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リアンサイド⑵
「ありがとう、ジーラス。お陰でいい案が思いついたよ。(お茶会に誘うとしよう。私の話を聞いてもらいつつ、ディの話も聞けたら最高だ)」
「それは良かったです。(学園で挨拶し始めて、そこから気になり始める…いい展開になりそうだ。)」
思い立ったらすぐ行動。すぐに招待状を書いてエレクサリア公爵家へ送る。
帰って来た返事には領地見学に行くやら、勉強がたまっているやら、何かしらの理由をつけて断られる。
断られてもめげずに招待状を送り続けているが、参加の返事を貰らえる気配がない。
ま、当の本人であるディディエがこの件について知らされている様子は無さそうだ。
中々手強いな、エレクサリア公爵家は…
そんなやり取りを続けてもう何カ月経ったか覚えていない。それでも送り続けている私も大概だと思う。
「皇子殿下、エレクサリア公爵家から返事が来ました。」
「あぁ。」
たいして期待もしていなかった招待状への返事。ペーパーカッターで封を開け、内容に目を通す。
「(どうせまた、学園入学の準備とかの理由かな…っ!)」
待ち続けて数ケ月、ついに参加の返事が来た!
年柄もなく喜んでしまったのは内緒だ。(まだ10歳です)
やっとディディエとゆっくり話が出きる。
そう思っていたのに、現実はそう甘くはなかった。
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