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第一章 長身女戦士ヴィクトリア
第10話 捕獲!
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「うおおっ!」
「うひいっ!」
僕とヴィクトリアの間を割るように闇のブレスがノアから吐きかけられた。
ヴィクトリアは真横に飛んでこれを回避し、僕はその場にうずくまって事なきを得る。
だけどノアから立て続けに光と闇のブレスが放射され、僕らはその場で右往左往する。
いや、バタバタしてるのは僕だけで、ヴィクトリアは背中に背負っていた盾を体の前に掲げながらノアから一定距離を保って回避している。
「あのガキ。磁力スライムが取り除けないもんだから、接近戦から中距離戦に切り替えてきやがった。時間がねえってのにムカつくぜ」
彼女の言う通り、ノアは一定距離を保ったまま近付いてこようとはせず、ブレスでこちらを狙い撃つ。
ノアが空中に飛ばずに地に足をつけているのは、ヴィクトリアから手斧を投げられた時に空中だと回避しにくいからだろう。
何にせよノアはリスク回避の安全策で残り時間を乗り切る戦法に切り替えてきた。
こうなるとこちらはリスクを背負ってでも前に出なければならない。
そしてノアはブレスの9割をヴィクトリアに集中して吐き続け、たまに僕を狙っていた。
僕はひいひい言いながら避け続けるのがやっとだ。
一方のヴィクトリアは集中放火を懸命に避けながらも、避け切れずに時折ダメージを負ってしまう。
まずいぞ。
このままじゃジリ貧だ。
時間もどんどん過ぎていき、残り時間はいよいよ5分を切った。
「クソッ! ノア! そんなところでチマチマやってねえでかかってこい! その槍でアタシを突き差してみろ!」
ヴィクトリアは業を煮やしてノアを挑発するけれど、ノアはこれに一切構わず冷静に僕らをブレスで狙い打つ。
ヴィクトリアも焦ってきてる。
だけどノアにこういう中距離攻撃の方法があることは分かっていた。
だから対策だってちゃんと練ってある。
僕は地面に伏せながら、あらかじめ用意していた鼻栓をポケットから取り出してそれを鼻に詰めた。
そしてそのままヴィクトリアに視線を送ると、僕の顔を見たヴィクトリアはハッとして自分も同じように持っていた鼻栓を詰める。
第6のアイテムを使う時が来たんだ。
僕がアイテム・ストックから取り出したそれは、30センチほどの大きさのペットボトルであり、中には何も入っていなかった。
でも、これがノアの攻勢に待ったをかけてくれるはずだ。
「アルフレッド!」
ヴィクトリアの叫び声が響き渡ったのはその時だった。
僕がハッとして顔を上げると、離れた場所からブレスを吐きまくっていたノアが一転して接近してきた。
予期せぬノアの行動に面食らった僕は、翼を広げた超低空飛行によるノアの急速接近に反応が遅れてしまった。
「うわっ!」
慌てて起き上がり逃げようとする僕は背後からガシッとノアに羽交い締めにされた。
小さな体に似合わぬ強い力に僕は完全に捕らえられた。
そしてノアは僕を捕まえたまま上空高く舞い上がっていく。
「うわわわっ!」
「暴れるでない。ザコの分際で」
そう言うとノアは後ろから僕の首すじに牙を立てる。
チクリとした痛みに僕は青ざめた。
か、噛みつかれる。
「おとなしゅうしないなら首を噛み切って殺す。もしくはここから落として殺す」
ひぃぃぃぃっ!
僕は思わず身をすくめた。
下を見るとかなりの高さであり、小さくヴィクトリアの姿が見える。
「地上200メートルくらいまで上がって来た。落ちたら落下ダメージで即死は免れまい」
ひぇぇぇっ!
怖すぎる!
「先ほどからチョロチョロと妙なアイテム使いおって、まことに腹立たしい下郎めが。うぬが余計なことをせねばノアがヴィクトリアごときにこれほど苦戦するはずなかろう」
そう言うとノアは僕の手から空のペットボトルを奪い取った。
ああっ!
やばい!
アイテムの内容がバレる。
「スパイス・シャンパン? クシャミが止まらなくなるやつよな。これでノアのブレスを封じようとしよったな。こざかしい」
そう。
第6のアイテム。
スパイス・シャンパン。
空のペットボトルの中には目に見えない刺激物質が入っていて、これを空気中に散布することでクシャミを誘発させるアイテムだ。
ノアは口から聖邪の吐息を吐くことが分かっていたので、これでクシャミを連発させることでブレスを吐けないようにするのが僕の狙いだった。
「こんなもの消去してくれるわ」
そう言うとノアはそのアイテムをデリート(消去)処理してしまった。
くっ!
