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1-1.K県Y市
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“10時のお勤め”をこなしてから、いつものように相談役室でボッチと一緒に昼食を摂った。起業してから5年間ほぼずっとボッチのお手製弁当だ。
「修一さんの健康管理も私の仕事です。」
最初の内は、流石のボッチさんも料理は不得意で、惨憺たるものだったが、仕事の合間に料理学校へ通ったらしく、メキメキ腕を上げ、半年もするとそこらの料理人も驚くほどの腕前を発揮するようになっていた。4年前からタワマンで同居するようになると3食作ってくれた。
「ボッチも仕事が忙しいこともあるんだから無理しなくていいよ。」
「私の料理はお気に召しませんか、、」
「まさか。こんなに美味しい料理を頂けて幸せです。」
このときのボッチの晴れ渡った青空のような笑顔は忘れられない。
ーーーーーーー
明日出かける分の仕事を消化するボッチを残し(顔は拭かせた)、俺はジムに寄って軽く汗を流した。その後買い物をして、1ヶ月振りに浅河家を訪ねた。
ーーーーーーー
俺達は今現在、港区のタワマンの3階に住居を構えている。4年前に我社の社長室で、俺と雄二とボッチの前で、大学の同期の中平が土下寝を敢行したからだ。
4年前ーーー
「頼む!ウチのタワマン買ってくれ!この通り!」
不動産業に就職した大学の同期から珍しくアポが来たというので雁首を並べて待ったいたら、開口一番これだった。
「、、ノルマヤバイのか?」
「今月ゼロ。」
おでこを床に突いているので聞き取りにくい。おそらく成績が上がらず仲間を頼ろうとして、真っ先に雄二が頭に浮かんだのだろう。同期の中で俺達の会社が一番大きいからだ。
流石にここまでされると断りにくい。
「二度は無いぞ。」
「お礼は何して貰おうかなー。ウチのシステム導入してくれる?」
「最上階は高価だし、揺れるし、時間かかるし嫌。3階位が良いんじゃない?」
「何階でも良い!恩に着る!」
「じゃ、3階1フロアー全部ね。」
「へっ?」
「聞こえなかったかー。残念。この話は無かったってことで。」
「聞こえた!聞こえた!3階1フロアー全部!ありがとうございます!契約書持ってくる!」
中平は飛んで会社に戻って行った。
「どうします?これからノルマ抱えた同期が押し寄せてきますよ?」
「どうしようねぇ。」
「俺が篩にかけるから大丈夫。」
中平は20分で社長を連れて戻ってきた。契約はあっと言う間に締結した。中平と社長はずっと頭を下げながら帰っていった。
「1フロアーも買ってどうするの?」
「壁ぶち抜いて1部屋にしちゃおうか?」
取り敢えず3人でお金を出し合い、会社の保養施設として購入。俺とボッチがそのタワマンに住むことにした。内廊下を挟んで6部屋づつ計12部屋が全部うちの会社のものだ。
俺は303号室に、ボッチは305号室に居を構えた。あいだに304号室があるが、両方の壁をぶち抜いて3部屋いつでも行き来できるようにした。こうして“開かずの304号室”が生まれた。本当に壁に304号室と書いたドアを貼ってあるだけだ。
俺達はそれぞれの部屋に帰るが、荷物を置き、部屋着に着替えると304号室で一緒に過ごした。こうすれば302号室と306号室には何も聞こえないだろう。
それぞれの部屋のベッドはシングルサイズにしたが、304号室にはキングサイズを置いた。ちなみに4年間シングルベッドは使われていない。
そういう経緯があり、浅河家には月に1、2回顔を出す程度になっている。今日は浅河家に顔を出す日だった。
ーーーーーーー
「あら、修一さん。いらっしゃい。」
「これ、メールで頂いた買い物リストの品物です。」
「ありがとう。ささ、上がって。」
