155 / 361
幕間:ガッドでの新生活
幕間⑪:悪党の繋がり
しおりを挟む
~カイト視点~
町の外に遊びに行っていたポーラとノリスが襲われたとの話を聞いたのは、いつものように僕とフォブス、キアラの3人で依頼を受けて、グレートボアの肉の納品依頼を達成し、お屋敷に帰った後だった。
話を聞いて少し動揺したけど、レビンとシャロンがいて、そもそもポーラ自体がかなり強いわけでそんなに心配する必要はないと思い直して落ち着いた。むしろ慌てふためくフォブスを見て落ち着かせていた。自分よりもパニックになっている人がいると、冷静になれるものだ。
現に、ポーラにもノリスにも怪我は無く、襲撃者3人はその場で拘束されているらしい。素直に投降しなかった1人がシャロンの魔法で両脚を失ったらしいけど、シャロンがいる場所でポーラを襲おうとして生きているだけ幸運だと思う。
3人は既に襲撃場所から領主の屋敷の騎士団本部にある牢獄に移送されているらしい。さっきまでオランドさんたちが尋問していたみたいで、その報告をするとのことで僕たちも呼ばれたのだ。
部屋に入ると、ラムスさんにグレイさん、ポーラとレビンにノリスもいた。聞いていたとおり、ポーラもノリスも怪我などしていないようだし、特に取り乱している様子もない。後で聞いたら、ポーラはいつも通りで、ノリスが一番驚いたのは脚を失い血まみれの襲撃者を見たときだったらしいから、2人とも問題ないだろう。
僕たちに遅れること少しして、オランドさんと数名の騎士が部屋に入ってきた。
「遅くなりました。襲撃者たちの尋問が終わったところで、冒険者ギルドのギルドマスターソメイン殿からも報告が上がってきたので、確認し情報を整理しておりました」
「それは構わないですが、ソメイン殿からの報告も2人が襲われたことに関係があるものだったのですか?」
オランドさんの言葉にラムスさんが問い返した。
それに対するオランドさんの答えは、
「広い意味では関係があります」
との曖昧なものだった。
それぞれ聞きたいことはあるけど、それでは一向に話が進まないので、先ずはオランドさんの報告を聞くことになった。
「では失礼して。まず、今回ノリス様とポーラ様を襲ったのは、ダーバルド帝国に所属する奴隷商会子飼いの奴隷狩りでした。その戦闘員と呼ばれる荒事を担当している連中です。連中は3人一組で行動しており、今回のリーダーは脚を切り落とされた男だったようです」
・・・・・・奴隷狩り。聞いたことはある。ここに来てダーバルド帝国について勉強したときに出てきた覚えがある。他国に冒険者や商人を装い侵入し、『人間』以外の種族を襲って拉致し、ダーバルド帝国に連れ込んだり、港から違法な船に乗せて国外へ売り払ったりする奴らだ。
最近はその活動が少なくなってきたらしいが、『エルフ』や『ドワーフ』の王国を滅ぼした前後は、周辺の国に逃げていた『エルフ』や『ドワーフ』が襲われるケースが多かったらしい。戦争が終わり、王国に残っていた国民を自由に奴隷にできるようになってからは、『魔族』や魔法を使える『人間』などに狙いを変えて活動していたらしい。他にも西側諸国には多くいるらしい『獣人族』を狙って、西側諸国で活動している奴らもいるとか。
多くの種族が暮らす国々は、騎士団や冒険者を多数動員し、奴隷狩りを駆逐してきた。そのため、ここ10年くらいは被害報告が年に数件程度になっていたらしい。
「奴隷狩りのリーダーは、まあ精神が完全に壊れていたのでまともに口をきけませんでしたが、残り2人は目の前でその光景を見ていたからか、ペラペラ話してくれました。連中は、魔力を感知する魔道具を所持しており、魔力が多い『エルフ』や『ドワーフ』、『魔族』を探しているみたいです。今回はその魔道具が、少なくともポーラ様に反応したのだと思われます。運良く町の外へ出るところを見つけたので尾行し、町から離れたところを襲う予定だったようです」
確かにポーラは魔力が多い。コトハお姉ちゃん曰く、その魔力は今も増え続けているらしい。ノリスも『人間』にしては魔力が多いし、一緒に『悪魔族』のレビンもいた。その魔道具の性能がそこそこでも、反応はするんだろう。
「直前まで気づかれなかったのは、魔力が漏れるのを防止する効果のあるマント、これも魔道具みたいですが、その魔道具を所持していたからだと思われます。魔力が多い者は、周囲の警戒に魔力を用いるそうですから・・・・・・」
「確かに、周囲の生命体から漏れ出す微弱な魔力を感じることで、敵が近づくのを警戒していました。魔獣であれ盗賊であれ、多少の魔力を放出していますから。私の完全な失態です。申し訳ありません」
