【完結保証】超能力者学園の転入生は生徒会長を溺愛する

兔世夜美(トヨヤミ)

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第十章 Butterfly Effect

第五話 雨、宵闇のPHANTOM

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 雨で視界の悪い街中を走る。
 どこに転移したのか、見当がつかないが、うっすらと場所がわかる。
 それは吾妻の能力と、岩永の能力故だ。
 傘も差さずに駆けていた吾妻の足下はローファーで、蹴った水がズボンにかかるが、気にせず走る。
 その足が、不意に止まった。
 焦燥した顔が、向こうの暗闇から歩いてきた男を睨んだ。
 住宅街の道は、外灯もまばらで、暗い。
 月も見えない雨の夜。
 現れた男はこの雨の中、下駄を鳴らして歩いてくる。
 吾妻より高い身長。広い肩幅。長い足。
 うり二つの顔は、少し大人びていて、精悍だ。
「見っけた」
「見つけた?」
 吾妻は眉を寄せる。
 その自分より大きな身体は、本来は自分の身体だ。
「あんたは、白倉を探してたんじゃないの?」
「ああ」
 彼は、吾妻を睨み付けて肯定する。
「白倉を探してる。
 急にいなくなって、心配してる。
 おおかた、あんたが原因だろ」
「それは否定しない。
 だけど、向こうから来た」
 棘を含んだ口調で答えると、彼の眉間に皺が寄った。
「案外、あんたより僕のほうが好みだったとか」
「馬鹿なこと」
 彼は笑みを浮かべて、一歩近づいたが、顔には不快感が滲んでいる。
「その身体は僕の身体だ。
 だから、あんたのその台詞は、僕が好みってこと。
 大体、その身体が僕だから、心配してるだけ」
「あんた、心狭いね~」
「上等だよ。
 浮気を笑って許す男の気が知れない」
 強気で攻撃的な態度を崩さない男を見やり、吾妻は空を見上げた。
 雨が絶え間なく降ってくる。
「今日は休戦……てわけにいかない?」
「は?
 怖じ気づいたの?」
 彼は眉を寄せたあと、不遜に笑った。
「ああ、その身体だと、僕に勝てないもんね」
「そんなの、別にかまわない。
 大体、それは、元々はあんたが僕より弱いってこと」
「だけど、その好機を逃がす馬鹿じゃない」
 彼は若干不快ではあったようで、険しい顔をしながらまた一歩、距離を縮める。
「…ほんとに、今度にしない?
 僕ら、炎使いだから、この豪雨ん中じゃ、威力半減する」
「そんなこと、下位能力者の言うことだ。
 Aランクの上位にもなれば、天候や気温には左右されん威力がある」
「…ま、そうだけど」
 確かにそうなのだが。
 この雨の中戦いたくはない。
 なにより、今は岩永が。
「…素直に言うと、今、岩永を捜してる」
 吾妻は白状することにした。
 素直に言って、戦おうとする男ではないだろう。
「…はぐれた?」
「まあ」
「別にかまわないでしょ。
 そんな、べたーっとした関係じゃないだろ」
 そう言えるのは、今の岩永の容態を彼が知らないからだ。
 吾妻はため息を吐く。
「あいつは、今、暴走キャリア化した能力に身体を侵食されてる。
 血も吐いたし、高熱が出てる」
 ありのままを言うと、彼の挙動が止まった。
 数秒かけて顔が青ざめる。
「そのまま、この雨の中で放置したら、命に関わる。
 あいつが死んだら、道連れになる奴がいるだろ」
「……」
 彼が息を飲んだ。
「今は話してる時間も惜しい。
 岩永が大事なら、手伝え」
「……白倉は」
「探してくれてる。
 多分、九生や時波と一緒」
 九生や時波と一緒、と訊いて、彼はホッと息を吐いた。
「で?」
 吾妻がどうするか尋ねると、彼は瞳を瞠ったあと、しょうがないというように息を吐く。
 構えていた身体から力を抜いた。
「一時休戦、乗った」
「ああ。助かった」
「だけど、今だけだ」
 警戒と敵意はゆるめず言って、彼が近寄ってくる。
「それでいい。
 だけど、シャッフルした身体を元通りにするまでは、一時休戦にしない?」
「それ、あんたが得するだけ」
「いいの?
 その身体で白倉抱く気?」
 隣に並んだ彼を見上げて、不敵に笑って言うと、彼が息を飲んだ。
