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第一章 魔道拳士アリアナ
第3話 Aランクへの道
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魔道拳士アリアナをAランクに昇格させるため、僕は彼女を手伝うことにした。
それから詳しい打ち合わせをするために、僕の住居である兵士の宿直室へと彼女を招いたんだ。
オイ誰だ?
うまくやりやがって、とか言ってる奴は。
ただ打ち合わせをするだけだぞ!
言葉巧みに女子を連れ込んだわけではないし、ましてや変なことは何もしない!
……コホン。
いや、下手にちょっかい出そうとしても僕がブッ飛ばされるだけだし。
そもそもヘタレの僕にそんな度胸ないから。
さて、ここは以前は僕ひとりだけが過ごす小さな建物だったんだけど、今ではミランダやジェネットの部屋が増えて増築されていた。
僕はリビングの椅子をアリアナに勧めると彼女の反対側に腰を下ろす。
まずはじっくり話をしないとね。
「じゃあアリアナのことをよく教えて」
僕がそう尋ねるとアリアナは急に顔を引きつらせてのけぞるように身を引いた。
「え? ス、スリーサイズとか?」
「違う!」
「し、下着の色は教えないからぁ!」
「そんなこと聞かないからぁ!」
女子を自分の部屋に連れてきていきなり「じゃあスリーサイズを教えてもらおうか」って、そりゃ完全に変態でしょ!
ましてや下着の色とか……犯罪者か僕は。
「そ、そうじゃなくてスキルとかステータスとかだよ。アリアナの得意分野が分かれば挑戦すべきミッションの傾向を絞り込めるでしょ?」
「あ、そういうことか。ごめんごめん。で、では。どうぞ」
そう言うとアリアナは少しだけ恥ずかしそうにステータスを披露してくれた。
僕は失礼のないようにそっと彼女のステータスウインドウを覗き込む。
アリアナはやっぱり拳士だけあって、力と敏捷度はとても優秀だった。
さらにアリアナは魔法の中でも氷の属性に特化していて、他の属性の魔法は使えない代わりに氷の魔力が強いみたいだ。
魔法を氷に限定することで魔力値を上がり易くしてるんだね。
僕はそこから彼女のスキルに目を移す。
「ええと。スキルは……」
このゲームにおいてプレイヤーは下位・中位・上位と3つの枠にスキルや魔法を実装することが出来る。
3種類ってのも少ないけれど、さまざまなスキルや魔法の中からその少ない枠に割り当てて実装できるのが人気なんだ。
アリアナの持つ3種類のスキルのうち、下位スキルは『氷結拳』と呼ばれ、氷の魔法を拳に宿して攻撃を行うというものだった。
彼女の氷の拳を浴びると、硬い装甲を持つ相手をも凍り付かせて砕くことが出来るみたいだ。
そして中位スキルは鋭く尖らせた氷柱を猛烈なスピードで相手に突き刺す『氷刃槍』という中距離攻撃型の魔法だった。
「やっぱり攻撃型のスキルなんだね。で、上位スキルは……ん?」
そこで僕は少し意外なスキルを目にすることになった。
アリアナの上位スキルは『永久凍土』という珍しいものだった。
「これは攻撃スキルじゃないよね? フィールド変化のスキルかな?」
フィールド変化。
それはこの世界のマップを書き換えることの出来る希少な能力だ。
彼女の上位スキル『永久凍土』はフィールド上に決して溶けない氷の壁を作り出すもので、術者のアリアナによる解除か、強力な炎系の魔法等でなければ消去することは出来ない。
調べてみると、このスキルを習得するためには強い氷の魔力だけじゃなく、土の練り方の熟練度や土と氷の混ぜ合わせ方の上達とか、とにかく色々と面倒くさい手順を踏まなきゃならないらしくて、手間がかかりそうだった。
「どうして攻撃系のスキルじゃなくて、このスキルを選んだの?」
僕が不思議に思ってそう尋ねると、アリアナはやや自嘲気味に笑みを浮かべた。
「私……姉と違ってゲームはあまり得意じゃないの。だから周りを敵に囲まれた時とかにこの永久凍土で自分の周囲に壁を作って中に閉じこもるんだ。そうするうちに敵もあきらめて帰るだろうし、壁の中で回復アイテムとかを使って生き延びることも出来るから」
そうなのか。
まあ敵に囲まれたら怖いし、僕も少しは気持ちが分かるよ。
でも勇ましい魔道拳士というクラスには似合わない、悪く言えば臆病なスキルのような気がする。
そんなことを思う僕をよそにアリアナは目線を落として暗い薄笑いを浮かべた。
「それに周囲を全部壁にしてその中にじっと閉じこもってると心が落ち着くから」
ゲーム内で引きこもりか!
と、とにかく、これでアリアナの特徴はだいたい分かったよ。
「じゃあメインシステムにアクセスして、Aランクに昇格できそうなボス攻略やミッションを探そうか」
そう言うと僕はメインシステムを呼び出した。
これは、このゲームにおいてプレイヤーや僕らNPCが共同で利用しているシステムで、色々な調べ物をしたり各自でセーブデータを管理したり、さらにはシステム上の掲示板などで他のプレイヤーらと交流することも出来るポータルサイトだった。
僕はメインシステムを操作して次の画面を映し出す。
その中には運営本部より各種の情報公示が表示されている。
そこには多くのボス攻略情報やミッションが掲載されていて、プレイヤーはそれらの内容を調べたり自由に申し込むことが出来るんだ。
僕とアリアナはそれから1時間ほどAランクへの昇格を目指して情報を探し続け、あるミッションを見つけた。
そこには『ゾンビ穴を塞げ!』という題名のミッションが掲載されていた。
その内容はこうだ。
ある廃城に不死の魔物であるゾンビがわんさか涌いて出る場所があり、調べたところ、そこにはゾンビ穴と呼ばれる穴が開いていることが判明した。
その穴からは無数のゾンビが絶え間なく出現し続けているとのことで、その穴を塞ぐことがミッションの目的だ。
「穴を塞ぐ……私の永久凍土なら出来る」
「そうだね。これ、いいかもしれないよ。場所もここから近い。リアル時間にして15分くらいで行けるよ」
ミッションコンプリートの取得ボーナスを計算すると、今のアリアナだったら十分にAランクに昇格できるだろう。
ただしゾンビの数がちょっと多いらしく、さらには他のプレイヤーと協力することも出来ない単独挑戦が条件のミッションなので難易度はそれなりに高いけど。
でも、ゾンビかぁ。
僕はメインシステムの各種情報欄に掲載されているモンスター・カタログの中からゾンビの項目を呼び出す。
ババァーンとゾンビの写真が目に飛び込んできた。
お、おおぅ。
気持ち悪いし、ちょっと怖いなぁ。
でもアリアナはゾンビの映像には目もくれず、僕の方をじっと見つめていた。
……な、なに?
「君も……一緒に来てくれないかな」
「……え? 僕も?」
アリアナは心細げに頷く。
「単独参加って言ってもそれはプレイヤーの話でしょ。NPCの付き添いがダメなんて書いてないし。私ひとりで行くの……心細くて」
そう言うアリアナの様子に僕は思わず目をしばたかせた。
不思議と彼女の姿がミランダと重なったんだ。
気弱なアリアナと強気なミランダとじゃ似ても似つかないのに。
でも、以前にミランダもこの洞窟から出るときは不安がって僕に同行を求めてきたことがあった。
今のアリアナと同じように。
「君がいてくれれば、少しは不安も消えるかなって」
そう言ってうつむくアリアナを見ながら、僕は自分の心に問いかけていた。
僕はどうしたいんだ?
今日会ったばかりのアリアナに対して。
不安に揺れるアリアナの瞳を見つめる僕の心に浮かんできた答えは1つだった。
僕は……アリアナを助けてあげたい。
いや、助けるなんておこがましいけど、僕なんかが出来ることは少ないけれど、僕がいることで少しでも彼女が助かるなら……。
以前に僕もそうやって色々な人に助けてもらって、今こうしてここにいられるから。
誰かが僕に手を差し伸べてくれたように、今度は僕が誰かのためにこの手を差し伸べたい。
そう思ったんだ。
「ちょっと待ってて」
僕は心を決めてアリアナにそう告げると、メインシステムを利用して自分自身の外出申請を運営本部に申し出た。
もともと僕はNPCだから勝手にこの洞窟を出ることは許されていなかったんだけれど、日頃の勤務ぶりが認められて最近では外出申請を行うことが出来るようになった。
マジメだけが取りえですから!
もちろん毎回必ずしも認められるわけじゃない。
だけど幸いにして今回はミランダが戻ってくるまで、という条件付きで無事に僕の外出が認められた。
「よし。これで僕も外に出られるよ」
「ほ、本当に一緒に行ってくれるの?」
「乗りかかった船だしね。でもまあ単独挑戦が条件のミッションだし、僕は一般NPCで戦えないからただの同伴だけど」
僕には一応、以前にミランダからもらったタリオという剣があるんだけど、ミランダがメンテナンス中の今は使うことが出来ない。
でも僕の言葉にアリアナはパッと目を輝かせて言ったんだ。
「あ、ありがとう。アル君」
「アル君?」
「ええ。アルフレッドだから、アル君」
アル君か。
ふふふ。
悪くないな。
「アル君。戦いなら私に任せて」
熱を帯びた口調でそう言うと、先ほどまで自信なさそうだったアリアナは勇ましく拳を握り締めた。
すごい気合いとやる気だ。
これなら何とかなるかもしれない。
「よし。じゃあこれに申し込もう」
僕はミッションへの参加申請を行うと、アリアナと一緒に洞窟を後にした。
いざ!
ゾンビどものはびこる廃城に殴り込みだ!
それから詳しい打ち合わせをするために、僕の住居である兵士の宿直室へと彼女を招いたんだ。
オイ誰だ?
うまくやりやがって、とか言ってる奴は。
ただ打ち合わせをするだけだぞ!
言葉巧みに女子を連れ込んだわけではないし、ましてや変なことは何もしない!
……コホン。
いや、下手にちょっかい出そうとしても僕がブッ飛ばされるだけだし。
そもそもヘタレの僕にそんな度胸ないから。
さて、ここは以前は僕ひとりだけが過ごす小さな建物だったんだけど、今ではミランダやジェネットの部屋が増えて増築されていた。
僕はリビングの椅子をアリアナに勧めると彼女の反対側に腰を下ろす。
まずはじっくり話をしないとね。
「じゃあアリアナのことをよく教えて」
僕がそう尋ねるとアリアナは急に顔を引きつらせてのけぞるように身を引いた。
「え? ス、スリーサイズとか?」
「違う!」
「し、下着の色は教えないからぁ!」
「そんなこと聞かないからぁ!」
女子を自分の部屋に連れてきていきなり「じゃあスリーサイズを教えてもらおうか」って、そりゃ完全に変態でしょ!
ましてや下着の色とか……犯罪者か僕は。
「そ、そうじゃなくてスキルとかステータスとかだよ。アリアナの得意分野が分かれば挑戦すべきミッションの傾向を絞り込めるでしょ?」
「あ、そういうことか。ごめんごめん。で、では。どうぞ」
そう言うとアリアナは少しだけ恥ずかしそうにステータスを披露してくれた。
僕は失礼のないようにそっと彼女のステータスウインドウを覗き込む。
アリアナはやっぱり拳士だけあって、力と敏捷度はとても優秀だった。
さらにアリアナは魔法の中でも氷の属性に特化していて、他の属性の魔法は使えない代わりに氷の魔力が強いみたいだ。
魔法を氷に限定することで魔力値を上がり易くしてるんだね。
僕はそこから彼女のスキルに目を移す。
「ええと。スキルは……」
このゲームにおいてプレイヤーは下位・中位・上位と3つの枠にスキルや魔法を実装することが出来る。
3種類ってのも少ないけれど、さまざまなスキルや魔法の中からその少ない枠に割り当てて実装できるのが人気なんだ。
アリアナの持つ3種類のスキルのうち、下位スキルは『氷結拳』と呼ばれ、氷の魔法を拳に宿して攻撃を行うというものだった。
彼女の氷の拳を浴びると、硬い装甲を持つ相手をも凍り付かせて砕くことが出来るみたいだ。
そして中位スキルは鋭く尖らせた氷柱を猛烈なスピードで相手に突き刺す『氷刃槍』という中距離攻撃型の魔法だった。
「やっぱり攻撃型のスキルなんだね。で、上位スキルは……ん?」
そこで僕は少し意外なスキルを目にすることになった。
アリアナの上位スキルは『永久凍土』という珍しいものだった。
「これは攻撃スキルじゃないよね? フィールド変化のスキルかな?」
フィールド変化。
それはこの世界のマップを書き換えることの出来る希少な能力だ。
彼女の上位スキル『永久凍土』はフィールド上に決して溶けない氷の壁を作り出すもので、術者のアリアナによる解除か、強力な炎系の魔法等でなければ消去することは出来ない。
調べてみると、このスキルを習得するためには強い氷の魔力だけじゃなく、土の練り方の熟練度や土と氷の混ぜ合わせ方の上達とか、とにかく色々と面倒くさい手順を踏まなきゃならないらしくて、手間がかかりそうだった。
「どうして攻撃系のスキルじゃなくて、このスキルを選んだの?」
僕が不思議に思ってそう尋ねると、アリアナはやや自嘲気味に笑みを浮かべた。
「私……姉と違ってゲームはあまり得意じゃないの。だから周りを敵に囲まれた時とかにこの永久凍土で自分の周囲に壁を作って中に閉じこもるんだ。そうするうちに敵もあきらめて帰るだろうし、壁の中で回復アイテムとかを使って生き延びることも出来るから」
そうなのか。
まあ敵に囲まれたら怖いし、僕も少しは気持ちが分かるよ。
でも勇ましい魔道拳士というクラスには似合わない、悪く言えば臆病なスキルのような気がする。
そんなことを思う僕をよそにアリアナは目線を落として暗い薄笑いを浮かべた。
「それに周囲を全部壁にしてその中にじっと閉じこもってると心が落ち着くから」
ゲーム内で引きこもりか!
と、とにかく、これでアリアナの特徴はだいたい分かったよ。
「じゃあメインシステムにアクセスして、Aランクに昇格できそうなボス攻略やミッションを探そうか」
そう言うと僕はメインシステムを呼び出した。
これは、このゲームにおいてプレイヤーや僕らNPCが共同で利用しているシステムで、色々な調べ物をしたり各自でセーブデータを管理したり、さらにはシステム上の掲示板などで他のプレイヤーらと交流することも出来るポータルサイトだった。
僕はメインシステムを操作して次の画面を映し出す。
その中には運営本部より各種の情報公示が表示されている。
そこには多くのボス攻略情報やミッションが掲載されていて、プレイヤーはそれらの内容を調べたり自由に申し込むことが出来るんだ。
僕とアリアナはそれから1時間ほどAランクへの昇格を目指して情報を探し続け、あるミッションを見つけた。
そこには『ゾンビ穴を塞げ!』という題名のミッションが掲載されていた。
その内容はこうだ。
ある廃城に不死の魔物であるゾンビがわんさか涌いて出る場所があり、調べたところ、そこにはゾンビ穴と呼ばれる穴が開いていることが判明した。
その穴からは無数のゾンビが絶え間なく出現し続けているとのことで、その穴を塞ぐことがミッションの目的だ。
「穴を塞ぐ……私の永久凍土なら出来る」
「そうだね。これ、いいかもしれないよ。場所もここから近い。リアル時間にして15分くらいで行けるよ」
ミッションコンプリートの取得ボーナスを計算すると、今のアリアナだったら十分にAランクに昇格できるだろう。
ただしゾンビの数がちょっと多いらしく、さらには他のプレイヤーと協力することも出来ない単独挑戦が条件のミッションなので難易度はそれなりに高いけど。
でも、ゾンビかぁ。
僕はメインシステムの各種情報欄に掲載されているモンスター・カタログの中からゾンビの項目を呼び出す。
ババァーンとゾンビの写真が目に飛び込んできた。
お、おおぅ。
気持ち悪いし、ちょっと怖いなぁ。
でもアリアナはゾンビの映像には目もくれず、僕の方をじっと見つめていた。
……な、なに?
「君も……一緒に来てくれないかな」
「……え? 僕も?」
アリアナは心細げに頷く。
「単独参加って言ってもそれはプレイヤーの話でしょ。NPCの付き添いがダメなんて書いてないし。私ひとりで行くの……心細くて」
そう言うアリアナの様子に僕は思わず目をしばたかせた。
不思議と彼女の姿がミランダと重なったんだ。
気弱なアリアナと強気なミランダとじゃ似ても似つかないのに。
でも、以前にミランダもこの洞窟から出るときは不安がって僕に同行を求めてきたことがあった。
今のアリアナと同じように。
「君がいてくれれば、少しは不安も消えるかなって」
そう言ってうつむくアリアナを見ながら、僕は自分の心に問いかけていた。
僕はどうしたいんだ?
今日会ったばかりのアリアナに対して。
不安に揺れるアリアナの瞳を見つめる僕の心に浮かんできた答えは1つだった。
僕は……アリアナを助けてあげたい。
いや、助けるなんておこがましいけど、僕なんかが出来ることは少ないけれど、僕がいることで少しでも彼女が助かるなら……。
以前に僕もそうやって色々な人に助けてもらって、今こうしてここにいられるから。
誰かが僕に手を差し伸べてくれたように、今度は僕が誰かのためにこの手を差し伸べたい。
そう思ったんだ。
「ちょっと待ってて」
僕は心を決めてアリアナにそう告げると、メインシステムを利用して自分自身の外出申請を運営本部に申し出た。
もともと僕はNPCだから勝手にこの洞窟を出ることは許されていなかったんだけれど、日頃の勤務ぶりが認められて最近では外出申請を行うことが出来るようになった。
マジメだけが取りえですから!
もちろん毎回必ずしも認められるわけじゃない。
だけど幸いにして今回はミランダが戻ってくるまで、という条件付きで無事に僕の外出が認められた。
「よし。これで僕も外に出られるよ」
「ほ、本当に一緒に行ってくれるの?」
「乗りかかった船だしね。でもまあ単独挑戦が条件のミッションだし、僕は一般NPCで戦えないからただの同伴だけど」
僕には一応、以前にミランダからもらったタリオという剣があるんだけど、ミランダがメンテナンス中の今は使うことが出来ない。
でも僕の言葉にアリアナはパッと目を輝かせて言ったんだ。
「あ、ありがとう。アル君」
「アル君?」
「ええ。アルフレッドだから、アル君」
アル君か。
ふふふ。
悪くないな。
「アル君。戦いなら私に任せて」
熱を帯びた口調でそう言うと、先ほどまで自信なさそうだったアリアナは勇ましく拳を握り締めた。
すごい気合いとやる気だ。
これなら何とかなるかもしれない。
「よし。じゃあこれに申し込もう」
僕はミッションへの参加申請を行うと、アリアナと一緒に洞窟を後にした。
いざ!
ゾンビどものはびこる廃城に殴り込みだ!
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