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第一章 長身女戦士ヴィクトリア
第12話 決着!
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竜人ノアの上位スキル・竜牙槍砲が猛威を振るっていた。
光と闇の靄に包まれたノアが槍と一体化するようにしてドリル状となったその切っ先は、ヴィクトリアの鎧を削っていく。
炎の鎧の上からでもその衝撃は強く、ヴィクトリアのライフはジリジリと減少の一途をたどっていた。
そしてこのまま炎の鎧が貫かれてしまえばヴィクトリアは一気に大ダメージを受けてゲームオーバーは避けられないだろう。
だからヴィクトリアは嵐刃戦斧でノアを押し返すことに全力を傾ける他に成す術がない。
でもこのままじゃ攻撃に転じることは出来ない。
ほんのわずかにでも隙が生まれればヴィクトリアは全ての力を攻撃に注ぐことが出来るはずなんだ。
その隙を……僕が作る!
僕は両目を見開いてヴィクトリアの背中を見た。
彼女の背中には一枚の白い護符が貼られていた。
その護符には黒い墨で『身』と記されている。
僕がさっき彼女を送り出す際に背中にこっそり貼り付けたものだった。
それこそ最後のアイテムの半分であり、僕はアイテム・ストックから残りの半分となるもう一枚の護符を取り出すと自分の胸に貼り付けた。
その黒い護符には白い文字で『代』と記されている。
僕は今から自分がやろうとしていることを思って内心で溜息をついた。
はぁ……僕ってどうしてこうなんだろう。
もっと上手く立ち回ることが出来れば、痛い思いしないで済むのに。
でも……やるしかない!
覚悟を決めた僕は腹に力を込めて声を上げる。
「ヴィクトリア! 躊躇せずに目の前の敵を叩くんだ!」
決然と張り上げた僕の声にヴィクトリアはわずかに反応したけれど、彼女はそれから自分の身に起きた異変をすぐさま感じ取ったようだった。
ノアの攻撃によって減り続けていたヴィクトリアのライフの変動が止まり、ノアの攻撃は止まっていないにもかかわらずヴィクトリアのライフはそれ以上減らなくなった。
代わりに僕のライフがジリジリと減り始め、僕は腹を削られるような強い痛みを覚えて身をよじる。
「あががががが……」
痛い痛い痛い!
想像をはるかに超える痛みだ!
苦痛の声を漏らさないよう我慢するつもりだったけれど、ヘタレの僕には無理だった。
こ、こんなに痛いならやめときゃよかった。
泣けてくる。
だ、だけど作戦通りだ。
第7のアイテム『身代わり札』。
対となる『身』の護符を貼った仲間の受けるダメージを、『代』の護符を貼った者が全て代わりに受ける効果があるんだ。
即ち今、ヴィクトリアが受けるはずだったダメージを僕が肩代わりしていることになる。
ヴィクトリアがピンチに陥った時のために緊急用として彼女にナイショで買っておいたんだ。
「ア、アルフレッド。おまえ……」
僕の漏らした苦痛の声にヴィクトリアはほんのわずかにたじろいだ。
ふ、振り返っちゃダメだヴィクトリア!
千載一遇のチャンスを失っちゃうよ。
僕は苦痛を堪えて絶叫した。
「振り返るなヴィクトリア! 君の名は勝利を意味するんだろ! いつまでも負けっぱなしなら僕と同じヘタレだ! そんなんでいいのか!」
振り返ろうとしたヴィクトリアの肩がビクリと止まる。
そして彼女は我に返ったように怒声を上げた。
「う、うるっせえんだよ! 言われなくても分かってんだ! アタシは勝つ! ヘタレなんかじゃねぇぇぇぇ!」
ヴィクトリアはそう声を張り上げると、防御を捨ててノアの槍の穂先が自分の鎧を貫くのも構わずに嵐刃戦斧を振り上げる。
そして自らの腕力と念力を掛け合わせて嵐のように両手斧を振るいまくる彼女の上位スキル・嵐刃大旋風を繰り出した。
僕は痛みも忘れて興奮に拳を握る。
い、いけぇぇぇぇ!
