87 / 319
王の資質
しおりを挟む
私が駆けつけるとマリアが困っていた。ステラがイライラしている。
お土産に秋限定、栗の入った温泉まんじゅうを持ってきたが、そっとメイドに渡す。メイドがお茶を淹れて用意いたしますと下がる。室内には王女、マリア、私の三人だ。
「ええっと……いったい、どういう経緯なの?」
マリアが嘆息し、椅子に座る。
「ゼイン殿下が女王陛下と言い争いになってしまったみたいなのよ。最近、とても真面目に過ごされているんだけど、平民と付き合いたいと言ったらしくて……陛下がいい加減に王の後継者候補としての自覚を持ちなさいと叱責したらしいわ」
「なんでステラ王女が巻き込まれてるの?」
「未来の王に相応しいのはどっちなのかハッキリさせようってことらしいですの」
ステラ王女が憂鬱そうに口を開いた。
コンコンとノックされる扉。どうぞと声をかけると、顔を出したのはレオンだった。
「ステラ、大丈夫ですか?」
優しい青い目にみつめられて、パッとステラ王女の顔が明るくなる。あら?私は必要なかったんじゃないかしら?と可笑しくなる。
「大丈夫ですわ」
「なにかできることはありますか?なんなりと……」
ステラ王女はレオンがいてくれるだけで、もう頑張れますわ!とキラキラしている。先程までの憂鬱さはどこへ?
ゼイン殿下からの果たし状(!?)が届き、ステラ王女は負けませんわと熱がこもる。
「妹よ!愛のために容赦しないよっ!」
「わたくしだって負けませんわよ!」
ゼイン殿下とステラ王女は睨み合う。堂々と後継者争いしてるけど、陛下はご存知なのかしら……大丈夫なのかな。
最初は剣の手合わせらしい。ステラ王女も王になるための教育を受けていて、ミルクティー色の髪をひとまとめにし、軽装で現れる。
ステラの騎士、赤毛のジーナが誇らしげに私に言う。
「ステラ王女様はなかなかの手練れなんですよ!」
「セイラ、あなた学園時代は男性に勝てていたのですわよね?何かアドバイスありませんこと?」
ステラ王女が準備体操しながら尋ねる。
「そうですね……今すぐ実践できることは一つですね。剣の打ち合いが長引けば、どうしても力と体力差があるので負けます。最初に相手より素早く動いて、一撃必殺で決めてしまうのがいいと思います」
わかりましたわ!と気合をいれる。私、レオン、マリア、ジーナが見守るステラ陣営。
対して、騎士団長、イーノが見守るゼイン殿下陣営。
騎士団の人が審判をしてくれる。刃は潰してあるので惨事にはならないだろうが、何かあれば回復魔法を発動させようとドキドキしながら身構える。
「はじめっ!」
タンッとステラ王女が地面を蹴る。突く動作から入った。それを右に弾くゼイン殿下。
カンカンッと打ち合いが長引く。これは……ステラ王女が不利だと思った瞬間、上段から強い剣の打ち込みで剣が手から落ちた。ステラ王女の負けだ。
「ゼイン殿下の勝ち!」
騎士団に入っているというだけあって、ゼイン殿下もなかなかの剣の使い手だった。ステラ王女も決して弱くはない。
悔しそうなステラ王女。
「次は知識だ!」
ゼイン殿下は一室を用意してあり問題用紙が配られる。私も一枚もらって解いてみる。懐かしいと笑みがこぼれる。学生の時に学園でよくしたなぁ。
カリカリと答えを書き込む音が部屋に響く。
「終了!!」
採点していく。二人の学習を見ている先生が、最後におおっ!と感嘆の声をあげた。なんだろう?私の方をニコニコと見た。
「これはすごいです!最高得点はセイラ様です。……じゃなくて勝者はステラ王女殿下ですっ!」
いや、私のまで採点したの?いらないだろう。ステラ王女がやりましたわ!とガッツポーズをした。
「くっ!!次だよ!!」
「街へ行きますわよっ!!」
二人は兄妹だなぁと思える似ているテンションで街へと行く。
「王族、貴族に不可欠な奉仕の心ですわよ!」
ステラ王女は炊き出しを始める。ジーナが横について手伝っている。パンやスープを配っている。
対してゼイン殿下は街のパトロールへと繰り出していた。一人一人に困りごとはありませんか!?と聞いている。
ゼイン殿下の動きが止まる。じっと見ているのはまさか……!?
「セイラ様じゃありませんか!?」
私に話しかけてくる彼女。くりっとした茶色の目に栗色の髪を三つ編みにしている。ややぽっちゃりさんだ。容姿も特別綺麗と言うわけではなく、どちらかと言えば愛嬌がある感じだ。
「たしか……あなたはサリちゃん?」
「はい!サニーサンデーで働かせてもらってます」
サニーちゃんと名前似てるなぁと思っていたので覚えていた。
「そうです。クレープ講習会の時にいました。クレープの売れ行き、すっごくいいんですよ。それをお伝えしたくて!」
眩しいキラキラとした目で私を見るので、ちょっと恥ずかしくなりつつ話す。
「皆に受け入れてもらえて、良かったわ。クレープ私も帰りに食べていこうかな?」
「ぜひ!スタッフ全員喜びますよ!」
ゼイン殿下がツカツカとやってきて、間に無理矢理、割り込む。
「無視したよね!?なんでかな!?こっち見たらどうかな!?」
サリちゃんはその声を聞いて、振り返ると驚いた顔をした。
「あ……気づかなくて、ごめんなさい」
私はポンッとゼイン殿下の肩を叩くと小声で警告する。
「空気読めない男は嫌われるわよ。ちょっと落ち着いて!」
ピシッとかたまる殿下。サリちゃんがしゅんと下を向く。
「あのっ……ごめんなさいっ!無理なんですっ!」
バッと走り去る。ぽっちゃりさんにしては俊足である。私はショックを受けてるゼイン殿下とぽかんと眺めてるステラ王女たちを置いて、追いかける。
「ちょっとまって!?どうしたの!?」
「ゼイン殿下と身分の違いは理解しています。たとえ、結ばれたとしても後宮には、すぐに華やかで美しい容姿の方々が来ると思います。私なんて、一時的な興味です。そう思うと、関わらないほうか良いのです。いずれ飽きて忘れるでしょう」
しっかりとした人である。しかし……。
「サリちゃんは殿下を好きなのね?」
無言の間。そしてコクンと頷く。
「そうなのね……」
しばらく彼女の話を聞く。そして、そっと肩を抱いて、家に帰るように言った。
街の路地裏をゆっくり歩いて考える。秘めたる想いを伝えるべきなのかどうかわからない。伝えてしまえば互いに戻れなくなるだろう。
何もかも関係なく乗り越えていけるだけの心の強さがあればいいけれど、まだその時期ではないのかもしれない。
城へ戻るとしょんぼりとしたゼイン殿下がいた。ステラ王女がもうっ!と少し怒っている。
「お兄様!両想いなのかと思ったら違いますのね!」
悪いか……と小さい声で反論している。レオンがまあまあと間に入る。
「お兄様の趣味が変わられた気がするのですけど?」
「サリは見た目じゃないんだ。笑顔や声が良いんだよ」
ステラ王女がやれやれと手を広げる。
「お兄様は平民と付き合えばよろしいわ!わたくしが女王になってさしあげてよ。お母様には時間がかかっても説得していくべきですわ……レオン、わたくしを助けてくださる?」
レオンは一瞬、目を見開いたが、リヴィオが真剣に話をするときのように真顔になった。
「もちろんです。ステラ王女殿下の傍にいますし、必要ならばどんなことでも手を貸します」
彼はずっと前から覚悟を決めていたのかもしれない。カムパネルラ公爵家次男であり、現宰相の息子となれば文句のつけようもない。
「お兄様!どーしても、それでも王位がほしいのでしたら、またわたくしに挑んでくださいな」
そう威勢よく言って、退室していくステラ王女。うなだれるゼイン殿下。
「殿下……元気をだしてください」
騎士団長が励ます。イーノは赤い目を黒フードからのぞかせて言う。
「うちの妹達はよくこう言いますよ。二人一緒なら不可能などない。乗り越えられないものはないってね」
「どうしようもないことかもしれないが、ただ彼女のことが好きなんだ。頑張りたいんだよ!」
手に入らないものを手に入れたくてもがいてるゼイン殿下を私はどう思ったのか……口を開く。
「きっと彼女もゼイン殿下の心を照らしたいと思っていると思います。諦めないでください」
男3人はハッとした顔をした。ゼイン殿下は自嘲気味に笑う。
「今まで自分のしてきたことを恥じる。人の心を弄ぶものではなかったと。セイラにも申し訳なかった。サリを諦めないよ。何度でも頑張るつもりだよ」
……相手が平民なら、権力を使って、城に連れてくることは簡単だ。だけどそれをしなくなったゼイン殿下は本気で恋しているのだろう。
ステラ王女も兄が本気だとわかっているから、王位のことは考えなくていい。好きにするようにと言いたかったのだろう。しかし王位がほしければ……まだ間に合うとも。
二人とも立派な王の資質を持っていると思う。人の心を思いやれるのだから。
お土産に秋限定、栗の入った温泉まんじゅうを持ってきたが、そっとメイドに渡す。メイドがお茶を淹れて用意いたしますと下がる。室内には王女、マリア、私の三人だ。
「ええっと……いったい、どういう経緯なの?」
マリアが嘆息し、椅子に座る。
「ゼイン殿下が女王陛下と言い争いになってしまったみたいなのよ。最近、とても真面目に過ごされているんだけど、平民と付き合いたいと言ったらしくて……陛下がいい加減に王の後継者候補としての自覚を持ちなさいと叱責したらしいわ」
「なんでステラ王女が巻き込まれてるの?」
「未来の王に相応しいのはどっちなのかハッキリさせようってことらしいですの」
ステラ王女が憂鬱そうに口を開いた。
コンコンとノックされる扉。どうぞと声をかけると、顔を出したのはレオンだった。
「ステラ、大丈夫ですか?」
優しい青い目にみつめられて、パッとステラ王女の顔が明るくなる。あら?私は必要なかったんじゃないかしら?と可笑しくなる。
「大丈夫ですわ」
「なにかできることはありますか?なんなりと……」
ステラ王女はレオンがいてくれるだけで、もう頑張れますわ!とキラキラしている。先程までの憂鬱さはどこへ?
ゼイン殿下からの果たし状(!?)が届き、ステラ王女は負けませんわと熱がこもる。
「妹よ!愛のために容赦しないよっ!」
「わたくしだって負けませんわよ!」
ゼイン殿下とステラ王女は睨み合う。堂々と後継者争いしてるけど、陛下はご存知なのかしら……大丈夫なのかな。
最初は剣の手合わせらしい。ステラ王女も王になるための教育を受けていて、ミルクティー色の髪をひとまとめにし、軽装で現れる。
ステラの騎士、赤毛のジーナが誇らしげに私に言う。
「ステラ王女様はなかなかの手練れなんですよ!」
「セイラ、あなた学園時代は男性に勝てていたのですわよね?何かアドバイスありませんこと?」
ステラ王女が準備体操しながら尋ねる。
「そうですね……今すぐ実践できることは一つですね。剣の打ち合いが長引けば、どうしても力と体力差があるので負けます。最初に相手より素早く動いて、一撃必殺で決めてしまうのがいいと思います」
わかりましたわ!と気合をいれる。私、レオン、マリア、ジーナが見守るステラ陣営。
対して、騎士団長、イーノが見守るゼイン殿下陣営。
騎士団の人が審判をしてくれる。刃は潰してあるので惨事にはならないだろうが、何かあれば回復魔法を発動させようとドキドキしながら身構える。
「はじめっ!」
タンッとステラ王女が地面を蹴る。突く動作から入った。それを右に弾くゼイン殿下。
カンカンッと打ち合いが長引く。これは……ステラ王女が不利だと思った瞬間、上段から強い剣の打ち込みで剣が手から落ちた。ステラ王女の負けだ。
「ゼイン殿下の勝ち!」
騎士団に入っているというだけあって、ゼイン殿下もなかなかの剣の使い手だった。ステラ王女も決して弱くはない。
悔しそうなステラ王女。
「次は知識だ!」
ゼイン殿下は一室を用意してあり問題用紙が配られる。私も一枚もらって解いてみる。懐かしいと笑みがこぼれる。学生の時に学園でよくしたなぁ。
カリカリと答えを書き込む音が部屋に響く。
「終了!!」
採点していく。二人の学習を見ている先生が、最後におおっ!と感嘆の声をあげた。なんだろう?私の方をニコニコと見た。
「これはすごいです!最高得点はセイラ様です。……じゃなくて勝者はステラ王女殿下ですっ!」
いや、私のまで採点したの?いらないだろう。ステラ王女がやりましたわ!とガッツポーズをした。
「くっ!!次だよ!!」
「街へ行きますわよっ!!」
二人は兄妹だなぁと思える似ているテンションで街へと行く。
「王族、貴族に不可欠な奉仕の心ですわよ!」
ステラ王女は炊き出しを始める。ジーナが横について手伝っている。パンやスープを配っている。
対してゼイン殿下は街のパトロールへと繰り出していた。一人一人に困りごとはありませんか!?と聞いている。
ゼイン殿下の動きが止まる。じっと見ているのはまさか……!?
「セイラ様じゃありませんか!?」
私に話しかけてくる彼女。くりっとした茶色の目に栗色の髪を三つ編みにしている。ややぽっちゃりさんだ。容姿も特別綺麗と言うわけではなく、どちらかと言えば愛嬌がある感じだ。
「たしか……あなたはサリちゃん?」
「はい!サニーサンデーで働かせてもらってます」
サニーちゃんと名前似てるなぁと思っていたので覚えていた。
「そうです。クレープ講習会の時にいました。クレープの売れ行き、すっごくいいんですよ。それをお伝えしたくて!」
眩しいキラキラとした目で私を見るので、ちょっと恥ずかしくなりつつ話す。
「皆に受け入れてもらえて、良かったわ。クレープ私も帰りに食べていこうかな?」
「ぜひ!スタッフ全員喜びますよ!」
ゼイン殿下がツカツカとやってきて、間に無理矢理、割り込む。
「無視したよね!?なんでかな!?こっち見たらどうかな!?」
サリちゃんはその声を聞いて、振り返ると驚いた顔をした。
「あ……気づかなくて、ごめんなさい」
私はポンッとゼイン殿下の肩を叩くと小声で警告する。
「空気読めない男は嫌われるわよ。ちょっと落ち着いて!」
ピシッとかたまる殿下。サリちゃんがしゅんと下を向く。
「あのっ……ごめんなさいっ!無理なんですっ!」
バッと走り去る。ぽっちゃりさんにしては俊足である。私はショックを受けてるゼイン殿下とぽかんと眺めてるステラ王女たちを置いて、追いかける。
「ちょっとまって!?どうしたの!?」
「ゼイン殿下と身分の違いは理解しています。たとえ、結ばれたとしても後宮には、すぐに華やかで美しい容姿の方々が来ると思います。私なんて、一時的な興味です。そう思うと、関わらないほうか良いのです。いずれ飽きて忘れるでしょう」
しっかりとした人である。しかし……。
「サリちゃんは殿下を好きなのね?」
無言の間。そしてコクンと頷く。
「そうなのね……」
しばらく彼女の話を聞く。そして、そっと肩を抱いて、家に帰るように言った。
街の路地裏をゆっくり歩いて考える。秘めたる想いを伝えるべきなのかどうかわからない。伝えてしまえば互いに戻れなくなるだろう。
何もかも関係なく乗り越えていけるだけの心の強さがあればいいけれど、まだその時期ではないのかもしれない。
城へ戻るとしょんぼりとしたゼイン殿下がいた。ステラ王女がもうっ!と少し怒っている。
「お兄様!両想いなのかと思ったら違いますのね!」
悪いか……と小さい声で反論している。レオンがまあまあと間に入る。
「お兄様の趣味が変わられた気がするのですけど?」
「サリは見た目じゃないんだ。笑顔や声が良いんだよ」
ステラ王女がやれやれと手を広げる。
「お兄様は平民と付き合えばよろしいわ!わたくしが女王になってさしあげてよ。お母様には時間がかかっても説得していくべきですわ……レオン、わたくしを助けてくださる?」
レオンは一瞬、目を見開いたが、リヴィオが真剣に話をするときのように真顔になった。
「もちろんです。ステラ王女殿下の傍にいますし、必要ならばどんなことでも手を貸します」
彼はずっと前から覚悟を決めていたのかもしれない。カムパネルラ公爵家次男であり、現宰相の息子となれば文句のつけようもない。
「お兄様!どーしても、それでも王位がほしいのでしたら、またわたくしに挑んでくださいな」
そう威勢よく言って、退室していくステラ王女。うなだれるゼイン殿下。
「殿下……元気をだしてください」
騎士団長が励ます。イーノは赤い目を黒フードからのぞかせて言う。
「うちの妹達はよくこう言いますよ。二人一緒なら不可能などない。乗り越えられないものはないってね」
「どうしようもないことかもしれないが、ただ彼女のことが好きなんだ。頑張りたいんだよ!」
手に入らないものを手に入れたくてもがいてるゼイン殿下を私はどう思ったのか……口を開く。
「きっと彼女もゼイン殿下の心を照らしたいと思っていると思います。諦めないでください」
男3人はハッとした顔をした。ゼイン殿下は自嘲気味に笑う。
「今まで自分のしてきたことを恥じる。人の心を弄ぶものではなかったと。セイラにも申し訳なかった。サリを諦めないよ。何度でも頑張るつもりだよ」
……相手が平民なら、権力を使って、城に連れてくることは簡単だ。だけどそれをしなくなったゼイン殿下は本気で恋しているのだろう。
ステラ王女も兄が本気だとわかっているから、王位のことは考えなくていい。好きにするようにと言いたかったのだろう。しかし王位がほしければ……まだ間に合うとも。
二人とも立派な王の資質を持っていると思う。人の心を思いやれるのだから。
11
あなたにおすすめの小説
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる