父親に売られた兄は夕闇に翻弄される

miian

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第一章 壊れた日常の始まり

機嫌の悪い日※

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「うんんっ、あっ……」

 銀色の髪をした男はまた俺と父を呼び出した。部屋に入るなり荒々しく抱く。後ろから腕を掴まれ、滴っていた透明な液が勢いよくシーツを汚した。

 乱暴に背後から組み敷かれ何度も行われる行為。その行為は、男の表情が見えず、また自分の身体が自分ではなくなるような恐怖を与えた。

「弘人くん、しゃぶってよ」

 自分の精液で濡れそぼったシーツに倒れ込んでいると、顔に男のペニスが近づけられ、しゃぶるように命令された。生臭い匂いに先ほどまで自分の中に入っていたモノだと思うと一切口に含みたいとは思わなかった。たとえそれが綺麗な状態で咥えたくないのだけれど。

「ほら、しゃぶってよ。俺は君を買ったんだから」

 それでも口を開かずにいると、チャラ男はバシンと軽く頬を叩いた。今まで男が手を上げたことはなかった。例え、軽い力だったとしても驚いた。男は今日、機嫌が悪いようだ。

「ちょっと和之さん、ちゃんと躾けといてよ」

 尚も口を開かない俺に苛立ちを見せた男は、父に文句を言った。すると先ほどまで黙ってみていた父は無言で近づき、バシンと今日、一番の力強さで頬を叩いた。その衝撃に目はチカチカし、涙が静かに頬を伝った。


「そうだ、和之さん、お手本を見せてあげなよ」
「…………」
「買ったのに言うことを聞かないなら、それは和之さんの責任でしょ?」


 男は父を責めるような発言をする。父がそんなことするはずない……。そう思っていたのに、次の父の行動に驚きを隠さずにはいられなかった。
 
 男は俺を仰向けにさせ、後ろから掴むと、腕と足を固定した。腕は動かないように、足は股を開かされるような恰好。そこへ父が顔をうずめた。

「やめて……」

 口でしか抵抗できず、父は簡単に俺のものを口に咥えた。

「とうさんっ!とうさんっ!やめてっ!」

 あの父がこんなことをするなんて考えたくもない。でも、今、実際に父は俺のを口に含み。舐めている。その行為は、さらに嫌悪感を持たせた。

「やめて……あっ……」
 
 今日すでに何回か出したペニスは萎んでいた。最初は生暖かい唾液がペニスを覆うだけだった。それだけなら反応しなかった。なぞるように舌が動く。裏筋や先端を犯すように舐められる。いつの間にか自身のペニスは興奮し、屹立していた。

 父は男を、男は父を見ていた。その交差する視線に何が含まれているのかは分からなかった。

「ひろとくん、こっち向いて」

 男は俺の腕の拘束を解く。俺をベッドの背もたれにもたれかかるようにさせると、立ち上がりペニスを近づけた。

「ほら?舐めて?和之さんは頑張ってるよ?」

 男のペニスがまた近づく。嫌だ舐めたくない。抵抗したいのに父がじゅぼじゅぼと音を立ててペニスを刺激し、頭がおかしくなりそうだった。

「うぐ……」
「噛まないでね。噛んだら殴るから」

 父の舌で嬌声を上げる。その緩んだ口元に、男はペニスを口に押し込んだ。生暖かくべとつくその異物に吐き気を催す。

 男は俺の髪を掴み、顔を上に向かせると、腰を上下に動かした。時折奥深くまで挿れられ、えずきそうになる。

「んんっ……」

 不快感と吐き気が襲うのに、快楽の波が押し寄せる。その快楽の元が父だとは考えたくなかった。横目で父を見ると、まだ俺のモノを咥えている。その光景は地獄だった。

「こっちに集中して」

 涙目になりながら男を見上げると男は満足そうに微笑んだ。

「ほら?君のお父さんの真似してごらん?」

 男が静かにそう言った。父が舐めていると意識したくないのに、男のその言い方で現実なのだと引き戻された。

「そう、上手だね……」

 とにかくこの男を早くイカせればいいと思い、必死に舐める。俺がこの人をイカせれば父は俺のペニスから口を離すかもしれない。先ほどの男の腰遣いのように顔を動かし、裏筋や先端を舐める。でも、時折、自身の下半身から来る快感に口を止めると、男に指摘される。

「和之さん?時間かかってるね」

 男のその言い方は、父をあざ笑うかのように感じ取れた。父は、俺のを咥えながら男を見上げ、睨みつけた後、手で俺のペニスを扱き始めた。父の唾液と舌がペニスを犯し、手で快楽を更に与える。

 早くイカせようと必死だった俺の行為なんて無駄だったかのように、父が手と口を動かした。

「やめっ、とうさ、、イクッ……」

 父親の口に精液を放つ。父が口を放さなかったので、口に放つしかなかった。

「ひろとくん、口離しちゃダメでしょ?」

 男は俺を窘めると、髪を掴んで口にペニスを突っ込んだ。手も使うように命令され、手を上下に扱きながら、舌で精一杯、男のモノを舐める。

「ひろとくん、こっちもイクよ」

 男が喉の奥で精液を放った。頭は押さえつけられたままなので飲み込むほかない。

 ようやく口からペニスが抜かれ、ゲホゲホと咳込んでいると、男は満足そうに笑った。

「和之さん、もういいよ」

 男はそう言うと、ベッドにまだいた父にそう言って、軽く足蹴にして父をベッドの外へと追いやった。男は父を見た後、俺に覆いかぶさると、硬くそそり勃ったペニスを挿し込んだ。
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