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時には足を止める時もある
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サンドラの旅館は立地の良さもあり、お客さんが順調に入っているらしい。
こちらには常連さんは来てくれるものの、いつもよりは少ない。
「良いのかよ?」
リヴィオが不満げにそう言う。
「今のところは赤字ではないわ。スタッフに有給休暇をとらせてあげれるし、たまにはいいでしょ」
「呑気だなぁ~。まあ、旅館だけの収入じゃねーし、もし最悪、赤字になったとしても補填できる」
領地経営の才能をみせているリヴィオが余裕の口調で言う。
家電部門も相変わらず勢いがあるので、金銭面の心配はあまりないけど……。
「悔しいから、そうならないように頑張りたいところよ」
負けず嫌いな私はそう言って苦笑した。
「打開策あるのか?」
「今はとりあえず休暇を貰うわ」
久しぶりに暇な時間だものと言う私に深く追求せず、リヴィオは意外なことを口にした。
「じゃあ、たまに伯爵夫人を社交界で見せびらかしていいかな」
「見せびらかす?どうしたの?パーティー?」
「あー、まぁ……その……」
珍しく言葉を濁している。目も泳いでる。なんだろうか?困ってる?
「良いわよ。伯爵夫人としての役目もきちんとしたいわ」
私はそう言うと久しぶりの夜会の用意をすることにした。夏なので涼しくて軽い素材のドレスにしよう。
夏の夜のパーティーは他の季節とは違い、どこか人々の心も浮かれ明るい雰囲気だ。まだ薄っすらと明るい外。夏場はテラス席も設けられている。
室内には軽快なダンスの曲が流れ、テーブルの上には豪華な食事や飲み物が並んでいた。
私とリヴィオが会場に足を踏み入れると色々な貴族たちがやってくる。
「これはこれはナシュレ伯爵、お久しぶりではないですか!」
「ダンブル子爵、ご無沙汰してました」
リヴィオが挨拶している。私も柔らかく微笑みドレスの裾を持ってお辞儀した。
ザワザワとなんだか……周囲が騒がしい気がする。視線も……私達、浴びてない……?
にこやかに他の貴族たちと談笑するリヴィオは気がついているのかいないのか?視線が痛いけれど、なにかしら?
私の服装もリヴィオも変なところないわよね。思わず身なりのチェックをした。
むしろリヴィオは格好良い。欲目で見ても人目を引く。背の高さ、品の良さ、人を圧倒するような雰囲気に男の色気もあると思う。
その時、笑いさざめく声が耳に入ってきた。
「今日はリヴィオ様いらっしゃってるわー」
「微笑みを見ました?もう幸せですわ」
………はぁ!?
「立ち姿が麗しくてステキ!」
「優しそうな物腰。お傍へ行きたいですわ」
「今日はナシュレ伯爵夫人も一緒なのね。羨ましい」
ど、どういうことなの!?
そこへレオンとステラ王女が現れた。貴族たちと歓談中のリヴィオではなく、注目されている視線に戸惑う私のところへ来た。
「ウフフフ。旦那様が社交界で女性たちから憧れの対象になっていますわね」
「リヴィオが意外なことに人気が出てしまって、アーサーはご令嬢達が早く目を覚ましてくれることを願ってる……なんて言ってます」
ステラ王女が私をからかう。レオンも笑っている。
私だけ理由がわかっていないようだ。
「ご存知なかったのですわね。あの船上パーティーで身を守ってもらった方々から、人気が上がって……今ではこんな様子ですのよ。活躍されましたもの!」
ステラ王女が丁寧に説明してくれた。
あ!あの……魔物を倒していった時の!?
「以前なら、冷たく一瞥してあしらっていたけれど……セイラさんの影響でしょう。リヴィオは前より態度が柔らかくなってますから、女性たちも近寄りやすい雰囲気です」
リヴィオの兄、レオンはそう言って笑う。
「そ、そうなのですか……」
たぶん、私というよりシンヤ君の記憶のせいじゃないかなぁ。とも思ったが、それは口にできない。
「そういえば、ゼイン殿下の様子はどうかしら?」
ふと、私は先日の殿下を思い出して尋ねる。
ステラ王女はその質問に扇子を口に当てて、声は小さくした。
「脱け殻ですわね。それでも男の意地なのか、騎士団長の前では、いつも通りの自分を演じていますわ。お兄様がああでは少し退屈ですわ」
張り合いがないですわとステラ王女は口を尖らせた。
リヴィオとフリッツとたまに飲み会をしているらしいが、まだ傷は癒えてないらしい。なかなか癒えないよね……。
キャーという声がしたので見ると、リヴィオが動いて私のところへやってきた。移動するだけで……アイドルなの?
「周囲の様子に気づいたか?困っている」
「喜んでるんじゃないのー?」
私はからかって、明るい声で言ったが、リヴィオはムッとして、何言ってるんだよ!?と金色の目で睨む。
「そんなわけねーだろ!?どうみても、この視線のうざったさに困ってるだろ!?どこ行っても見られてる感じが……イライラしてくるんだ。苦手なんだ」
女避けに私を連れてきた彼はアイドルには向かない気質らしい。
「カムパネルラ家で僕が一番モテると自負していたのに残念ですね。粗暴なリヴィオに社交界の人気を取って代わられてしまいました」
レオンがリヴィオにニッコリと笑って冗談を言うと、そんな勝負してねーよ!粗暴じゃない!とムキになる弟らしいリヴィオ。
「レオン様にはわたくしがいるではありませんか」
「わかってますよ。もちろんステラ王女が一番ですよ」
ステラ王女に春の光のように暖かな微笑みを返すレオン。
仲良くダンスの輪に入っていく二人。順調そうで、なによりね。
「なんだ?あの二人は!?惚気にきたのかよ!?」
リヴィオは仲の良い二人を見て、首を傾げた。
そして休憩しようと私にもフルーツの入ったお酒を渡してくれる。
「この状態を隠しておくよりオープンにしたほうが良いと思って、セイラを連れてきたんだ。気分悪いか?」
あまり社交界に出ないと不仲説や浮気説などが出やすい。こんな状態ならなおさら面白がられることだろう。
貴族たちは常にゴシップを求めてる。変な噂を立てられる前にリヴィオは手を打ったのだ。それは私もわかってる。
「これくらいなんともないわ」
フフンと笑って、余裕のある雰囲気で私はお酒を受け取る。
でも複雑なのよね……結婚してても、モテるというのはいかがなものなのかしら?
その原因はもしや私かもしれない!私は人並みの容姿だし女の色気も無いから、他の女性たちに勝てそうな印象を与えてしまうのよね。……わかります。
私もエナくらいの美貌があればなぁ。でも無い物ねだりよね。努力といえば温泉に入ってお肌の手入れしてる程度だから、文句も言えないわ。
もっと身につけるドレスとか装飾品にも力を入れるべき?流行りの髪型とかどんなんだっけ?
私の思考はぐるぐるしている。
「何、もの思いにふけってるのか知らねーけど、セイラの思考がなんとなく読めるんだが?そんなに悩むなよ」
「なっ!?私の心を読まないでよっ!」
私はしまった!と思った。大人の女性らしく、なんともないわ。このくらい平気よ……と装いたかったのに!
ニヤリとリヴィオらしい悪戯好きの笑いが出た。くっ……悔しい。
「できれば横にいて欲しい。それだけで十分だ」
そう腕を出したリヴィオの腕に私は大人しく、そっと手を置いた。
私が自由に好きなことをしていられるのもリヴィオがこうやって貴族たちや王族たちのいる社交界に出て、伯爵業をしてくれているおかげなのだ。
社交界の大変さは、たまにしか来ない私にもわかる。人を無下に扱えば自分に返ってくる。にこやかに穏やかに多少の嫌味も受け流していなければいられない場所だ。
たまには私も貢献しよう……私とリヴィオはダンスや貴族たちの歓談の輪へ入っていった。
こちらには常連さんは来てくれるものの、いつもよりは少ない。
「良いのかよ?」
リヴィオが不満げにそう言う。
「今のところは赤字ではないわ。スタッフに有給休暇をとらせてあげれるし、たまにはいいでしょ」
「呑気だなぁ~。まあ、旅館だけの収入じゃねーし、もし最悪、赤字になったとしても補填できる」
領地経営の才能をみせているリヴィオが余裕の口調で言う。
家電部門も相変わらず勢いがあるので、金銭面の心配はあまりないけど……。
「悔しいから、そうならないように頑張りたいところよ」
負けず嫌いな私はそう言って苦笑した。
「打開策あるのか?」
「今はとりあえず休暇を貰うわ」
久しぶりに暇な時間だものと言う私に深く追求せず、リヴィオは意外なことを口にした。
「じゃあ、たまに伯爵夫人を社交界で見せびらかしていいかな」
「見せびらかす?どうしたの?パーティー?」
「あー、まぁ……その……」
珍しく言葉を濁している。目も泳いでる。なんだろうか?困ってる?
「良いわよ。伯爵夫人としての役目もきちんとしたいわ」
私はそう言うと久しぶりの夜会の用意をすることにした。夏なので涼しくて軽い素材のドレスにしよう。
夏の夜のパーティーは他の季節とは違い、どこか人々の心も浮かれ明るい雰囲気だ。まだ薄っすらと明るい外。夏場はテラス席も設けられている。
室内には軽快なダンスの曲が流れ、テーブルの上には豪華な食事や飲み物が並んでいた。
私とリヴィオが会場に足を踏み入れると色々な貴族たちがやってくる。
「これはこれはナシュレ伯爵、お久しぶりではないですか!」
「ダンブル子爵、ご無沙汰してました」
リヴィオが挨拶している。私も柔らかく微笑みドレスの裾を持ってお辞儀した。
ザワザワとなんだか……周囲が騒がしい気がする。視線も……私達、浴びてない……?
にこやかに他の貴族たちと談笑するリヴィオは気がついているのかいないのか?視線が痛いけれど、なにかしら?
私の服装もリヴィオも変なところないわよね。思わず身なりのチェックをした。
むしろリヴィオは格好良い。欲目で見ても人目を引く。背の高さ、品の良さ、人を圧倒するような雰囲気に男の色気もあると思う。
その時、笑いさざめく声が耳に入ってきた。
「今日はリヴィオ様いらっしゃってるわー」
「微笑みを見ました?もう幸せですわ」
………はぁ!?
「立ち姿が麗しくてステキ!」
「優しそうな物腰。お傍へ行きたいですわ」
「今日はナシュレ伯爵夫人も一緒なのね。羨ましい」
ど、どういうことなの!?
そこへレオンとステラ王女が現れた。貴族たちと歓談中のリヴィオではなく、注目されている視線に戸惑う私のところへ来た。
「ウフフフ。旦那様が社交界で女性たちから憧れの対象になっていますわね」
「リヴィオが意外なことに人気が出てしまって、アーサーはご令嬢達が早く目を覚ましてくれることを願ってる……なんて言ってます」
ステラ王女が私をからかう。レオンも笑っている。
私だけ理由がわかっていないようだ。
「ご存知なかったのですわね。あの船上パーティーで身を守ってもらった方々から、人気が上がって……今ではこんな様子ですのよ。活躍されましたもの!」
ステラ王女が丁寧に説明してくれた。
あ!あの……魔物を倒していった時の!?
「以前なら、冷たく一瞥してあしらっていたけれど……セイラさんの影響でしょう。リヴィオは前より態度が柔らかくなってますから、女性たちも近寄りやすい雰囲気です」
リヴィオの兄、レオンはそう言って笑う。
「そ、そうなのですか……」
たぶん、私というよりシンヤ君の記憶のせいじゃないかなぁ。とも思ったが、それは口にできない。
「そういえば、ゼイン殿下の様子はどうかしら?」
ふと、私は先日の殿下を思い出して尋ねる。
ステラ王女はその質問に扇子を口に当てて、声は小さくした。
「脱け殻ですわね。それでも男の意地なのか、騎士団長の前では、いつも通りの自分を演じていますわ。お兄様がああでは少し退屈ですわ」
張り合いがないですわとステラ王女は口を尖らせた。
リヴィオとフリッツとたまに飲み会をしているらしいが、まだ傷は癒えてないらしい。なかなか癒えないよね……。
キャーという声がしたので見ると、リヴィオが動いて私のところへやってきた。移動するだけで……アイドルなの?
「周囲の様子に気づいたか?困っている」
「喜んでるんじゃないのー?」
私はからかって、明るい声で言ったが、リヴィオはムッとして、何言ってるんだよ!?と金色の目で睨む。
「そんなわけねーだろ!?どうみても、この視線のうざったさに困ってるだろ!?どこ行っても見られてる感じが……イライラしてくるんだ。苦手なんだ」
女避けに私を連れてきた彼はアイドルには向かない気質らしい。
「カムパネルラ家で僕が一番モテると自負していたのに残念ですね。粗暴なリヴィオに社交界の人気を取って代わられてしまいました」
レオンがリヴィオにニッコリと笑って冗談を言うと、そんな勝負してねーよ!粗暴じゃない!とムキになる弟らしいリヴィオ。
「レオン様にはわたくしがいるではありませんか」
「わかってますよ。もちろんステラ王女が一番ですよ」
ステラ王女に春の光のように暖かな微笑みを返すレオン。
仲良くダンスの輪に入っていく二人。順調そうで、なによりね。
「なんだ?あの二人は!?惚気にきたのかよ!?」
リヴィオは仲の良い二人を見て、首を傾げた。
そして休憩しようと私にもフルーツの入ったお酒を渡してくれる。
「この状態を隠しておくよりオープンにしたほうが良いと思って、セイラを連れてきたんだ。気分悪いか?」
あまり社交界に出ないと不仲説や浮気説などが出やすい。こんな状態ならなおさら面白がられることだろう。
貴族たちは常にゴシップを求めてる。変な噂を立てられる前にリヴィオは手を打ったのだ。それは私もわかってる。
「これくらいなんともないわ」
フフンと笑って、余裕のある雰囲気で私はお酒を受け取る。
でも複雑なのよね……結婚してても、モテるというのはいかがなものなのかしら?
その原因はもしや私かもしれない!私は人並みの容姿だし女の色気も無いから、他の女性たちに勝てそうな印象を与えてしまうのよね。……わかります。
私もエナくらいの美貌があればなぁ。でも無い物ねだりよね。努力といえば温泉に入ってお肌の手入れしてる程度だから、文句も言えないわ。
もっと身につけるドレスとか装飾品にも力を入れるべき?流行りの髪型とかどんなんだっけ?
私の思考はぐるぐるしている。
「何、もの思いにふけってるのか知らねーけど、セイラの思考がなんとなく読めるんだが?そんなに悩むなよ」
「なっ!?私の心を読まないでよっ!」
私はしまった!と思った。大人の女性らしく、なんともないわ。このくらい平気よ……と装いたかったのに!
ニヤリとリヴィオらしい悪戯好きの笑いが出た。くっ……悔しい。
「できれば横にいて欲しい。それだけで十分だ」
そう腕を出したリヴィオの腕に私は大人しく、そっと手を置いた。
私が自由に好きなことをしていられるのもリヴィオがこうやって貴族たちや王族たちのいる社交界に出て、伯爵業をしてくれているおかげなのだ。
社交界の大変さは、たまにしか来ない私にもわかる。人を無下に扱えば自分に返ってくる。にこやかに穏やかに多少の嫌味も受け流していなければいられない場所だ。
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