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第拾捌話-美味
美味-3
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「ねぇ、あんたが毒を盛ったんでしょ!」
燐はストレートな物言いで、空岡に問いかけた。
「え? 俺が?」寝耳に水と言った感じの空岡に燐は続ける。
「そうよ。谷原さんを殺そうとして、毒を盛ったんでしょ!!」
ビシッと立てた人差し指を空岡に向ける。
「君なぁ~」
空岡はどう対処して良いのか、分からず困っていると「どぉ~も、すいません。ぶしつけな事を言ってしまって」長四郎がすかさずフォローに入る。
「ちょっと! 邪魔しないでよ!!」
「別に邪魔してないし。ラモちゃんが失礼な事言うからでしょ」
「何を~」
長四郎と燐がバチバチに睨み合う。
「ははっははは! 喜朗。お前がこの私を殺そうとしたらしいな」
空岡にそう声を掛けてきた谷原。
「そうだな。殺しそびれたのが残念だよ」
「何!?」
「ま、何とか命拾いできて良かったな」
「ぐぬぬぬぬ」谷原は苦い顔をして空岡を睨む。
「あの、喧嘩なさっている所申し訳ないですけど。お2人は何故、そんなにいがみ合っていらっしゃるのですか?」
絢巡査長が質問すると「ふんっ」と鼻を鳴らしてどこかへと去っていった谷原。
「あん人、大丈夫なんやろうか? 検査断った見たやけど」
去っていく谷原を心配そうに見送る一川警部。
「大丈夫だと思いますよ。毒ごときで死ぬような魂じゃないですから」
「どうして、そうお思いで?」燐と睨み合いながら長四郎は空岡に質問した。
「嫌な話ですが、昔からの馴染みなので」
「馴染みですか・・・・・・」
「長さん、ラモちゃん。いつまで睨み合っとうと。絢ちゃん」一川警部が言うと、「はい」と返事をして2人を引きはがして連れ出した。
少し離れた所で4人は簡易捜査会議を始めた。
「長さん、ラモちゃんの言う通りで空岡が犯人なんじゃないでしょうか?」
絢巡査長がそう話を切り出した。
「う~ん。言いたい事は分かる。分かるんだけど、なぁ~んかなぁ~」
「なぁ~んかなぁ~って。私の推理が当たっているから悔しいだけでしょ」
「はいはい。そげん話は置いといて、無差別かもしれないって言うとったよね?」
「まぁ、可能性の一つってことですからね。なにせ、確証が持てない。勿論、全ての可能性に置いてですが」
「じゃあ、その確証を得られるためにはどうすれば?」絢巡査長は、自分たちが出来る範囲での協力を申し出る。
「取り敢えず、現場を見せてもらえる? 俺はまだ見ていないから」
「分かりました。良いですよね? 一川さん」
「良かよ」
こうして、事件現場へと移動した4人。
「じゃあさ、ラモちゃん。体現しながらどういった状況だったのかを教えて」
長四郎がそう言うと「分かった」とだけ返事をし、そこから渾身の身振り手振りで事件時の状況を燐は説明した。
「分かった?」一連の説明を終えた燐が長四郎を見ると、長四郎はスマホを操作しており燐の説明を聞いていなかった。
「聞いてないし」
「あ、ごめん。もう一回やって」
燐は今すぐ殴りかかろうとするのを絢巡査長に止められ、仕方なく再度、身振り手振り体を使い長四郎に説明した。
「はぁはぁ、分かった?」息を切らしながら燐が尋ねると「ありがとう」の一言だけ返す長四郎であった。
燐はストレートな物言いで、空岡に問いかけた。
「え? 俺が?」寝耳に水と言った感じの空岡に燐は続ける。
「そうよ。谷原さんを殺そうとして、毒を盛ったんでしょ!!」
ビシッと立てた人差し指を空岡に向ける。
「君なぁ~」
空岡はどう対処して良いのか、分からず困っていると「どぉ~も、すいません。ぶしつけな事を言ってしまって」長四郎がすかさずフォローに入る。
「ちょっと! 邪魔しないでよ!!」
「別に邪魔してないし。ラモちゃんが失礼な事言うからでしょ」
「何を~」
長四郎と燐がバチバチに睨み合う。
「ははっははは! 喜朗。お前がこの私を殺そうとしたらしいな」
空岡にそう声を掛けてきた谷原。
「そうだな。殺しそびれたのが残念だよ」
「何!?」
「ま、何とか命拾いできて良かったな」
「ぐぬぬぬぬ」谷原は苦い顔をして空岡を睨む。
「あの、喧嘩なさっている所申し訳ないですけど。お2人は何故、そんなにいがみ合っていらっしゃるのですか?」
絢巡査長が質問すると「ふんっ」と鼻を鳴らしてどこかへと去っていった谷原。
「あん人、大丈夫なんやろうか? 検査断った見たやけど」
去っていく谷原を心配そうに見送る一川警部。
「大丈夫だと思いますよ。毒ごときで死ぬような魂じゃないですから」
「どうして、そうお思いで?」燐と睨み合いながら長四郎は空岡に質問した。
「嫌な話ですが、昔からの馴染みなので」
「馴染みですか・・・・・・」
「長さん、ラモちゃん。いつまで睨み合っとうと。絢ちゃん」一川警部が言うと、「はい」と返事をして2人を引きはがして連れ出した。
少し離れた所で4人は簡易捜査会議を始めた。
「長さん、ラモちゃんの言う通りで空岡が犯人なんじゃないでしょうか?」
絢巡査長がそう話を切り出した。
「う~ん。言いたい事は分かる。分かるんだけど、なぁ~んかなぁ~」
「なぁ~んかなぁ~って。私の推理が当たっているから悔しいだけでしょ」
「はいはい。そげん話は置いといて、無差別かもしれないって言うとったよね?」
「まぁ、可能性の一つってことですからね。なにせ、確証が持てない。勿論、全ての可能性に置いてですが」
「じゃあ、その確証を得られるためにはどうすれば?」絢巡査長は、自分たちが出来る範囲での協力を申し出る。
「取り敢えず、現場を見せてもらえる? 俺はまだ見ていないから」
「分かりました。良いですよね? 一川さん」
「良かよ」
こうして、事件現場へと移動した4人。
「じゃあさ、ラモちゃん。体現しながらどういった状況だったのかを教えて」
長四郎がそう言うと「分かった」とだけ返事をし、そこから渾身の身振り手振りで事件時の状況を燐は説明した。
「分かった?」一連の説明を終えた燐が長四郎を見ると、長四郎はスマホを操作しており燐の説明を聞いていなかった。
「聞いてないし」
「あ、ごめん。もう一回やって」
燐は今すぐ殴りかかろうとするのを絢巡査長に止められ、仕方なく再度、身振り手振り体を使い長四郎に説明した。
「はぁはぁ、分かった?」息を切らしながら燐が尋ねると「ありがとう」の一言だけ返す長四郎であった。
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