11 / 17
START
START-10
しおりを挟む
ネロと煌はaura社の研究開発部にその身を置いていた。
「スケさん。何か分かった?」
「いや、あれ以降は大したものは、それより君の方はどうなんだい?」
スケさんはネロたちの成果を尋ねる。
「無いね」
「ダメじゃない」
「そうだよね。ダメなんだよねぇ~」
「あの、一つ聞いても?」
「何?」男二人、声を揃えて煌に返事をする。
「ネロさんはどう見ても年下のように見えるのですが、何故、琥珀さんにため口何ですか?」
「え? 何でって・・・・・・」
「それは、僕と彼が同い年だから」
「え? ウソっ!!」煌は驚いてみせる。
「ウソじゃないよ。一応、28歳って事にしてるけど、上では」
ネロの言う上とは、aura社の経理部門である。
「そうなんですか」
「そうなんです」と答えるネロ。
「しかし、地球人が裏にいる線は濃厚だな」
「だよなぁ~ 面前でああも言われると」
「面前ということは、キバ堂の重役達から聞き出せたという事だな」
「そうだな。だよね?」
「ええ、はい」急に話を振られたので取り敢えず、返事をする煌。
「あいつら、機密情報なんか盗んで何になるんだろうな」
「そう言われればそうだな」スケさんも気になる素振りを見せる。
「何か知らない?」
「知っていたら、苦労しませんよ」煌はそう答えるのだった。
「そうだよねぇ~」ネロは口を窄めて困ったみたいな顔をする
「あの、事件とは関係ないことなんですけど」
「何?」と煌の疑問の内容を聞き出そうとするネロ。
「ミズタマンってご存知ですよね?」
「い~やぁ~ 知らないよ」
「知らないなぁ~」とスケさんもネロに合わせる。
「その反応を見る限り、何か知っていますよね?」
「知らないものは知らないよ。なぁ、スケさん」
「ネロ氏の言う通りだ。知らないものは知らないんだよ。煌ちゃん」
「益々、怪しいんですけど」
「そんなことないよ。あ、そうだ。盗まれた機密書類ってどういうの?」とはぐらかしネロは別の質問で誤魔化そうとする。
「誤魔化さないでください」
「いや、でも気になるな。なんの資料だったんだい?」
「確か、入管に関しての資料でした」
答えをはぐらかされた煌は少しムッとしながら、質問に答える。
「入管か。なぁ、それって宇宙人の入管にも関わってくるものなのか?」ネロの問いに「少々お待ちを」と煌はすぐに自前のタブレット端末で検索をかけ調べ始める。
「そうですね。関わってます。これ見てください」
自分のタブレットをネロとスケさんに見せる。
「規制緩和か・・・・・・」
「表向きは外国人の観光客のビザを緩和しつつ、その裏では宇宙人にも適用する算段の法案だな」とスケさんが言う。
「こういうのは是が非でも回避したいと思うのが、奴さん達だよな」
「そうですね。排他しようとしているわけですから」
「良かったじゃないか。敵の行動が読めて」
「ああ、そうだな」
「そんな吞気なことで大丈夫なのでしょうか?」楽観視するおっさん二人に煌は釘を刺す。
「煌ちゃんは肩の力が入りすぎなんだよ」
「そうそう」スケさんに賛同するネロ。
「これからどうするんですか?」
「そう言う煌ちゃんには作戦あるのか?」ネロの問いに煌は「ありません」と即答する。
「スケさんは?」
「僕の仕事は研究開発だ。そう言うのは君の得意分野だろ?」
「そうなんですか?」
「そんなわけない。と言いたいところだが、今、思いついた」
「何を?」
「作戦だぁ~よ。作戦」
「どんな作戦なのか、気になるな」
「ちょっと、耳を拝借」
ネロはスケさんにだけ耳打ちをする。
「成程。いつものパターンだな」
「そう言う事、言わないでよ」
「いつものパターンって?」
「相手を挑発するって事だよ」とスケさんが答え、それを聞いた煌は聞くんじゃなかったの意味のため息をつくのだった。
