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兄:ミジェ編 〜魔術室長の魔術セクハラが酷いんですけど!?〜
あんたが! 魔力でセクハラしまくるからだろうが!!!
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ただ、頭を振りすぎてぶっちゃけいつもよりかは酔いがまわってきたかも知れない……と思った時。
「!!!」
いきなり、魔力が胸の尖りに絡みついてきた。
これまで触れるか触れないかのところをしつこく蠢くことはあっても、決して触ってこなかったのに……!
一度触り始めたら吹っ切れたのか、チェイス室長の魔力はまるで形を確かめるかのようにフニフニともてあそぶように触ったかと思ったら、つつくように、揉むように、オレの乳首の感触を楽しんでいる。
ついに与えられた強い刺激に、快感が一気に下半身まで突き抜けた。
ヤバ……こんなん、腰にくるって……!
「ふぁ……っ」
きゅっとつままれたような感触に、声が漏れる。胸を押さえて背をまるめてみるけれど、服の下で蠢く魔力をとめることなんてできる筈もない。テーブルの向こうで、チェイス室長の喉がゴクリと鳴った。
「……首まで赤い」
あんたが! 魔力でセクハラしまくるからだろうが!!!
怒鳴ってやりたいところだが、もう声なんかろくに出ない。悔しくてチェイス室長を睨んだけど、むしろオレを凝視していたらしいチェイス室長と見つめあう羽目になってしまった。
「ん……っ」
「ミジェ!」
刺激の甘美さに負けて、オレは床に崩れ落ちる。
介抱しようとでも思ったのか、チェイス室長が椅子を蹴って立ち上がり、駆け寄ってきたけど、その伸びてくる手にオレは戦慄した。
ただでさえ今、オレの感度は高まりきってるんだ。こんな時にチェイス室長の魔力を直に触れたら。あの手の感触を直接感じることになったりしたら……。
「ダメ……! 触ら……ない、で」
なんとかそれだけ口にしたら、俺の肩に触れる寸前で、白くしなやかな指がぴたりと動きを止めた。
「あ……もぅ……無理……っ」
「ミジェ……そんなに悩ましい声を出さないでくれ。……なんだかヘンな気持ちになってしまう」
そんなこと言われても、こんなにめちゃくちゃ触られたら、誰だって声くらい漏れちゃうじゃん……!
ていうかあんたの魔力のせいでオレ、めちゃくちゃ感じやすい体になってんのに。だって、これまでこんな風に触られたことなんてなかった。
「変な気持ちになってんのは、こっちの方だよ……!」
服の上から手で押さえても無駄で、チェイス室長の魔力は執拗にオレの乳首を弄ってくる。一方で首筋やら腹やら背中やらまで撫でられて、気持ちよさと恥ずかしさでもう頭が回らなくなってきた。
股間が一気に熱を持って、ひとりだったら今すぐにでも抜きたいくらいだ。
ああもう、泣きたい。
「あんたが……! 魔力で体中撫でまわしてくるから、オレ……っ」
「……え?」
意味が分かっていない様子のチェイス室長を睨んで、必死に声を振り絞る。
「あんた今、エロいこと考えてるだろ……っ」
チェイス室長は目を見開いてオレを見る。俺ももう限界で、口から真実がこぼれ出るのを止められなかった。
「オレ、魔力は体で感じるタイプだって、言ったじゃんかぁ……」
「え、あ……ええ?」
「なんで乳首ばっかり……っ」
オレが泣きを入れた瞬間、チェイス室長は、ボッ! と、火がついたように赤くなった。
「!!!」
いきなり、魔力が胸の尖りに絡みついてきた。
これまで触れるか触れないかのところをしつこく蠢くことはあっても、決して触ってこなかったのに……!
一度触り始めたら吹っ切れたのか、チェイス室長の魔力はまるで形を確かめるかのようにフニフニともてあそぶように触ったかと思ったら、つつくように、揉むように、オレの乳首の感触を楽しんでいる。
ついに与えられた強い刺激に、快感が一気に下半身まで突き抜けた。
ヤバ……こんなん、腰にくるって……!
「ふぁ……っ」
きゅっとつままれたような感触に、声が漏れる。胸を押さえて背をまるめてみるけれど、服の下で蠢く魔力をとめることなんてできる筈もない。テーブルの向こうで、チェイス室長の喉がゴクリと鳴った。
「……首まで赤い」
あんたが! 魔力でセクハラしまくるからだろうが!!!
怒鳴ってやりたいところだが、もう声なんかろくに出ない。悔しくてチェイス室長を睨んだけど、むしろオレを凝視していたらしいチェイス室長と見つめあう羽目になってしまった。
「ん……っ」
「ミジェ!」
刺激の甘美さに負けて、オレは床に崩れ落ちる。
介抱しようとでも思ったのか、チェイス室長が椅子を蹴って立ち上がり、駆け寄ってきたけど、その伸びてくる手にオレは戦慄した。
ただでさえ今、オレの感度は高まりきってるんだ。こんな時にチェイス室長の魔力を直に触れたら。あの手の感触を直接感じることになったりしたら……。
「ダメ……! 触ら……ない、で」
なんとかそれだけ口にしたら、俺の肩に触れる寸前で、白くしなやかな指がぴたりと動きを止めた。
「あ……もぅ……無理……っ」
「ミジェ……そんなに悩ましい声を出さないでくれ。……なんだかヘンな気持ちになってしまう」
そんなこと言われても、こんなにめちゃくちゃ触られたら、誰だって声くらい漏れちゃうじゃん……!
ていうかあんたの魔力のせいでオレ、めちゃくちゃ感じやすい体になってんのに。だって、これまでこんな風に触られたことなんてなかった。
「変な気持ちになってんのは、こっちの方だよ……!」
服の上から手で押さえても無駄で、チェイス室長の魔力は執拗にオレの乳首を弄ってくる。一方で首筋やら腹やら背中やらまで撫でられて、気持ちよさと恥ずかしさでもう頭が回らなくなってきた。
股間が一気に熱を持って、ひとりだったら今すぐにでも抜きたいくらいだ。
ああもう、泣きたい。
「あんたが……! 魔力で体中撫でまわしてくるから、オレ……っ」
「……え?」
意味が分かっていない様子のチェイス室長を睨んで、必死に声を振り絞る。
「あんた今、エロいこと考えてるだろ……っ」
チェイス室長は目を見開いてオレを見る。俺ももう限界で、口から真実がこぼれ出るのを止められなかった。
「オレ、魔力は体で感じるタイプだって、言ったじゃんかぁ……」
「え、あ……ええ?」
「なんで乳首ばっかり……っ」
オレが泣きを入れた瞬間、チェイス室長は、ボッ! と、火がついたように赤くなった。
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