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生まれました
とてつもなく長い間寝ていた気がする。長い長い眠りから覚めると、そこは…………知らない国でした。
温かい空間にいたはずなのに、一気に外気が肌に触れ目を開けると周囲がぼやけて見えにくい。見えにくい、ただそれだけなのになんだか泣きたくなって、勝手に声が出てくる。
「おぎゃー!!!」
ッ!!??い、今の僕の声!?完全に赤ちゃんの…
「まぁ、元気な男の子ですね。」
「男の子…まぁなんて可愛いのかしら。」
「ほんとだね。君に似てとても可愛い。パパだぞー。」
そう言って、僕のパパとママを名乗る人達に抱きしめられる。
これは夢なのかな。僕はどうしたんだろう、ちょっとよく分かんないからとりあえず寝よう。寝て起きたらいつもの風景に戻っているだろう。
つんつん、つんつんつんつん…
「お兄ちゃん、このほっぺ凄く気持ちいねぇ。」
「あぁそうだね、でも赤ちゃんが起きちゃうかもしれないからほどほどにね。」
つんつんつん…つんつんつんつんつんつんつん
「んぎゃ―――!!!(何がほどほどだーー!!!)」
ぱちっ
「わぁ、おめめが開いたよ。可愛いねぇ。」
「そうだね。すごくかわいいね。」
こっちは怒っているのに、のほほんと笑いながらこちらを見ている美形の子どもが二人。
怒っているのに、涙が止まらない。
「赤ちゃん泣いちゃった。ごめんね。よしよし、僕がお兄ちゃんだよ。もう泣かないで?」
「中々泣き止まないね。抱っこしてあげよう。」
そうして温かい腕に包まれて、よしよしと一定のリズムで頭を撫でられているうちに、急な眠気が襲ってくる。
美形の男の子二人にあやされて寝るとかどんな屈辱…本当にこれは悪い夢なんだ……
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