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第三百二十二話 おいどういうことだ説明しろ鳳梨
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強盗をぶちのめした日の夕方、わしはオダリムにある宿まで帰って来た。
「ただいま帰ったぞ~」
「おかえりなさい」
宿を開けるとディーヌが出迎えてくれた。
「ホウリはおるか?」
「奥の席にいるわよ」
「ありがとう」
食堂に入ると、奥にホウリとロワ、ミエルが座っているのが見えた。
3人はわしに気が付くと、軽く手を上げる。
「おかえり。人王はどうしてた?」
「大変そうじゃったぞ」
「だろうな」
わしも席につき、ディーヌにワインを注文する。
「さてと、お主に聞きたい事がある」
「奇遇ですね。僕達もホウリさんに聞きたい事があったんですよ」
「お前らの聞きたい事は分かってる」
ホウリが軽く人差し指を振った。念話でのやり取りの合図じゃ。どうやら、ここからの話は他の人間に聞かれる訳にはいかんらしい。
『これでよいか』
『ああ。ありがとな』
念話を使うとホウリが話を始めた。
『お前らが聞きたい事は、騎士団の連中が王都に戻った理由だろ?』
『その通りだ』
『今日の昼頃、騎士団の皆さんがミエルさんの所に来て、王都に戻るって報告にしてきたんです』
『街の防衛において、騎士団は重要な戦力の筈だ』
『なんで王都に戻したんですか?』
『王都が襲われるからだ』
「な!?」
ホウリが算数の答えのように言い放つ。じゃが、わしらには衝撃的すぎて、ロワが思わず言葉を漏らした。
重要情報をサラッと言いおって。
『それは本当か!?』
『あくまでも可能性だけどな』
『なぜそう思った?』
『相手はオダリムを襲った。考えられる理由は、王都にとって重要な街で、襲いやすいからだ』
『わしもそう思う』
物流の拠点であるオダリムを堕とせば、王都の物流は滞る。更にオダリムが周りが草原じゃから、攻めるのが容易じゃ。わしが敵であっても最初にオダリムを襲うじゃろう。
『だが、相手の予想よりもオダリムは持ちこたえている』
『ですね。こちらの損傷も軽微ですし、かなり余裕もあります』
『外部からも内部からもそう見えるだろ?』
ん?ホウリの言い方になんじゃか引っ掛かりを感じるのう?
『相手はオダリムを手早く落とそうとした筈だ。だが、当ては外れた。そんな時に相手はどう思う?』
『他に手を考えるじゃろうな』
『他の手?』
『オダリムはかなり大きい街だ。防衛するとなると、それなりの人手が必要になる』
『現に大勢の冒険者をこの街に呼びましたもんね』
『つまり、他の場所から戦力を持ってきている訳だ』
『なるほど、手薄になった場所を攻められる可能性があるわけか』
ミエルが合点がいったように頷く。
『それで王都が襲われる可能性があるという訳か』
『そうだ。常に最悪の状況を想定する必要があるからな』
一番最悪な状況は王都が陥落させられること。それを防ぐために騎士団を王都に戻した訳か。
『ですが、なんでこの話を念話でしているんですか?』
『スパイを警戒しているからだ。こちらの考えが相手に筒抜けになるのは避けたい』
『まだスパイがいるんですか?かなり捕まえましたよね?』
『いるかは分からない。だが、いないと考えるのは能天気だろう』
ホウリの言う通り、スパイがいないと考えるのは早計じゃ。必ずスパイはいると考え、重要な話は念話などの傍受されにくい方法を取る必要があるじゃろう。
『説明は以上だ。他に質問はあるか?』
『私達は王都に戻らなくて良いのか?』
『お前らは切り札だ。オダリムにいてもらわないと困る』
『そう言えば、そんな事も言ってましたね』
『王都が襲われる可能性があるとはいえ、今襲われているのはオダリムじゃしな。ここの戦力を必要以上に無くすのは危険じゃな』
『なるほど』
わしの説明にロワは感心したように頷く。
『他に質問は?』
『わしからも良いか?』
『なんだ?』
『ここでは話にくい。ロワ、ミエル、お主らの部屋を貸してくれんか?』
『別に良いぞ』
『僕も問題無いです』
『決まりじゃな。少し顔を貸して貰おうか』
『それは今からボコボコにする時の言葉だ』
そんな事を言いつつも、ホウリはわしと一緒に宿の階段を上がる。
「あやつらの部屋は何処じゃったかな?」
「一番手前の部屋だ」
ホウリがカギを取り出して部屋の扉を開ける。
中はベッドが二つと机があるだけの簡素な部屋じゃった。ロワとミエルの物であろうバッグがあるだけで、1年前の内装と変わりない。
「なんだか懐かしいのう」
「1年前にはここに泊まっていたからな。それで、話ってなんだ?」
「その前に」
わしはスキルで外に音が漏れないようにする。これで、この部屋の様子を知る事は出来んようになった。念話だけで問題無いじゃろうが、念には念を入れるに越したことはない。
「それで本題なんじゃが」
「ああ」
「オダリムの本当の戦局を教えてくれ」
「……参ったな。気付いていたか」
ホウリが頭を掻く。これはわしの考えが当たったみたいじゃな。
「いつ気付いた?」
「さっきの言い方じゃな。なんとなく引っかかったんじゃ。というか、わしだけに伝わるように話をしたのではないか?」
「そこまで気付いたか」
「お主との付き合いも長いからのう。このくらい察するなんて訳ないわい」
最近、ホウリのことがなんとなく分かって来た。嬉しいとも思うが、自分がホウリのように捻くれた気もして複雑じゃ。
「で、今の戦局だったな」
「先ほどの言い方からして、芳しくないのか?」
「正直、厳しいな」
そこからわしはホウリから正直な戦局の説明を受けた。
オダリムの戦況は少しずつだが悪くなってきているらしい。
戦力については問題無く、腕がある者も揃ってきている。問題は物資の方。
王都からの魔法陣で物資を補給しているとはいえ、普段よりはオダリムに入ってくる物資は少ない。いつもの8割くらいの物資しか補給できていないらしい。
じゃが、防衛戦での消費は補給するよりも多い。少しずつじゃが、消耗しているらしい。
「つまり、余裕そうなのは見せかけだけという訳か」
「まあな。防衛戦の影響で住人に影響を与えることは避けたいし、早急に決着を付けたいところだ」
「じゃが、決着を付けるには大元を断たねばならん。どうするんじゃ?」
「考えはある」
「なんじゃ?」
「何もしないことだ」
「は?」
言っている意味がまるで分からん。働きすぎて頭が可笑しくなったか?
「何もしないでどう決着をつけるつもりじゃ?」
「この街の状況は、相手からどう見えると思う?」
「余裕たっぷりって感じじゃろうな」
「その通り。そして、相手にはとある情報を流しておいた」
「とある情報?」
「そろそろ相手の位置を特定するって情報だ」
「そうなのか?」
「勿論、嘘だ」
やはりか。そんな話があるならわしが知っていても可笑しくはない。
「ん?その言い方だと、お主が意図して敵に偽情報を流したように聞こえるぞ」
「そう言ってるからな」
「それはスパイが分からんと出来んことじゃろうが。お主はスパイは分からんと言っておったじゃろ?」
「俺の言葉が全部本当な訳ないだろ?」
「そういえば、お主はそういう奴じゃったな」
こやつの事を理解したつもりじゃったが、わしもまだまだか。
「つまり、お主はスパイを全て把握していて、そいつに偽の情報を掴ませたという訳か」
「全部かは分からないけどな。1人は把握していて泳がせている」
「情報戦はお主に部があるようじゃな。して、狙いはなんじゃ?」
「相手は気付かれる前に決着を付けたがるだろう。すると、神から貰った力を使いまくるだろう」
「使うとどうなるんじゃ?」
「神が相手の位置を掴みやすくなる」
「なるほど、みっちゃんに探してもらう訳か」
相手が神の力を使うなら、みっちゃんの領分という訳か。中々理に適っておるのう。
「まとめると、オダリムの状況を相手に誤解させ、神の力を使わせることで相手の位置を特定する。そういう訳じゃな?」
「ああ」
「なぜわしだけに伝える?ロワやミエルに伝えても良いのではないか?」
「相手が思考を読むスキルを持っていないとも限らない。だから、思考を読まれる心配がないフランだけにしか話せないんだよ」
「そういう訳か」
わしに質問させたのも、裏が無いことを相手に悟らせないためか。わしから部屋に誘ったとあらば、逢引にしか見えんじゃろうしな。
「これで納得したか?」
「うむ」
「なら食堂に戻るか」
「じゃな」
「ただいま帰ったぞ~」
「おかえりなさい」
宿を開けるとディーヌが出迎えてくれた。
「ホウリはおるか?」
「奥の席にいるわよ」
「ありがとう」
食堂に入ると、奥にホウリとロワ、ミエルが座っているのが見えた。
3人はわしに気が付くと、軽く手を上げる。
「おかえり。人王はどうしてた?」
「大変そうじゃったぞ」
「だろうな」
わしも席につき、ディーヌにワインを注文する。
「さてと、お主に聞きたい事がある」
「奇遇ですね。僕達もホウリさんに聞きたい事があったんですよ」
「お前らの聞きたい事は分かってる」
ホウリが軽く人差し指を振った。念話でのやり取りの合図じゃ。どうやら、ここからの話は他の人間に聞かれる訳にはいかんらしい。
『これでよいか』
『ああ。ありがとな』
念話を使うとホウリが話を始めた。
『お前らが聞きたい事は、騎士団の連中が王都に戻った理由だろ?』
『その通りだ』
『今日の昼頃、騎士団の皆さんがミエルさんの所に来て、王都に戻るって報告にしてきたんです』
『街の防衛において、騎士団は重要な戦力の筈だ』
『なんで王都に戻したんですか?』
『王都が襲われるからだ』
「な!?」
ホウリが算数の答えのように言い放つ。じゃが、わしらには衝撃的すぎて、ロワが思わず言葉を漏らした。
重要情報をサラッと言いおって。
『それは本当か!?』
『あくまでも可能性だけどな』
『なぜそう思った?』
『相手はオダリムを襲った。考えられる理由は、王都にとって重要な街で、襲いやすいからだ』
『わしもそう思う』
物流の拠点であるオダリムを堕とせば、王都の物流は滞る。更にオダリムが周りが草原じゃから、攻めるのが容易じゃ。わしが敵であっても最初にオダリムを襲うじゃろう。
『だが、相手の予想よりもオダリムは持ちこたえている』
『ですね。こちらの損傷も軽微ですし、かなり余裕もあります』
『外部からも内部からもそう見えるだろ?』
ん?ホウリの言い方になんじゃか引っ掛かりを感じるのう?
『相手はオダリムを手早く落とそうとした筈だ。だが、当ては外れた。そんな時に相手はどう思う?』
『他に手を考えるじゃろうな』
『他の手?』
『オダリムはかなり大きい街だ。防衛するとなると、それなりの人手が必要になる』
『現に大勢の冒険者をこの街に呼びましたもんね』
『つまり、他の場所から戦力を持ってきている訳だ』
『なるほど、手薄になった場所を攻められる可能性があるわけか』
ミエルが合点がいったように頷く。
『それで王都が襲われる可能性があるという訳か』
『そうだ。常に最悪の状況を想定する必要があるからな』
一番最悪な状況は王都が陥落させられること。それを防ぐために騎士団を王都に戻した訳か。
『ですが、なんでこの話を念話でしているんですか?』
『スパイを警戒しているからだ。こちらの考えが相手に筒抜けになるのは避けたい』
『まだスパイがいるんですか?かなり捕まえましたよね?』
『いるかは分からない。だが、いないと考えるのは能天気だろう』
ホウリの言う通り、スパイがいないと考えるのは早計じゃ。必ずスパイはいると考え、重要な話は念話などの傍受されにくい方法を取る必要があるじゃろう。
『説明は以上だ。他に質問はあるか?』
『私達は王都に戻らなくて良いのか?』
『お前らは切り札だ。オダリムにいてもらわないと困る』
『そう言えば、そんな事も言ってましたね』
『王都が襲われる可能性があるとはいえ、今襲われているのはオダリムじゃしな。ここの戦力を必要以上に無くすのは危険じゃな』
『なるほど』
わしの説明にロワは感心したように頷く。
『他に質問は?』
『わしからも良いか?』
『なんだ?』
『ここでは話にくい。ロワ、ミエル、お主らの部屋を貸してくれんか?』
『別に良いぞ』
『僕も問題無いです』
『決まりじゃな。少し顔を貸して貰おうか』
『それは今からボコボコにする時の言葉だ』
そんな事を言いつつも、ホウリはわしと一緒に宿の階段を上がる。
「あやつらの部屋は何処じゃったかな?」
「一番手前の部屋だ」
ホウリがカギを取り出して部屋の扉を開ける。
中はベッドが二つと机があるだけの簡素な部屋じゃった。ロワとミエルの物であろうバッグがあるだけで、1年前の内装と変わりない。
「なんだか懐かしいのう」
「1年前にはここに泊まっていたからな。それで、話ってなんだ?」
「その前に」
わしはスキルで外に音が漏れないようにする。これで、この部屋の様子を知る事は出来んようになった。念話だけで問題無いじゃろうが、念には念を入れるに越したことはない。
「それで本題なんじゃが」
「ああ」
「オダリムの本当の戦局を教えてくれ」
「……参ったな。気付いていたか」
ホウリが頭を掻く。これはわしの考えが当たったみたいじゃな。
「いつ気付いた?」
「さっきの言い方じゃな。なんとなく引っかかったんじゃ。というか、わしだけに伝わるように話をしたのではないか?」
「そこまで気付いたか」
「お主との付き合いも長いからのう。このくらい察するなんて訳ないわい」
最近、ホウリのことがなんとなく分かって来た。嬉しいとも思うが、自分がホウリのように捻くれた気もして複雑じゃ。
「で、今の戦局だったな」
「先ほどの言い方からして、芳しくないのか?」
「正直、厳しいな」
そこからわしはホウリから正直な戦局の説明を受けた。
オダリムの戦況は少しずつだが悪くなってきているらしい。
戦力については問題無く、腕がある者も揃ってきている。問題は物資の方。
王都からの魔法陣で物資を補給しているとはいえ、普段よりはオダリムに入ってくる物資は少ない。いつもの8割くらいの物資しか補給できていないらしい。
じゃが、防衛戦での消費は補給するよりも多い。少しずつじゃが、消耗しているらしい。
「つまり、余裕そうなのは見せかけだけという訳か」
「まあな。防衛戦の影響で住人に影響を与えることは避けたいし、早急に決着を付けたいところだ」
「じゃが、決着を付けるには大元を断たねばならん。どうするんじゃ?」
「考えはある」
「なんじゃ?」
「何もしないことだ」
「は?」
言っている意味がまるで分からん。働きすぎて頭が可笑しくなったか?
「何もしないでどう決着をつけるつもりじゃ?」
「この街の状況は、相手からどう見えると思う?」
「余裕たっぷりって感じじゃろうな」
「その通り。そして、相手にはとある情報を流しておいた」
「とある情報?」
「そろそろ相手の位置を特定するって情報だ」
「そうなのか?」
「勿論、嘘だ」
やはりか。そんな話があるならわしが知っていても可笑しくはない。
「ん?その言い方だと、お主が意図して敵に偽情報を流したように聞こえるぞ」
「そう言ってるからな」
「それはスパイが分からんと出来んことじゃろうが。お主はスパイは分からんと言っておったじゃろ?」
「俺の言葉が全部本当な訳ないだろ?」
「そういえば、お主はそういう奴じゃったな」
こやつの事を理解したつもりじゃったが、わしもまだまだか。
「つまり、お主はスパイを全て把握していて、そいつに偽の情報を掴ませたという訳か」
「全部かは分からないけどな。1人は把握していて泳がせている」
「情報戦はお主に部があるようじゃな。して、狙いはなんじゃ?」
「相手は気付かれる前に決着を付けたがるだろう。すると、神から貰った力を使いまくるだろう」
「使うとどうなるんじゃ?」
「神が相手の位置を掴みやすくなる」
「なるほど、みっちゃんに探してもらう訳か」
相手が神の力を使うなら、みっちゃんの領分という訳か。中々理に適っておるのう。
「まとめると、オダリムの状況を相手に誤解させ、神の力を使わせることで相手の位置を特定する。そういう訳じゃな?」
「ああ」
「なぜわしだけに伝える?ロワやミエルに伝えても良いのではないか?」
「相手が思考を読むスキルを持っていないとも限らない。だから、思考を読まれる心配がないフランだけにしか話せないんだよ」
「そういう訳か」
わしに質問させたのも、裏が無いことを相手に悟らせないためか。わしから部屋に誘ったとあらば、逢引にしか見えんじゃろうしな。
「これで納得したか?」
「うむ」
「なら食堂に戻るか」
「じゃな」
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