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「何…だよ、これは…。説明が…足りてないんだよ…」
痛くて痛くて怖くて苦しい。
この謎の扉の向こうには何がある?
もしもさっきのスライムみたいな魔物がいたなら、十中八九俺は死ぬ。
けれども、このままでもどうせ死ぬ。だったら扉に賭けてみるしかない。
「これは…良かった…。宝箱か…」
無理矢理体を起こして扉を開けてみると、そこは6畳ぐらいの部屋だった。
白い壁と天井で床には青い絨毯。
部屋を照らす2本の蝋燭と、青い金属製の宝箱。
宝箱が罠やミミックでない限り、死ぬ心配は無いと思われる。
中に入って近付くと、宝箱は人感センサーが付いているのか自動的に開いた。
ゲームみたいに光を放つ演出が入る。
宝箱の蓋が完全に開くと光は収まり、形を変え、3つのアイテムをが現れた。
「青い玉とズボンと薬瓶…?もしかして、これって…」
薬瓶を見ると【中級回復薬:傷を癒す魔法の回復薬】の文字が表示されている。
「やっぱり回復薬だ!今すぐ使おう!」
左手が無いので歯でコルクの栓を抜き、薄水色の液体を一気に煽る。
子供用風邪薬みたいなシロップ味。
ちょっぴり懐かしい気持ちになりながら飲み下すと、全身の痛みはみるみるうちに消えた。
同時に無くなった左手が光に包まれて、完全な元通りに戻ってしまった。
「マジか…回復役の効果高過ぎやしないか…?」
痛みが収まればそれで良い。
なんて気持ちで飲んだのに、まさか普通に手が生えてくるとは…。
まあまあまあ、これはゲームなんだから、回復役で部位欠損が治るのも当然っちゃ当然なのかもしれないけれども。
ステータスを確認してみれば、状態は非常に良いになっている。
さっきまでの状態を見てはいないが、少なくとも非常に良いでなかったのは、火を見るよりも明らかだろう。
「痛みが引いちまえば、こっちのもんだな。えーと、この青い玉とズボンは何だろうか?」
さっきの回復役と同様に、アイテムの上には文字が表示されている。
青のオーブ:武器強化用の汎用素材。武器種は問わない。
「なるほどね。こうやって素材をゲットして武器を育てていくシステムか。次はこっちのズボンだな」
ミリタリーパンツ:耐力+11 技力+2 存在感△
「素の俺より耐力が高い…だと…?」
アメ縦で売ってるに偽物の軍パンにしか見えないズボンよりも耐力が低いって…。
ちょっぴり凹んでしまうのだが…。
あと存在感△って何…。
「ま、まあ、気にしたって仕方がないよな。さっさと武器を強化してしまおう。優先入場権は10分って言っていたし、もたもたしていると他の人が入ってきて気まずいし…」
可愛い女の子が入って来たならラッキースケベのチャンスかもしれない。
しかし、入って来たのが純度100%の加齢臭を漂わせる脂ぎったおじさんだったら目も当てられない。
「強化はどうすれば…銃とオーブが光ってる?」
厚みのある革のホルスターを謎に貫通して、銃が青い光を放っていた。
見れば光は丸い形をしていて、一番小さなスーパーボールぐらいの大きさ。
これはオーブの大きさと一致しているのではなかろうか。
「ここに嵌めろって事だよな?」
穴なんて空いていなかったはずだが、銃を抜いてオーブを嵌めてみる。
すると銃とオーブ双方の光は収まり、銃身の真ん中やや前側にオーブの4分の1が飛び出すような形で嵌っていた。
「これで武器が強化されたのか?ステータスで見てみよう」
名前:成木原裕哉
年齢:18歳
所属:埼玉30エリア
状態:非常に良い
活力:38
力:11
耐力:10(+11)
技力:23(+2)
速力:18
知力:21
適性武器:銃
武器:鉄の銃(威力5+2 射程5+3 青属性)
強化オーブ:青のオーブ(威力+2 射程+3)
装備:ミリタリーパンツ(耐力+11 技力+2 存在感△)
スキル:無し
特性:存在感△
「これはかなり強化されたんじゃないか?何より射程が伸びたのが大き過ぎる」
さっきスライムに殺されかかったのは、俺は迂闊だったのもある。
だが最大の問題は銃の射程が2階からスライムまで届かなかったからだろう。
もしも2階から攻撃が届いたならば、部屋からスライムを蜂の巣にしてやったのだ。
俺が迂闊だったのは全面的に認めざるを得ないが、1割ぐらいは武器の責任もある。
ほぼ俺の迂闊さが招いた悲劇ではあるけれども。
「よし、ここは宝箱を開けたら終わりかな。早速強化された銃の性能を試してみるか」
手に入れたカーゴパンツに穿き替えて耐力が21、技力が25に強化された。
もし優先入場権が終わっていて、着替え中に女の子が入ってきたらと思うと気が気じゃなかった。
18歳のDKだって女の子に下着姿を見られて恥じらうぐらいの羞恥心は…あるんだぜ?
痛くて痛くて怖くて苦しい。
この謎の扉の向こうには何がある?
もしもさっきのスライムみたいな魔物がいたなら、十中八九俺は死ぬ。
けれども、このままでもどうせ死ぬ。だったら扉に賭けてみるしかない。
「これは…良かった…。宝箱か…」
無理矢理体を起こして扉を開けてみると、そこは6畳ぐらいの部屋だった。
白い壁と天井で床には青い絨毯。
部屋を照らす2本の蝋燭と、青い金属製の宝箱。
宝箱が罠やミミックでない限り、死ぬ心配は無いと思われる。
中に入って近付くと、宝箱は人感センサーが付いているのか自動的に開いた。
ゲームみたいに光を放つ演出が入る。
宝箱の蓋が完全に開くと光は収まり、形を変え、3つのアイテムをが現れた。
「青い玉とズボンと薬瓶…?もしかして、これって…」
薬瓶を見ると【中級回復薬:傷を癒す魔法の回復薬】の文字が表示されている。
「やっぱり回復薬だ!今すぐ使おう!」
左手が無いので歯でコルクの栓を抜き、薄水色の液体を一気に煽る。
子供用風邪薬みたいなシロップ味。
ちょっぴり懐かしい気持ちになりながら飲み下すと、全身の痛みはみるみるうちに消えた。
同時に無くなった左手が光に包まれて、完全な元通りに戻ってしまった。
「マジか…回復役の効果高過ぎやしないか…?」
痛みが収まればそれで良い。
なんて気持ちで飲んだのに、まさか普通に手が生えてくるとは…。
まあまあまあ、これはゲームなんだから、回復役で部位欠損が治るのも当然っちゃ当然なのかもしれないけれども。
ステータスを確認してみれば、状態は非常に良いになっている。
さっきまでの状態を見てはいないが、少なくとも非常に良いでなかったのは、火を見るよりも明らかだろう。
「痛みが引いちまえば、こっちのもんだな。えーと、この青い玉とズボンは何だろうか?」
さっきの回復役と同様に、アイテムの上には文字が表示されている。
青のオーブ:武器強化用の汎用素材。武器種は問わない。
「なるほどね。こうやって素材をゲットして武器を育てていくシステムか。次はこっちのズボンだな」
ミリタリーパンツ:耐力+11 技力+2 存在感△
「素の俺より耐力が高い…だと…?」
アメ縦で売ってるに偽物の軍パンにしか見えないズボンよりも耐力が低いって…。
ちょっぴり凹んでしまうのだが…。
あと存在感△って何…。
「ま、まあ、気にしたって仕方がないよな。さっさと武器を強化してしまおう。優先入場権は10分って言っていたし、もたもたしていると他の人が入ってきて気まずいし…」
可愛い女の子が入って来たならラッキースケベのチャンスかもしれない。
しかし、入って来たのが純度100%の加齢臭を漂わせる脂ぎったおじさんだったら目も当てられない。
「強化はどうすれば…銃とオーブが光ってる?」
厚みのある革のホルスターを謎に貫通して、銃が青い光を放っていた。
見れば光は丸い形をしていて、一番小さなスーパーボールぐらいの大きさ。
これはオーブの大きさと一致しているのではなかろうか。
「ここに嵌めろって事だよな?」
穴なんて空いていなかったはずだが、銃を抜いてオーブを嵌めてみる。
すると銃とオーブ双方の光は収まり、銃身の真ん中やや前側にオーブの4分の1が飛び出すような形で嵌っていた。
「これで武器が強化されたのか?ステータスで見てみよう」
名前:成木原裕哉
年齢:18歳
所属:埼玉30エリア
状態:非常に良い
活力:38
力:11
耐力:10(+11)
技力:23(+2)
速力:18
知力:21
適性武器:銃
武器:鉄の銃(威力5+2 射程5+3 青属性)
強化オーブ:青のオーブ(威力+2 射程+3)
装備:ミリタリーパンツ(耐力+11 技力+2 存在感△)
スキル:無し
特性:存在感△
「これはかなり強化されたんじゃないか?何より射程が伸びたのが大き過ぎる」
さっきスライムに殺されかかったのは、俺は迂闊だったのもある。
だが最大の問題は銃の射程が2階からスライムまで届かなかったからだろう。
もしも2階から攻撃が届いたならば、部屋からスライムを蜂の巣にしてやったのだ。
俺が迂闊だったのは全面的に認めざるを得ないが、1割ぐらいは武器の責任もある。
ほぼ俺の迂闊さが招いた悲劇ではあるけれども。
「よし、ここは宝箱を開けたら終わりかな。早速強化された銃の性能を試してみるか」
手に入れたカーゴパンツに穿き替えて耐力が21、技力が25に強化された。
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