「スケさん。何か分かった?」
「いや、あれ以降は大したものは、それより君の方はどうなんだい?」
スケさんはネロたちの成果を尋ねる。
「無いね」
「ダメじゃない」
「そうだよね。ダメなんだよねぇ~」
「あの、一つ聞いても?」
「何?」男二人、声を揃えて煌に返事をする。
「ネロさんはどう見ても年下のように見えるのですが、何故、琥珀さんにため口何ですか?」
「え? 何でって・・・・・・」
「それは、僕と彼が同い年だから」
「え? ウソっ!!」煌は驚いてみせる。
「ウソじゃないよ。一応、28歳って事にしてるけど、上では」
ネロの言う上とは、aura社の経理部門である。
「そうなんですか」
「そうなんです」と答えるネロ。
「しかし、地球人が裏にいる線は濃厚だな」
「だよなぁ~ 面前でああも言われると」
「面前ということは、キバ堂の重役達から聞き出せたという事だな」
「そうだな。だよね?」
「ええ、はい」急に話を振られたので取り敢えず、返事をする煌。
「あいつら、機密情報なんか盗んで何になるんだろうな」
「そう言われればそうだな」スケさんも気になる素振りを見せる。
「何か知らない?」
「知っていたら、苦労しませんよ」煌はそう答えるのだった。
「そうだよねぇ~」ネロは口を窄めて困ったみたいな顔をする
「あの、事件とは関係ないことなんですけど」
「何?」と煌の疑問の内容を聞き出そうとするネロ。
「ミズタマンってご存知ですよね?」
「い~やぁ~ 知らないよ」
「知らないなぁ~」とスケさんもネロに合わせる。
「その反応を見る限り、何か知っていますよね?」
「知らないものは知らないよ。なぁ、スケさん」
「ネロ氏の言う通りだ。知らないものは知らないんだよ。煌ちゃん」
「益々、怪しいんですけど」
「そんなことないよ。あ、そうだ。盗まれた機密書類ってどういうの?」とはぐらかしネロは別の質問で誤魔化そうとする。
「誤魔化さないでください」
「いや、でも気になるな。なんの資料だったんだい?」
「確か、入管に関しての資料でした」
答えをはぐらかされた煌は少しムッとしながら、質問に答える。
「入管か。なぁ、それって宇宙人の入管にも関わってくるものなのか?」ネロの問いに「少々お待ちを」と煌はすぐに自前のタブレット端末で検索をかけ調べ始める。
「そうですね。関わってます。これ見てください」
自分のタブレットをネロとスケさんに見せる。
「規制緩和か・・・・・・」
「表向きは外国人の観光客のビザを緩和しつつ、その裏では宇宙人にも適用する算段の法案だな」とスケさんが言う。
「こういうのは是が非でも回避したいと思うのが、奴さん達だよな」
「そうですね。排他しようとしているわけですから」
「良かったじゃないか。敵の行動が読めて」
「ああ、そうだな」
「そんな吞気なことで大丈夫なのでしょうか?」楽観視するおっさん二人に煌は釘を刺す。
「煌ちゃんは肩の力が入りすぎなんだよ」
「そうそう」スケさんに賛同するネロ。
「これからどうするんですか?」
「そう言う煌ちゃんには作戦あるのか?」ネロの問いに煌は「ありません」と即答する。
「スケさんは?」
「僕の仕事は研究開発だ。そう言うのは君の得意分野だろ?」
「そうなんですか?」
「そんなわけない。と言いたいところだが、今、思いついた」
「何を?」
「作戦だぁ~よ。作戦」
「どんな作戦なのか、気になるな」
「ちょっと、耳を拝借」
ネロはスケさんにだけ耳打ちをする。
「成程。いつものパターンだな」
「そう言う事、言わないでよ」
「いつものパターンって?」
「相手を挑発するって事だよ」とスケさんが答え、それを聞いた煌は聞くんじゃなかったの意味のため息をつくのだった。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる