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第一章 異世界へ
魔物の襲撃 良太side
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馬車が大きく揺れると、扉にぶつかったゆうにぃが外へと放り出されてしまった。大きく揺れながらも馬車はまだ走り続け、ゆうにぃから遠ざかってしまう。
(結界を張ったのにどうして?!)
揺れ動く馬車の中から、ゆうにぃを追いかけるようにして馬車から降りようとするのに、王子に腕を掴まれ、外へ行くのを止めれられてしまった。腕を掴む手を振り払おうとしたその時、馬車が勢いよく転倒しそうになる。完全に転倒する前に急いで結界を張り、事なきを得た。
結界を張ったおかげで怪我はないものの王子に抱きかかえらえれてしまい、悔しかった。慌ててゆうにぃの方を見るとゆうにぃの背後に魔物がいて、ゆうにぃに襲いかかろうとしていた。思わず大きな声でゆうにぃの名を叫ぶ。
「ゆうにぃっ!!」
魔物の気配を感じ取ったのか、ゆうにぃが振り返る。魔物に驚き、動けないでいるゆうにぃに魔物は容赦無く襲いかかった。腕を噛み、そのまま何処かへとゆうにぃを引きずり連れ去っていく。その姿を見て、焦燥感にかられながらゆうにぃを追いかけようとしたのに、王子がまた僕を引き止めた。
『離せっ!ゆうにぃを助けないと!』
『待って!僕も行くよ!』
王子はそう言ったものの僕たちの周りを見渡すと、先ほどゆうにぃを襲った魔物が取り囲むようにして何匹もいて、すぐに先ほどの発言を撤回した。
『やっぱ無理かも!ここ制圧しないとだから!良太にはこれを渡すよ。毒が塗ってあるから剣の扱いに不慣れな君でも外さなければ使えるはずだよ』
そう言って、腰に掲げていた短剣を僕に渡した。凶暴な魔物相手に何も持たずに挑むのは心許なかったので、初めて王子が役に立ったと思った。ゆうにぃの元へ向かう途中で騎士団長が合流し、ゆうにぃの腕から流れたであろう血痕を辿っていった。血痕の先は、大きな木の根元にある穴蔵へと続いていた。
(ゆうにぃ……無事でいて……)
穴蔵に入ると入り口のすぐ横に何匹か魔物がいたが、一緒にいた騎士団長がすかさず攻撃した。連れ去られたゆうにぃを探すように見渡した。
穴蔵の奥に上半身が毛むくじゃらで耳がある後ろ姿が見えた。その魔物は地面に座り込み背中を丸めている。その魔物が左足で何かを抱えている。何も身にまとっていない人間の生足だ。
その人間の生足は放り出されるようにして、体格の良い魔物に掴まれている。その魔物が何をしようとしてるのか分かり、身の毛がよだつ。
(まさか犯そうとしているのか?!)
我を忘れ、ゆうにぃを襲おうとしているその魔物へと近づき、ありったけの力で魔物の肩に短剣を突き刺した。ゆうにぃを襲うことに夢中で、魔物はこちらに気付いていなかったのか、奥深くへ突き刺し、その傷口からは魔物の血が勢いよく湧き出た。咆哮を上げながら魔物が後ろを振り向こうとするものの、短剣を引き抜きき、振り返った魔物の目に勢いよく短剣突き刺した。
人ではないものの、初めて命を奪ったことに目眩がした。剣を突き刺す時、夢中で振りかざしたので呼吸をすることを忘れていた。倒れている魔物が本当に死んでいるか確認し、ようやく呼吸することを思い出し、大きく息を吸い全身で呼吸をした。魔物から短剣を抜き取った後、ゆうにぃへと目を向けた。
怯えているゆうにぃの表情を見て、目を見開いた。ゆうにぃのシャツは破かれて、ズボンもパンツさえも脱がされていた。あの魔物は本当にゆうにぃを襲おうとしたらしい。未遂で防げたようだけど、ゆうにぃはひどく怯えきっていて震えていた。僕は慌ててブレザーを脱ぎ、ゆうにぃの下半身にかけた。
ゆうにぃの怪我を治療しようと手をかざしたのに、ゆうにぃの怪我が一向に治る気配はなかった。僕の能力は護る魔術だと言っていたのにどうして?
(治癒能力は使えないのか?!なんで……?!)
ゆうにぃが襲われて気が気じゃなかった。ましてや魔物に犯されそうになっていて、僕は混乱していた。ゆうにぃの前にも関わらず、治癒能力が使えないことに悪態をついてしまう。
「……くそっ、何が護る魔術だ……ゆうにぃの怪我を治すこともできないなんて無能じゃないか……」
ゆうにぃの傷口に触れていたため、僕の手はゆうにぃの血に塗れていた。狼のような魔物の牙は鋭く、ドクドクと流れる傷口を見て、心が冷える気がした。露わになっているゆうにぃのお腹を見ると、そちらも怪我をしていることに気付いた。狼の爪でつけられた傷のようだ。腕の傷よりも浅くはあるものの、こちらも痛そうだ。そっとそのお腹の傷に指を這わせると、ゆうにぃがビクッと身体を震わせた。
魔物には犯されていないかが気になり、ゆうにぃに未遂かどうか確認するとコクンと頷いた。はっきり未遂だと、ゆうにぃは魔物に犯されていないのだと分かり、安堵した。
パンツとズボンを拾い、ゆうにぃに手渡すと震える手でなんとか履いた。手を差し出してゆうにぃを支える。
(大事なゆうにぃが誰かに取られるなんて考えもしたことがなかった。僕がゆうにぃを守らないと……)
王子たちがいる場所へと戻ると、そこはすでに制圧されていた。王子が僕たちに気づいてこちらへと来たので『治癒師はいないのか?』と尋ねた。ゆうにぃの怪我を治して欲しかったからだ。王子が困った顔をして首を横に振る。その仕草から治癒師がこの一行にはいないのだと分かった。魔物が出ているというのに、どうして治癒師が同行していないのかと腹立たしげに聞く。
『治癒師はいないのか?!どうやって今まで治していたんだ?』
『今、この世界に治癒師自体がいないんだ……そもそも治癒能力自体があるか分からないんだ……君には怪我がないようで良かった。よく効く薬があちらにあるから塗るといい』
ゆうにぃに僕の肩を貸すと、ゆうにぃが僕にありがとうと言った。ゆうにぃに、治癒師がおらず、今向かっている場所で薬がもらえることを伝えた。
ゆうにぃは魔物に襲われた恐怖を思い出したのか不安そうな表情をしたので、ゆうにぃの腰を支えていた手に思わず力を入れてしまう。僕がゆうにぃを支えないと……。
薬をもらい、ゆうにぃに手当てをして、ひと段落がついた頃、王子と騎士団長に襲って来た魔物について聞いた。
魔物は最近出現した新種で知能が高く、性欲目的でゆうにぃを連れ去り、嬲った後は捕食するつもりだったのではないかと教えられた。
馬車の結界が解かれたことについては、結界が石を敵判定しなかったためじゃないかと分析された。
(ゆうにぃが魔物に犯されなくて良かった……)
そう安心したのに、ゆうにぃが襲われていた時の光景ーーゆうにぃの半裸の姿をーーを思い出してしまって、唾を飲んだ。ゆうにぃが襲われていたのに、その光景を思い出して不埒なことを思い浮かべた自分を恥じた。
(結界を張ったのにどうして?!)
揺れ動く馬車の中から、ゆうにぃを追いかけるようにして馬車から降りようとするのに、王子に腕を掴まれ、外へ行くのを止めれられてしまった。腕を掴む手を振り払おうとしたその時、馬車が勢いよく転倒しそうになる。完全に転倒する前に急いで結界を張り、事なきを得た。
結界を張ったおかげで怪我はないものの王子に抱きかかえらえれてしまい、悔しかった。慌ててゆうにぃの方を見るとゆうにぃの背後に魔物がいて、ゆうにぃに襲いかかろうとしていた。思わず大きな声でゆうにぃの名を叫ぶ。
「ゆうにぃっ!!」
魔物の気配を感じ取ったのか、ゆうにぃが振り返る。魔物に驚き、動けないでいるゆうにぃに魔物は容赦無く襲いかかった。腕を噛み、そのまま何処かへとゆうにぃを引きずり連れ去っていく。その姿を見て、焦燥感にかられながらゆうにぃを追いかけようとしたのに、王子がまた僕を引き止めた。
『離せっ!ゆうにぃを助けないと!』
『待って!僕も行くよ!』
王子はそう言ったものの僕たちの周りを見渡すと、先ほどゆうにぃを襲った魔物が取り囲むようにして何匹もいて、すぐに先ほどの発言を撤回した。
『やっぱ無理かも!ここ制圧しないとだから!良太にはこれを渡すよ。毒が塗ってあるから剣の扱いに不慣れな君でも外さなければ使えるはずだよ』
そう言って、腰に掲げていた短剣を僕に渡した。凶暴な魔物相手に何も持たずに挑むのは心許なかったので、初めて王子が役に立ったと思った。ゆうにぃの元へ向かう途中で騎士団長が合流し、ゆうにぃの腕から流れたであろう血痕を辿っていった。血痕の先は、大きな木の根元にある穴蔵へと続いていた。
(ゆうにぃ……無事でいて……)
穴蔵に入ると入り口のすぐ横に何匹か魔物がいたが、一緒にいた騎士団長がすかさず攻撃した。連れ去られたゆうにぃを探すように見渡した。
穴蔵の奥に上半身が毛むくじゃらで耳がある後ろ姿が見えた。その魔物は地面に座り込み背中を丸めている。その魔物が左足で何かを抱えている。何も身にまとっていない人間の生足だ。
その人間の生足は放り出されるようにして、体格の良い魔物に掴まれている。その魔物が何をしようとしてるのか分かり、身の毛がよだつ。
(まさか犯そうとしているのか?!)
我を忘れ、ゆうにぃを襲おうとしているその魔物へと近づき、ありったけの力で魔物の肩に短剣を突き刺した。ゆうにぃを襲うことに夢中で、魔物はこちらに気付いていなかったのか、奥深くへ突き刺し、その傷口からは魔物の血が勢いよく湧き出た。咆哮を上げながら魔物が後ろを振り向こうとするものの、短剣を引き抜きき、振り返った魔物の目に勢いよく短剣突き刺した。
人ではないものの、初めて命を奪ったことに目眩がした。剣を突き刺す時、夢中で振りかざしたので呼吸をすることを忘れていた。倒れている魔物が本当に死んでいるか確認し、ようやく呼吸することを思い出し、大きく息を吸い全身で呼吸をした。魔物から短剣を抜き取った後、ゆうにぃへと目を向けた。
怯えているゆうにぃの表情を見て、目を見開いた。ゆうにぃのシャツは破かれて、ズボンもパンツさえも脱がされていた。あの魔物は本当にゆうにぃを襲おうとしたらしい。未遂で防げたようだけど、ゆうにぃはひどく怯えきっていて震えていた。僕は慌ててブレザーを脱ぎ、ゆうにぃの下半身にかけた。
ゆうにぃの怪我を治療しようと手をかざしたのに、ゆうにぃの怪我が一向に治る気配はなかった。僕の能力は護る魔術だと言っていたのにどうして?
(治癒能力は使えないのか?!なんで……?!)
ゆうにぃが襲われて気が気じゃなかった。ましてや魔物に犯されそうになっていて、僕は混乱していた。ゆうにぃの前にも関わらず、治癒能力が使えないことに悪態をついてしまう。
「……くそっ、何が護る魔術だ……ゆうにぃの怪我を治すこともできないなんて無能じゃないか……」
ゆうにぃの傷口に触れていたため、僕の手はゆうにぃの血に塗れていた。狼のような魔物の牙は鋭く、ドクドクと流れる傷口を見て、心が冷える気がした。露わになっているゆうにぃのお腹を見ると、そちらも怪我をしていることに気付いた。狼の爪でつけられた傷のようだ。腕の傷よりも浅くはあるものの、こちらも痛そうだ。そっとそのお腹の傷に指を這わせると、ゆうにぃがビクッと身体を震わせた。
魔物には犯されていないかが気になり、ゆうにぃに未遂かどうか確認するとコクンと頷いた。はっきり未遂だと、ゆうにぃは魔物に犯されていないのだと分かり、安堵した。
パンツとズボンを拾い、ゆうにぃに手渡すと震える手でなんとか履いた。手を差し出してゆうにぃを支える。
(大事なゆうにぃが誰かに取られるなんて考えもしたことがなかった。僕がゆうにぃを守らないと……)
王子たちがいる場所へと戻ると、そこはすでに制圧されていた。王子が僕たちに気づいてこちらへと来たので『治癒師はいないのか?』と尋ねた。ゆうにぃの怪我を治して欲しかったからだ。王子が困った顔をして首を横に振る。その仕草から治癒師がこの一行にはいないのだと分かった。魔物が出ているというのに、どうして治癒師が同行していないのかと腹立たしげに聞く。
『治癒師はいないのか?!どうやって今まで治していたんだ?』
『今、この世界に治癒師自体がいないんだ……そもそも治癒能力自体があるか分からないんだ……君には怪我がないようで良かった。よく効く薬があちらにあるから塗るといい』
ゆうにぃに僕の肩を貸すと、ゆうにぃが僕にありがとうと言った。ゆうにぃに、治癒師がおらず、今向かっている場所で薬がもらえることを伝えた。
ゆうにぃは魔物に襲われた恐怖を思い出したのか不安そうな表情をしたので、ゆうにぃの腰を支えていた手に思わず力を入れてしまう。僕がゆうにぃを支えないと……。
薬をもらい、ゆうにぃに手当てをして、ひと段落がついた頃、王子と騎士団長に襲って来た魔物について聞いた。
魔物は最近出現した新種で知能が高く、性欲目的でゆうにぃを連れ去り、嬲った後は捕食するつもりだったのではないかと教えられた。
馬車の結界が解かれたことについては、結界が石を敵判定しなかったためじゃないかと分析された。
(ゆうにぃが魔物に犯されなくて良かった……)
そう安心したのに、ゆうにぃが襲われていた時の光景ーーゆうにぃの半裸の姿をーーを思い出してしまって、唾を飲んだ。ゆうにぃが襲われていたのに、その光景を思い出して不埒なことを思い浮かべた自分を恥じた。
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