オランドさんの説明に、レビンがそう言いながら頭を下げてきた。フェイも同様の警戒をしていたようで、悔しそうな顔をしている。
見ると、ラムスさんやオランドさん、フォブスたちの視線が僕に集まっていた。確かに、レビンはバイズ公爵家の所属では無いし、今の謝罪はポーラや僕に向けたものだろうから・・・
「レビン。今回は問題なく無事だったんだし、大丈夫だよ。今後は、魔力に頼らずに警戒をお願いね。フェイも」
「「承知致しました」」
レビンとフェイが力強く応じ、この話は終了した。
その様子を確認してからオランドさんが話を続ける。
「魔道具は匂いまでは隠せないようで、シャロン殿が気づいたのはそのおかげでしょう。ちなみにシャロン殿のことは、大きな犬かホワイトウルフを従えている程度だと思っていたようです。まあ、普段は翼を綺麗に折り畳み身体に密着させていますし、そもそもベスラージュという魔獣の存在はほとんど知られていませんからね」
あの3人の実力は分からないけど、弱くは無いと思う。冒険者で言えば、初心者ランクよりは強かったはずだ。ホワイトウルフ1頭なら、初心者ランクが2人いれば余裕で勝てるだろうし、そう判断しても仕方がないのかな。実際は、実力の上限が全く分からないかなり強力な魔獣だけど。
オランドさんの話で、ポーラとノリスが襲われた経緯は理解できた。少なくともポーラを『魔族』の子どもと思い、護衛も見た目メイドの女性が1人と騎士が2人に少年が1人。少し家柄はいいのかもしれないけど、問題ないと思ったのだろう。そういえばフェイもレビンも魔力を完全に遮断しているから、魔道具によれば『人間』という判断が出たんだろうし・・・
オランドさんの話を受けてラムスさんが、
「2人が襲われた理由は理解しました。それでソメイン殿との話の関連は?」
「はい。どうやら今回襲撃してきた奴隷狩りは、とある奴隷狩り集団の一員らしいのですが、その奴隷狩り集団と先日の盗賊及び盗賊に襲われていた移動馬車を運営している商会がグルのようなのです」
「・・・・・・え?」
オランドさんの説明によると、巧妙に隠してはいたが、移動馬車を営む商会はこれまでに複数回盗賊に襲われて拉致され、身代金を支払い御者や護衛の冒険者を救出しているらしい。
しかし、客と思われる人たちの行方は全く分からなかったそうだ。そもそも盗賊に襲われたことすら報告されていない。
疑問に思いソメインさんが調べた結果、連中のやり方はシンプルだった。移動馬車を盗賊が襲う。移動馬車を営む商会と盗賊はグルであり、御者や護衛の冒険者も当然グルなので、盗賊は抵抗されずに馬車に乗っている全員を拘束できる。そして、捕らえた御者や冒険者は商会が身代金を支払い解放されているのではなく、むしろ捕らえた客の人数や種族に応じて代金を受け取り、解放されて馬車で帰る。
そして盗賊が、奴隷狩りの持つ販路を通じて、捕らえた人の種族や年齢、数に応じて売りさばいてく。
その結果、移動馬車を営む商会は単に乗客が支払った料金に加えて盗賊に協力したことで報酬を受け取り、盗賊は奴隷を売り渡したことで簡単に儲けを出し、奴隷狩りは待っていれば奴隷を多く手に入れることができる。奴隷狩りはリスクを避けるために盗賊役を自ら担うことはしなかったらしい。
移動馬車に乗る人の多くは、キアラのように別の町で新たな生活を始めようと考える人ばかりで、この方法で奴隷にされたとしても、探される心配が少ない。解放された御者らは別の町で同様に移動馬車を運行し、同じく盗賊に襲われる。これを複数の町で順番に繰り返せば、馬車の戻りが極端に早いことも疑問に思われず、客の行方など誰も気にしないのでバレる心配もないという構造らしい。
町の外に遊びに行っていたポーラとノリスが襲われたとの話を聞いたのは、いつものように僕とフォブス、キアラの3人で依頼を受けて、グレートボアの肉の納品依頼を達成し、お屋敷に帰った後だった。
話を聞いて少し動揺したけど、レビンとシャロンがいて、そもそもポーラ自体がかなり強いわけでそんなに心配する必要はないと思い直して落ち着いた。むしろ慌てふためくフォブスを見て落ち着かせていた。自分よりもパニックになっている人がいると、冷静になれるものだ。
現に、ポーラにもノリスにも怪我は無く、襲撃者3人はその場で拘束されているらしい。素直に投降しなかった1人がシャロンの魔法で両脚を失ったらしいけど、シャロンがいる場所でポーラを襲おうとして生きているだけ幸運だと思う。
3人は既に襲撃場所から領主の屋敷の騎士団本部にある牢獄に移送されているらしい。さっきまでオランドさんたちが尋問していたみたいで、その報告をするとのことで僕たちも呼ばれたのだ。