「うおおおおおおおっ!」
ヴィクトリアの繰り出す激しい刃の嵐が、回転し続けるノアの体を打った。
ガキンッと大音響がして、竜牙槍砲を展開していたノアの回転が止まった。
「くあっ!」
ノアの体に今だまとわりつく磁力スライムによって確実にヒットしたヴィクトリアの斧が、ノアのライフを着実に1ポイント削り取る。
だけどヴィクトリアの反撃はそれだけではとどまらない。
「くそったれぇぇぇぇ!」
まるで今までの鬱憤をすべて叩きつけるかのように、ヴィクトリアは連続で斧をノアに打ち込んだ。
6、5、4、3……ノアのライフがどんどん減っていくぞ!
荒れ狂う斧の激流に飲み込まれたら最後、そこから逃れることは誰にも出来ないんだ。
反撃する隙をまったく与えないヴィクトリアの猛攻の前にノアはついに屈した。
「くはっ……」
ライフ0。
難攻不落だったノアのライフゲージはとうとう底をついた。
ゲームオーバーだ!
「勝った……勝ったぞぉぉぉぉ!」
ヴィクトリアが嵐刃戦斧を頭上高く振り上げて雄叫びを上げる。
「ノ、ノアが負けるなど……」
地面に崩れ落ちたノアは、無念というよりも自身の敗北を信じられないといった驚愕の表情でそう言葉を残すと、そのまま目を閉じて動かなくなった。
その姿が大人のそれから本来の子供の姿に戻っていく。
戦闘終了だった。
ヴィクトリアは11戦目にしてノアに初勝利を収めたんだ。
だけどゲームオーバーになったのはノアだけじゃなかった。
身代わり札でノアの竜牙槍砲の威力をもろにダメージとしてこの身に受けた僕のライフはもともと貧弱なこともあって、あっという間に底をついたんだ。
僕の命もここまでだ。
うぅ。
そういえば僕、ライフゲージを持つようになってから初めてのゲームオーバーだな。
ライフが0になった途端、さっきまでの痛みは嘘のように消えて、代わりに体に力が入らない不思議な感覚が全身を包み込んでいる。
これがゲームオーバーか。
もう指一本動かせないや。
ライフが0になるのは残念なことだけど、不思議と後悔はなかった。
「アルフレッド!」
雄叫びを上げて勝利の喜びに打ち震えていたヴィクトリアはハッとして僕の元へと駆け寄ってきた。
横たわる僕のすぐ傍に膝をついて座った彼女は、ちょっと怒ったような表情を浮かべている。
「おまえ。7番目のアイテムのこと、アタシに黙ってやがったな」
そう言うと彼女は僕の額を指で小突いた。
彼女は7番目のアイテムは回復ドリンクだと思い込んでいたからね。
「ご、ごめん。でも身代わり札があるって分かってると、それが君の態度に出てノアに感付かれる恐れがあるでしょ。敵を欺くにはまず味方からって言うしね」
そう言う僕だけど、ヴィクトリアは不満げに口を尖らせた。
「嘘つけ。真っ向勝負に横やり入れるようなアイテムは、アタシのプライドを傷付けると思って余計な気を回したんだろ。生意気なんだよ」
そっか。
僕の浅知恵なんて彼女にはお見通しだったんだね。
「ご、ごめんよ。余計なことだったね」
「……助かったよ。おまえのおかげで勝てた。おまえを仲間にした甲斐があったぜ」
ヴィクトリアは少しばかり照れくさそうに目をそらしながらそう言った。
そんな彼女の様子に僕は思わず苦笑してしまう。
「そう言ってもらえると、無理矢理にでも仲間にされた甲斐があるよ」
そろそろ視界がボンヤリしてきた。
ヴィクトリアの顔もおぼろげになってきたな。
いよいよコンティニューの時間か。
ようやく闇の洞窟に戻れる。
ずいぶん遅くなっちゃったからミランダにこっぴどく叱られるんだろうな。
それだけが憂鬱だよ。
また己の分をわきまえずに余計なお節介しちゃったし。
でも、ヴィクトリアがこんなに笑ってくれるなら、まあいいか。
「ヴィクトリア。NPCになったらまた自由に冒険してね。君が楽しんで暮らせるよう祈ってるから」
この場から消える間際、僕は最後にそう伝えた。
ヴィクトリアは僕の言葉を受けて何か言葉を返してくれているみたいだったけれど、もう彼女の声は僕には聞こえない。
だけど閉ざされていく視界の中で、最後にヴィクトリアは見たこともないような優しい目をして、僕の頬にそっと口づけをしてくれたんだ。
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炎の鎧の上からでもその衝撃は強く、ヴィクトリアのライフはジリジリと減少の一途をたどっていた。
そしてこのまま炎の鎧が貫かれてしまえばヴィクトリアは一気に大ダメージを受けてゲームオーバーは避けられないだろう。
だからヴィクトリアは嵐刃戦斧でノアを押し返すことに全力を傾ける他に成す術がない。
でもこのままじゃ攻撃に転じることは出来ない。
ほんのわずかにでも隙が生まれればヴィクトリアは全ての力を攻撃に注ぐことが出来るはずなんだ。
その隙を……僕が作る!
僕は両目を見開いてヴィクトリアの背中を見た。
彼女の背中には一枚の白い護符が貼られていた。
その護符には黒い墨で『身』と記されている。
僕がさっき彼女を送り出す際に背中にこっそり貼り付けたものだった。
それこそ最後のアイテムの半分であり、僕はアイテム・ストックから残りの半分となるもう一枚の護符を取り出すと自分の胸に貼り付けた。
その黒い護符には白い文字で『代』と記されている。
僕は今から自分がやろうとしていることを思って内心で溜息をついた。
はぁ……僕ってどうしてこうなんだろう。
もっと上手く立ち回ることが出来れば、痛い思いしないで済むのに。
でも……やるしかない!
覚悟を決めた僕は腹に力を込めて声を上げる。
「ヴィクトリア! 躊躇せずに目の前の敵を叩くんだ!」
決然と張り上げた僕の声にヴィクトリアはわずかに反応したけれど、彼女はそれから自分の身に起きた異変をすぐさま感じ取ったようだった。
ノアの攻撃によって減り続けていたヴィクトリアのライフの変動が止まり、ノアの攻撃は止まっていないにもかかわらずヴィクトリアのライフはそれ以上減らなくなった。
代わりに僕のライフがジリジリと減り始め、僕は腹を削られるような強い痛みを覚えて身をよじる。
「あががががが……」
痛い痛い痛い!
想像をはるかに超える痛みだ!
苦痛の声を漏らさないよう我慢するつもりだったけれど、ヘタレの僕には無理だった。
こ、こんなに痛いならやめときゃよかった。
泣けてくる。
だ、だけど作戦通りだ。
第7のアイテム『身代わり札』。
対となる『身』の護符を貼った仲間の受けるダメージを、『代』の護符を貼った者が全て代わりに受ける効果があるんだ。
即ち今、ヴィクトリアが受けるはずだったダメージを僕が肩代わりしていることになる。
ヴィクトリアがピンチに陥った時のために緊急用として彼女にナイショで買っておいたんだ。
「ア、アルフレッド。おまえ……」
僕の漏らした苦痛の声にヴィクトリアはほんのわずかにたじろいだ。
ふ、振り返っちゃダメだヴィクトリア!
千載一遇のチャンスを失っちゃうよ。
僕は苦痛を堪えて絶叫した。
「振り返るなヴィクトリア! 君の名は勝利を意味するんだろ! いつまでも負けっぱなしなら僕と同じヘタレだ! そんなんでいいのか!」
振り返ろうとしたヴィクトリアの肩がビクリと止まる。
そして彼女は我に返ったように怒声を上げた。
「う、うるっせえんだよ! 言われなくても分かってんだ! アタシは勝つ! ヘタレなんかじゃねぇぇぇぇ!」
ヴィクトリアはそう声を張り上げると、防御を捨ててノアの槍の穂先が自分の鎧を貫くのも構わずに嵐刃戦斧を振り上げる。
そして自らの腕力と念力を掛け合わせて嵐のように両手斧を振るいまくる彼女の上位スキル・嵐刃大旋風を繰り出した。
僕は痛みも忘れて興奮に拳を握る。
い、いけぇぇぇぇ!
「うおおおおおおおっ!」
ヴィクトリアの繰り出す激しい刃の嵐が、回転し続けるノアの体を打った。
ガキンッと大音響がして、竜牙槍砲を展開していたノアの回転が止まった。
「くあっ!」
ノアの体に今だまとわりつく磁力スライムによって確実にヒットしたヴィクトリアの斧が、ノアのライフを着実に1ポイント削り取る。
だけどヴィクトリアの反撃はそれだけではとどまらない。
「くそったれぇぇぇぇ!」
まるで今までの鬱憤をすべて叩きつけるかのように、ヴィクトリアは連続で斧をノアに打ち込んだ。
6、5、4、3……ノアのライフがどんどん減っていくぞ!
荒れ狂う斧の激流に飲み込まれたら最後、そこから逃れることは誰にも出来ないんだ。
反撃する隙をまったく与えないヴィクトリアの猛攻の前にノアはついに屈した。
「くはっ……」
ライフ0。
難攻不落だったノアのライフゲージはとうとう底をついた。
ゲームオーバーだ!
「勝った……勝ったぞぉぉぉぉ!」
ヴィクトリアが嵐刃戦斧を頭上高く振り上げて雄叫びを上げる。
「ノ、ノアが負けるなど……」
地面に崩れ落ちたノアは、無念というよりも自身の敗北を信じられないといった驚愕の表情でそう言葉を残すと、そのまま目を閉じて動かなくなった。
その姿が大人のそれから本来の子供の姿に戻っていく。
戦闘終了だった。
ヴィクトリアは11戦目にしてノアに初勝利を収めたんだ。
だけどゲームオーバーになったのはノアだけじゃなかった。
身代わり札でノアの竜牙槍砲の威力をもろにダメージとしてこの身に受けた僕のライフはもともと貧弱なこともあって、あっという間に底をついたんだ。
僕の命もここまでだ。
うぅ。
そういえば僕、ライフゲージを持つようになってから初めてのゲームオーバーだな。
ライフが0になった途端、さっきまでの痛みは嘘のように消えて、代わりに体に力が入らない不思議な感覚が全身を包み込んでいる。
これがゲームオーバーか。
もう指一本動かせないや。
ライフが0になるのは残念なことだけど、不思議と後悔はなかった。
「アルフレッド!」
雄叫びを上げて勝利の喜びに打ち震えていたヴィクトリアはハッとして僕の元へと駆け寄ってきた。
横たわる僕のすぐ傍に膝をついて座った彼女は、ちょっと怒ったような表情を浮かべている。
「おまえ。7番目のアイテムのこと、アタシに黙ってやがったな」
そう言うと彼女は僕の額を指で小突いた。
彼女は7番目のアイテムは回復ドリンクだと思い込んでいたからね。
「ご、ごめん。でも身代わり札があるって分かってると、それが君の態度に出てノアに感付かれる恐れがあるでしょ。敵を欺くにはまず味方からって言うしね」
そう言う僕だけど、ヴィクトリアは不満げに口を尖らせた。
「嘘つけ。真っ向勝負に横やり入れるようなアイテムは、アタシのプライドを傷付けると思って余計な気を回したんだろ。生意気なんだよ」
そっか。
僕の浅知恵なんて彼女にはお見通しだったんだね。
「ご、ごめんよ。余計なことだったね」
「……助かったよ。おまえのおかげで勝てた。おまえを仲間にした甲斐があったぜ」
ヴィクトリアは少しばかり照れくさそうに目をそらしながらそう言った。
そんな彼女の様子に僕は思わず苦笑してしまう。
「そう言ってもらえると、無理矢理にでも仲間にされた甲斐があるよ」
そろそろ視界がボンヤリしてきた。
ヴィクトリアの顔もおぼろげになってきたな。
いよいよコンティニューの時間か。
ようやく闇の洞窟に戻れる。
ずいぶん遅くなっちゃったからミランダにこっぴどく叱られるんだろうな。
それだけが憂鬱だよ。
また己の分をわきまえずに余計なお節介しちゃったし。
でも、ヴィクトリアがこんなに笑ってくれるなら、まあいいか。
「ヴィクトリア。NPCになったらまた自由に冒険してね。君が楽しんで暮らせるよう祈ってるから」
この場から消える間際、僕は最後にそう伝えた。
ヴィクトリアは僕の言葉を受けて何か言葉を返してくれているみたいだったけれど、もう彼女の声は僕には聞こえない。
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