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第三百六話 ただしイケメンに限る
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「ふー、お腹いっぱいです」
ロワが膨れ上がったお腹を幸せそうに叩く。
「満足そうなのは良いが、せめて自分で頼んだものは食べきって欲しいな」
「す、すみません」
大盛りを頼んだにも関わらず、ロワは残してしまったのだ。残ってしまった分は私が食べた。
「ロワは考えなしの言動を改めるべきだな」
「返す言葉も無いです……」
特に酔っている時の告白まがいの言葉とか。
「ですが、大盛りってどのくらいなのか分かりにくくないですか?」
「それについては同意するがな。写真だけでは分かりにくいことは、往々にしてある」
「ですよね?写真で見た時は食べられそうな気がしたんですけどね」
「だが、前の客が同じものを頼んでいただろう?それを参考にすれば良かったのではないか?」
「そうでしたっけ?」
「ロワは観察力も鍛えないとな」
「うう、ホウリさんと同じことを言われたぁ」
そんな事を話しつつ、私は水を口に含む。カレーもローストビーフ丼も味が濃かったからな。何か口直しに甘い物でも……
「そうだ、ホウリからこんな物を貰っていたんだった」
私は金色のチケットを取り出す。
「それはなんですか?」
「ディフェンドというケーキ屋のチケットだ。ホウリ曰く、世界で5本の指に入る程に美味いらしい」
「ホウリさんのお墨付きなら間違いないですね」
「だが、ロワは甘い物が苦手じゃなかったのか?」
「ホウリさんのお墨付きなら大丈夫じゃないですか?」
確かに、ホウリもロワが甘い物が苦手なのは知っている筈だ。このチケットを渡したということは、ロワでも楽しめるということだろう。
「ならばこの後に行ってみるか?」
「いいですね。お店はどこにあるんですか?」
「ここから20分ほど歩いた所だな」
「腹ごなしには丁度いいですね」
「決まりだな」
こうして、私たちはディフェンドに向かう事になった。
☆ ☆ ☆ ☆
フードエリアから歩く事20分、私たちは郊外でひっそりと営業しているお店の前にたどり着いた。
「ここですか?」
「看板にディフェンドと書かれているから間違いないのではないか?」
店の扉の上には「ディフェンド」と書かれた木の看板が掛かっていた。
看板は年季が入っているように見えるが、手入れはされているようで汚さは感じない。
「思ったよりもこじんまりとしてますね。もっと豪華に飾り付けがされているお店かと思ってました」
「こういう店の方が味が良いんじゃないか?」
そんな事を話しつつ、私たちは店の中に入る。
扉に付いている鈴の音が来客を告げると、奥から初老のウェイターがやってきた。
「いらっしゃいませ。チケットはお持ちですか?」
「はい」
私はチケットを店員に渡す。店員は金色のチケットを確認すると、少しだけ目を見開いた。
「どうかしましたか?」
「もしかして、ロワ様とミエル様でいらっしゃいますか?」
「はい」
「僕等の事を知っているんですか?」
「ホウリ様からお聞きしております。こちらへどうぞ」
店員は私達を中央の席へと案内した。店の中を見てみると、10席ほどしかない席には、ちらほらと客が座っていた。店の規模は大きくないが、雰囲気は良い。中々期待できそうだ。
そんな事を考えつつ、私は席に座る。
「ミエルさんはこういうお店には来たことあるんですか?」
ロワも話しつつ席に座った。
「騎士団の仕事が忙しくて、こういう所に来る暇は無いな」
「そうなんですか?そんなに忙しそうには見えませんけど?」
「ホウリが来てから騎士団の仕事は減ったからな」
特訓が出来るようにと、ホウリは騎士団の仕事を手伝ってくれた。おかげで仕事は3割減って、余った時間は特訓に当てられた。まあ、戦いじゃなくて家事の特訓が多いんだがな。
「ホウリさんって騎士団の仕事にも口が出せるんですか?」
「みたいだな」
どんなマジックを使ったのかは知らないが、仕事が減る分には文句はない。まあ、ケットのような問題児が仕事を増やすこともあるから油断はできないが。
そんな事を話していると、ロワはキョロキョロとあたりを見渡した。
「メニュー表は何処でしょうか?」
「今日はコースのスイーツのみらしいぞ」
「そうなんですか。何が出るんでしょうか?」
「さあな」
私はスイーツについて詳しくない。なにせ、チョコを火で溶かそうとするくらいだ。
「だが、ホウリのお墨付きだ。私達が想像も出来ないようなスイーツが出るんだろう」
「楽しみですね」
そんな事を話していると、店員がスイーツを持って来た。
「お待たせいたしました。ショコラムースでございます」
真っ黒な円形のケーキが私達の前に置かれた。上には真っ赤で甘酸っぱいラズの実が乗せられている。
「ショコラムース?普通ですね?」
「ふふふ、どうぞ。お召し上がりください」
店員が意味深な笑みを浮かべつつ、食べるように促してくる。
ロワはとりあえずといった様子でスプーンをショコラムースに入れる。瞬間、
「うわっ!?」
ショコラムースが徐々に黄色に変わっていった。
「どうなってるんですかコレ!?」
「これは衝撃を与えると色が付く『チョハチョハ』という植物の効果です。驚いて貰えましたか?」
「はい!とってもビックリしました!」
「それは良かったです。ちなみに、お客さまによって色が異なるので、何色になるのかをお楽しみください」
「そうなんですか」
私もショコラムースにスプーンを入れてみる。すると、ショコラムースは徐々に緑に染まっていった。
「私は緑か」
緑色か、ロワを思い出すな。そう思い、前に視線を向けるとロワがショコラムースを口に入れているところだった。
「このショコラムース、甘すぎなくて美味しいですね」
「お褒めにあずかり光栄です」
店員は恭しく頭を下げると、そのまま厨房に引っ込んでいった。
私もショコラムースを口に入れてみる。すると、チョコの濃厚な苦みが口に広がる。苦さの中に自然な甘さがほのかに感じられる。大人の味だ。
「確かに美味いな」
「これなら食べきれそうです」
ロワが笑顔でショコラムースを食べ続ける。ホウリの舌を疑っていた訳では無いが、世界で5本の指に入ると言われるのも納得だ。
「しかし、想像以上の出来だな」
「ですよね。コースってことは、もっと出てくるって事ですよね?」
「その通りだ」
ロワが凄い勢いでショコラムースを食べきる。
「いやー、美味しくてすぐに食べきっちゃいました」
「気に入ったようで何よりだ」
私も残ったショコラムースを食べきり一息つく。
「ふう、美味しかった」
「こんなに美味しもの、ホウリさん達は食べられたんでしょうか?」
「ホウリのことだ。絶対に自分、フラン、ノエルの分は確保しているだろう」
「ですよね。ちなみに、このチケットってレアなんですかね?」
「ホウリが手に入れるのに苦労するくらいにはレアらしいぞ」
「ホウリさんが苦労?他の人は手に入れられるんですか?」
「かなりの金を積めば手に入るらしいぞ」
とはいえ、私も詳しく知っている訳では無いが。
「あ、ミエルさん」
ロワが私の顔を凝視してくる。こんなにマジマジと見つめられるなんて照れるな。
「ど、どうしたんだ?」
「ちょっとこっちに来てください」
「なんだ?」
言われた通りテーブルから身を乗り出してロワに近づく。すると、ロワは私の顔に指を当てた。
「はい、取れましたよ」
ロワが私の顔から指を離す。すると、指にはショコラムースが付いていた。どうやら、私の顔に付いていたものらしい。
「ありがとな」
「これくらい良いですよ」
そう言って、ロワはショコラムースを舐めとる。
「……へ?」
その様子をみて私は眼を丸くする。
「あれ?どうかしました?」
「……ロワにはデリカシーと言う奴を教える必要があるみたいだな」
「へ?もしかして、舐めるのってデリカシーに欠けます?」
「ああ」
こんな感じで、私達はスイーツを楽しんだのだった。
ロワが膨れ上がったお腹を幸せそうに叩く。
「満足そうなのは良いが、せめて自分で頼んだものは食べきって欲しいな」
「す、すみません」
大盛りを頼んだにも関わらず、ロワは残してしまったのだ。残ってしまった分は私が食べた。
「ロワは考えなしの言動を改めるべきだな」
「返す言葉も無いです……」
特に酔っている時の告白まがいの言葉とか。
「ですが、大盛りってどのくらいなのか分かりにくくないですか?」
「それについては同意するがな。写真だけでは分かりにくいことは、往々にしてある」
「ですよね?写真で見た時は食べられそうな気がしたんですけどね」
「だが、前の客が同じものを頼んでいただろう?それを参考にすれば良かったのではないか?」
「そうでしたっけ?」
「ロワは観察力も鍛えないとな」
「うう、ホウリさんと同じことを言われたぁ」
そんな事を話しつつ、私は水を口に含む。カレーもローストビーフ丼も味が濃かったからな。何か口直しに甘い物でも……
「そうだ、ホウリからこんな物を貰っていたんだった」
私は金色のチケットを取り出す。
「それはなんですか?」
「ディフェンドというケーキ屋のチケットだ。ホウリ曰く、世界で5本の指に入る程に美味いらしい」
「ホウリさんのお墨付きなら間違いないですね」
「だが、ロワは甘い物が苦手じゃなかったのか?」
「ホウリさんのお墨付きなら大丈夫じゃないですか?」
確かに、ホウリもロワが甘い物が苦手なのは知っている筈だ。このチケットを渡したということは、ロワでも楽しめるということだろう。
「ならばこの後に行ってみるか?」
「いいですね。お店はどこにあるんですか?」
「ここから20分ほど歩いた所だな」
「腹ごなしには丁度いいですね」
「決まりだな」
こうして、私たちはディフェンドに向かう事になった。
☆ ☆ ☆ ☆
フードエリアから歩く事20分、私たちは郊外でひっそりと営業しているお店の前にたどり着いた。
「ここですか?」
「看板にディフェンドと書かれているから間違いないのではないか?」
店の扉の上には「ディフェンド」と書かれた木の看板が掛かっていた。
看板は年季が入っているように見えるが、手入れはされているようで汚さは感じない。
「思ったよりもこじんまりとしてますね。もっと豪華に飾り付けがされているお店かと思ってました」
「こういう店の方が味が良いんじゃないか?」
そんな事を話しつつ、私たちは店の中に入る。
扉に付いている鈴の音が来客を告げると、奥から初老のウェイターがやってきた。
「いらっしゃいませ。チケットはお持ちですか?」
「はい」
私はチケットを店員に渡す。店員は金色のチケットを確認すると、少しだけ目を見開いた。
「どうかしましたか?」
「もしかして、ロワ様とミエル様でいらっしゃいますか?」
「はい」
「僕等の事を知っているんですか?」
「ホウリ様からお聞きしております。こちらへどうぞ」
店員は私達を中央の席へと案内した。店の中を見てみると、10席ほどしかない席には、ちらほらと客が座っていた。店の規模は大きくないが、雰囲気は良い。中々期待できそうだ。
そんな事を考えつつ、私は席に座る。
「ミエルさんはこういうお店には来たことあるんですか?」
ロワも話しつつ席に座った。
「騎士団の仕事が忙しくて、こういう所に来る暇は無いな」
「そうなんですか?そんなに忙しそうには見えませんけど?」
「ホウリが来てから騎士団の仕事は減ったからな」
特訓が出来るようにと、ホウリは騎士団の仕事を手伝ってくれた。おかげで仕事は3割減って、余った時間は特訓に当てられた。まあ、戦いじゃなくて家事の特訓が多いんだがな。
「ホウリさんって騎士団の仕事にも口が出せるんですか?」
「みたいだな」
どんなマジックを使ったのかは知らないが、仕事が減る分には文句はない。まあ、ケットのような問題児が仕事を増やすこともあるから油断はできないが。
そんな事を話していると、ロワはキョロキョロとあたりを見渡した。
「メニュー表は何処でしょうか?」
「今日はコースのスイーツのみらしいぞ」
「そうなんですか。何が出るんでしょうか?」
「さあな」
私はスイーツについて詳しくない。なにせ、チョコを火で溶かそうとするくらいだ。
「だが、ホウリのお墨付きだ。私達が想像も出来ないようなスイーツが出るんだろう」
「楽しみですね」
そんな事を話していると、店員がスイーツを持って来た。
「お待たせいたしました。ショコラムースでございます」
真っ黒な円形のケーキが私達の前に置かれた。上には真っ赤で甘酸っぱいラズの実が乗せられている。
「ショコラムース?普通ですね?」
「ふふふ、どうぞ。お召し上がりください」
店員が意味深な笑みを浮かべつつ、食べるように促してくる。
ロワはとりあえずといった様子でスプーンをショコラムースに入れる。瞬間、
「うわっ!?」
ショコラムースが徐々に黄色に変わっていった。
「どうなってるんですかコレ!?」
「これは衝撃を与えると色が付く『チョハチョハ』という植物の効果です。驚いて貰えましたか?」
「はい!とってもビックリしました!」
「それは良かったです。ちなみに、お客さまによって色が異なるので、何色になるのかをお楽しみください」
「そうなんですか」
私もショコラムースにスプーンを入れてみる。すると、ショコラムースは徐々に緑に染まっていった。
「私は緑か」
緑色か、ロワを思い出すな。そう思い、前に視線を向けるとロワがショコラムースを口に入れているところだった。
「このショコラムース、甘すぎなくて美味しいですね」
「お褒めにあずかり光栄です」
店員は恭しく頭を下げると、そのまま厨房に引っ込んでいった。
私もショコラムースを口に入れてみる。すると、チョコの濃厚な苦みが口に広がる。苦さの中に自然な甘さがほのかに感じられる。大人の味だ。
「確かに美味いな」
「これなら食べきれそうです」
ロワが笑顔でショコラムースを食べ続ける。ホウリの舌を疑っていた訳では無いが、世界で5本の指に入ると言われるのも納得だ。
「しかし、想像以上の出来だな」
「ですよね。コースってことは、もっと出てくるって事ですよね?」
「その通りだ」
ロワが凄い勢いでショコラムースを食べきる。
「いやー、美味しくてすぐに食べきっちゃいました」
「気に入ったようで何よりだ」
私も残ったショコラムースを食べきり一息つく。
「ふう、美味しかった」
「こんなに美味しもの、ホウリさん達は食べられたんでしょうか?」
「ホウリのことだ。絶対に自分、フラン、ノエルの分は確保しているだろう」
「ですよね。ちなみに、このチケットってレアなんですかね?」
「ホウリが手に入れるのに苦労するくらいにはレアらしいぞ」
「ホウリさんが苦労?他の人は手に入れられるんですか?」
「かなりの金を積めば手に入るらしいぞ」
とはいえ、私も詳しく知っている訳では無いが。
「あ、ミエルさん」
ロワが私の顔を凝視してくる。こんなにマジマジと見つめられるなんて照れるな。
「ど、どうしたんだ?」
「ちょっとこっちに来てください」
「なんだ?」
言われた通りテーブルから身を乗り出してロワに近づく。すると、ロワは私の顔に指を当てた。
「はい、取れましたよ」
ロワが私の顔から指を離す。すると、指にはショコラムースが付いていた。どうやら、私の顔に付いていたものらしい。
「ありがとな」
「これくらい良いですよ」
そう言って、ロワはショコラムースを舐めとる。
「……へ?」
その様子をみて私は眼を丸くする。
「あれ?どうかしました?」
「……ロワにはデリカシーと言う奴を教える必要があるみたいだな」
「へ?もしかして、舐めるのってデリカシーに欠けます?」
「ああ」
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