部屋に入ると、ラムスさんにグレイさん、ポーラとレビンにノリスもいた。聞いていたとおり、ポーラもノリスも怪我などしていないようだし、特に取り乱している様子もない。後で聞いたら、ポーラはいつも通りで、ノリスが一番驚いたのは脚を失い血まみれの襲撃者を見たときだったらしいから、2人とも問題ないだろう。
僕たちに遅れること少しして、オランドさんと数名の騎士が部屋に入ってきた。
「遅くなりました。襲撃者たちの尋問が終わったところで、冒険者ギルドのギルドマスターソメイン殿からも報告が上がってきたので、確認し情報を整理しておりました」
「それは構わないですが、ソメイン殿からの報告も2人が襲われたことに関係があるものだったのですか?」
オランドさんの言葉にラムスさんが問い返した。
それに対するオランドさんの答えは、
「広い意味では関係があります」
との曖昧なものだった。
それぞれ聞きたいことはあるけど、それでは一向に話が進まないので、先ずはオランドさんの報告を聞くことになった。
「では失礼して。まず、今回ノリス様とポーラ様を襲ったのは、ダーバルド帝国に所属する奴隷商会子飼いの奴隷狩りでした。その戦闘員と呼ばれる荒事を担当している連中です。連中は3人一組で行動しており、今回のリーダーは脚を切り落とされた男だったようです」
・・・・・・奴隷狩り。聞いたことはある。ここに来てダーバルド帝国について勉強したときに出てきた覚えがある。他国に冒険者や商人を装い侵入し、『人間』以外の種族を襲って拉致し、ダーバルド帝国に連れ込んだり、港から違法な船に乗せて国外へ売り払ったりする奴らだ。
最近はその活動が少なくなってきたらしいが、『エルフ』や『ドワーフ』の王国を滅ぼした前後は、周辺の国に逃げていた『エルフ』や『ドワーフ』が襲われるケースが多かったらしい。戦争が終わり、王国に残っていた国民を自由に奴隷にできるようになってからは、『魔族』や魔法を使える『人間』などに狙いを変えて活動していたらしい。他にも西側諸国には多くいるらしい『獣人族』を狙って、西側諸国で活動している奴らもいるとか。
多くの種族が暮らす国々は、騎士団や冒険者を多数動員し、奴隷狩りを駆逐してきた。そのため、ここ10年くらいは被害報告が年に数件程度になっていたらしい。
「奴隷狩りのリーダーは、まあ精神が完全に壊れていたのでまともに口をきけませんでしたが、残り2人は目の前でその光景を見ていたからか、ペラペラ話してくれました。連中は、魔力を感知する魔道具を所持しており、魔力が多い『エルフ』や『ドワーフ』、『魔族』を探しているみたいです。今回はその魔道具が、少なくともポーラ様に反応したのだと思われます。運良く町の外へ出るところを見つけたので尾行し、町から離れたところを襲う予定だったようです」
確かにポーラは魔力が多い。コトハお姉ちゃん曰く、その魔力は今も増え続けているらしい。ノリスも『人間』にしては魔力が多いし、一緒に『悪魔族』のレビンもいた。その魔道具の性能がそこそこでも、反応はするんだろう。
「直前まで気づかれなかったのは、魔力が漏れるのを防止する効果のあるマント、これも魔道具みたいですが、その魔道具を所持していたからだと思われます。魔力が多い者は、周囲の警戒に魔力を用いるそうですから・・・・・・」
「確かに、周囲の生命体から漏れ出す微弱な魔力を感じることで、敵が近づくのを警戒していました。魔獣であれ盗賊であれ、多少の魔力を放出していますから。私の完全な失態です。申し訳ありません」
オランドさんの説明に、レビンがそう言いながら頭を下げてきた。フェイも同様の警戒をしていたようで、悔しそうな顔をしている。
見ると、ラムスさんやオランドさん、フォブスたちの視線が僕に集まっていた。確かに、レビンはバイズ公爵家の所属では無いし、今の謝罪はポーラや僕に向けたものだろうから・・・
「レビン。今回は問題なく無事だったんだし、大丈夫だよ。今後は、魔力に頼らずに警戒をお願いね。フェイも」
「「承知致しました」」
レビンとフェイが力強く応じ、この話は終了した。
その様子を確認してからオランドさんが話を続ける。
「魔道具は匂いまでは隠せないようで、シャロン殿が気づいたのはそのおかげでしょう。ちなみにシャロン殿のことは、大きな犬かホワイトウルフを従えている程度だと思っていたようです。まあ、普段は翼を綺麗に折り畳み身体に密着させていますし、そもそもベスラージュという魔獣の存在はほとんど知られていませんからね」
あの3人の実力は分からないけど、弱くは無いと思う。冒険者で言えば、初心者ランクよりは強かったはずだ。ホワイトウルフ1頭なら、初心者ランクが2人いれば余裕で勝てるだろうし、そう判断しても仕方がないのかな。実際は、実力の上限が全く分からないかなり強力な魔獣だけど。