「はい。失礼します。」
買ってきた品物を受け取るとお義母さんはそそくさとキッチンへ向かった。
「あ!修一さん!いらっしゃい!」
「こんにちは、里美ちゃん。」
俺の声を聞きつけて2階から降りてきた里美ちゃんに挨拶をする。里美ちゃんは俺と初体験を済ませてから急激に背が伸び、今では170㌢程になった。スタイルも良くなり、ほぼ別人だ。ボッチと並んで街を歩いていると時々お姉さんと間違われるらしい。
リビングでソファーに座ると当然のように里美ちゃんが膝に乗ってくる。25才のグラビアアイドル並の容姿の女性を膝に乗せて世間話をしていると、お義母さんがお茶を淹れてくれた。何故かピッタリ隣に座る。広いリビングなのに俺の周りだけ人口密度が高い。
「これ、里美、なんて格好してるの!」
(膝に乗るのは注意しないんだな。)
確かに薄着だ。ノーブラでTシャツ、多分ノーパンでホットパンツ姿。長い脚を惜しげもなく露出している。以前のボッチのように長く髪を伸ばし、瓶底眼鏡をかけている。
「えー、良いじゃん。修一さんだもん。ねー。」
そう言いながらお茶を飲んでいる。俺もお茶を手に取る。
「里美ちゃん、今日仕事は?」
「夕べ徹夜だったから今日は休み。」
「それはご苦労さま。」
里美ちゃんは今、ウチの会社の商品開発部門に務めている。事務グッズの企画・開発を担当してもらっている。
イギリスのオンライン大学で特殊な素材を使った模型制作を極めたようだ。質感や匂い、風味にまでこだわった模型を作る事に目覚めたらしい。
仕事中はコンタクトにしているので、うちの社内では“美人姉妹の姉の方”と呼ばれている。
「明日から旅三昧生活って本当?」
「うん。」
「社長も大変だね、相談役がこれじゃ。」
「そうかもね。でもアイツなりに何か企んでるみたいだよ。」
「ふーん。明日は何処へ行くの?」
「明日はK県。」
「近いね。日帰り?」
「そう。キャンピングカー生活とか慣れるために日帰りから始めようと思って。」
「ふーん。K県ならお土産は焼売かな?」
「まだ考えてないけど。焼売で良いですか、お義母さん。」
「そうねぇ。明日は焼売パーティーにしようかしらね。」
里美ちゃんが突然気がついたようにクンクンと俺の首元の匂いを嗅ぎ始めた。
「お姉ちゃんの匂いがする。」クンクン
「ん?そう?」
俺の膝から降り、床に座って俺の股間に顔を押し付けてスーハーする。
「“10時のお勤め”?」
「いつも仲良しだこと。」
「あはは。」
「ねぇ、今日はボクもかまってよ。」
「あら、里美。まだ彼氏できないの?」
「彼氏なんて作らないよ?修一さんの“性奴隷2号”だもん。」
「まだそんなこと言ってるの?」
「いいじゃん。お姉ちゃんと違って発情期にしか欲しがらないんだから。」
「この前はいつだったっけ?」
「2ヶ月前。たっぷり可愛がってもらったから、2ヶ月我慢できた。」
「我慢だなんて、、月イチぐらいで泊まりに来ようか?」
「大丈夫。お姉ちゃんの大事な精液、無駄遣いさせたら悪いもん。お姉ちゃんは修一さんしか眼中にないんだから。」
(ボッチと相談してみよう。)
「じゃ、今日はママも混ぜて貰おうかしら。」
「パパは?」
「今夜は出張でいないのよ。修一さんと望美に会いたがってたわ。」
「それは残念ですね。出張はどちらに?」
「中国よ。」
「お忙しいんですね。」
「中国企業と取り引きを始めるからその下準備とか。所詮小間使いみたいなものね。」
「そうですか。じゃあ今度、疲れが取れるようなモノを差し入れしますね。」
「何かしら。楽しみにしておくわ。」
暫くお義母さんと話をしていたら、膝の上でスマホを弄っていた里美ちゃんが寝てしまった。余程徹夜が堪えているのだろう。かけている瓶底眼鏡をそっと外してテーブルの上に置く。ボッチそっくりな可愛い寝顔が出てきた。
「まあ、もうこんな時間。夕飯の準備しなくちゃ。」
お義母さんがお茶の片付けをしてキッチンへと去っていった。
玄関の呼び鈴がなった。ピンポーン♫
「はーい。」
お義母さんがパタパタと応対に出ていく。
「ただいまー。」
ボッチが帰ってきたようだ。二人の足音が近付いてくる。
「お帰り。」
「ただいま、修一さん。あ、里美ー!」
「徹夜明けで疲れてるみたいなんだ。」
「むにゃ、あ、お姉ちゃん。おかえりなさい。」
「修一さんの膝から降りなさい。お邪魔でしょう?」
「はーい、、」
里美ちゃんは素直に返事をして僕の横に降りると、頭を俺の肩に預けてまた寝てしまった。
「もう、この娘ったら、、」
口を尖らせて文句を言いながら、ボッチが僕の膝の上に座る。170㌢のグラビアアイドルが、150㌢の有能な秘書然とした格好(午前中に来ていたスーツは精液がかかってしまったので着替えてる)の女性に置き換わった。
「里美ちゃんに“お邪魔でしょ”って言ってなかった?」
「それが何か?」
「いえ、別に、、」
まあ確かにボッチの方が小さくて軽いから邪魔にならないのだが、自分より大きく育った里美ちゃんに時々意地悪を言うようだ。自分より小さくて可愛かった妹が、ロストバージンから1年で並ばれ、その後2年で20㌢離されて、今では自分が妹呼ばわりまでされているから、多少妬みがあるのだろう。
膝に乗ったボッチをバックハグしながら、今日の午後の報告を受ける。会話の内容は間違いなく優秀な秘書だ。
「あら、今度は望美?」
お義母さんがキッチンから顔を出し、俺の膝に座っている娘をみて呆れて言った。
「貴方達毎日そんなにベタベタしてて、よく飽きないわねぇ。」
ボッチが振り向いて俺を見上げ、聞いてくる。
「修一さん、飽きます?」
「全然。っていうか自然。」
二人のやり取りを聞いてお義母さんは呆れたように肩を竦めキッチンに引っ込んだ。
俺達は未だに“付き合ってはいないが、突き合っている”という関係のまま、7年になる。同居を始めて4年間ボッチの定位置はほぼ俺の上だ。今日は服を着ている分、まだ人前にいる認識があると言える。
「今夜は里美ちゃんとお義母さんも混ぜて欲しいって言ってたけど、どうする?」
「里美はそろそろかと思ってたけど、ママは、、」
「今夜はお義父さんが中国に出張なんだって。」
「でも娘達に混ざるのってありなのかしら?」
「さあ?浅河家のことは未だに理解不能です。」
「明日から一緒の時間が減るっていうのに、私の分の精液が減るのは不満です。」プー
「里美ちゃん、我慢しているらしいよ。」
「良いんです。この子は早く自分の“御主人様”を見つければいいのに、、」
「発情期以外は要らないんだってさ。」
「えー!?こんなに気持ち良いことを毎日堪能しないなんて勿体ない。」
「毎日はし過ぎだと思うけど、、しかも3回も、、」
「じゃあ修一さんは性的欲求の解消を毎日しなくて平気なんですか?7年間ほぼ毎日私を“おもちゃ”にしてくれてるじゃないですか。」
「それはボッチがあまりにもエロくて可愛いから、、つい、、」
「修一さん、今すぐ部屋に行きましょう💕」
「もうすぐ夕飯だよ。」
「えー、でもほら、、」クチュッ
僕の右手を掴んでスカートの裾からパンツに隠された股間へ引き入れる。俺がパンツの隙間から指を入れると粘っこい音がした。ボッチが俺の耳元で囁く。
「うふっ💕どうですか?修一さんの固いの、お尻に当たってますよ?」
この綺麗な顔を毎日欲情に染めて、熱い吐息混じりにエロいことを囁かれたら、誰でも勃つんじゃないかと思う。
ボッチはしたり顔で床に降りて、俺の座っている足元に跪いてズボンのジッパーを降ろす。大きくなってしまったので開けにくそうだ。
「“修一さんたら💕素直じゃないのね💕”」
「Bの?」
「177です。」
「俺のセリフは?」
「“おい、ここでか?”です。」
「それって結局部屋に行ってスるパターン?」
「そうです。」
「だーめ。」
「だって、もうこんなに、、」
ようやく俺のペニスを引っ張り出したボッチが扱きながら物欲しそうに俺を見上げる。
その時、肩にもたれかかって寝ていた里美ちゃんの頭が俺の股間に向けて落ちていった。俺とボッチの驚きを横目に、里美ちゃんの口は俺のペニスを飲み込んだ。
「むふー💕んく💕んく💕」チュッパペロッ
「あっ!こら里美!私が大きくしたのに!」
「里美ちゃん、もしかしてずっと起きてた?」
「はい。“修一さんチャージ”してました💕」モグモグ
「ダメー!私のおチ◯ポー!」グイグイ
ボッチは一生懸命に里美ちゃんを俺から引き剥がそうとしているが、体格差で里美ちゃんはびくともしない。
「里美ちゃんも止めて。今はシないよ。」
「えー、、ちぇっ。」チュッ
里美ちゃんが名残惜しそうにペニスにキスをして身体を起こした。ボッチが涙目で里美ちゃんを睨みつけている。
「もう始めるの?夕飯の準備遅らせようかしら?」
お義母さんがキッチンから顔を覗かせる。俺はペニスをしまいながら、ボッチを抱き上げて膝の上に座らせる。
「始めませんから、普通に夕飯にしてください。」
「あら。勃起したら出さなきゃダメよ?」
「大丈夫です。夕飯後にシましょう。」
「そう?じゃ夕飯にしましょうね。あなた達手伝って。」
「はぁい。」
里美ちゃんが立ち上がってキッチンへ行った。ボッチは後ろから見ても判るくらいほっぺを膨らませている。俺はスカートの下から手を入れて、湿ったパンツの上からクリトリスを刺激する。ほっぺにキスをして耳元で囁く。
「ボッチも手伝っておいで。“後でたっぷり可愛がってやるからな。今はお前の愛液の匂いで我慢しておいてやる。”」クチャ
「あ💕絶対ですよ!里美より可愛がってくださいね!」
俺はスカートから手を引き出し、指についた愛液をボッチの目の前で、指を開いて糸が引くところを見せる。
「はあ💕私の愛液が、、」
「“さあ、手伝ってくるんだ。それまでこれで遊んでるからな。”」ニチャニチャ
「“はい、修一様💕”」
ボッチは立ち上がり、パンツをしきりに気にしながらキッチンへ向かった。
(ビチョビチョで気持ち悪いだろうな。お尻に食い込んでるし。)
俺は左手の指についたボッチの愛液を何度も糸を引かせて堪能した。
「修一さんの健康管理も私の仕事です。」
最初の内は、流石のボッチさんも料理は不得意で、惨憺たるものだったが、仕事の合間に料理学校へ通ったらしく、メキメキ腕を上げ、半年もするとそこらの料理人も驚くほどの腕前を発揮するようになっていた。4年前からタワマンで同居するようになると3食作ってくれた。
「ボッチも仕事が忙しいこともあるんだから無理しなくていいよ。」
「私の料理はお気に召しませんか、、」
「まさか。こんなに美味しい料理を頂けて幸せです。」
このときのボッチの晴れ渡った青空のような笑顔は忘れられない。
ーーーーーーー
明日出かける分の仕事を消化するボッチを残し(顔は拭かせた)、俺はジムに寄って軽く汗を流した。その後買い物をして、1ヶ月振りに浅河家を訪ねた。
ーーーーーーー
俺達は今現在、港区のタワマンの3階に住居を構えている。4年前に我社の社長室で、俺と雄二とボッチの前で、大学の同期の中平が土下寝を敢行したからだ。
4年前ーーー
「頼む!ウチのタワマン買ってくれ!この通り!」
不動産業に就職した大学の同期から珍しくアポが来たというので雁首を並べて待ったいたら、開口一番これだった。
「、、ノルマヤバイのか?」
「今月ゼロ。」
おでこを床に突いているので聞き取りにくい。おそらく成績が上がらず仲間を頼ろうとして、真っ先に雄二が頭に浮かんだのだろう。同期の中で俺達の会社が一番大きいからだ。
流石にここまでされると断りにくい。
「二度は無いぞ。」
「お礼は何して貰おうかなー。ウチのシステム導入してくれる?」
「最上階は高価だし、揺れるし、時間かかるし嫌。3階位が良いんじゃない?」
「何階でも良い!恩に着る!」
「じゃ、3階1フロアー全部ね。」
「へっ?」
「聞こえなかったかー。残念。この話は無かったってことで。」
「聞こえた!聞こえた!3階1フロアー全部!ありがとうございます!契約書持ってくる!」
中平は飛んで会社に戻って行った。
「どうします?これからノルマ抱えた同期が押し寄せてきますよ?」
「どうしようねぇ。」
「俺が篩にかけるから大丈夫。」
中平は20分で社長を連れて戻ってきた。契約はあっと言う間に締結した。中平と社長はずっと頭を下げながら帰っていった。
「1フロアーも買ってどうするの?」
「壁ぶち抜いて1部屋にしちゃおうか?」
取り敢えず3人でお金を出し合い、会社の保養施設として購入。俺とボッチがそのタワマンに住むことにした。内廊下を挟んで6部屋づつ計12部屋が全部うちの会社のものだ。
俺は303号室に、ボッチは305号室に居を構えた。あいだに304号室があるが、両方の壁をぶち抜いて3部屋いつでも行き来できるようにした。こうして“開かずの304号室”が生まれた。本当に壁に304号室と書いたドアを貼ってあるだけだ。
俺達はそれぞれの部屋に帰るが、荷物を置き、部屋着に着替えると304号室で一緒に過ごした。こうすれば302号室と306号室には何も聞こえないだろう。
それぞれの部屋のベッドはシングルサイズにしたが、304号室にはキングサイズを置いた。ちなみに4年間シングルベッドは使われていない。
そういう経緯があり、浅河家には月に1、2回顔を出す程度になっている。今日は浅河家に顔を出す日だった。
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「あら、修一さん。いらっしゃい。」
「これ、メールで頂いた買い物リストの品物です。」
「ありがとう。ささ、上がって。」
「はい。失礼します。」
買ってきた品物を受け取るとお義母さんはそそくさとキッチンへ向かった。
「あ!修一さん!いらっしゃい!」
「こんにちは、里美ちゃん。」
俺の声を聞きつけて2階から降りてきた里美ちゃんに挨拶をする。里美ちゃんは俺と初体験を済ませてから急激に背が伸び、今では170㌢程になった。スタイルも良くなり、ほぼ別人だ。ボッチと並んで街を歩いていると時々お姉さんと間違われるらしい。
リビングでソファーに座ると当然のように里美ちゃんが膝に乗ってくる。25才のグラビアアイドル並の容姿の女性を膝に乗せて世間話をしていると、お義母さんがお茶を淹れてくれた。何故かピッタリ隣に座る。広いリビングなのに俺の周りだけ人口密度が高い。
「これ、里美、なんて格好してるの!」
(膝に乗るのは注意しないんだな。)
確かに薄着だ。ノーブラでTシャツ、多分ノーパンでホットパンツ姿。長い脚を惜しげもなく露出している。以前のボッチのように長く髪を伸ばし、瓶底眼鏡をかけている。
「えー、良いじゃん。修一さんだもん。ねー。」
そう言いながらお茶を飲んでいる。俺もお茶を手に取る。
「里美ちゃん、今日仕事は?」
「夕べ徹夜だったから今日は休み。」
「それはご苦労さま。」
里美ちゃんは今、ウチの会社の商品開発部門に務めている。事務グッズの企画・開発を担当してもらっている。
イギリスのオンライン大学で特殊な素材を使った模型制作を極めたようだ。質感や匂い、風味にまでこだわった模型を作る事に目覚めたらしい。
仕事中はコンタクトにしているので、うちの社内では“美人姉妹の姉の方”と呼ばれている。
「明日から旅三昧生活って本当?」
「うん。」
「社長も大変だね、相談役がこれじゃ。」
「そうかもね。でもアイツなりに何か企んでるみたいだよ。」
「ふーん。明日は何処へ行くの?」
「明日はK県。」
「近いね。日帰り?」
「そう。キャンピングカー生活とか慣れるために日帰りから始めようと思って。」
「ふーん。K県ならお土産は焼売かな?」
「まだ考えてないけど。焼売で良いですか、お義母さん。」
「そうねぇ。明日は焼売パーティーにしようかしらね。」
里美ちゃんが突然気がついたようにクンクンと俺の首元の匂いを嗅ぎ始めた。
「お姉ちゃんの匂いがする。」クンクン
「ん?そう?」
俺の膝から降り、床に座って俺の股間に顔を押し付けてスーハーする。
「“10時のお勤め”?」
「いつも仲良しだこと。」
「あはは。」
「ねぇ、今日はボクもかまってよ。」
「あら、里美。まだ彼氏できないの?」
「彼氏なんて作らないよ?修一さんの“性奴隷2号”だもん。」
「まだそんなこと言ってるの?」
「いいじゃん。お姉ちゃんと違って発情期にしか欲しがらないんだから。」
「この前はいつだったっけ?」
「2ヶ月前。たっぷり可愛がってもらったから、2ヶ月我慢できた。」
「我慢だなんて、、月イチぐらいで泊まりに来ようか?」
「大丈夫。お姉ちゃんの大事な精液、無駄遣いさせたら悪いもん。お姉ちゃんは修一さんしか眼中にないんだから。」
(ボッチと相談してみよう。)
「じゃ、今日はママも混ぜて貰おうかしら。」
「パパは?」
「今夜は出張でいないのよ。修一さんと望美に会いたがってたわ。」
「それは残念ですね。出張はどちらに?」
「中国よ。」
「お忙しいんですね。」
「中国企業と取り引きを始めるからその下準備とか。所詮小間使いみたいなものね。」
「そうですか。じゃあ今度、疲れが取れるようなモノを差し入れしますね。」
「何かしら。楽しみにしておくわ。」
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「まあ、もうこんな時間。夕飯の準備しなくちゃ。」
お義母さんがお茶の片付けをしてキッチンへと去っていった。
玄関の呼び鈴がなった。ピンポーン♫
「はーい。」
お義母さんがパタパタと応対に出ていく。
「ただいまー。」
ボッチが帰ってきたようだ。二人の足音が近付いてくる。
「お帰り。」
「ただいま、修一さん。あ、里美ー!」
「徹夜明けで疲れてるみたいなんだ。」
「むにゃ、あ、お姉ちゃん。おかえりなさい。」
「修一さんの膝から降りなさい。お邪魔でしょう?」
「はーい、、」
里美ちゃんは素直に返事をして僕の横に降りると、頭を俺の肩に預けてまた寝てしまった。
「もう、この娘ったら、、」
口を尖らせて文句を言いながら、ボッチが僕の膝の上に座る。170㌢のグラビアアイドルが、150㌢の有能な秘書然とした格好(午前中に来ていたスーツは精液がかかってしまったので着替えてる)の女性に置き換わった。
「里美ちゃんに“お邪魔でしょ”って言ってなかった?」
「それが何か?」
「いえ、別に、、」
まあ確かにボッチの方が小さくて軽いから邪魔にならないのだが、自分より大きく育った里美ちゃんに時々意地悪を言うようだ。自分より小さくて可愛かった妹が、ロストバージンから1年で並ばれ、その後2年で20㌢離されて、今では自分が妹呼ばわりまでされているから、多少妬みがあるのだろう。
膝に乗ったボッチをバックハグしながら、今日の午後の報告を受ける。会話の内容は間違いなく優秀な秘書だ。
「あら、今度は望美?」
お義母さんがキッチンから顔を出し、俺の膝に座っている娘をみて呆れて言った。
「貴方達毎日そんなにベタベタしてて、よく飽きないわねぇ。」
ボッチが振り向いて俺を見上げ、聞いてくる。
「修一さん、飽きます?」
「全然。っていうか自然。」
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「今夜は里美ちゃんとお義母さんも混ぜて欲しいって言ってたけど、どうする?」
