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第二章 ~ゲームの邪魔はしないから、せめてちょっとだけ~
子供のお使いにも成れない(大人だから)
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なかなか頷かないルサーを置いて、オレは娼館に行った。
薬を買いに、だ。
痣の疼きや痛みを散らすための薬は、教会か娼館で売ってる。
教会を選ばなかったのは単純に、家からの距離の問題。
一刻も早く、ルサーに薬を使わせてやりたかった。
ルサーはあの様子じゃ……今夜を乗り切るのも難しそうだから。
娼館のカウンター。
急いでるから、オヤジ店員からの挨拶も遮って、買い物に来たって告げた。
……んだけど。
オヤジの顔、凄い怖いんだ。
「割れた実、が…その……疼いて。いや、オレじゃ……なくて。」
しどろもどろなオレ。
でも精一杯説明して。
「なんだ、薬か?」
「あ、あぁ……。」
オヤジ、ようやく分かってくれたのに。
「オヤジぃ! 来てくれ、大至急だ!」
店の奥から、オヤジ呼ばれる。
そして。
「また揉め事か……。オイ、兄貴。話は聞いてたろ? 後、頼んだぞ。」
隣の店員に任された。
「ねぇン? 塗るのと、飲むのと、どっちにスル?」
兄貴と呼ばれたオネェ店員に聞かれたけど、オレには違いが分かんない。
要望だけ伝えて任せることにしよう。
「早く効く方で。」
「なら、塗る方ねン。効き目は長い方がイイ? ちょっと割り増し値段になるケド。」
「ソッチで。」
「副作用が殆ど無いヤツだから、安心してねぇン。」
「ありがと。」
「痛むのを防ぐのにィ、特化したのもあるケド。ど~する?」
「じゃ、それも。」
さすが、町だな。
症状の違いとか強弱とかに合わせて、薬も何種類か備えてるのか。
ルサーの常備薬が分かんないから、何個か買うことにした。
「これぇ、アナタのじゃないでしょン? アナタのはど~する?」
「いや、オレはいい。」
「あらァ、自信あるのねぇン。」
オレも薬を持っとくべきだろうけど、今は要らないぞ。
それより、早く会計を済ませてくれ。
「サービス、しといたわよン。」
「ありがと。」
やっと買い物が終わった安心感。
オネェからのサービスを確認せず、オレは帰り道を急いだ。
家に着いて、ルサーの部屋に直行する。
ルサーはシャツを羽織ってるけど、前を閉じず、腕だけ通した状態だった。
ベッドの前で、体育座りで俯いてた。
きっとシーツや服で肌が擦れるのがツラくて、横になれないんだ。
すぐ、ラクにしてやるから。恥ずかしいだろうけど我慢しろよな。
ベッド脇にあるサイドテーブルの上を片付けて、買って来た荷物の袋を置く。
「ただいま、ルサー。」
やっと顔を上げたルサーは、細かく震えてた。
ルサーは微熱を出したみたいにほんのり赤くて、吐く息まで熱そうだ。
不安そうにオレを見上げる表情が、なんか。凄い熱っぽい、って言うか。
見てたら、ちょっとドキドキした。
だって、オレも男だからさ。
身体が疼いてる……そういう人の、そういう表情とか見たら、反応するだろ。
オレ、薬を塗ってやるツモリなんだけど、まずいかな。
「ルサー。服、脱いで。」
「ゃ、イヤだ……。」
「薬、買って来た。塗ってあげるから。」
「……薬?」
気の所為か、不満そうに袋を見るルサー。
「自分で、やる。」
意地っ張りなルサーは、頼りなく手探りで袋の中を漁る。
目当ての物を上手く掴めないのか、ルサーは袋を引っくり返した。
ぶち撒けられた中身が床に転がる。
分厚いガラス瓶が数本と、大人のオモチャ。
「薬じゃ、ねぇ……だろ。」
え? 薬じゃないのか?
一瞬で赤みを増したルサー。
恥ずかしがってるのか怒ってるのか、分かんない。
「なん…で、ローション、なんか……買って、ん……だっ。」
薬を買いに、だ。
痣の疼きや痛みを散らすための薬は、教会か娼館で売ってる。
教会を選ばなかったのは単純に、家からの距離の問題。
一刻も早く、ルサーに薬を使わせてやりたかった。
ルサーはあの様子じゃ……今夜を乗り切るのも難しそうだから。
娼館のカウンター。
急いでるから、オヤジ店員からの挨拶も遮って、買い物に来たって告げた。
……んだけど。
オヤジの顔、凄い怖いんだ。
「割れた実、が…その……疼いて。いや、オレじゃ……なくて。」
しどろもどろなオレ。
でも精一杯説明して。
「なんだ、薬か?」
「あ、あぁ……。」
オヤジ、ようやく分かってくれたのに。
「オヤジぃ! 来てくれ、大至急だ!」
店の奥から、オヤジ呼ばれる。
そして。
「また揉め事か……。オイ、兄貴。話は聞いてたろ? 後、頼んだぞ。」
隣の店員に任された。
「ねぇン? 塗るのと、飲むのと、どっちにスル?」
兄貴と呼ばれたオネェ店員に聞かれたけど、オレには違いが分かんない。
要望だけ伝えて任せることにしよう。
「早く効く方で。」
「なら、塗る方ねン。効き目は長い方がイイ? ちょっと割り増し値段になるケド。」
「ソッチで。」
「副作用が殆ど無いヤツだから、安心してねぇン。」
「ありがと。」
「痛むのを防ぐのにィ、特化したのもあるケド。ど~する?」
「じゃ、それも。」
さすが、町だな。
症状の違いとか強弱とかに合わせて、薬も何種類か備えてるのか。
ルサーの常備薬が分かんないから、何個か買うことにした。
「これぇ、アナタのじゃないでしょン? アナタのはど~する?」
「いや、オレはいい。」
「あらァ、自信あるのねぇン。」
オレも薬を持っとくべきだろうけど、今は要らないぞ。
それより、早く会計を済ませてくれ。
「サービス、しといたわよン。」
「ありがと。」
やっと買い物が終わった安心感。
オネェからのサービスを確認せず、オレは帰り道を急いだ。
家に着いて、ルサーの部屋に直行する。
ルサーはシャツを羽織ってるけど、前を閉じず、腕だけ通した状態だった。
ベッドの前で、体育座りで俯いてた。
きっとシーツや服で肌が擦れるのがツラくて、横になれないんだ。
すぐ、ラクにしてやるから。恥ずかしいだろうけど我慢しろよな。
ベッド脇にあるサイドテーブルの上を片付けて、買って来た荷物の袋を置く。
「ただいま、ルサー。」
やっと顔を上げたルサーは、細かく震えてた。
ルサーは微熱を出したみたいにほんのり赤くて、吐く息まで熱そうだ。
不安そうにオレを見上げる表情が、なんか。凄い熱っぽい、って言うか。
見てたら、ちょっとドキドキした。
だって、オレも男だからさ。
身体が疼いてる……そういう人の、そういう表情とか見たら、反応するだろ。
オレ、薬を塗ってやるツモリなんだけど、まずいかな。
「ルサー。服、脱いで。」
「ゃ、イヤだ……。」
「薬、買って来た。塗ってあげるから。」
「……薬?」
気の所為か、不満そうに袋を見るルサー。
「自分で、やる。」
意地っ張りなルサーは、頼りなく手探りで袋の中を漁る。
目当ての物を上手く掴めないのか、ルサーは袋を引っくり返した。
ぶち撒けられた中身が床に転がる。
分厚いガラス瓶が数本と、大人のオモチャ。
「薬じゃ、ねぇ……だろ。」
え? 薬じゃないのか?
一瞬で赤みを増したルサー。
恥ずかしがってるのか怒ってるのか、分かんない。
「なん…で、ローション、なんか……買って、ん……だっ。」
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