オランドさんの話で、ポーラとノリスが襲われた経緯は理解できた。少なくともポーラを『魔族』の子どもと思い、護衛も見た目メイドの女性が1人と騎士が2人に少年が1人。少し家柄はいいのかもしれないけど、問題ないと思ったのだろう。そういえばフェイもレビンも魔力を完全に遮断しているから、魔道具によれば『人間』という判断が出たんだろうし・・・
オランドさんの話を受けてラムスさんが、
「2人が襲われた理由は理解しました。それでソメイン殿との話の関連は?」
「はい。どうやら今回襲撃してきた奴隷狩りは、とある奴隷狩り集団の一員らしいのですが、その奴隷狩り集団と先日の盗賊及び盗賊に襲われていた移動馬車を運営している商会がグルのようなのです」
「・・・・・・え?」
オランドさんの説明によると、巧妙に隠してはいたが、移動馬車を営む商会はこれまでに複数回盗賊に襲われて拉致され、身代金を支払い御者や護衛の冒険者を救出しているらしい。
しかし、客と思われる人たちの行方は全く分からなかったそうだ。そもそも盗賊に襲われたことすら報告されていない。
疑問に思いソメインさんが調べた結果、連中のやり方はシンプルだった。移動馬車を盗賊が襲う。移動馬車を営む商会と盗賊はグルであり、御者や護衛の冒険者も当然グルなので、盗賊は抵抗されずに馬車に乗っている全員を拘束できる。そして、捕らえた御者や冒険者は商会が身代金を支払い解放されているのではなく、むしろ捕らえた客の人数や種族に応じて代金を受け取り、解放されて馬車で帰る。
そして盗賊が、奴隷狩りの持つ販路を通じて、捕らえた人の種族や年齢、数に応じて売りさばいてく。
その結果、移動馬車を営む商会は単に乗客が支払った料金に加えて盗賊に協力したことで報酬を受け取り、盗賊は奴隷を売り渡したことで簡単に儲けを出し、奴隷狩りは待っていれば奴隷を多く手に入れることができる。奴隷狩りはリスクを避けるために盗賊役を自ら担うことはしなかったらしい。
移動馬車に乗る人の多くは、キアラのように別の町で新たな生活を始めようと考える人ばかりで、この方法で奴隷にされたとしても、探される心配が少ない。解放された御者らは別の町で同様に移動馬車を運行し、同じく盗賊に襲われる。これを複数の町で順番に繰り返せば、馬車の戻りが極端に早いことも疑問に思われず、客の行方など誰も気にしないのでバレる心配もないという構造らしい。
341
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
孤児による孤児のための孤児院経営!!! 異世界に転生したけど能力がわかりませんでした
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はフィル
異世界に転生できたんだけど何も能力がないと思っていて7歳まで路上で暮らしてた
なぜか両親の記憶がなくて何とか生きてきたけど、とうとう能力についてわかることになった
孤児として暮らしていたため孤児の苦しみがわかったので孤児院を作ることから始めます
さあ、チートの時間だ
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
異世界に迷い込んだ盾職おっさんは『使えない』といわれ町ぐるみで追放されましたが、現在女の子の保護者になってます。
古嶺こいし
ファンタジー
異世界に神隠しに遭い、そのまま10年以上過ごした主人公、北城辰也はある日突然パーティーメンバーから『盾しか能がないおっさんは使えない』という理由で突然解雇されてしまう。勝手に冒険者資格も剥奪され、しかも家まで壊されて居場所を完全に失ってしまった。
頼りもない孤独な主人公はこれからどうしようと海辺で黄昏ていると、海に女の子が浮かんでいるのを発見する。
「うおおおおお!!??」
慌てて救助したことによって、北城辰也の物語が幕を開けたのだった。
基本出来上がり投稿となります!
小さいぼくは最強魔術師一族!目指せ!もふもふスローライフ!
ひより のどか
ファンタジー
ねぇたまと、妹と、もふもふな家族と幸せに暮らしていたフィリー。そんな日常が崩れ去った。
一見、まだ小さな子どもたち。実は国が支配したがる程の大きな力を持っていて?
主人公フィリーは、実は違う世界で生きた記憶を持っていて?前世の記憶を活かして魔法の世界で代活躍?
「ねぇたまたちは、ぼくがまもりゅのら!」
『わふっ』
もふもふな家族も一緒にたくましく楽しく生きてくぞ!
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる