守護霊永遠名誉教授のわたしへの命令

kazuayano

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そして私への命令

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そんなこんなの私達の毎日
怒られ、怒鳴られ、何故に守護霊をするのか?幸せだからに決まってる。ミスも有る、大絶対神の怒りを買う時もある、が自分が見守る人間に限らない、逆に言えば人間の守護を出来るなんてかなりの経験をしていないと認められない
が故に人間の守護は守護霊生命を掛けて全身全霊で挑む
一番何をしでかすか分からないのが人間だから今日とても機嫌が良い気持ち良く夫妻で晩酌をしている。突然大喧嘩が始まり酒の勢い余ってプッスリ刺して殺人犯になるなんて事はしょっちゅう有る
心の病い、自殺希望者ここを一転させる事はかなりの経験を必要とする。借金苦で山で首を吊ろうとしてる、私達は人間のフリをして声が届く程度の位置からこれを食い止める言葉を考えに考え捻り出さないといけない。「この山で箱に入った札束を見つけたと友人が話してた」「私達の親ももう長くないなぁあの有り余る資産を使ってくれる人はいないか探してる私たちにはくれない様だ」と笑う。
理由は何でもいい守護霊として
自殺だけはさせてはいけない
殺される、病死、これも護りきってこれからの「私はあなたに協力したい」仲間の神を作っていく
1人の協力してくれる神が仲間になると更にその仲間も一気に友達は増える。人間界と同じで一匹狼を生き抜く者もいるし、顔を見るたびに「おぉまだ生きてんのか?笑」友達付き合いの多い守護霊もいる。因みに大絶対神以外は
仏壇に神棚に先祖の位牌に墓参りのお供えに供えた物しか口に入れる事は許されない。おまけにそのお供えの心まで味が左右される
心から、今日一日の幸せをお願いします。誰かを幸せに出来る今日を与えて下さい。なんてお供えは
水も酒に変わる。私達は酔わない
が酒が好物でもある。量まで細工は出来ない。お供え程度の水が酒に変わっても酔えはしないのだ。
お菓子、ケーキ、羊羹、白米、
塩、花、草、パートナーから貰ったプレゼント。色んなお供えが有るが心が籠もっていれば塩も砂糖に変わるし白米もチャーハンに変わる。困るのは心が綺麗とは言えない宝くじ系のお供えだ
本当に困っているからと当てる訳にもいかない。噂は風より早く
「アイツ、禁を破りやがった」
友達は一気に減る。当然に大絶対神に呼ばれ、「別の者と即交代」
と言われ場合によっては
守護霊警察部に数日入れられる
不名誉極まりない
私達守護霊は警察部の世話に善行ならば指に光の小さな輪が付き
禁を破った時にはこの場合ならば
宝くじのタトゥーが入る。何で警察部で臭いメシを食ったか全員にバレるのだ。これは単なる戒めで
守護霊失格とはならない。
貧乏を救おうとした悪事ではないから。がしてはいけない事はいけないのだ。例えば当たってる宝くじを偶然を装い自分の守護する人間に拾わせる。そこは大絶対神の判断に委ねられる。
守護してる人間の過去の行い
それを手にしどう使う気なのか?
その人間の過去の行動から善い事に使いそうなのか?また逆なのか
私達には判断出来ない。思った通りに使わない時の方が多い
50万円の当たりくじなら
部屋を借り、家具を揃え、仕事の意欲でも出すだろうと思った所で競馬や競艇の一発勝負をしてくれる。大絶対神は大爆笑だ。
「考えて置けよ」
大絶対神は必ず次のヒントを出す
「仕事をさせたい時、本人の希望する仕事で尚且つ好みの異性がいて、予想より給料の良い仕事の情報を与えろ、当たりくじのラッキーでは無く働いて稼ぐ喜びを教えてあげなさい。拾わせるのはその仕事のチラシだったな。2日間の留置場で水だけで過ごせ」
私達はこれで終わらせてはくれない。宝くじも作成などは出来ない
たまたま見つけた宝くじをそこに置いただけの事
落とした側の人に相当額の幸せを臨時収入と言った形でも
突然に恋人が出来るでも
後の事は知らないが50万円分のお返しをしてこの件は終わる
指の宝くじのタトゥーはその後の貢献度に依って自然に大絶対神が取り去る。いつまでも残ってる者もいる。ヤクザをして数人を殺し最後は自殺までした時
殺された人数分の顔、拳銃の、
黒い輪の中で薄暗く光る丸の中の
ヤとゆう文字。頭の上に木を差し自殺対策失敗体験者(コイツは危険)大絶対神の怒りを買った証拠となる。このまま「もう辞めます」これも少なくないが
大絶対神に言い返す強者もいる
大絶対神はどんな事も常に冷静で
言葉遣いなどでは怒らない
ただその言葉を聞きながら頭の中
心の中、本気度だけを観ている。
「大絶対神様、これからの私を観ておいてくれ今アンタの考えてる私の未来、もう辞めると言うと思っているだろうがそっちが甘い
私は全てを取り戻し全ての目標となり伝説となりいつの日、、」
いつも大絶対神は最後までは言わさない
「分かりました。しっかりと頑張ってみなさい今回の失敗は別にあなたの責任ではない私には分かっていた。あなたが守護する人間のこの結末も」「ヤクザをしようとした時はその心を観なさい求める物を。自由なのか?名誉なのか?金銭の欲なのか?好きに女性が欲しいのか?求める全てを与える事は許されない、が遠回し、遠回しに努力次第で叶える事も出来る
それを教えるのがあなたの仕事だ
金銭や女性は努力し自分を磨き仕事で一流になれば叶うだろう
愛するパートナーが出来て仕事により一層励めば金銭に余裕が出来
自由もある程度は叶うだろう
そこまで努力をした時にはある程度の会社の経営ぐらいはしているだろうしそれが名誉と認識出来るなら全て叶っているのではないのか?私は過去永遠からの全てを観て来ている。男も女も多数の相手と交わりたい本音はそこだろう
街を歩いて気を惹かれ抱きたい
抱かれたい、そこに別に問題もない本能と言ったところか?
そこまでの人生の道へ導きながらもこの様な結果なら仕方ない
何処かで止める手段は有った筈だ
その頭に刺さった恥のかたまり
差したまま取り戻すのか?
一度抜けるまで学校に戻るか?
私はあなたは絶対に辞めるとは言わないと思っていたよ、何故か?
遥か遠い未来に私の近くで働いているからだ。どうする?自殺をさせた守護霊は誰にも当分話しかけてもらえない。それは10億年かかるか、1万年で終わるかあなたの
これからの努力、貢献による」
「頭に刺したままだ」
「分かりました。先程もいいましたが今回の結果はあなたの責任ではない。が、数人を殺させてる事、自殺させた事、殺した人の50世前迄の先祖神への陳謝と自殺した事によってあなたの努力次第ではこの世に産まれるべくあった生命への60年間の愛情、その60年間だけはあなたの身体を2つに割り両親として存在させます。」
「60年後その子にあなたの一人をどの様に育ててくれて幸せを与えてくれたのか?その子に聞いてからあなたの処遇を考えます」

大絶対神がここまで甘く諭し
多く話すことはほぼあり得ない

ただ話しながらも大絶対神の目は
チラチラ頭の上に行ったり戻したり途中クスッと笑ったりしていた

そしてこの60年後
今回の主役の面倒をこの大失格守護霊が任される事になる
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