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困惑と決意
2 (9p)
「大丈夫?」
楓は彼女を怖がらせない様にニッコリと笑いながら手を差し伸べた
すると彼女は恐怖に満ちた顔から、頬を真っ赤に染めながらおずおずと楓の手を取り
着物に付いた汚れを払う仕草をし、楓に向き直り頭を下げる。
「数々のご無礼申し訳ございません。」
「いやいや、私の方こそ驚かせてしまって申し訳ございませんでした…」
「!!」
頭を下げる楓の様子に彼女は目を丸くした。
「お侍様が私のような娘に頭を下げるなど滅相もございません!!」
「いえいえ、私は侍等ではございませんよ?」
「え?」
先ほどから彼女は楓の言葉や言動におどろいてばかりだ
楓も落ち着いているようで同様に内心驚いていた。
(この子の言動や此処の風景…何かおかしい。)
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