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第四章 ~なんだかんだでゲームに沿う形でハーレムっぽい感じになる~
だから、ちゃんと話した方がいいって言っただろ
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ちょっと整理しようか。
カシュの家に招かれたオレが、たぶんカシュと一緒に暮らしてるビリーから「ずっと好き」って告白された。
なんかオレは色々忘れてるっぽいけど、ビリーが気にしなくていいって言うから気にしない。
……よし、ここまではいい。
突っ込むトコはあるかもだけど、ここまではいいんだ。分かるんだ。
それがなんで、オレがカシュを好きか? って質問になったんだ?
考えたけど分かんない。
分かんないなら聞くしかないよな。
「ビリー? なんでオレがカシュを……って話になるんだ?」
「……だって。」
ビリーはちょっと膨れた。
「玄関で、手……繋いだり。だ……っ、抱き…締めたり……。」
「やっ、抱き締めたワケじゃ…」
「抱き締め、てた……。」
ビリーは完全に膨れてる。
これはもう、ヤキモチ妬いてるよな。
ビリーがカシュを好き、ってので間違いないだろ。
「なんで……ギュー、したの……?」
「質問に質問を返して悪いんだけどさ。ビリー、カシュのこと好きか? ……オレじゃ、なくて。」
「違う……。イグゥが、好き……だけどッ。…カシュ、も……っ。」
重なってる手を握ってブンブン振るビリー。
「カシュ、と……イグゥが……っ。……ヤダ…、そんなの。俺、は……?」
「あーつまり、オレも好きだけどカシュも好き……って話だな?」
「……うん。…………もぉ、どっちに…妬いてるのか、……分かんない。」
自分でも混乱してるのか、ビリーは子供っぽい表情になってオレを半眼で睨んで来る。
外見はチャラいパリピな容姿になってるのに、そういうとこは可愛いまんまで、オレはなんだか懐かしい気持ちになった。
二人とも好きだけど、……その二人だけで仲良くしてると妬いちゃうんだな。
それで、どっちに妬いてるか分かんなくてモヤモヤしてるんだろうけど、それってきっと、両方に妬いてるんだろうなぁ。
オレとは全然違うんだろうけど、何となく気持ちは分かる気がする。
自分の気持ちが分からなかったり、分かったとしても複雑な気分だったり、自分でも認め難いもんだったり。
成人はしてるけど、オレもビリーもまだまだ大人とは言えないんだろう。
手を振り回されながら、オレは台所の方へと視線を向けた。
食器を洗い終えたカシュが微妙な表情で、どうしたらいいか分かんないみたいに立ち尽くしてる。
「カシュ。おいで?」
「え、ぁ……うん。」
空いてる方の手でカシュを招く。
たぶん、自分の部屋に引っ込むタイミングを逃したカシュ。大人しく寄って来た。
「カシュもソファに座って。ビリー、もちょっとコッチに寄れるだろ。それとも、カシュが間に入るか?」
「……ん。……寄る。」
ビリーが座る位置をオレの方に寄せたら、ビリーの向こう側にもう一人分のスペースが開いた。
男が三人で座るにはギュウギュウになるけど、カシュが小柄な分、大丈夫だ。
遠慮がちにチョコンとカシュが腰掛ける頃には、オレの手に八つ当たりしてたビリーも落ち着いたようだった。
「さっきのビリーの話、聞いてたか?」
「あ……あの、……ん。」
オレもちょっと浅めに腰掛けて、カシュの様子を窺った。
ほんのりと頬が赤らんで視線も泳ぎ気味だから、ちゃんと聞こえてたんだろう。
「ビリーとちゃんと話した方がいい、って言っただろ。」
「……うん。」
「また、二人で……話してる。」
オレとカシュの間にいるビリーがちょっとスネた。
やっぱりビリーがカシュを捨てる、なんて思えない。
「じゃあ、ビリーからちゃんと言ったらいいぞ。カシュと別れる気でいるんじゃなければ、ちゃんと、カシュにも好きだって。……もう言ってるかも知れないけど、そういうのは何度も言っていいと思う。」
「えっ……。」
驚いた……いや、愕然としたビリー。
オレをジッと見てから、ビリーはカシュの方へと身体を向けた。
「カシュ……どういう事? カシュは、別れる……別れたい、の?」
「……ご免。だって、ヴィルは…」
「イグゥの、事は……話してた、よね? それが……どうして?」
「だって……。もう会う事は無いって思ってたのに、会えたんだよ? だったら、イグゥさんの方が……。」
二人が話し始めたから、オレはそっとソファから離れようと思った。
けど、ビリーの片手がオレの片手をシッカリ掴んでて無理そうだ。
「イグゥは、好き。だけど……。……カシュも、好き。……駄目?」
とりあえずオレの手も放して貰えなさそうだ。
カシュの家に招かれたオレが、たぶんカシュと一緒に暮らしてるビリーから「ずっと好き」って告白された。
なんかオレは色々忘れてるっぽいけど、ビリーが気にしなくていいって言うから気にしない。
……よし、ここまではいい。
突っ込むトコはあるかもだけど、ここまではいいんだ。分かるんだ。
それがなんで、オレがカシュを好きか? って質問になったんだ?
考えたけど分かんない。
分かんないなら聞くしかないよな。
「ビリー? なんでオレがカシュを……って話になるんだ?」
「……だって。」
ビリーはちょっと膨れた。
「玄関で、手……繋いだり。だ……っ、抱き…締めたり……。」
「やっ、抱き締めたワケじゃ…」
「抱き締め、てた……。」
ビリーは完全に膨れてる。
これはもう、ヤキモチ妬いてるよな。
ビリーがカシュを好き、ってので間違いないだろ。
「なんで……ギュー、したの……?」
「質問に質問を返して悪いんだけどさ。ビリー、カシュのこと好きか? ……オレじゃ、なくて。」
「違う……。イグゥが、好き……だけどッ。…カシュ、も……っ。」
重なってる手を握ってブンブン振るビリー。
「カシュ、と……イグゥが……っ。……ヤダ…、そんなの。俺、は……?」
「あーつまり、オレも好きだけどカシュも好き……って話だな?」
「……うん。…………もぉ、どっちに…妬いてるのか、……分かんない。」
自分でも混乱してるのか、ビリーは子供っぽい表情になってオレを半眼で睨んで来る。
外見はチャラいパリピな容姿になってるのに、そういうとこは可愛いまんまで、オレはなんだか懐かしい気持ちになった。
二人とも好きだけど、……その二人だけで仲良くしてると妬いちゃうんだな。
それで、どっちに妬いてるか分かんなくてモヤモヤしてるんだろうけど、それってきっと、両方に妬いてるんだろうなぁ。
オレとは全然違うんだろうけど、何となく気持ちは分かる気がする。
自分の気持ちが分からなかったり、分かったとしても複雑な気分だったり、自分でも認め難いもんだったり。
成人はしてるけど、オレもビリーもまだまだ大人とは言えないんだろう。
手を振り回されながら、オレは台所の方へと視線を向けた。
食器を洗い終えたカシュが微妙な表情で、どうしたらいいか分かんないみたいに立ち尽くしてる。
「カシュ。おいで?」
「え、ぁ……うん。」
空いてる方の手でカシュを招く。
たぶん、自分の部屋に引っ込むタイミングを逃したカシュ。大人しく寄って来た。
「カシュもソファに座って。ビリー、もちょっとコッチに寄れるだろ。それとも、カシュが間に入るか?」
「……ん。……寄る。」
ビリーが座る位置をオレの方に寄せたら、ビリーの向こう側にもう一人分のスペースが開いた。
男が三人で座るにはギュウギュウになるけど、カシュが小柄な分、大丈夫だ。
遠慮がちにチョコンとカシュが腰掛ける頃には、オレの手に八つ当たりしてたビリーも落ち着いたようだった。
「さっきのビリーの話、聞いてたか?」
「あ……あの、……ん。」
オレもちょっと浅めに腰掛けて、カシュの様子を窺った。
ほんのりと頬が赤らんで視線も泳ぎ気味だから、ちゃんと聞こえてたんだろう。
「ビリーとちゃんと話した方がいい、って言っただろ。」
「……うん。」
「また、二人で……話してる。」
オレとカシュの間にいるビリーがちょっとスネた。
やっぱりビリーがカシュを捨てる、なんて思えない。
「じゃあ、ビリーからちゃんと言ったらいいぞ。カシュと別れる気でいるんじゃなければ、ちゃんと、カシュにも好きだって。……もう言ってるかも知れないけど、そういうのは何度も言っていいと思う。」
「えっ……。」
驚いた……いや、愕然としたビリー。
オレをジッと見てから、ビリーはカシュの方へと身体を向けた。
「カシュ……どういう事? カシュは、別れる……別れたい、の?」
「……ご免。だって、ヴィルは…」
「イグゥの、事は……話してた、よね? それが……どうして?」
「だって……。もう会う事は無いって思ってたのに、会えたんだよ? だったら、イグゥさんの方が……。」
二人が話し始めたから、オレはそっとソファから離れようと思った。
けど、ビリーの片手がオレの片手をシッカリ掴んでて無理そうだ。
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とりあえずオレの手も放して貰えなさそうだ。
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