81 / 114
封印議論
しおりを挟む
今流星は冷凍処置をされ、堅牢な地下室に封印された。高城は反発したが、優珂によって叩き潰されて封殺された。
一ノ瀬真昼、夕立時雨、宮川高城。
三人が案内された場所には、シノアと金色一葉がいた。彼女は真昼達に気付くと立ち上がって、不安そうな様子を見せた。しかしその前に松村優珂が銃口を向ける。
背後には量産型衛士達が銃口を構えて、彼女達の動向を牽制している。
「全員、手を机の上について座ってください。話し合いに争いは不要です」
「し、しかしこれは」
「いいから黙っていうことを聞きなさい序列一位」
「優珂さん……」
「どういうこと? 優珂ちゃん」
「それは、今からお話しします、真昼様」
優珂は端末を操作して、机に置いた。するとそこに男性が投影される。真昼にはその男性に見覚えがあった。クレスト社社長、風間の父親だ。
『このような形で会話することになってすまないと思っている。しかし事態はとても深刻で、早急な対応が求められる』
「一体何があるんですか?」
『特型デストロイヤー・スプリットと特型デストロイヤー・エヴォルヴ幼体の出現が加速度的に増えている』
「スプリットというのはどのような個体なのでしょうか?」
『分裂する個体だ。分裂と成長を繰り返して総数を増やしていく。こうして表に出た以上、その推定量は東京の地下を埋め尽くしていると考えて良いだろう』
「何故、そんな事態になるまで放置されていたんですか」
重々しく優珂が口を開く。
「少し前の巨大デストロイヤーを覚えていますか。ステルス機能を備え、また島のように大きなデストロイヤーです」
「確か真昼さんのラプラス自壊プログラムで倒した……筈よね」
「はい。どうやら今回も、そのステルス機能を有していたようです。だから見つからず、目視で確認できるまではヒュージサーチャーに引っ掛からなかった」
「つまり東京はいつ大惨事にになってもおかしくない、と」
『その通りだ。復興祭の前に行った音によるデストロイヤーの撃滅で安心してしまったのが今回の結果に繋がった。もっと調べていれば……もしもを考えても仕方がない。君たちを呼び出したのはある目的がある。それを話そう』
「私達、衛士による統一東京防衛構想連合と、クレスト社を筆頭とした企業連合による意見の対立が起きています」
真昼は問う。
「どんな対立なの?」
「東京を陥落地域に認定するかどうか、です」
そこで一葉が手を上げる。
「すみません、陥落地域に認定するかどうかの何が問題なのでしょう? 東京は重要な拠点の一つです。どのような決定であれ、取り戻す方針が取られると思いますが」
『陥落地域に認定した場合のメリットは、全ての兵器が解禁になることだ。これにより速やかなデストロイヤーへの対策が可能となる』
「デメリットは?」
『出身の衛士達の反発と士気の低下。復興祭が行われたばかりだからな。これは響くだろう。避難民の誘導や避難を拒む者達への対処、衣食住、それらを賄うのも難しい問題だ』
「陥落地域だと認定しない場合は?」
『この現状を秘匿したままの殲滅作戦。しかしこちらも現実的ではない。メリットは避難民関係がなくなることだが、相手が物量という作戦を取っている以上、必ず被害は起こる。それを一つ一つ隠匿し、全てのデストロイヤーを殲滅するなどとても無理な話だ』
「どちらも無理筋、相応の被害が予想される、というんけですね」
高城が確認する。
『ああ』
それ以降話は続かない。
時雨は問いかける。
「企業連合はどちらを?」
『当然、陥落地域の認定だ』
「ということは衛士は陥落地域の否定か。禍根が残りますね。この話は」
『ああ、どちらに転んでも私たちは恨まれるだろう。しかしそれでもやらなければいけないのが、大人というものだ。子供だから従え、という言葉は君達衛士には不適切だろうがね』
優珂は言葉を引き継ぐ。
「お台場を筆頭した東京の衛士訓練校は徹底抗戦を唱えています。なんとしても東京を守ると。これを説得しようとすれば時間がかかります」
「その間にデストロイヤーによって東京は壊滅」
「その通りです。しかし衛士に従えば、賭けになることになります。堅実なのは企業連合の陥落地域指定しての、全ての火力を投入した電撃的作戦による奪還でしょう」
「……」
「……」
「……」
『……』
沈黙が場を支配する。
そして時雨が口火を切った。
「それで? 私達に何を求めているのかな?」
『君達には東京からの撤退を強く支持してほしい。亡霊にラプラスの英雄、神凪のトップレギオンの片割れ、それに盾の乙女。それが撤退するというのならそれに続く勢力も多くなるだろう』
「さて、どうしようか。真昼」
「今考えています。けど、状況があまりにも」
そこに端末の着信音が響き渡った。
金色一葉の端末からだった。
「す、すみません。皆様……少し失礼します」
そいって離席する。そしてすぐに帰ってきた。
「上から命令が下りました」
『内容は?』
「東京に巣食うデストロイヤー、スプリットを殲滅しろ、と」
『なんだと。上層部とてこの状況は知っているはず。こんな無茶な命令を出すとは』
「また、特注のパワーアップ装備、バトルクロスを着用するように言われました」
「パワーアシストアタッチメントとは違うの?」
「はい、何でもパワーアシストアタッチメントとは違った方向性の強化装備だとか」
「そうなんだ。じゃあ、決まりかな」
「何がですか? 真昼様」
「徹底抗戦だよ。東京はデストロイヤーは退いたりしない」
『待ってほしい。それはあまりにも無謀だ』
その言葉に真昼は笑顔で応える。
「流石に全部衛士でどうにかしようとは思いません。折衷案でいきましょう。避難誘導を南に、デストロイヤーを北に集めて、航空爆撃で吹き飛ばすプランはどうでしょう?」
『取り逃がしは衛士が狩る、という前提がつくが、可能だ』
「じゃそうしましょう」
『わかった。航空部隊には話をつけておく。弾頭は?』
「量産型衛士弾で」
『わかった……こうして、頼める立場でないのはわかっているが、風間のやつを気にかけてやってほしい。頼む』
「はい! 風間さんは大切な友達です! 必ず一緒に生き残ります」
シノアが言う。
『ありがとう。こうなった以上クレストは全力で支援する。東京を頼んだ』
「「「頼まれました」」」
通信が切れる。
「それで指揮官は誰が?」
「時雨お姉様にお願いしようと思います」
「ボクがかい?」
「お姉様なら細かい気配りができると思うので。私は前線で味方の英紙達を鼓舞します」
「私は……流星の側にいるわ」
その言葉に真昼に目が細まる。
「守れない、戦えない、立てない、戦術機を使えないかな?」
「私に戦闘意欲を掻き立てようとさせても無駄よ、流星の側にいるって決めたの」
「もし、流星ちゃんを生き残らせたいなら戦うべきだ。今流星はほぼデストロイヤー化している。人の手に負える領域を離れた。だから殺処分される」
「そんなこと! 絶対させない!さ」
「そのためにも、戦え! 罪なき人を守るために! デストロイヤーではなく衛士であることを他ならぬ同じ心臓を持つ高城ちゃんが証明するんだ」
「ッッッッ」
「これは、あなたの選択の末路だ。それが嫌な選択なら、抗え。戦え」
宮川高城は戦術機を握って立ち上がった。
一ノ瀬真昼、夕立時雨、宮川高城。
三人が案内された場所には、シノアと金色一葉がいた。彼女は真昼達に気付くと立ち上がって、不安そうな様子を見せた。しかしその前に松村優珂が銃口を向ける。
背後には量産型衛士達が銃口を構えて、彼女達の動向を牽制している。
「全員、手を机の上について座ってください。話し合いに争いは不要です」
「し、しかしこれは」
「いいから黙っていうことを聞きなさい序列一位」
「優珂さん……」
「どういうこと? 優珂ちゃん」
「それは、今からお話しします、真昼様」
優珂は端末を操作して、机に置いた。するとそこに男性が投影される。真昼にはその男性に見覚えがあった。クレスト社社長、風間の父親だ。
『このような形で会話することになってすまないと思っている。しかし事態はとても深刻で、早急な対応が求められる』
「一体何があるんですか?」
『特型デストロイヤー・スプリットと特型デストロイヤー・エヴォルヴ幼体の出現が加速度的に増えている』
「スプリットというのはどのような個体なのでしょうか?」
『分裂する個体だ。分裂と成長を繰り返して総数を増やしていく。こうして表に出た以上、その推定量は東京の地下を埋め尽くしていると考えて良いだろう』
「何故、そんな事態になるまで放置されていたんですか」
重々しく優珂が口を開く。
「少し前の巨大デストロイヤーを覚えていますか。ステルス機能を備え、また島のように大きなデストロイヤーです」
「確か真昼さんのラプラス自壊プログラムで倒した……筈よね」
「はい。どうやら今回も、そのステルス機能を有していたようです。だから見つからず、目視で確認できるまではヒュージサーチャーに引っ掛からなかった」
「つまり東京はいつ大惨事にになってもおかしくない、と」
『その通りだ。復興祭の前に行った音によるデストロイヤーの撃滅で安心してしまったのが今回の結果に繋がった。もっと調べていれば……もしもを考えても仕方がない。君たちを呼び出したのはある目的がある。それを話そう』
「私達、衛士による統一東京防衛構想連合と、クレスト社を筆頭とした企業連合による意見の対立が起きています」
真昼は問う。
「どんな対立なの?」
「東京を陥落地域に認定するかどうか、です」
そこで一葉が手を上げる。
「すみません、陥落地域に認定するかどうかの何が問題なのでしょう? 東京は重要な拠点の一つです。どのような決定であれ、取り戻す方針が取られると思いますが」
『陥落地域に認定した場合のメリットは、全ての兵器が解禁になることだ。これにより速やかなデストロイヤーへの対策が可能となる』
「デメリットは?」
『出身の衛士達の反発と士気の低下。復興祭が行われたばかりだからな。これは響くだろう。避難民の誘導や避難を拒む者達への対処、衣食住、それらを賄うのも難しい問題だ』
「陥落地域だと認定しない場合は?」
『この現状を秘匿したままの殲滅作戦。しかしこちらも現実的ではない。メリットは避難民関係がなくなることだが、相手が物量という作戦を取っている以上、必ず被害は起こる。それを一つ一つ隠匿し、全てのデストロイヤーを殲滅するなどとても無理な話だ』
「どちらも無理筋、相応の被害が予想される、というんけですね」
高城が確認する。
『ああ』
それ以降話は続かない。
時雨は問いかける。
「企業連合はどちらを?」
『当然、陥落地域の認定だ』
「ということは衛士は陥落地域の否定か。禍根が残りますね。この話は」
『ああ、どちらに転んでも私たちは恨まれるだろう。しかしそれでもやらなければいけないのが、大人というものだ。子供だから従え、という言葉は君達衛士には不適切だろうがね』
優珂は言葉を引き継ぐ。
「お台場を筆頭した東京の衛士訓練校は徹底抗戦を唱えています。なんとしても東京を守ると。これを説得しようとすれば時間がかかります」
「その間にデストロイヤーによって東京は壊滅」
「その通りです。しかし衛士に従えば、賭けになることになります。堅実なのは企業連合の陥落地域指定しての、全ての火力を投入した電撃的作戦による奪還でしょう」
「……」
「……」
「……」
『……』
沈黙が場を支配する。
そして時雨が口火を切った。
「それで? 私達に何を求めているのかな?」
『君達には東京からの撤退を強く支持してほしい。亡霊にラプラスの英雄、神凪のトップレギオンの片割れ、それに盾の乙女。それが撤退するというのならそれに続く勢力も多くなるだろう』
「さて、どうしようか。真昼」
「今考えています。けど、状況があまりにも」
そこに端末の着信音が響き渡った。
金色一葉の端末からだった。
「す、すみません。皆様……少し失礼します」
そいって離席する。そしてすぐに帰ってきた。
「上から命令が下りました」
『内容は?』
「東京に巣食うデストロイヤー、スプリットを殲滅しろ、と」
『なんだと。上層部とてこの状況は知っているはず。こんな無茶な命令を出すとは』
「また、特注のパワーアップ装備、バトルクロスを着用するように言われました」
「パワーアシストアタッチメントとは違うの?」
「はい、何でもパワーアシストアタッチメントとは違った方向性の強化装備だとか」
「そうなんだ。じゃあ、決まりかな」
「何がですか? 真昼様」
「徹底抗戦だよ。東京はデストロイヤーは退いたりしない」
『待ってほしい。それはあまりにも無謀だ』
その言葉に真昼は笑顔で応える。
「流石に全部衛士でどうにかしようとは思いません。折衷案でいきましょう。避難誘導を南に、デストロイヤーを北に集めて、航空爆撃で吹き飛ばすプランはどうでしょう?」
『取り逃がしは衛士が狩る、という前提がつくが、可能だ』
「じゃそうしましょう」
『わかった。航空部隊には話をつけておく。弾頭は?』
「量産型衛士弾で」
『わかった……こうして、頼める立場でないのはわかっているが、風間のやつを気にかけてやってほしい。頼む』
「はい! 風間さんは大切な友達です! 必ず一緒に生き残ります」
シノアが言う。
『ありがとう。こうなった以上クレストは全力で支援する。東京を頼んだ』
「「「頼まれました」」」
通信が切れる。
「それで指揮官は誰が?」
「時雨お姉様にお願いしようと思います」
「ボクがかい?」
「お姉様なら細かい気配りができると思うので。私は前線で味方の英紙達を鼓舞します」
「私は……流星の側にいるわ」
その言葉に真昼に目が細まる。
「守れない、戦えない、立てない、戦術機を使えないかな?」
「私に戦闘意欲を掻き立てようとさせても無駄よ、流星の側にいるって決めたの」
「もし、流星ちゃんを生き残らせたいなら戦うべきだ。今流星はほぼデストロイヤー化している。人の手に負える領域を離れた。だから殺処分される」
「そんなこと! 絶対させない!さ」
「そのためにも、戦え! 罪なき人を守るために! デストロイヤーではなく衛士であることを他ならぬ同じ心臓を持つ高城ちゃんが証明するんだ」
「ッッッッ」
「これは、あなたの選択の末路だ。それが嫌な選択なら、抗え。戦え」
宮川高城は戦術機を握って立ち上がった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる