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42話
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雲を突き抜けてそびえ立つ天空の塔。
黒く光り輝く天空の塔には扉はなく、誰も入った事はない。
災厄の神様が住むとも言われている天空の塔の情報は誰も知らない。
だけどボクだけがわかっている情報がある。それは最強の武器の1つでもある天空の炎の剣の作り方。
その素材の1つの名前が天空の牙。天空の牙の情報は攻略サイトにも載っていない情報。おそらくこの天空の塔で採取出来る素材だろう。
この天空の塔に行く途中にある天空の森の中にいるのがブラックポイントアピス。
天空の塔には超高速で動くブラックポイントアピスをすり抜けて行ける者しか辿り着く事は出来ない。
ブラックポイントアピスをすり抜ける事が出来る死にレベルは80。
だからボクは生産の女神の加護が80あれば行けると思っていた。
だが現実は甘くはない。
イヤ、ここは仮想世界だよ。って突っ込みを入れておこう。
こんな突っ込みを入れたくなるくらいボクは今冷静になって、どうしたらいいか考えている。
「自分がこんなに鈍臭いとは思っていなかったな。どうしよう」
ブラックポイントアピスの超高速移動をすり抜ける目安の死にレベル80はあくまでも目安。
運動音痴の人は80でも足りないのだ。
そう、ボクみたいな人はスローモーションシステムが80あっても足りないのだ。
どうしよう。
3日後にはトキのポーションが出来る。そのポーションを使えば女神の加護が付くからこの問題を解決できるかもしれない。
でもそれだと遅いのだ。
最速最短でいかないとすぐに大手のクランに追いつかれて『青の錬金術師』の称号を取る事が出来なくなってしまう。
時間はない。
どうしよう。
一か八か通り抜けてみるか。
でもそれをやって死んでしまうとノーデスの称号を失う事になる。
ノーデスの称号を失えば生産マスターの称号も失うのでボクは底辺プレイヤーと変わらなくなってしまう。
そんな危険を冒すわけにはいかない。
じゃあどうする。
考えろ。
考えろ。
考えろ。
あっ!1つだけある。
マイハウスの地下倉庫奥深くに封印したモノを解き放てばブラックポイントアピスをすり抜ける事が出来る。
あの封印を解く日が来たのか。
やるしかない。覚悟を決めろ。
ボクはマイハウスに戻り、地下倉庫奥深くに封印されていた女神の加護がついたクロロ豚のウンコを装備して天空の森に帰ってきた。
「あれ、おかしいな」
ブラックポイントアピスがいなくなっている。
「もしかしてウンコの臭いがイヤでいなくなったのか」
こんな結末誰も読めないよ。まさかこの話の最初の文字を縦読みすると雲黒災になってるなんて誰も読めないよ。
まぁいい、とりあえずこれで死ぬ事はなくなった。安心してサンライトハニーを採取して帰ろう。
明日はアラスカサーベルタイガーの討伐で間近にブラックドラゴンのリュウイチさんの戦いを見る事が出来る。
楽しみだな。
黒く光り輝く天空の塔には扉はなく、誰も入った事はない。
災厄の神様が住むとも言われている天空の塔の情報は誰も知らない。
だけどボクだけがわかっている情報がある。それは最強の武器の1つでもある天空の炎の剣の作り方。
その素材の1つの名前が天空の牙。天空の牙の情報は攻略サイトにも載っていない情報。おそらくこの天空の塔で採取出来る素材だろう。
この天空の塔に行く途中にある天空の森の中にいるのがブラックポイントアピス。
天空の塔には超高速で動くブラックポイントアピスをすり抜けて行ける者しか辿り着く事は出来ない。
ブラックポイントアピスをすり抜ける事が出来る死にレベルは80。
だからボクは生産の女神の加護が80あれば行けると思っていた。
だが現実は甘くはない。
イヤ、ここは仮想世界だよ。って突っ込みを入れておこう。
こんな突っ込みを入れたくなるくらいボクは今冷静になって、どうしたらいいか考えている。
「自分がこんなに鈍臭いとは思っていなかったな。どうしよう」
ブラックポイントアピスの超高速移動をすり抜ける目安の死にレベル80はあくまでも目安。
運動音痴の人は80でも足りないのだ。
そう、ボクみたいな人はスローモーションシステムが80あっても足りないのだ。
どうしよう。
3日後にはトキのポーションが出来る。そのポーションを使えば女神の加護が付くからこの問題を解決できるかもしれない。
でもそれだと遅いのだ。
最速最短でいかないとすぐに大手のクランに追いつかれて『青の錬金術師』の称号を取る事が出来なくなってしまう。
時間はない。
どうしよう。
一か八か通り抜けてみるか。
でもそれをやって死んでしまうとノーデスの称号を失う事になる。
ノーデスの称号を失えば生産マスターの称号も失うのでボクは底辺プレイヤーと変わらなくなってしまう。
そんな危険を冒すわけにはいかない。
じゃあどうする。
考えろ。
考えろ。
考えろ。
あっ!1つだけある。
マイハウスの地下倉庫奥深くに封印したモノを解き放てばブラックポイントアピスをすり抜ける事が出来る。
あの封印を解く日が来たのか。
やるしかない。覚悟を決めろ。
ボクはマイハウスに戻り、地下倉庫奥深くに封印されていた女神の加護がついたクロロ豚のウンコを装備して天空の森に帰ってきた。
「あれ、おかしいな」
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「もしかしてウンコの臭いがイヤでいなくなったのか」
こんな結末誰も読めないよ。まさかこの話の最初の文字を縦読みすると雲黒災になってるなんて誰も読めないよ。
まぁいい、とりあえずこれで死ぬ事はなくなった。安心してサンライトハニーを採取して帰ろう。
明日はアラスカサーベルタイガーの討伐で間近にブラックドラゴンのリュウイチさんの戦いを見る事が出来る。
楽しみだな。
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