やられた!
「やはりうぬは邪魔だ。下で喚いておる単細胞の筋肉メスイノシシならば、このようなこと思いつかぬわ」
僕は地上で怒鳴り声を上げているヴィクトリアの小さな姿を見下ろして観念した。
このままじゃもうヴィクトリアの役に立つことは出来ない。
足手まといになるくらいなら、このままゲームオーバーになったほうが……。
「ザコ兵士。質問に答えよ」
「えっ?」
「先ほどうぬが竜酒の後に使った妙なアイテム。ノアをこの姿に変えたあの玉。あれは何か?」
唐突なノアの質問に虚を突かれた僕は眉を潜めた。
何で彼女がそんなことを尋ねてくるのか分からなかったけれど、首すじに当てられた牙に力が込められるのを感じて僕は仕方なく答えた。
「あれは……変幻玉っていうアイテムで、見ての通り姿を変えることの出来るアイテムだよ」
「この姿はいつまで続くのだ? いつ元に戻る? 答えよ!」
「ひいっ! イタタタ!」
そ、それを知ってどうするんだろう。
今の大人の姿から元の子供の姿に戻れなくなることを危惧しているんだろうか。
どんなに脅されたってヴィクトリアが不利になるようなことは口が避けても言えないけれど、変幻玉のことは言っても問題ないだろう。
とにかくこの状況を脱するためにノアに隙を作らせないと。
「こ、この戦闘が終わり次第、元に戻るよ」
「この戦闘が終わり次第? チッ!」
ノアは舌打ちをして不満げな表情を見せた。
変幻玉は戦闘中に使えばその戦闘が終わるまで、通常時に使えばおよそ15分ほど変身効果が持続する。
多分ノアは自分の姿が大人に変わったことでヴィクトリアが自分に容赦のない攻撃をするようになったことが気に入らないんだろう。
「変幻玉、他に持っておらぬか?」
「え? い、1個だけだよ。何個も持つ意味ないし」
「チッ! 使えぬザコ兵士め。他に何のアイテムを持っておる? 出さぬかっ!」
「イデデデッ! あ、あとは回復系だけだよ」
首に刺さるノアの鋭利な牙に僕は悲鳴を上げながら、頑なにアイテム・ストックの開示を拒否した。
ぼ、僕はヘタレだけど、仲間の期待を裏切るようなことはしたくない!
僕が必死の抵抗をしているとノアはつまらなさそうに僕の首すじから牙を離した。
「チッ。面倒くさい。時間の無駄よの。もううぬは殺すぞ。そのほうが早かろう」
そう言うとノアは何のためらいもなく僕を空中に放り投げた。
うっ……。
「うあああああっ!」
唐突な浮遊感と恐怖に僕は自分でも気付かないうちに大声を上げていた。
ノアがそんな僕を確実に刺し殺そうと槍を構えたのが見える。
ああ。
これ死ぬな。
槍に刺されて死ぬのと地面に落ちて死ぬのとどっちが痛いかな。
以前にも王城の塔の上から落ちて地面に激突したことのある僕は、その耐え難い苦痛と恐怖をよく知っている。
あの時はミランダを助けたくて必死だったんだよね。
ふいに僕の脳裏にミランダの顔が浮かんだ。
彼女はいつものように怒って機嫌の悪い表情をしていた。
ゲームオーバーになって闇の洞窟に戻ったら、どこで道草食ってたのかってミランダにこっぴどく叱られるんだろうな。
ま、それでようやく僕は元の生活に戻れる。
だったらそれで……いいのかな?
いや……。
僕の脳裏に次に浮かんだのは、必死に戦うヴィクトリアの姿だった。
そんな彼女を残して僕だけ先に退場していいのか?
彼女の決死の勝負の行く末を見届けるために、石にかじりついてでもこの場に居続けるべきなんじゃないのか?
僕がそんなことを考えたその時だった。
地上から高速で斧が飛んできたんだ。
それはヴィクトリアの投げた斧だったけれど、その大きさに僕は息を飲んだ。
それは手投げ用の小ぶりの斧・羽蛇斧ではなかったんだ。
「ウ……嵐刃戦斧だ!」
「うひいっ!」
僕とヴィクトリアの間を割るように闇のブレスがノアから吐きかけられた。
ヴィクトリアは真横に飛んでこれを回避し、僕はその場にうずくまって事なきを得る。
だけどノアから立て続けに光と闇のブレスが放射され、僕らはその場で右往左往する。
いや、バタバタしてるのは僕だけで、ヴィクトリアは背中に背負っていた盾を体の前に掲げながらノアから一定距離を保って回避している。
「あのガキ。磁力スライムが取り除けないもんだから、接近戦から中距離戦に切り替えてきやがった。時間がねえってのにムカつくぜ」
彼女の言う通り、ノアは一定距離を保ったまま近付いてこようとはせず、ブレスでこちらを狙い撃つ。
ノアが空中に飛ばずに地に足をつけているのは、ヴィクトリアから手斧を投げられた時に空中だと回避しにくいからだろう。
何にせよノアはリスク回避の安全策で残り時間を乗り切る戦法に切り替えてきた。
こうなるとこちらはリスクを背負ってでも前に出なければならない。
そしてノアはブレスの9割をヴィクトリアに集中して吐き続け、たまに僕を狙っていた。
僕はひいひい言いながら避け続けるのがやっとだ。
一方のヴィクトリアは集中放火を懸命に避けながらも、避け切れずに時折ダメージを負ってしまう。
まずいぞ。
このままじゃジリ貧だ。
時間もどんどん過ぎていき、残り時間はいよいよ5分を切った。
「クソッ! ノア! そんなところでチマチマやってねえでかかってこい! その槍でアタシを突き差してみろ!」
ヴィクトリアは業を煮やしてノアを挑発するけれど、ノアはこれに一切構わず冷静に僕らをブレスで狙い打つ。
ヴィクトリアも焦ってきてる。
だけどノアにこういう中距離攻撃の方法があることは分かっていた。
だから対策だってちゃんと練ってある。
僕は地面に伏せながら、あらかじめ用意していた鼻栓をポケットから取り出してそれを鼻に詰めた。
そしてそのままヴィクトリアに視線を送ると、僕の顔を見たヴィクトリアはハッとして自分も同じように持っていた鼻栓を詰める。
第6のアイテムを使う時が来たんだ。
僕がアイテム・ストックから取り出したそれは、30センチほどの大きさのペットボトルであり、中には何も入っていなかった。
でも、これがノアの攻勢に待ったをかけてくれるはずだ。
「アルフレッド!」
ヴィクトリアの叫び声が響き渡ったのはその時だった。
僕がハッとして顔を上げると、離れた場所からブレスを吐きまくっていたノアが一転して接近してきた。
予期せぬノアの行動に面食らった僕は、翼を広げた超低空飛行によるノアの急速接近に反応が遅れてしまった。
「うわっ!」
慌てて起き上がり逃げようとする僕は背後からガシッとノアに羽交い締めにされた。
小さな体に似合わぬ強い力に僕は完全に捕らえられた。
そしてノアは僕を捕まえたまま上空高く舞い上がっていく。
「うわわわっ!」
「暴れるでない。ザコの分際で」
そう言うとノアは後ろから僕の首すじに牙を立てる。
チクリとした痛みに僕は青ざめた。
か、噛みつかれる。
「おとなしゅうしないなら首を噛み切って殺す。もしくはここから落として殺す」
ひぃぃぃぃっ!
僕は思わず身をすくめた。
下を見るとかなりの高さであり、小さくヴィクトリアの姿が見える。
「地上200メートルくらいまで上がって来た。落ちたら落下ダメージで即死は免れまい」
ひぇぇぇっ!
怖すぎる!
「先ほどからチョロチョロと妙なアイテム使いおって、まことに腹立たしい下郎めが。うぬが余計なことをせねばノアがヴィクトリアごときにこれほど苦戦するはずなかろう」
そう言うとノアは僕の手から空のペットボトルを奪い取った。
ああっ!
やばい!
アイテムの内容がバレる。
「スパイス・シャンパン? クシャミが止まらなくなるやつよな。これでノアのブレスを封じようとしよったな。こざかしい」
そう。
第6のアイテム。
スパイス・シャンパン。
空のペットボトルの中には目に見えない刺激物質が入っていて、これを空気中に散布することでクシャミを誘発させるアイテムだ。
ノアは口から聖邪の吐息を吐くことが分かっていたので、これでクシャミを連発させることでブレスを吐けないようにするのが僕の狙いだった。
「こんなもの消去してくれるわ」
そう言うとノアはそのアイテムをデリート(消去)処理してしまった。
くっ!
やられた!
「やはりうぬは邪魔だ。下で喚いておる単細胞の筋肉メスイノシシならば、このようなこと思いつかぬわ」
僕は地上で怒鳴り声を上げているヴィクトリアの小さな姿を見下ろして観念した。
このままじゃもうヴィクトリアの役に立つことは出来ない。
足手まといになるくらいなら、このままゲームオーバーになったほうが……。
「ザコ兵士。質問に答えよ」
「えっ?」
「先ほどうぬが竜酒の後に使った妙なアイテム。ノアをこの姿に変えたあの玉。あれは何か?」
唐突なノアの質問に虚を突かれた僕は眉を潜めた。
何で彼女がそんなことを尋ねてくるのか分からなかったけれど、首すじに当てられた牙に力が込められるのを感じて僕は仕方なく答えた。
「あれは……変幻玉っていうアイテムで、見ての通り姿を変えることの出来るアイテムだよ」
「この姿はいつまで続くのだ? いつ元に戻る? 答えよ!」
「ひいっ! イタタタ!」
そ、それを知ってどうするんだろう。
今の大人の姿から元の子供の姿に戻れなくなることを危惧しているんだろうか。
どんなに脅されたってヴィクトリアが不利になるようなことは口が避けても言えないけれど、変幻玉のことは言っても問題ないだろう。
とにかくこの状況を脱するためにノアに隙を作らせないと。
「こ、この戦闘が終わり次第、元に戻るよ」
「この戦闘が終わり次第? チッ!」
ノアは舌打ちをして不満げな表情を見せた。
変幻玉は戦闘中に使えばその戦闘が終わるまで、通常時に使えばおよそ15分ほど変身効果が持続する。
多分ノアは自分の姿が大人に変わったことでヴィクトリアが自分に容赦のない攻撃をするようになったことが気に入らないんだろう。
「変幻玉、他に持っておらぬか?」
「え? い、1個だけだよ。何個も持つ意味ないし」
「チッ! 使えぬザコ兵士め。他に何のアイテムを持っておる? 出さぬかっ!」
「イデデデッ! あ、あとは回復系だけだよ」
首に刺さるノアの鋭利な牙に僕は悲鳴を上げながら、頑なにアイテム・ストックの開示を拒否した。
ぼ、僕はヘタレだけど、仲間の期待を裏切るようなことはしたくない!
僕が必死の抵抗をしているとノアはつまらなさそうに僕の首すじから牙を離した。
「チッ。面倒くさい。時間の無駄よの。もううぬは殺すぞ。そのほうが早かろう」
そう言うとノアは何のためらいもなく僕を空中に放り投げた。
うっ……。
「うあああああっ!」
唐突な浮遊感と恐怖に僕は自分でも気付かないうちに大声を上げていた。
ノアがそんな僕を確実に刺し殺そうと槍を構えたのが見える。
ああ。
これ死ぬな。
槍に刺されて死ぬのと地面に落ちて死ぬのとどっちが痛いかな。
以前にも王城の塔の上から落ちて地面に激突したことのある僕は、その耐え難い苦痛と恐怖をよく知っている。
あの時はミランダを助けたくて必死だったんだよね。
ふいに僕の脳裏にミランダの顔が浮かんだ。
彼女はいつものように怒って機嫌の悪い表情をしていた。
ゲームオーバーになって闇の洞窟に戻ったら、どこで道草食ってたのかってミランダにこっぴどく叱られるんだろうな。
ま、それでようやく僕は元の生活に戻れる。
だったらそれで……いいのかな?
いや……。
僕の脳裏に次に浮かんだのは、必死に戦うヴィクトリアの姿だった。
そんな彼女を残して僕だけ先に退場していいのか?
彼女の決死の勝負の行く末を見届けるために、石にかじりついてでもこの場に居続けるべきなんじゃないのか?
僕がそんなことを考えたその時だった。
地上から高速で斧が飛んできたんだ。
それはヴィクトリアの投げた斧だったけれど、その大きさに僕は息を飲んだ。
それは手投げ用の小ぶりの斧・羽蛇斧ではなかったんだ。
「ウ……嵐刃戦斧だ!」
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