【完結保証】超能力者学園の転入生は生徒会長を溺愛する

兔世夜美(トヨヤミ)

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第十章 Butterfly Effect

第十六話 迷宮バタフライ

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 頬に触れる暖かい感触。
 鼻先に触れた匂いで、自分の大好きな彼だとわかった。
「………嵐?」
 ぼんやりと瞼を開け、名前を呼ぶ。
 すると、頬に触れていた手がかすかに震えた。
 明るい日差しが視界に入って、眩しくて目を細める。
 恥ずかしがり屋の彼が逃げないように手を握ると、小さな声が聞こえた。
「…起きてた?」
「今起きた…」
 岩永の上擦った声に口元をほころばせながら答える。
 目の前に立っている彼の姿を見て、目を瞠り、顔を赤くする。
「……………ああ、儂のせいか」
「…静流以外のせいやったら怖いやろう、静流が」
「ああ。それもそうや」
 頬を赤らめながら、岩永は微笑んだ。
 ソファに腰掛けた自分の前に佇むその格好は、大きなシャツ一枚。
 裾からむき出しの素足が覗いていて、目のやり場に困る。
「それ、儂のか?」
「うん。
 俺の服ぐっちゃぐちゃになってたから…」
「すまん…」
 視線を逸らし、恥じらって答える岩永の表情はとにかく可愛くて、顔がにやけた。
「謝ってる顔やない」
「すまん。
 ええもんやなあと思って」
「なにが?」
 岩永の手を引いて距離を縮め、腰を抱く。
 岩永は身じろいだが、逃げようとはしない。
「儂の服をお前が着とるの。
 サイズ違うからなんか可愛らしい」
 心底そう思う。
 シャツで腰の下まで隠れていて、でも太股は少し見える。
 袖も大分余っていて指先がかすかに覗くくらいだ。
「…静流も彼シャツに萌えるんやー……。
 サイズ違うのはしかたなくない?」
「儂がでかすぎるのはわかっとる」
 岩永の赤い頬に手を当て、顔を近づける。
 岩永は恥ずかしそうに視線を泳がせてから、こっちを見て、そっと瞼を降ろした。
 重ねた唇は柔らかく、甘い気がした。
「俺かてまだ成長期やから、まだ大きくなるからな。
 静流越すかもやで?」
「そら無理やな」
「即答かい」
 拗ねる岩永は子供っぽくかわいい。
 しかし、自分を越すのは不可能だと思う。
「せいぜい180センチくらいまでやろ。伸びても。
 それ以上はあかん」
「…俺の身長、静流が決めることやないと思うけど」
「そのくらいのサイズが丁度ええ」
「…なにが?」
 二人きりの部屋で、甘ったるい空気に満ちていて、ただただ幸福だった。
「儂の腕の中に収まるサイズや」
「…ああ、そういう基準…」
 岩永は少し呆れながらも、耳まで真っ赤だ。
「…まあ、背は伸びても体格差は埋まらんやろう。
 お前、割と細身な方やし」
「……ああ、確かに静流みたいに骨太くないもんな」
 岩永はため息を吐き、静流みたくでかくなるのは諦めるか、と呟いた。
「第一、儂ほど大きくなってしたいことでもあるんか?」
「……いや、特にあるわけやないけど、強いて言うなら静流を抱きたいかな」
「お前はほんまに小さくてかわええなあ」
「…嫌なんやな。すっごく」
 笑って話題を逸らす村崎に、岩永は苦笑する。
 またため息を吐いて、村崎の首に腕を巻き付けた。
「…まあええか。
 そんな嫌でもないし」
「…儂に抱かれるのが?」
「抱きしめられることも……まあ、そういうことも………まあ、好き」
 恥じらった声が、言葉が嬉しくて、ぎゅっと抱きしめた。
 柔らかい髪を撫でて、頬に口づける。
「静流って、俺のこと猫可愛がりするよなあ…」
「好きやからな。
 飽きひんぞ」
「……流河が、つき合って一ヶ月足らずで抱くなんてケダモノ、て言ってたけど?」
「気にするな」
 唇をふさいで、腰を引き寄せる。
「っ!」
 岩永が目を瞠り、上げた声が村崎の唇に飲み込まれた。
 ソファに押し倒された格好の彼の顔はひどく真っ赤だ。
「……あの、この体勢なに?」
 不安げな瞳には、期待も混じっているのがよくわかる。
「いや、今日も明日も休みやな、と」
「……すんの?
 また?」
「いや、やっぱお前のそんな格好見たらその気になるやろ」
「誰のせいや」
 シャツから伸びた足に触れると、岩永が変な声を上げる。
「もうちょい色気のある声出してくれ」
「………無茶言うな。
 まだこういうこと慣れてないし…」
「まあ、…それもそうか」
 抱いた回数も片手の指くらいだし、まだ。
 岩永の初々しい反応は可愛いし好きだし、そそる。
「…………静流、俺のどこが好きなん?」
「いきなりやな」
「特に聴いたことなかったから」
 岩永ははにかみながら、期待した顔で尋ねてくる。
 そんな顔を見ると、答えないわけにいかない。
「…強いところと、強いのに優しいところと、…笑顔」
「……へえ」
 岩永はますます顔を赤らめ、嬉しそうに微笑む。
「…特にあげるならな。
 基本全部好きや」
「………ふふ。
 俺もそうかも」
「それは嬉しいな」
 岩永の手に指を絡めると、岩永も絡めてきた。
 手を繋いで、唇を重ねて、抱き合った。
 暖かい春の日。壊滅事件の十日前の話。
 あのころは、なんの不安もなく、今の未来など知る由もなかった。



 時計の音で目が覚めた。
 そんな懐かしい夢を見たのは、ソファで寝てしまったからだ。
 瞼を開けると、薄暗い室内が視界に入った。
 村崎はひっそりと息を吐く。
 あんな夢を見たのは、彼が自分を「静流」と呼ぶからだ。
 傷つけてしまった。
 あんなに愛しくて、抱きしめていたのに。
 その彼を、夢にまで見たのに。
 傷つけた。彼を見ていなかった。
 自分は、なにも過去から学んでいない。
 ため息を吐いて、ソファから立ち上がった。
 岩永が眠っている寝室に向かう。
 起こすつもりはない。ただ、顔を見たかった。
 起きたら、きちんと話したい。
 彼の瞳を見て、謝りたかった。
 静かに扉を開けて、室内に足を踏み入れる。
 一瞬、目を疑った。
 でも、何度瞬きをしても変わらない。
 明かりをつけて再度寝台を見た。
 空っぽだ。
 茫然としながら近づいて、シーツの上に置かれた手紙に気付く。
 水色のレターセットの手紙。

「危険なことはしないから、心配しないで。
 必ず戻ってきます」

 岩永らしい几帳面な綺麗な字。
 便せんに皺が出来るくらい指に力を込めた。
 泣きたかった。

『彼は基本冷静が身についてはいるんだけど、キレるとなにするかわかんないとこあるじゃない』

 ああ、本当に、流河の言うとおりだ。



「……さて」
 昼の十二時をすぎた頃、岩永は街のある喫茶店にいた。
 落ち着いた雰囲気の、モダンな喫茶店は客で賑わっていた。
 岩永は隅の、外から見えない位置の席に腰掛け、ブレンドとフレンチトーストを頼んだ。
「……あ」
「なんや、どないしたん?」
 向かいの席に座った男が不思議そうに尋ねる。
「いや、寝るとこどうしようと思って。
 俺、実家大阪やし。
 …ホテルに泊まる金はあるけど、何日間かかるかわかんないし…。
 ネットカフェしかないかなあ」
「思いつきだけで行動するっちゅうのも、岩永らしゅうないな」
 男がそう言ってすぐ、店員がフレンチトーストとブレンドを運んできた。
 男に一切視線を向けず、テーブルに置いて店員はさがる。
「普段冷静な分、キレるとなにしでかすか予測不能やって、俺のこと流河が言ってたことある」
「今まさに村崎がそう思ってるやろ」
 艶のある低い声でくつくつ男は笑い、岩永に軽く睨まれた。
 誰のせいや、と言いたげな視線に謝る。
「すまんな。
 俺も背に腹は代えられんから」
「……まあ、昨日話してもらったから、大体理解したけど」
 岩永の声は低く小さい。
 他人に聴かれた場合、独り言を言う不審な客になってしまうからだ。
 目の前にいるこの男は、自分にしか見えない。
「で……………えーと、…御園でええ?
 呼び方。
 優衣やと、俺の知ってるあいつとごっちゃになるから」
「まあ、それが無難やな」
「ほな決まりな」
 岩永が軽く手を叩いて、カップを掴んだ瞬間、頭上で、
「なにが決まりなんだ?」
 と、低い声が響いた。
 岩永は思わずカップを落としそうになって堪える。
 おそるおそる顔を上げると、そこには二人の男が立っていた。
 藍澤と、もう片方は、今の岩永には誰かわからない。
「…全く、またいなくなったと聴いて驚いたぞ」
「すまん…」
 藍澤はため息を吐き、向かいの椅子に腰掛ける。
 一緒にいた体格の良い男がその隣に座った。
 村崎ほどにたくましい体格、頭も剃っているし、面影も似ている。
「あ、静流の弟…」
「…今の岩永さんとは会ったことなかったですもんね」
 志津樹は苦笑し、そう呟いた。
 どことなく寂しそうだ。
「びっくりしましたよ。
 兄さん、今も探してます」
「……うん」
 それはわかってる。
 でも、すぐには帰らないと決めてきた。
「……見逃してもらえん?
 危ないことは絶対せぇへんから」
「…お前の場合、全く説得力がないぞ」
「……あはは」
 岩永自身もそう思うので、乾いた笑いが浮かんだ。
「……でも、静流のとこには帰れない。
 ほんまに、危険なことはせぇへんから…お願いや」
「……………」
 藍澤はため息を吐き、苦々しい顔をする。
「俺はお前と村崎のことは、そんなによくわかってないから……説教したくても出来ないんだよな……」
「俺もです…」
 志津樹は切なげに微笑み、店員が運んできた水を手に取る。
「ただ、……わかってます?
 岩永さん。
 今の状況」
「……わかっとる。
 リバウンドやろ?」
「…知ってたんだな」
 こともなげに答えた岩永に、藍澤と志津樹はかすかに驚いてみせる。
「今の状況が既に危険なのはわかっとる。
 でも、リバウンドに限ってはどこにおったって同じやろ。
 阻止する方法わからんのやから」
「…それはそうなんだが……しかし、村崎の気持ちもわかってやれ」
 重苦しい表情をする藍澤の顔を見つめ、岩永はため息を吐く。
「ほな、俺の気持ちはわかってくれないんや?
 俺の存在真っ向否定状態なんやけど、今の静流」
「…………」
「……少し時間が欲しいんや」
 藍澤が黙り込んだ今がチャンス、と、岩永は畳みかける。
「…どのみち、あとわずかや。
 こんなん」
「……あとわずか?」
 岩永の言葉を繰り返し、藍澤は眉を寄せる。
「リバウンドやから。
 巻き戻した時間が進んどる。
 やから、今の記憶のある俺は、もうすぐ消える。
 記憶を失った俺が出てくる」
「………」
 それは理解していなかったのか、藍澤と志津樹は目を見開き息をのんだ。
 岩永は頬杖を突き、不遜に微笑む。
「それまでや。
 ……俺は、今の静流には会いたくないから。
 なんか、静流がほかの誰かを好きになったのを見てる気分で嫌やし」
「…………どっちもお前だろう」
「俺もそう思う。
 それ、静流に言って」
 笑った茶色の瞳に見つめられ、藍澤はしばらく黙っていた。
 不意にまたため息を吐いて、立ち上がる。
「村崎。
 岩永についてやってくれ。
 俺は戻る」
「ああ、はい」
 岩永も思わず席を立ち、藍澤を呼び止める。
「村崎兄にも誰にも言わない。
 それでいいんだろう。
 …ただし、村崎はそばにおいておく。
 もうすぐ記憶のないお前に変わるなら尚更、一人に出来ない」
 藍澤はそれだけ言って背中を向ける。
 店を出ていく姿を見送り、岩永は腰を下ろした。
「それに、どこに泊まる気ですか?」
「…ネットカフェとか」
「そんなの知ったら尚更兄さん激怒しますから。
 俺の家行きましょう」
 志津樹の言葉に岩永は目を瞠る。
「そこって」
「村崎家。
 兄さんの実家」
「……大丈夫なん?」
 少し不安げに尋ねてくる岩永に笑った。
「大丈夫ですよ。
 下手なホテルより安全です。
 まさか自分の実家にいるなんて思いませんよ」
「…それもそうか」
 確かにそれもそうだ。
 まさか村崎も、実家にいるなんて思いつかないだろう。
「でも、親御さんは?
 妹ちゃんもいなかった?」
「あれ、兄さんから聴いてません?
 うちの両親、しばらく前から海外赴任してますよ。
 妹も一緒です」
「…………聴いてない。
 いつ頃から?」
「半年くらい前からですね」
「ああ…」
 岩永は納得し、頷く。
「ほな、よろしゅうな」
「はい。
 でも、本当に危なくなったら連れて帰りますからね」
「うん」
 ひとまずほっとした。
 この方が安全だ。
「…あ、ええと」
「はい?」
 そういえば彼のことはなんて呼んだらいいだろう。
 岩永は迷って、志津樹の顔を見上げ、
「…志津樹くん?」
 と呼んでみた。
 志津樹は目を瞠った後、頬を染めて微笑んだ。
「やっぱり岩永さんはそう呼ぶんですねー。
 村崎くん、はないんだ」
「……静流に先に会ったからなあ。
 村崎くんはないわー」
「ないか」
 楽しそうに笑う志津樹の姿を見て、岩永も笑い出した。



 何度、泣き出したい思いに駆られたらいいんだろう。
 悲しくて寂しくて仕方なくて、苦しい。
 ただ、笑う彼のそばにいたいだけなのに、その願いすら難しい。
 ホテルの一室。
 扉を開けると、彼しかいなかった。
 吾妻だと思って振り返った彼は、村崎の姿に目を瞠る。
「しず…っ」
 彼らしいその呼び名が、今は癇に障った。
 腕を掴んで壁に押しつけ、首に手を当てた。
 細い首に指を回し、睨み付ける。
「………殺す気になったん?
 でも、跳ね返るような気が…」
「そうやない。
 ………、違う。
 こんなことがしたいわけやない」
 村崎は苦しそうに顔を歪め、手を離した。
 その場にしゃがみ込む。
「…どないしたん?」
 やけに余裕のない村崎の様子に、彼は戸惑っていた。
「………まあ、お前が無事なら、あいつも無事やな…」
「………またいなくなったん?」
「………」
 村崎は疲労困憊しているらしく、しゃがんだままうなだれている。
 しかし不意に、
「…場所は?」
「え?」
「お前ならわかるんやないのか?」
 と矢次に尋ねてきた。
 なるほど。自分に会いに来たのは自分の無事=彼の無事だから確認しに来たのと、場所を知りたいからか。
 でもちょっと、嬉しい。
「………んー。
 …あれ、でもなんかまたわからなくなってる」
「…なんやて?」
「ほんまになんでか、この前っから調子悪い…」
 今までこんなことはなかったのに、なぜか居場所を探知できない。
 理由が不明だから困る。
「…役立たずな」
「ごめん…」
 しおらしく謝ったら、村崎は自分を見上げてため息。
「……その顔でしおらしくするな。
 あいつみたいで良心が痛む」
「…ひどい言い方やな」
「…ほんまに」
 村崎は立ち上がり、寝台に腰掛けてまた息を吐く。
「……もう、あいつのそういう顔、当分見たくないんや。
 泣かせたない。
 …笑って欲しいのに、なんでいつも儂は…」
「……」
 ほとんど、村崎自身に対する言葉だった。
 後悔の滲んだ声。悔やんでも悔やみきれない気持ちの。
「……………いつも、傷つけてから理解して。
 ……そばにいたいだけやのに。
 笑った顔が見たいだけやのに…」
 震えた、泣きそうな声だ。
 そっと隣に腰を下ろし、村崎の手を上から包む。
 村崎は弾かれたように顔を上げてこちらを見た。
「ごめん。
 なんか、……今の静流、俺みたい」
「……お前?」
「うん。
 静流がいなくなったあとの俺。
 …やっぱそんな風にずっと後悔して自分責めてばっかで、泣いてばっかおったなあって」
 懐かしむように遠くを見る瞳をして、彼は語る。
 瞳が潤んだ気がした。
「……あいつ幸せ者やで?
 静流が生きてそばにおるんやからそれでええやろうに、なにが不満なんだか」
「お前が言うことやないな」
「…全くや」
 元凶やんな、と彼は明るく笑う。
 そんな顔を見るたび、強く拒絶できなくなる。
 今は余計だ。
「………ただ、会いたい。
 そばにいたい。
 笑ってる顔が見たい。俺を呼ぶ声を聴きたい。
 …それが叶うなら、なにをしてもいい。
 なにを引き替えにしたって、後悔しない」
「…………」
 なにも言えなかった。
 今なら少し、その気持ちが分かるから。
 以前ほど強く、拒絶出来ない。
 その寂しさが、悲しさが、自分に似ていたから。
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