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「今夜はお義父さんが中国に出張なんだって。」
「でも娘達に混ざるのってありなのかしら?」
「さあ?浅河家のことは未だに理解不能です。」
「明日から一緒の時間が減るっていうのに、私の分の精液が減るのは不満です。」プー
「里美ちゃん、我慢しているらしいよ。」
「良いんです。この子は早く自分の“御主人様”を見つければいいのに、、」
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「えー!?こんなに気持ち良いことを毎日堪能しないなんて勿体ない。」
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「じゃあ修一さんは性的欲求の解消を毎日しなくて平気なんですか?7年間ほぼ毎日私を“おもちゃ”にしてくれてるじゃないですか。」
「それはボッチがあまりにもエロくて可愛いから、、つい、、」
「修一さん、今すぐ部屋に行きましょう💕」
「もうすぐ夕飯だよ。」
「えー、でもほら、、」クチュッ
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「“おい、ここでか?”です。」
「それって結局部屋に行ってスるパターン?」
「そうです。」
「だーめ。」
「だって、もうこんなに、、」
ようやく俺のペニスを引っ張り出したボッチが扱きながら物欲しそうに俺を見上げる。
その時、肩にもたれかかって寝ていた里美ちゃんの頭が俺の股間に向けて落ちていった。俺とボッチの驚きを横目に、里美ちゃんの口は俺のペニスを飲み込んだ。
「むふー💕んく💕んく💕」チュッパペロッ
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「はい。“修一さんチャージ”してました💕」モグモグ
「ダメー!私のおチ◯ポー!」グイグイ
ボッチは一生懸命に里美ちゃんを俺から引き剥がそうとしているが、体格差で里美ちゃんはびくともしない。
「里美ちゃんも止めて。今はシないよ。」
「えー、、ちぇっ。」チュッ
里美ちゃんが名残惜しそうにペニスにキスをして身体を起こした。ボッチが涙目で里美ちゃんを睨みつけている。
「もう始めるの?夕飯の準備遅らせようかしら?」
お義母さんがキッチンから顔を覗かせる。俺はペニスをしまいながら、ボッチを抱き上げて膝の上に座らせる。
「始めませんから、普通に夕飯にしてください。」
「あら。勃起したら出さなきゃダメよ?」
「大丈夫です。夕飯後にシましょう。」
「そう?じゃ夕飯にしましょうね。あなた達手伝って。」
「はぁい。」
里美ちゃんが立ち上がってキッチンへ行った。ボッチは後ろから見ても判るくらいほっぺを膨らませている。俺はスカートの下から手を入れて、湿ったパンツの上からクリトリスを刺激する。ほっぺにキスをして耳元で囁く。
「ボッチも手伝っておいで。“後でたっぷり可愛がってやるからな。今はお前の愛液の匂いで我慢しておいてやる。”」クチャ
「あ💕絶対ですよ!里美より可愛がってくださいね!」
俺はスカートから手を引き出し、指についた愛液をボッチの目の前で、指を開いて糸が引くところを見せる。
「はあ💕私の愛液が、、」
「“さあ、手伝ってくるんだ。それまでこれで遊んでるからな。”」ニチャニチャ
「“はい、修一様💕”」
ボッチは立ち上がり、パンツをしきりに気にしながらキッチンへ向かった。
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のぞみ
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