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「驚くのは無理もないけど。それより、今回の事件についてだ」
スケさんはモニターの画をスライドさせ、話を戻す。
「それで、この宇宙人の生態系についてだが」スケさんが話を続けようとすると「あの、すいません」と話の腰を折る煌。
「何?」と不服そうな顔をするスケさん。
「宇宙人の生態系が今回の事件とどう関係あるんですか?」
「君ねぇ~ 本当に外事X課の人間? 宇宙人の行動原理の中には生態系がカギになる場合もあるんだよ」
「そうなんですか?」ネロに問うと「うん」という答えが返ってくる。
「そうなんですかぁ~」これまた不服そうな顔をする煌。
「そうなんだよ。で、だ。このシーム星人のカミキリムシ型の生態系だが、好戦的な起筆な宇宙人であることは間違いないな」
「で、レーザー弾の雨との関係は?」
「うむ。それなんだが・・・・・・ 分からん」
「分からんのかい!!」
ネロと煌は声を揃えてツッコミをいれる。
「君たち、相性が良いんじゃないのか?」
「そ、そんなこと」
「勘弁してくれ、スケさん。それより、気になるのはレーザー弾だ。あれだけ連射できるって事は太客だよな?」
「そうなるな」
男二人は煌を見る。
「私が犯人だって、言いたいんですか!?」
「いや、そうじゃなくて、君の組織、もしくは、自衛隊の特殊部隊かも」
「自衛隊にもあるんですか!? 宇宙人を追う部署が」
煌は初めて聞いた事で、驚いた顔をする。
「あ、これは言っちゃっいけないことだったか? スケさん」
「ああ、言っちゃっいけない奴だね。それは・・・・・・」
「あ、今のは忘れて」
「忘れません。多分」
煌はニコッと笑顔で答えるのだった。
社内見学を終えた煌とネロは共に、昼食をとることにし社員食堂へと来ていた。
「ここの日替わり定食は美味いんだ」
ネロ、おすすめの日替わり定食を頼み席に着く二人。
今日の定食内容は、白米、チキン南蛮、千切りキャベツ、ひじきのお浸し、お味噌汁のチキン南蛮定食であった。
「頂きます!」二人は揃って挨拶を済ませ食事に口を付け始める。
「ネロさんは、この会社に入社して何年になるんですか?」
「五年かなぁ~」
「五年ですか。へぇ~」
「そのへぇ~ は何?」
「いや、五年目の人が指導係なんだと思って」
「警察は違うの? あ、ごめん。ここではそれは内緒だったね」
「ホント、気を付けてください。てか、私、今日で最後だと思いますから」
「え? 警察辞めちゃうの?」
「辞めませんよ。別の人間を送ってもらうってだけです」
「それ、言っちゃって良いの?」
「良いんです」と誤魔化したが、本当は良くない。煌の失言であった。
「ね、美味しい?」
「はい。それはもう」と答える煌の感想は正直なものだった。
「なら、良かった。じゃ、午後は外に出て調べものしよう」
「ずっと気になっているんですけど、どうして、手の内を明かすようなことを?」
「う~ん。変な隠し事は良くないなと思って。それに上の人間がそういう考えだから」
「上の人間?」
「上の人間は君らの上の人と共、仲良いんじゃない? 知らんけど」
「そう何ですかね?」
「そうなんじゃない?」
「無責任ですね」
「ニッポン無責任時代が大好きだから。俺」
「何ですか? それ?」
「知らない? 植木等主演の映画で。めっちゃ面白いんだよ。本当だよ。宇宙人はそれで、公用語の日本語を勉強すると言っても過言じゃないから。地球人でしかも日本人で知らない奴がいるとは・・・・・・」
煌はそう言われると気になってしまい、スマホで検索を掛ける。
読者の皆様も、煌のように検索をしてみてね♡
「古っ!」思わず声を出してしまう。
「古くないよ。宇宙の歴史からしたら、まだまだ直近の作品よ。後ね、宇宙人がイメージする警察官って、あぶない刑事か機動警察パトレイバーに出てくるお巡りさんだから」
「は、はぁ」
ネロが何を言っているのか分からなく、戸惑う煌は取り敢えず、食事を済ませようと目の前のおかずに口をつけるのだった。
スケさんはモニターの画をスライドさせ、話を戻す。
「それで、この宇宙人の生態系についてだが」スケさんが話を続けようとすると「あの、すいません」と話の腰を折る煌。
「何?」と不服そうな顔をするスケさん。
「宇宙人の生態系が今回の事件とどう関係あるんですか?」
「君ねぇ~ 本当に外事X課の人間? 宇宙人の行動原理の中には生態系がカギになる場合もあるんだよ」
「そうなんですか?」ネロに問うと「うん」という答えが返ってくる。
「そうなんですかぁ~」これまた不服そうな顔をする煌。
「そうなんだよ。で、だ。このシーム星人のカミキリムシ型の生態系だが、好戦的な起筆な宇宙人であることは間違いないな」
「で、レーザー弾の雨との関係は?」
「うむ。それなんだが・・・・・・ 分からん」
「分からんのかい!!」
ネロと煌は声を揃えてツッコミをいれる。
「君たち、相性が良いんじゃないのか?」
「そ、そんなこと」
「勘弁してくれ、スケさん。それより、気になるのはレーザー弾だ。あれだけ連射できるって事は太客だよな?」
「そうなるな」
男二人は煌を見る。
「私が犯人だって、言いたいんですか!?」
「いや、そうじゃなくて、君の組織、もしくは、自衛隊の特殊部隊かも」
「自衛隊にもあるんですか!? 宇宙人を追う部署が」
煌は初めて聞いた事で、驚いた顔をする。
「あ、これは言っちゃっいけないことだったか? スケさん」
「ああ、言っちゃっいけない奴だね。それは・・・・・・」
「あ、今のは忘れて」
「忘れません。多分」
煌はニコッと笑顔で答えるのだった。
社内見学を終えた煌とネロは共に、昼食をとることにし社員食堂へと来ていた。
「ここの日替わり定食は美味いんだ」
ネロ、おすすめの日替わり定食を頼み席に着く二人。
今日の定食内容は、白米、チキン南蛮、千切りキャベツ、ひじきのお浸し、お味噌汁のチキン南蛮定食であった。
「頂きます!」二人は揃って挨拶を済ませ食事に口を付け始める。
「ネロさんは、この会社に入社して何年になるんですか?」
「五年かなぁ~」
「五年ですか。へぇ~」
「そのへぇ~ は何?」
「いや、五年目の人が指導係なんだと思って」
「警察は違うの? あ、ごめん。ここではそれは内緒だったね」
「ホント、気を付けてください。てか、私、今日で最後だと思いますから」
「え? 警察辞めちゃうの?」
「辞めませんよ。別の人間を送ってもらうってだけです」
「それ、言っちゃって良いの?」
「良いんです」と誤魔化したが、本当は良くない。煌の失言であった。
「ね、美味しい?」
「はい。それはもう」と答える煌の感想は正直なものだった。
「なら、良かった。じゃ、午後は外に出て調べものしよう」
「ずっと気になっているんですけど、どうして、手の内を明かすようなことを?」
「う~ん。変な隠し事は良くないなと思って。それに上の人間がそういう考えだから」
「上の人間?」
「上の人間は君らの上の人と共、仲良いんじゃない? 知らんけど」
「そう何ですかね?」
「そうなんじゃない?」
「無責任ですね」
「ニッポン無責任時代が大好きだから。俺」
「何ですか? それ?」
「知らない? 植木等主演の映画で。めっちゃ面白いんだよ。本当だよ。宇宙人はそれで、公用語の日本語を勉強すると言っても過言じゃないから。地球人でしかも日本人で知らない奴がいるとは・・・・・・」
煌はそう言われると気になってしまい、スマホで検索を掛ける。
読者の皆様も、煌のように検索をしてみてね♡
「古っ!」思わず声を出してしまう。
「古くないよ。宇宙の歴史からしたら、まだまだ直近の作品よ。後ね、宇宙人がイメージする警察官って、あぶない刑事か機動警察パトレイバーに出てくるお巡りさんだから」
「は、はぁ」
ネロが何を言っているのか分からなく、戸惑う煌は取り敢えず、食事を済ませようと目の前のおかずに口をつけるのだった。
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