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第一部
お引越しします
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さて、だいぶ身体も大きくなってきたので、兄弟たちの住む家に戻れることになった。
相変わらず魔力切れは続いているけれど、とりあえずは兄弟たちに触られまくっても死なない程度には丈夫になったらしい。
つい最近まではお出かけのときは父や母の背中に乗って移動していたけれど、ようやくふらつかずに自分の翼で飛べるようになったのだ。
どうやらドラゴンの翼は鳥のように筋力と揚力だけで飛んでいるのではなく、翼に魔力をまとわせて飛んでいるのだと最近気づいた。
なので風の精霊と契約していると、とても速く飛べる。
家まではそこそこ距離があると聞いたので、私は契約している風の精霊にサポートをお願いしておく。
「オル。おてちゅだい、お願い」
「任せておいて」
くうっ。まだタ行とサ行の発音が微妙です。
オルというのはオルテンシアと名づけた風の精霊。とってもグラマーで、きれいなお姉さんだ。耳はきれいな木の葉の形をしていて、指先がツタのようになっているのは、いかにも精霊という感じがする。
真名は翡翠というのだけれど、瞳の色がとてもきれいな赤と青だったので、なんとなく紫陽花を連想してしまった。紫陽花――つまりオルテンシアと命名したのはいいのだが、私の成長途中にある舌ではうまく発音できなかったので、仕方なくオルと呼んでいる。
「じゃあ、行くわよ。ルチア」
「あいっ」
「無理はするな。疲れたらすぐに言うんだぞ」
「あい」
父も母もすごく心配性だ。
父や母は精霊の力を借りることなく、自分の力で易々と飛翔する。
私は両方の翼に魔力を込めて、一気に空へ飛び上がった。
重力を断ち切って、ふわりと浮かびあがる感覚に高揚する。父と母に両脇を挟まれるようにして、上空に上っていく。
ちょっと魔力を流すのに手間取ってふらつくと、すかさずオルテンシアのフォローが入った。
「ありがと。オル」
少々もたつきながらも、家に向かって移動を開始する。
雄大な山や、美しい川の流れが目に映る。
この世界にはドラゴンや精霊、魔物がいるのはわかっているけれど、ほかにはどんな生き物がいるのだろう。
やはり人はいないのだろうか。
美しい景色を眺めていると、ふとそんな疑念がわきあがる。
今は無理だとしても、大きくなったら、もっといろんな場所にいけるだろうか。
見知らぬ場所を旅して、もっと世界をこの目で見てみたい。
そんなことを考えながら、空を飛ぶ。
時々、滑空したりしてこの身体で飛ぶことを楽しんでいるうちに、おうちが見えてきた。
森の中にひときわ大きな木がそびえている光景は、以前に見たときと変わらない。
「そろそろ降りるわよ」
「あい」
翼に送る魔力をゆっくりと絞って、降下する。両方の翼に風を受けながら降りていくのだが、私はこの過程が一番苦手だ。
魔力を翼に流し込むのは簡単なのだけれど、きちんと制御して流す量を調整するのはとても難しい。
案の定ふらついて、オルテンシアの力を借りることになる。
「あ……」
唐突に視界が明滅した。
「ルチア、危ない!」
オルテンシアが真っ青な顔で叫ぶ。いくら風の精霊とはいえ、糧となる魔力がなければ大きな力は振るえない。
気づいたときには遅かった。
目の前が真っ暗になって、魔力切れだとわかったときには真っ逆さまに落下している。
普段ならば先に気分が悪くなって、魔力切れの症状に気づくのだが、高い場所を飛ぶのに夢中になっていた所為で気付かなかった。
「お父しゃん!」
視界は暗く、よく見えない。
私は父がいるはずの場所に向かって手を伸ばした。
すぐにふわりと風に包まれる感触がして、落下の速度が緩やかになる。
ああ、助かったのだ。
温かな魔力に包まれて、私は大いに安堵した。
「ルチア、背中に乗せるぞ」
父の声がして、ゆっくりと何かの上に着地する。きっと父の背中だ。
普段は母に怒られてばかりの父だが、はやりこういうときには頼りになるのだ。
何度か瞬きすると、視界がゆっくりと戻ってくる。私は父の大きな背中にしがみついた。
「ありがと、お父しゃん……」
「あまり心配させるな」
「ごめんなしゃい」
父の背中に掴まったまま、ゆっくりと木の根元付近に着地する。
あとから降りてきた母が、父を突き飛ばさんばかりの勢いで近づいたかと思うと、私をぎゅっと抱きしめた。
「ああ、よかった。無事で……」
抱きしめてくる母の身体が震えていることに気付く。
ずいぶんと心配をかけてしまったようだ。
「ごめんなしゃい」
「私も気付かなくて、ごめんなさい」
「ううん」
ああ、私は両親にとても愛されているのだと実感する。
「ルチア、ごめんね」
オルテンシアは少し離れた場所で立っていた。顔はうつむき、身の置き所がない様子だ。
「魔力切れではどうしようもないさ」
父が慰めの言葉をかけるが、オルテンシアはうつむいたままだ。
「そうね。ルチアは魔力を増やす特訓をしたほうがいいかもしれないわね」
それはそうかも。
魔力がもっとあれば、もう二度とこんなことは起こらないはず。
私は母の手を借りて立ち上がる。
まだ少しふらふらするけれど、だいぶましになった。
「オル、気にしにゃいでね」
ああ、こんなときまで舌が回らないというのは締まらない。
「ルチア……!」
オルテンシアの目は涙で潤んでいた。
「私がんばりゅ。もっと魔力を増やしゅから、しょばにいて」