「俺が白倉の処女もらってもいいなら、かまわないけど」
「いやだ!
 絶対いやだ!
 はやく身体元通りにしろ!」
「簡単に出来るなら苦労しない」
 彼はおもしろいくらい青ざめていて、必死だ。
 少しおかしい。
「俺も元に戻したいけど、こんな事態は想定外」
「……他人事のように言う……」
 イラっとくる、と彼は言う。
 小走りに歩を進めながら、隣の男を見た。
「想定外だよ。
 大体、元々は……」
「元々は?」
 白倉を犯すためだった、なんて言えない。
 彼の口から、白倉の耳に入ったら全く笑えない。
「…元々は、あんたらを揺さぶるためで」
「…若干間があった。
 他に理由があっただろ」
「白倉に後ろめたく思っただけ」
 彼は怪しい、と言っているが、無視した。
「想定外だよ。
 …想定外」
 言っているうちに、思い出したくもない光景を思い出して、嘆息を吐いた。
「なんだって、あいつ、心中した」
「……」
 彼が言葉を失う。
「…勝機のないことは、わかってたけど、心中するなんて、…想定外だ。
 …岩永も、読めなかったんじゃないか」
「……」
 足はもう全力疾走の勢いで地面を蹴っている。
 自分に併走しながら、彼は前を向いて黙り込んだ。
「僕だって、わからない」
 少し震えた声で彼が言った。
「なにがあったとか、なんでそんなこと、とか、僕もわからない」
「…だろね」
 あの急変は、本当にいきなりだった。
 なにがあったのか、さっぱりわからない。
「ただ一つ言える。
 あいつは馬鹿だ」
「だろな」
 彼は悔しそうに顔を歪めていた。
 止められなかった、なにも出来なかった自分を責めるように。
「………あ」
 彼が不意に足を止める。
 つられて立ち止まり、吾妻はハッとした。
 向こうから足音を響かせて走ってくるのは白倉だ。
「吾妻!」
 おそらく両方に向けた声を響かせ、傍まで走ってきた。
「そっちはどう?」
 白倉は傘を持っていたが、差しておらず、畳んでいた。
 この豪雨だ。
 走って探しているうちに、無意味になってきたのだろう。
「白倉。
 僕に黙ってひどい!」
「ああ、ごめん。
 ていうか、なんでお前…」
 白倉には一目でどっちがどっちかわかるんだな、と吾妻は感心した。
 まあ、身長で一目瞭然ではあるが、白倉は一切ためらわないし戸惑わない。
 少し複雑。
「白倉が心配だから」
「…そう」
 彼の言葉に少し赤くなるのも、複雑。
「じゃなくて、嵐だ。
 あいつ、静流が保護して、ホテルまで運んだ、て」
 白倉の言葉を聞いて、二人同時に、長い安堵の息を吐いた。
 雨でなければその場にしゃがみ込んだ。
 それくらいホッとした。
「ただ、ちょっと、容態がやばいって」
 白倉の顔色は、よく見ればよくない。
 精神的なものだろうが、青い。
「…肺炎手前ってとこだから、病院連れていけんのはでかい」
「…」
 吾妻二人とも、声を失う。
 そうなると、もう自分たちには出来ることがない。
「病院だけでもいけないの?」
「だけど、あいつと約束した。
 …連れていかせん、て」
 吾妻がそう言った瞬間、胸ぐらを掴まれた。
 白倉にではなく、傍でショックを受けていた彼に。
「約束と、命と、どっちが重い!?」
 激高した彼の表情も青かった。
 泣きそうな顔をしていた。
「……」
 吾妻にはなにも言えない。
 答えず、目を伏せる吾妻から手を離し、彼はうなだれる。
「……」
「あんたらは、一体、なにが目的で、そんな…」
 一体なにが目的で、命まで危険にさらして、なにを求めてるんだ。
 うめくような彼の問いに、吾妻は黙っていた。
 不意に悲しげに瞳を揺らして、
「…約束を、果たすため」
 とだけ、答えた。
 そして、微笑む。
 とても寂しい笑みだ。
「…僕も、岩永も。
 利害の一致、だから。
 お互いが唯一」
 その瞳からこぼれたのが、雨ではなく涙だとなぜかわかった。
「…そのために、命賭けて、なにもかも捨ててくれる、たった一人の仲間。
 …理解してくれる人は、僕には岩永しかいない」
 声が震えた。
 涙声になる。
「…だから、ああ言ったけど、本当は、あいつが死ぬのは………」
 白倉の脳裏によぎるのは、夜が更ける前の会話。

『僕と岩永は、利害の一致で一緒におるだけの、共犯だ。
 互いの命が惜しいとか、そんなくだらんことで足なんか止めない』

「……」
 すごく小さな声。
 涙と雨に遮られて、聞こえない声。
 でも、わかった。
 本当は、岩永が死ぬのは、嫌だ。
 構うんだ、と吾妻は言った。



 村崎を待つんだ、と岩永は言った。
 不安げに揺れた瞳が痛々しかった。
 流河と優衣は、窓から外を覗く。
 雨は弱くならない。どころかますます強くなる。
 時刻は夜明け頃なのに、薄暗いままだ。
「…とりあえず、少し休んだら?」
 流河が岩永の座る寝台に近寄り、そう提案した。
 岩永は無言で首を左右に振る。
「でも、」
「…起きてる」
 小さな声だが、岩永はがんとして譲らなかった。
 流河は窓辺の優衣を見やり、傍に近寄る。
「どうしようか」
「でもなあ」
 優衣も困っている様子だった。
「過保護になんな。神経質になんな。不安定になんな。
 っちゅうのは不可能やろ」
「だよね…」
 流河には否定出来ない。
 村崎にとって、岩永は最愛の存在だ。
 その存在が、いきなりいなくなって、あげく心中して、しかも一度は死んでいた、なんて。
 その目で全て目撃した村崎に、今まで通りでいろなんて、酷だ。
 岩永がかけがえない故に、物事の中核から遠ざけ、決して近づけないようにしている。
「…やけど、完全に遠ざけるなんて、無理な気もするけどな」
 優衣はそう言う。
 小声で、向こうで落ち込んでいる岩永には届かない。
「…世界を渡ってきたんが、吾妻と別の誰かならまだしも」
「…まあ、ね」
 岩永本人では、遠ざける方が無茶だ。
 まして、あちらの岩永は自分自身をひどく憎んでいる。
「…やけど、今の村崎もな」
 そう言って、優衣はため息を吐いた。
「なあ」
 不意に、黙っていた岩永が口を開く。
 顔を上げて、優衣と流河を見上げた。
「もう一人の、ってなに?」
 いきなり核心を突かれ、二人そろって息を飲んだ。
「あれ?
 誰?
 教えたの」
 流河は冷や汗を掻きながら、小声で優衣に問いかける。
 優衣も小声で、
「いやお前やがな。
 巻き戻した直後に」
 と返す。
「あ、そっか。
 アホだ」
 俺、と流河は青ざめた。
「……もう一人の、って、また、…冗談みたいなこと言うね?」
 しかし、村崎が遠ざけようと望んでいる以上、反したことは出来ない。
 流河は引きつった笑みを浮かべながら、岩永に近づいた。
 岩永が傷ついたような顔をしたので、ぎょっとする。
 泣くかと思う顔だった。
「流河まで、…そうやって」
 震えた声で岩永が言う。
 ああ、そうだ。
 遠ざけようとした村崎なら、しらばっくれるだろう。
「……ごめん」
 流河は素直に謝った。
 岩永の手を取る。
「君を傷つけたくなかったんだけど、結局傷付けちゃったね」
「……傷つくようなことなん?」
 その言葉には、ただ笑うしかない。
 流河の浮かべた切なげな微笑みに、岩永は言葉を失う。
「……もう一人の君がいるのはほんと。
 ただ、それ以上わからないんだ」
「わからない…?」
「目的も、なんでこの世界に来れたのかも。
 なんにも。
 だから、不用意なことを言えなかった」
 ごめんね、と流河は繰り返し謝る。
 岩永が泣きそうに顔を歪める。
「静流も、それで、言ってくれへんかったのかな…」
「…村崎くんは、それもあるだろうけど」
 岩永が勢いよく顔を上げ、流河を見上げた。
「なんか、他に理由あんの?」
「……あるっていうか」
 流河は視線を足下に落として、消え入りそうな声で肯定する。
 岩永が瞳を瞠った。
「……ごめん」
 流河の瞳からこぼれた涙に、息を飲んだ。
「…マジごめん。
 なんか、駄目だ。
 思い出すと…」
「………」
 涙を拭うその顔を見つめて、岩永はそのまま黙り込んだ。
 辛そうに泣く姿を見てまで、追求できない。
「……君を遠ざけたいのは、俺もかも。
 …正直、もうあんなのは嫌なんだよね。
 金輪際、ごめんだよ」
「…あんな、て」
 かすれた岩永の言葉に、流河は泣き笑いで答える。
「……なんでああなっちゃったのかを知りたくても、俺達わからないんだ。
 …だって、それを知ってる君は、いないんだもの」
 その言葉に、胸がしくりと痛んだ。
 責められている気がした。
 でも、なにもわからない。
「…ごめん」
 結局、岩永も謝った。
「悪い。
 言いにくいことばっか訊いて」
「岩永くん」
 もう一度謝って、寝台から立ち上がる。
「頭冷やしてくる」
 流河と優衣を見ずに言って、足早に寝室を出ていった岩永の姿を見送り、流河はどこか茫然としている。
「おい、なんで止めんねん!」
 優衣が慌ててあとを追う。
 扉が再度閉まっても、流河は追えなかった。
「あれ…………?」
 気づいてしまった違和感に、身体が震え出す。
「……変だ」
 今、立ち上がった岩永の背が、目線が、自分と同じだった。
 巻き戻されたとき、自分や優衣より十センチ近く低くて、細かった身体が。
 自分と同じか、少し上くらいの体格に見えた。
 自分と同じ、高さだった。
「……なにそれ」
 かすれた声が出る。
 いくら成長期でも、たがか一日でそんな一気に伸びるはずがない。
「…ちょっと、どういうことだよ」
 考えたくない可能性に、思考が行き着く。



 廊下にある自販機で缶の紅茶を一本買って、プルタブを押し開けた。
 訊いたらいけないことなんだ、と思った。
 じゃあ、自分はずっと、蚊帳の外でいなくちゃいけないのか。
「岩永!」
 背後で声が響いて、振り返る。
 優衣が息を切らしながら近づいてきた。
「いきなり出ていくな。
 心配するやろ」
「…ごめん」
 優衣の顔も見にくい。
 顔を会わせづらかった。
「…別に、無理に頭冷やさんかてええ」
 優衣は傍に佇んで、優しい声でそう言った。
「自分が一番戸惑っとんねんから、…なんか我慢することないねん」
「……」
 その言葉に、不安を吐き出しそうになる。
 村崎が自分に重ねているのは誰なのか。
 もう一人の自分なのか?
 なんで、時間を巻き戻したのか。
「……岩永」
 不意に、優衣は声を潜めた。
「ほんまのこと、知りたいか?」
 その言葉に、思わず彼の顔を見た。
「…知っても、後悔せぇへんか?」
「……ええん?」
 本当は怖い。すごく。
 でも、蚊帳の外は嫌だった。
「ちょお、ついてこい。
 ここやとあかん」
「あ、うん」
 優衣は背中を向けて早足で歩き出す。
 慌てて後を追った。
 二人がその場から離れ、いなくなってから、一人の人間が姿を見せる。
「…っ」
 焦った顔で、自分の黒髪を掻き上げる。
「どこ行きおった。
 あいつ」
 眼鏡の奥の瞳が、不安に揺れる。
「岩永…」
 彼は知らない。
 ついさっきまで、そこに岩永がいたことを。



「なあ、どこ行くん?」
 てっきり、優衣の部屋だと思った。
 しかし、優衣は一階まで降りて、エントランスホールに置いてあった適当な傘を掴む。
 エントランスホールにはいくつか貸し出し用の傘がある。
 岩永も習った。
 礼拝堂だろうか。
 あそこは人気がない。
 雨の下に出ていく優衣を追う。
 雨は強く、足下が白くけぶっている。
「…自分」
 優衣が不意に足を止めた。
 礼拝堂の前だ。
「…『もう一人の』って、具体的にどないなもんやと思うてる?」
 振り返らないまま、そう問いかける。
「…え?」
「ドッペルゲンガーか?
 クローンか?」
「……ええと」
 急な質問に戸惑ったが、確かにそれは謎だ。
 もう一人の、と言われたが、一体それはどんな存在なのか。

『なんでこの世界に来れたのかも』

 ハッとする。
 流河はそう言っていた。
「違う世界の?」
「違う世界ってなんやねん」
「え…」
 困惑する岩永を振り返り、優衣は怪しく微笑む。
 眼鏡の奥が見えない。
「…同じ人間が存在する世界、て言うたら」
「パラレルワールド、…てやつ?」
 誘導されるように、答えた。
 寒気がするのは、雨のせいだろうか。
「パラレルワールドって、似たような世界やからパラレルワールドや。
 そこに、自分しかおらんっちゅうのは、おかしいやんな」
「…優衣?」
 不意に優衣が傘を放り投げた。
 黒い傘が雨に撃ち落とされるように、地面に転がる。
 優衣の身体は濡れていない。
 そこにいないように。
「…パラレルワールド。
 違う世界の、違う自分。
 …さて」
 眼鏡の奥は相変わらず読めない。
 反射する。
 薄く笑んだままの、怪しい唇。
 姿が一瞬で消える。
 いや、いる。
 感じた瞬間、背筋がぞくっとした。
 いる。
 背後に、いる。
「…後ろの正面、誰や?」
 よく聞き慣れているはずの低い声が、笑いながらそう言った。
 雨が降っている。
 空は暗く、重苦しい雲。
 雨は彼を避けて落ちてくる。
「……」
 なにもかも、自分の許容量の限界以上だった。

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