【完結】VRMMOでスライム100万匹倒して最強になった僕は経験値で殴るゲームやってます

鳥山正人

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3話

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ボクはこれから冒険者ギルドに行って冒険者登録をする。

このゲームでは冒険者登録する際にトランプの4つのマークを選ぶ事になっている。

スペードのマークは死を表し、スペードのマークを選ぶとキャラクターの攻撃力や防御力などに影響があるようになる。

スペードのマークを選ぶ人はアタッカーだったりタンクだったり物理攻撃的な役割を持つ人が選ぶ。

ハートのマークは愛を表し、ハートのマークを選ぶとキャラクターの魔法攻撃力や魔法防御力などに影響があるようになる。

ハートのマークを選ぶ人は攻撃魔法、補助魔法、回復魔法など魔法を使う事を役割とする人が選ぶ。

クラブのマークは知識を表し、クラブのマークを選ぶと生産したモノの効果がアップしたりするようになる。その他にもクラブのマークを選んだ人がパーティーにいると装備品の効果アップや回復アイテムなどの効果アップがあるようにもなる。

クラブのマークを選ぶ人は生産職をしている人が選ぶ。経験値を売買出来る仕様があるため専業で生産職をしている人もいれば、装備品やアイテムの効果アップの仕様を生かして前線に出て活動しながら生産職をしている人もいる。

ダイヤのマークはお金を表し、ダイヤのマークを選ぶとモンスターを倒した時のお金や経験値のアップ、アイテムのドロップ率アップに影響があるようになる。

ダイヤのマークを選んだ人にしか取得出来ないアイテムもあったりするので、ダイヤのマークを選ぶ人もいるのだが、戦闘面に関しては影響を与える効果がないため敬遠される傾向もあったりする。

だけど運動音痴の人にとってはダイヤのマークにする事は結構良かったりもする。フルダイブ型VRMMOのゲームでは運動音痴の人と一緒にゲームをすると足手まといになる事が多いのだが、このダイヤのマークにしているとパーティーにも経験値アップの効果が適用されるし、経験値アップの仕様の効果が高いため、運動音痴の人でもパーティーを組みやすくなっている。

経験値を売買出来る仕様もあるため、運動音痴の人は搾取されている人もいるのが悲しい現実でもあったりもする。

こういう言い方をすれば批判的な意見があると思うが、ゲームの中でまで搾取されるくらいならゲームを辞めればいいと思う。

まぁそんな事はどうでもいい。

ボクが選ぶマークはダイヤのマーク。決してボクが運動音痴だからダイヤのマークを選ぶというわけではない。検証が好きだからダイヤのマークを選ぶのだ。

ボクがダイヤのマークを選ぶのはアイテムドロップ率アップの効果があるから。

モンスター図鑑を見るとモンスターのアイテムドロップも見れるのだが、モンスターによってはドロップ品がかなりの低確率だったりして未確認のモノもある。

検証が好きな人ならこの未確認のドロップアイテムが何なのかを調べるのも楽しみの1つだ。

というわけで冒険者ギルドに到着。

ギルドの中に入ると、中には受付の女の人が1人いるだけでギルドの中は思ってたより狭かった。

このゲームではギルドの中はマイハウスのような役割もあったりするため、このような仕様になっている。ちなみだが受付の人はAIキャラクターで男の人にも変える事が出来る仕様。

「冒険者ギルドへようこそ。本日はどのようなご用件でしょうか?」

「あ、あの、冒険者登録に来ました」

AIだと思っていても普通の人間にしか見えない見た目や対応。だからちょっと緊張してしまう。ちなみだがAIだからといって受付の人にセクハラするのは厳禁。

このゲームはリアル重視をしている部分もあるため、現実世界でNGな事は罰があるようになっている。

もちろん犯罪行為も出来ないようになっていて、人からモノを盗む事も出来ないようになっているし、PKも特定の場所以外では出来ないようになっている。

リアル重視の仕様のためキャラクターの名前も現実世界と同じ名前にする事になっている。

フルダイブ型のゲームをやっていると、現実世界とゲーム世界のどちらにいるのかわからなくなる事もあるため、混乱を防ぐためにこのような仕様になっているのだ。

「冒険者登録ですね。ご登録されるマークはお決まりでしょうか?どのマークにするのか迷っていたり、マークの説明が必要な場合はご説明いたしますがいかがなさいますか?」

「ダイヤのマークでお願いします」

「ダイヤのマークでございますね。マークの変更には課金アイテムが必要となります。本当にダイヤのマークでよろしいですか?」

「はい、ダイヤのマークでお願いします」

「かしこまりました」

その言葉と同時にスマホからシステムメッセージの音がなる。

スマホを取り出し、確認すると名前の前にダイヤのマークが付いていた。

「ダイヤのマークで冒険者登録を完了いたしました。申し遅れましたが今後、三上ハヤトさんの担当になりますギルド受付のレビと申します。よろしくお願い致します」

「こちらこそよろしくお願い致します」

「ご丁寧な挨拶ありがとうございます。冒険者登録の他にも何かご用件はございますか?」

「とりあえず今のところ大丈夫です。ありがとうございました」

「かしこまりました。お気をつけて冒険ください」

「わかりました。行ってきまーす」

これからこのゲーム、スペードのクイーンの冒険が本格的に始まる。

ボクはワクワクする気持ちを抑える事が出来ずにテンションが上がった状態でギルドを後にした。





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