93 / 100
第3章 魔族王国の迷子令嬢
93 ノスロンド領主軍の襲撃
しおりを挟む
敵も考えなしで襲っては来ません。
A級冒険者パーティーに無策で勝てるとは思っていないのです。
地の利、時の利を活かして作戦を練っていました。
領主アッコロカムイの代官で虎人族長のダリハリは、太陽を背にする様に谷の上に陣取っていました。
囚人護送車は北から南へと街道を進みますので、私達が顔に太陽の光を受けて、眩しくなるだろうと予測していたのです。
ダリハリは部隊長達を整列させて作戦を説明しました。
「敵はA級冒険者パーティーである。対する我が兵士達はDもしくはE級冒険者相当の強さであろう。しかし、部隊としての作戦行動訓練は十分に積んでいるはずだ。接近戦を避けて谷上から弓を射て、敵が身怯み乱れた所を谷を駆け下り突入するのだ。腹背にも兵を潜めて配置せよ、谷上と前後から同時に攻められればA級冒険者パーティーと言えど壊滅するはずである。以上!」
「「「はっ」」」
領主はマリエル達を亡き者にする為に、千人もの兵隊を投入したのでした。
彼らは街の人々に気付かれない様に、前日に領軍の宿舎をそれぞれ別々に出て、襲撃予定の谷に集合していたのです。
〇 ▼ 〇
『いや~ん、日焼けしちゃいますぅ』
「アダモちゃんはゴーレムなんだから、日焼けしないでしょっ!」
私達は西に傾き始めた午後の日差しを眩しそうに仰ぎ見ました。
『でも、御嬢様ぁ。年頃の女の子は日焼けを気にするものと、本に書いてありましたぁ』
「そうね……知識としては合ってるけどぅ……」
『私も可愛く成りたいのですぅ』
「あら、十分可愛いわよ。それよりもアダモちゃん、敵の襲撃があるかもしれないから、記憶喪失になる前の私の戦い方を教えて頂戴な」
『はい、御嬢様ぁ』
アダモはマリエルに、自分の覚えてるマリエルの戦闘スタイルと、サチコに教え込まれたマリエルとの連携シュミレーションの内容を教えました。
サチコは、アダモがマリエルの護衛としてふさわしい活躍が出来るようにと、シュミレーションをして教え込んでいたのです。
2人は馬車の中で、襲撃された時の為の戦闘スタイルの確認を始めました。
『タイガーケイブ』リーダーのジルベルトが、『ベアーファング』リーダーのドリーに声を掛けます。
「そろそろ、例の谷に近づいてきたぞ」
「あぁ、やっぱり襲ってくるとしたら、この先の谷が1番怪しいよな」
「乱戦になったら俺達『ベアーファング』は【凶戦士】スキルを発動するから、あまり近づかないでくれよ」
「あぁ、例の奴だな、分かった分かった。『ベアーファング』に巻き込まれない様に、お嬢ちゃん達も少し距離を保ってくれ」
「「は~い」」
ミレーヌが私にヒソヒソと話しかけます。
「あの人達って凄いのよ、まるで別人みたいに暴れるのだから、遠くから見ていた方がいいのよ」
「はい」
『アダモも暴れたいですぅ』
「アダモちゃんなら、彼らと一緒に暴れても大丈夫かもね」
『ヤッタ~! 御嬢様、アダモの活躍を見ててくださいねぇ』
「うん。でもあまり可哀想な事はしないであげてね、相手は魔物ではなくて亜人の兵士なんだから」
『は~い』
◇ ◆ ◇
私達を乗せた馬車が、ゆっくりと谷間の街道を進んで行きます。
マリエル達を谷間に十分に引き込んでから、代官で虎人族長のダリハリが号令しました。
「十分に引き付けて……よしっ、弓を射てぇぇぇぇぇっ!」
15メートル程の谷上から、私達が乗っている先頭の馬車目掛けて、一斉に矢が放たれました。
ザアアアアアアアアアアッ!
騎乗の者は馬車に接近してくっ付きます、攻撃を両側から受けない為なのでした。
冒険者パーティメンバーは用意してあった盾を構えます。
しかも馬車の屋根は幌ではなく木製で、鉄枠で補強もされていました。
矢による被害は心配ありませんでしたが……、
シュィイイイイインッ!
何と、私を中心に魔法陣が展開して、美しく光って回転しだしたのです。
ヒュヒュヒュヒュヒュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!
ドームの様な【オートマルチリフレクションシールド】に跳ね返されて、全ての矢が放った兵士へと逆戻りして飛んで行き、鋭く襲い掛かりました。
ヒャアアアアアッ!
ウッワアアアアアッ!
グサッ、ドカッ、ブッシュッ……!
ウギャアアアアアッ!
ヒギャアアアアアッ!
矢を避けた兵士もいましたが、まさか矢がすぐに射返されるとは思っていなかったので、被害は甚大でした。
私のシールドは、攻撃した者に魔力補正で的確に矢を返したので、避ける事は難しかったようです。
ただし彼らも鎧を着ていますし、剣ではなく細い矢なので、致命傷になる者は少なかったようですが。矢傷を受けた兵士達の士気は、ダダ下がりだったのでした。
そんな事には気が付かずに、弓矢の奇襲攻撃が成功したと思っている敵の伏兵達が、槍襖を作って前後から突入してきました。
それを見て、ジルベルトが号令します。
「弓矢が止んだから、外に出て馬車を背にして迎え撃とう」
「「「オゥ」」」
『ヒャッホオオオオオッ!』
「あっ、アダモちゃん。みんなと一緒に……行っちゃったぁ……」
アダモは、前から横並びで槍襖を構えながら向かって来る兵士達に、武器を持たずに突撃して行きました。
『こちらのお方をどなたと心得おるぅぅぅ!』
ドカカカカァァァッ!
アダモに突き掛った槍は全て折れて、アダモの回し蹴りが敵兵を次々と吹き飛ばしていきます。
ドカッ、バキッ、ズガッ、グシャッ……、
『私の大好きなマリエル御嬢様で、あらせられるぞおおおっ!』
ドカッ、バキッ、ズガッ、グシャッ……、
アダモは突き出される槍ごと蹴り折って独楽の様に回し蹴りを繰り出します。
『ええいっ、頭が高あああい。控えおろおおおっ!』
ドカッ、バキッ、ズガッ、グシャッ……、
兵士達は控えるどころか、次々と地面に力なく沈んでいきました。
ジルベルトが遠い目をしてアダモを眺めていましたが、ふと我に返り。
「前はアダモ1人で十分だ、俺達は後ろの兵士を迎え撃つぞ!」
「「「オゥ」」」
ジルベルト達は背中から攻撃されない様に、馬車を背にして敵兵を攻撃します。
「矢と魔法で遠距離攻撃に徹するぞ!」
槍を構えて横に広がりながら向かって来る兵士に攻撃を開始しました。
相手の兵士達は魔法が使えないのでしょう。槍を構えてひたすら突撃してきます。
「奇襲が失敗してるのだから、あきらめて逃げれば良かったのに……可哀想だなぁ」
と、私は呟きました。
一方、谷上では傷の浅い兵士達が態勢を整え、こちらに下りてこようとしていました。
それに気付いた私は、土属性魔法を唱えます。
「【土砂崩れ】!」
シュィイイイイインッ!
ズズズズズゥウウウウウンッ!
谷上の兵士達が、突如地面が崩れて谷底に落ちてきました、土や石に巻き込まれて大惨事です。
ドドドドドオオオオオオオオオオンッ!
「「「ウギャアアアアアアアアアアッ!」」」
「まぁ大変、こんなに凄いと思わなかったわ、助けに行かないと!」
私は1人で、土砂崩れに巻き込まれた敵兵士達を助けに行きます。
「あっ、お嬢ちゃん、まだ早い、危ないぞ!」
私をまだ無事な兵士が襲ってきますが、シールドが勝手に反撃して敵を倒してしまいました。
私は敵の攻撃を気にせずに、大怪我をしている兵士を助け続けます。
「あっ、ありがとう、お嬢ちゃん」
「すまねぇな」
そんな私に気付いて、ダリハリが襲い掛かかってました。
「石よ、小娘に向かって飛び穿て【石弾】ストーンバレット!」
私を襲った【石弾】が、【オートマルチリフレクションシールド】によりダリハリに跳ね返されます。
ドガッ!
「グワァッ!」
「邪魔しないでっ、敵将を【ブラインド】!」
ピッキイイイイインッ!
「ゥガアアアッ! 目があああっ」
そこへ、アダモが戻ってきて、ダリハリに延髄蹴りを入れました。
ドッコオオオオオンッ!
ダリハリは数メートルも吹っ飛んで、あえなく気絶してしまいました。
ドリーが呟きます。
「おいおい、俺達はまだ【凶戦士】に成ってないんだが……」
ヒュゥゥゥゥ……、
静かに成った谷間に、風が吹き抜けていきます。
千人の軍兵は、アッと言う間に沈黙してしまったのでした。
A級冒険者パーティーに無策で勝てるとは思っていないのです。
地の利、時の利を活かして作戦を練っていました。
領主アッコロカムイの代官で虎人族長のダリハリは、太陽を背にする様に谷の上に陣取っていました。
囚人護送車は北から南へと街道を進みますので、私達が顔に太陽の光を受けて、眩しくなるだろうと予測していたのです。
ダリハリは部隊長達を整列させて作戦を説明しました。
「敵はA級冒険者パーティーである。対する我が兵士達はDもしくはE級冒険者相当の強さであろう。しかし、部隊としての作戦行動訓練は十分に積んでいるはずだ。接近戦を避けて谷上から弓を射て、敵が身怯み乱れた所を谷を駆け下り突入するのだ。腹背にも兵を潜めて配置せよ、谷上と前後から同時に攻められればA級冒険者パーティーと言えど壊滅するはずである。以上!」
「「「はっ」」」
領主はマリエル達を亡き者にする為に、千人もの兵隊を投入したのでした。
彼らは街の人々に気付かれない様に、前日に領軍の宿舎をそれぞれ別々に出て、襲撃予定の谷に集合していたのです。
〇 ▼ 〇
『いや~ん、日焼けしちゃいますぅ』
「アダモちゃんはゴーレムなんだから、日焼けしないでしょっ!」
私達は西に傾き始めた午後の日差しを眩しそうに仰ぎ見ました。
『でも、御嬢様ぁ。年頃の女の子は日焼けを気にするものと、本に書いてありましたぁ』
「そうね……知識としては合ってるけどぅ……」
『私も可愛く成りたいのですぅ』
「あら、十分可愛いわよ。それよりもアダモちゃん、敵の襲撃があるかもしれないから、記憶喪失になる前の私の戦い方を教えて頂戴な」
『はい、御嬢様ぁ』
アダモはマリエルに、自分の覚えてるマリエルの戦闘スタイルと、サチコに教え込まれたマリエルとの連携シュミレーションの内容を教えました。
サチコは、アダモがマリエルの護衛としてふさわしい活躍が出来るようにと、シュミレーションをして教え込んでいたのです。
2人は馬車の中で、襲撃された時の為の戦闘スタイルの確認を始めました。
『タイガーケイブ』リーダーのジルベルトが、『ベアーファング』リーダーのドリーに声を掛けます。
「そろそろ、例の谷に近づいてきたぞ」
「あぁ、やっぱり襲ってくるとしたら、この先の谷が1番怪しいよな」
「乱戦になったら俺達『ベアーファング』は【凶戦士】スキルを発動するから、あまり近づかないでくれよ」
「あぁ、例の奴だな、分かった分かった。『ベアーファング』に巻き込まれない様に、お嬢ちゃん達も少し距離を保ってくれ」
「「は~い」」
ミレーヌが私にヒソヒソと話しかけます。
「あの人達って凄いのよ、まるで別人みたいに暴れるのだから、遠くから見ていた方がいいのよ」
「はい」
『アダモも暴れたいですぅ』
「アダモちゃんなら、彼らと一緒に暴れても大丈夫かもね」
『ヤッタ~! 御嬢様、アダモの活躍を見ててくださいねぇ』
「うん。でもあまり可哀想な事はしないであげてね、相手は魔物ではなくて亜人の兵士なんだから」
『は~い』
◇ ◆ ◇
私達を乗せた馬車が、ゆっくりと谷間の街道を進んで行きます。
マリエル達を谷間に十分に引き込んでから、代官で虎人族長のダリハリが号令しました。
「十分に引き付けて……よしっ、弓を射てぇぇぇぇぇっ!」
15メートル程の谷上から、私達が乗っている先頭の馬車目掛けて、一斉に矢が放たれました。
ザアアアアアアアアアアッ!
騎乗の者は馬車に接近してくっ付きます、攻撃を両側から受けない為なのでした。
冒険者パーティメンバーは用意してあった盾を構えます。
しかも馬車の屋根は幌ではなく木製で、鉄枠で補強もされていました。
矢による被害は心配ありませんでしたが……、
シュィイイイイインッ!
何と、私を中心に魔法陣が展開して、美しく光って回転しだしたのです。
ヒュヒュヒュヒュヒュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!
ドームの様な【オートマルチリフレクションシールド】に跳ね返されて、全ての矢が放った兵士へと逆戻りして飛んで行き、鋭く襲い掛かりました。
ヒャアアアアアッ!
ウッワアアアアアッ!
グサッ、ドカッ、ブッシュッ……!
ウギャアアアアアッ!
ヒギャアアアアアッ!
矢を避けた兵士もいましたが、まさか矢がすぐに射返されるとは思っていなかったので、被害は甚大でした。
私のシールドは、攻撃した者に魔力補正で的確に矢を返したので、避ける事は難しかったようです。
ただし彼らも鎧を着ていますし、剣ではなく細い矢なので、致命傷になる者は少なかったようですが。矢傷を受けた兵士達の士気は、ダダ下がりだったのでした。
そんな事には気が付かずに、弓矢の奇襲攻撃が成功したと思っている敵の伏兵達が、槍襖を作って前後から突入してきました。
それを見て、ジルベルトが号令します。
「弓矢が止んだから、外に出て馬車を背にして迎え撃とう」
「「「オゥ」」」
『ヒャッホオオオオオッ!』
「あっ、アダモちゃん。みんなと一緒に……行っちゃったぁ……」
アダモは、前から横並びで槍襖を構えながら向かって来る兵士達に、武器を持たずに突撃して行きました。
『こちらのお方をどなたと心得おるぅぅぅ!』
ドカカカカァァァッ!
アダモに突き掛った槍は全て折れて、アダモの回し蹴りが敵兵を次々と吹き飛ばしていきます。
ドカッ、バキッ、ズガッ、グシャッ……、
『私の大好きなマリエル御嬢様で、あらせられるぞおおおっ!』
ドカッ、バキッ、ズガッ、グシャッ……、
アダモは突き出される槍ごと蹴り折って独楽の様に回し蹴りを繰り出します。
『ええいっ、頭が高あああい。控えおろおおおっ!』
ドカッ、バキッ、ズガッ、グシャッ……、
兵士達は控えるどころか、次々と地面に力なく沈んでいきました。
ジルベルトが遠い目をしてアダモを眺めていましたが、ふと我に返り。
「前はアダモ1人で十分だ、俺達は後ろの兵士を迎え撃つぞ!」
「「「オゥ」」」
ジルベルト達は背中から攻撃されない様に、馬車を背にして敵兵を攻撃します。
「矢と魔法で遠距離攻撃に徹するぞ!」
槍を構えて横に広がりながら向かって来る兵士に攻撃を開始しました。
相手の兵士達は魔法が使えないのでしょう。槍を構えてひたすら突撃してきます。
「奇襲が失敗してるのだから、あきらめて逃げれば良かったのに……可哀想だなぁ」
と、私は呟きました。
一方、谷上では傷の浅い兵士達が態勢を整え、こちらに下りてこようとしていました。
それに気付いた私は、土属性魔法を唱えます。
「【土砂崩れ】!」
シュィイイイイインッ!
ズズズズズゥウウウウウンッ!
谷上の兵士達が、突如地面が崩れて谷底に落ちてきました、土や石に巻き込まれて大惨事です。
ドドドドドオオオオオオオオオオンッ!
「「「ウギャアアアアアアアアアアッ!」」」
「まぁ大変、こんなに凄いと思わなかったわ、助けに行かないと!」
私は1人で、土砂崩れに巻き込まれた敵兵士達を助けに行きます。
「あっ、お嬢ちゃん、まだ早い、危ないぞ!」
私をまだ無事な兵士が襲ってきますが、シールドが勝手に反撃して敵を倒してしまいました。
私は敵の攻撃を気にせずに、大怪我をしている兵士を助け続けます。
「あっ、ありがとう、お嬢ちゃん」
「すまねぇな」
そんな私に気付いて、ダリハリが襲い掛かかってました。
「石よ、小娘に向かって飛び穿て【石弾】ストーンバレット!」
私を襲った【石弾】が、【オートマルチリフレクションシールド】によりダリハリに跳ね返されます。
ドガッ!
「グワァッ!」
「邪魔しないでっ、敵将を【ブラインド】!」
ピッキイイイイインッ!
「ゥガアアアッ! 目があああっ」
そこへ、アダモが戻ってきて、ダリハリに延髄蹴りを入れました。
ドッコオオオオオンッ!
ダリハリは数メートルも吹っ飛んで、あえなく気絶してしまいました。
ドリーが呟きます。
「おいおい、俺達はまだ【凶戦士】に成ってないんだが……」
ヒュゥゥゥゥ……、
静かに成った谷間に、風が吹き抜けていきます。
千人の軍兵は、アッと言う間に沈黙してしまったのでした。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
追放令嬢、辺境王国で無双して王宮を揺るがす
遊鷹太
ファンタジー
王国随一の名門ハーランド公爵家の令嬢エリシアは、第一王子の婚約者でありながら、王宮の陰謀により突然追放される。濡れ衣を着せられ、全てを奪われた彼女は極寒の辺境国家ノルディアへと流される。しかしエリシアには秘密があった――前世の記憶と現代日本の経営知識を持つ転生者だったのだ。荒廃した辺境で、彼女は持ち前の戦略眼と人心掌握術で奇跡の復興を成し遂げる。やがて彼女の手腕は王国全土を震撼させ、自らを追放した者たちに復讐の刃を向ける。だが辺境王ルシアンとの運命的な出会いが、彼女の心に新たな感情を芽生えさせていく。これは、理不尽に奪われた女性が、知略と情熱で世界を変える物語――。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
【完結】政略婚約された令嬢ですが、記録と魔法で頑張って、現世と違って人生好転させます
なみゆき
ファンタジー
典子、アラフィフ独身女性。 結婚も恋愛も経験せず、気づけば父の介護と職場の理不尽に追われる日々。 兄姉からは、都合よく扱われ、父からは暴言を浴びせられ、職場では責任を押しつけられる。 人生のほとんどを“搾取される側”として生きてきた。
過労で倒れた彼女が目を覚ますと、そこは異世界。 7歳の伯爵令嬢セレナとして転生していた。 前世の記憶を持つ彼女は、今度こそ“誰かの犠牲”ではなく、“誰かの支え”として生きることを決意する。
魔法と貴族社会が息づくこの世界で、セレナは前世の知識を活かし、友人達と交流を深める。
そこに割り込む怪しい聖女ー語彙力もなく、ワンパターンの行動なのに攻略対象ぽい人たちは次々と籠絡されていく。
これはシナリオなのかバグなのか?
その原因を突き止めるため、全ての証拠を記録し始めた。
【☆応援やブクマありがとうございます☆大変励みになりますm(_ _)m】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる