住んでいる私自身は気に入らないだけ」
「ん?どういうこと?」
「自分の力じゃないのは嫌って意味よ」
「そうなんだ?」
「あんたはそう言うの無いの?」
「無いよ」


 ホウリお兄ちゃんには『使えるものは全部使え』って言われているしね。けど、『自分で出来ることを増やしていかないと困る』とも言われているから、頼りっぱなしも良くない。
 だから、サルミちゃんが言っていることも分かるんだよね。
 そんなこんな歩いていると、ふと、とあることが気になった。


「そういえばさ、こんなに大きな家なんだからお手伝いさんとかはいないの?」
「いるけど、私の目につかないように学校の時間とか夜中に家事をしてくれることが多いわね」
「サルミちゃんってお手伝いさん嫌いなの?」
「嫌いじゃないわ。ただ、目につく場所にいると落ち着かないのよ」
「へぇー、そうなんだ」
「ただ、食事を給仕してくれる人は毎日会ってるわよ」


 給仕の人はいるんだ。もしかして、毎日フルコースを食べているのかな?だとしたら、ノエルもフルコース食べられるかも?
 そんな事を考えていると、サルミちゃんがとある部屋の前で止まった。


「あんたにはこの部屋に泊まってもらうわ」
「ここってサルミちゃんのお部屋なの?」
「そんな訳ないでしょ。この部屋は客室よ」
「ちぇー。折角サルミちゃんと楽しくお喋りしようと思ったのに」
「仕方ないわね。寝る前に少しだけ付き合ってあげるわよ」
「わーい!ありがと!」


 寝るまで友達とお喋り、コアコちゃんとやったけど楽しかったんだよなぁ。


「その代わりに勉強を教えなさいよ」
「勿論だよ!まずは百マス計算からね」
「却下よ」
「そんな~」


 部屋に入ってサルミちゃんとお話しながら荷物を置く。部屋の中はホテルのようにベッドがあって、壁際に机と椅子があった。
 簡素だけど、どの家具も質が良さそうだ。流石はサルミちゃんのお家。


「必要な物があれば言いなさい。極力用意してあげるわ」
「良いの?」
「あんたとホウリさんにいつもお世話になっているお礼よ」
「ありがと。何か欲しい物があれば言うね」


 必要な物は家から持ってきているし、今は何も無いかな。


「そういえばさ、サルミちゃんのお父さんとお母さんはいつ帰ってくるの?挨拶しておきたいんだけど」
「どっちもいつ帰ってくるか分からないわ」
「お父さんは憲兵長なんだよね?お母さんは何しているの?」
「服飾系の社長をしているわ。忙しいのか帰ってこない日もあるわね。まあ、どっちも夕飯までに帰ってくれば良い方よ」
「そうなんだ」


 挨拶しておきたかったんだけど、いないんだったら仕方ない。


「1週間もいれば1回ぐらいは会えるでしょ。そんなことより、これからどうする?」
「お勉強するんじゃないの?」
「折角来たんだし、いつもと同じじゃつまらないでしょ?ここには撞球場とかテニスコートとか色々あるわよ」
「へぇ、色々あるんだね。ノエル、テニスやってみたいかも。ルール知らないけど」
「いいわね。テニスなら心得があるから、あんたに勝てるかもしれないわ」
「負けないよー」


 そんな感じで部屋の扉を開ける。すると、扉の前に見たことがある男の人がいた。
 その人をみたサルミちゃんの目が大きく見開かれた。


「やあ」
「パパ!?なんでここに!?仕事はどうしたの!?」
「少し抜けて来た。サルミちゃんがお友達を連れて来たって聞いていても経ってもいられなくてね」
「そんな事の為に抜けて来たの?バカじゃないの?」
「辛辣なサルミちゃんも可愛いね」
「うっさい!くっつくな!」


 お父さんが抱き着き、サルミちゃんが鬱陶しそうに引きはがそうとする。


「うーん?ノエルもくっついた方がいいかな?」
「あんたまで変な事しないでよ!収集が付かなくなるでしょ!」


 サルミちゃんが肩で息をしながらなんとか引き離す。


「ぜぇぜぇ……人が居る前ではやめてよパパ」
「すまないすまない、続きは2人っきりの時にな」
「訂正するわ。2人っきりの時と人が居る前ではくっつかないで」
「それって常にくっつくなって事?」
「そう言ったのよ」
「そんなー」


 サルミちゃんのお父さんはショックを受けて膝を付く。


「というか、友達に会いに来たなら私に構っている暇はないでしょ」
「それもそうだ。流石はサルミちゃん、頭良いね」
「バカなこと言ってないでさっさと挨拶しなさい」


 サルミちゃんがお父さんを手をとって引き上げる。
 そう言えば、サルミちゃんのお父さんにはダメルの街で合ったっけ。あの時はホウリお兄ちゃんと一緒に違法カジノを摘発したんだっけ。まだ1年も経ってない筈だけど懐かしいや。
 確か名前は……


「ビスケさんだっけ?」
「久しぶりだねノエルちゃん」


 ビスケさんが伸ばしてきた手をノエルは取る。


「知ってるの?」
「前にダメルの街であったんだ」
「ダメル?なんでそんなところで?」
「それは……守秘義務だ」
「しゅひぎむー」
「また秘密?私だけ除け者って訳?」
「そんな訳でも無い……が、ちょっとノエルちゃんと話がある。サルミちゃんは席を外してくれないかな?」
「……パパ、そんな趣味があったの?」
「何を想像しているのかな?」


 サルミちゃんが怪訝そうな顔で耳元でささやいてくる。


「ノエル、いざとなったら発砲を許可するわ」
「許可しないで!?」
「首から上なら何処を撃っても良いわ」
「即死させろってこと!?」
「分かった!」
「ノエルちゃんも力強く頷かないで!」


 そんな事を言いつつ、サルミちゃんは部屋から出ていった。
 ビスケさんは笑顔でサルミちゃんを見送ると、急に真面目な表情になった。


「さてと、何から話そうか」


 そう言いつつ、ビスケさんが椅子に座る。


「聞きたい事ってサルミちゃんのこと?」
「いや、ノエルちゃんの事が知りたいな。
「ノエルの事?」
「そうそう。学校はどうだい?」
「とっても楽しいよ!サルミちゃんとかコアコちゃんとかのお友達もできたし!」
「なるほどね、何が楽しいのかな?」
「えっとね、コアコちゃんに誘われてオカルト研究クラブを作ったんだけど────」


 ノエルは思いつく限り、学校での出来事を話す。気持ち、サルミちゃんのこと多めで。


「────みたいな感じかな!」
「それは楽しそうで何よりだ。じゃあ、ここからが本題なんだけどね」
「本題?」


 ノエルは首を傾げる。学校のことを聞きたいんじゃなかったのかな?
 ビスケさんが前かがみになって話を続ける。


「ノエルちゃん、君は特異な存在だっていうことは知っているね?」
「特異?」
「神の使いのことだよ」


 神の使い、MPを無限に使えるユニークスキル。これのおかげでいっぱい魔装やセイントヒールが使えている。今のノエルには無くてはならないスキルだ。


「前の裁判は君の神の使いを巡って引き起ったことだ」
「それは知ってるよ」
「本当に理解しているのかい?君が1人いるだけで、この国を、いや世界さえも手中に収めることだって出来るんだよ?」
「それもホウリお兄ちゃんから聞いてる」


 MPが無限にあれば大抵のことは出来るって聞いている。前の裁判の巨大なMP発射装置がいい例だ。


「つまり、君の存在で世界の行く末が掛かっているって言っても過言じゃない」
「それもホウリお兄ちゃんから聞いてるよ」


 ノエルは強くなって悪い人に利用されないようにしないといけない。だからこそ、ノエルは毎日特訓しているんだ。


「その特異性から歴代の神の使いは国で監視していた。けど、君は違う」
「ホウリお兄ちゃんとフランお姉ちゃんのおかげなんでしょ?」
「そう。その二人の活躍で、君は自由に学校にいけるし旅行にも行ける。私も君の境遇は知っているし、それでよいとも思っている」
「そうなんだ」
「けど、周りの環境がどうであれ君は神の使いだ。悪者に狙われるリスクもある。もちろん……」


 ビスケさんの目が更に鋭くなる。


「君の周りの人間もだ」
「…………」


 ノエルはビスケさんの言葉を静かに聞く。


「君が強くても、親しい人間を盾にされて脅される、なんてことも考えられるね」
「……そうだね」
「私としては娘が一番大事なんだ。だからさ」


 ビスケさんがおもむろに立ち上がる。そして、しゃがんでノエルと視線を合わせると、肩に手を置いてきた。


「危険が及ぶ前に娘と縁を切ってくれないか?」
「ヤダ」


 ノエルが即答すると、ビスケさんが眼を見開いて驚いた。


「どうしてだい?お友達がどうなってもいいの?」
「それもヤダ」
「あれもヤダこれもヤダ。君は我儘だね」


 ため息を吐いてビスケさんが立ちあがる。


「じゃあどうするつもりだい?」
「ノエルがいっぱい強くなる」
「でも、それじゃ限界がある」
「情報も集められるようになる。それで悪い人の行動を知って、みんなを守る」
「君に出来るのかい?」
「出来るもん。ホウリお兄ちゃんに教わってるし」
「ホウリに?」


 ノエルは大きく頷く。
 ホウリお兄ちゃんからも、ノエルの周りの人達が危ないって話は聞いてた。だからこそ、ノエルはホウリお兄ちゃんから戦闘技術以外のことも学んでいる。


「ホウリお兄ちゃんがいなくなる前に色々と出来るようになる。そして皆を守るんだ!」
「そんなに上手くいくのかい?」
「上手くいかせるの!」


 ノエルは今までに色んな物を無くしてきた。だからこそ……


「大切なものは絶対に捨てない!何があっても!」


 ノエルはビスケさんに指を指して自信満々に宣言する。


「だから、サルミちゃんとはずっとお友達。これは譲れないね」
「そうかい」


 ビスケさんはヤレヤレと言うように肩をすくめる。


「私の期待していた答えじゃないね」
「ダメ?」
「いや、それほどの覚悟なら、私が無理に引きはがす訳にも行かないね」
「やったー!」
「何かやって欲しいことがあったら言ってくれたまえ。君のことはそれなりに気に入っているんだ」
「ありがとうございます!」


 ノエルは深く頭を下げる。憲兵長さんの力が借りられるのは大きい。後でホウリお兄ちゃんにも伝えとこっと。


「そういえば、サルミちゃんには神の使いのことは伝えているのかい?」
「伝えてないよ」


 ノエルが神の使いっていうのは知ってるだけでリスクがある。だから、今は内緒。


「いつか皆にも伝えられると良いなぁ」
「そうだな」


 そんな感じでビスケさんとの話は終わった。


「じゃあ、サルミちゃんとテニスしよっと。ビスケさんもやる?」
「1時間くらいなら大丈夫。ただ、サルミちゃんが良いって言うかな?」
「聞いてみよっか」


 部屋から出ると、サルミちゃんが壁にもたれ掛かって待っていた。


「お待たせ」
「秘密のお喋りは終わったかしら?」
「うん。今からテニスしよ。ビスケさんも一緒にやりたいって言ってるけど良い?」
「パパも?」


 サルミちゃんが嫌そうに顔を歪める。そんなサルミちゃんの手をビスケさんが取る。


「お願い!ちょっとだけで良いから!」
「仕方ないわね。分かったわ」
「いえーい!」


 ビスケさんが子供の様に飛び跳ねる。よっぽど、サルミちゃんとテニスしたかったみたい。


「じゃあ行くわよ。パパの相手は私達2人でいいわよね?」
「それくらいのハンデは良いよ」
「じゃあさっさと行くわよ。1セット取る前にKOさせてあげる」
「サルミちゃん?テニスにKOは無いんだよ?」
「よーし!頑張ってKOさせるぞー!」
「ノエルちゃんも乗らないで!?」


 こうして、サルミちゃんのお家を楽しんだのだった。
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