「……うん。……わかったよ。ルチア」
不甲斐ない契約者で本当に申し訳ない。
でも、がんばるから。
私は強く心に誓った。
相変わらず魔力切れは続いているけれど、とりあえずは兄弟たちに触られまくっても死なない程度には丈夫になったらしい。
つい最近まではお出かけのときは父や母の背中に乗って移動していたけれど、ようやくふらつかずに自分の翼で飛べるようになったのだ。
どうやらドラゴンの翼は鳥のように筋力と揚力だけで飛んでいるのではなく、翼に魔力をまとわせて飛んでいるのだと最近気づいた。
なので風の精霊と契約していると、とても速く飛べる。
家まではそこそこ距離があると聞いたので、私は契約している風の精霊にサポートをお願いしておく。
「オル。おてちゅだい、お願い」
「任せておいて」
くうっ。まだタ行とサ行の発音が微妙です。
オルというのはオルテンシアと名づけた風の精霊。とってもグラマーで、きれいなお姉さんだ。耳はきれいな木の葉の形をしていて、指先がツタのようになっているのは、いかにも精霊という感じがする。
真名は翡翠というのだけれど、瞳の色がとてもきれいな赤と青だったので、なんとなく紫陽花を連想してしまった。紫陽花――つまりオルテンシアと命名したのはいいのだが、私の成長途中にある舌ではうまく発音できなかったので、仕方なくオルと呼んでいる。
「じゃあ、行くわよ。ルチア」
「あいっ」
「無理はするな。疲れたらすぐに言うんだぞ」
「あい」
父も母もすごく心配性だ。
父や母は精霊の力を借りることなく、自分の力で易々と飛翔する。
私は両方の翼に魔力を込めて、一気に空へ飛び上がった。
重力を断ち切って、ふわりと浮かびあがる感覚に高揚する。父と母に両脇を挟まれるようにして、上空に上っていく。
ちょっと魔力を流すのに手間取ってふらつくと、すかさずオルテンシアのフォローが入った。
「ありがと。オル」
少々もたつきながらも、家に向かって移動を開始する。
雄大な山や、美しい川の流れが目に映る。
この世界にはドラゴンや精霊、魔物がいるのはわかっているけれど、ほかにはどんな生き物がいるのだろう。
やはり人はいないのだろうか。
美しい景色を眺めていると、ふとそんな疑念がわきあがる。
今は無理だとしても、大きくなったら、もっといろんな場所にいけるだろうか。
見知らぬ場所を旅して、もっと世界をこの目で見てみたい。
そんなことを考えながら、空を飛ぶ。
時々、滑空したりしてこの身体で飛ぶことを楽しんでいるうちに、おうちが見えてきた。
森の中にひときわ大きな木がそびえている光景は、以前に見たときと変わらない。
「そろそろ降りるわよ」
「あい」
翼に送る魔力をゆっくりと絞って、降下する。両方の翼に風を受けながら降りていくのだが、私はこの過程が一番苦手だ。
魔力を翼に流し込むのは簡単なのだけれど、きちんと制御して流す量を調整するのはとても難しい。
案の定ふらついて、オルテンシアの力を借りることになる。
「あ……」
唐突に視界が明滅した。
「ルチア、危ない!」
オルテンシアが真っ青な顔で叫ぶ。いくら風の精霊とはいえ、糧となる魔力がなければ大きな力は振るえない。
気づいたときには遅かった。
目の前が真っ暗になって、魔力切れだとわかったときには真っ逆さまに落下している。
普段ならば先に気分が悪くなって、魔力切れの症状に気づくのだが、高い場所を飛ぶのに夢中になっていた所為で気付かなかった。
「お父しゃん!」
視界は暗く、よく見えない。
私は父がいるはずの場所に向かって手を伸ばした。
すぐにふわりと風に包まれる感触がして、落下の速度が緩やかになる。
ああ、助かったのだ。
温かな魔力に包まれて、私は大いに安堵した。
「ルチア、背中に乗せるぞ」
父の声がして、ゆっくりと何かの上に着地する。きっと父の背中だ。
普段は母に怒られてばかりの父だが、はやりこういうときには頼りになるのだ。
何度か瞬きすると、視界がゆっくりと戻ってくる。私は父の大きな背中にしがみついた。
「ありがと、お父しゃん……」
「あまり心配させるな」
「ごめんなしゃい」
父の背中に掴まったまま、ゆっくりと木の根元付近に着地する。
あとから降りてきた母が、父を突き飛ばさんばかりの勢いで近づいたかと思うと、私をぎゅっと抱きしめた。
「ああ、よかった。無事で……」
抱きしめてくる母の身体が震えていることに気付く。
ずいぶんと心配をかけてしまったようだ。
「ごめんなしゃい」
「私も気付かなくて、ごめんなさい」
「ううん」
ああ、私は両親にとても愛されているのだと実感する。
「ルチア、ごめんね」
オルテンシアは少し離れた場所で立っていた。顔はうつむき、身の置き所がない様子だ。
「魔力切れではどうしようもないさ」
父が慰めの言葉をかけるが、オルテンシアはうつむいたままだ。
「そうね。ルチアは魔力を増やす特訓をしたほうがいいかもしれないわね」
それはそうかも。
魔力がもっとあれば、もう二度とこんなことは起こらないはず。
私は母の手を借りて立ち上がる。
まだ少しふらふらするけれど、だいぶましになった。
「オル、気にしにゃいでね」
ああ、こんなときまで舌が回らないというのは締まらない。
「ルチア……!」
オルテンシアの目は涙で潤んでいた。
「私がんばりゅ。もっと魔力を増やしゅから、しょばにいて」
「……うん。……わかったよ。ルチア」
不甲斐ない契約者で本当に申し訳ない。
でも、がんばるから。
私は強く心に誓った。
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