【完結】引きこもり陰キャの僕が美形に転生したら

抹茶らて

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表情の陰り⑶







「ふふふ、今日は少し触れすぎてしまいましたね。ご無礼をお許しください。」

そう言って頬に添えていた手を離してしまうアダム先生。それが少し寂しく感じる僕は…

「無礼だなんて…」

アダム先生と僕の家柄を考えると、無礼になりえるかもしれない。でも、アダム先生(推し)と触れ合えただけで僕は幸せな時間を過ごせたのだ。

それをアダム先生に分かってもらいたいけど、どういえば良いか分からず言葉が出てこない。

「こうして、ディディエ様と二人でいられる時間があるだけで幸せなのですが…どんどん貪欲になっていってしまう自分自身が怖くなってきますね。」

今度はフッと陰りのある笑顔を見せるアダム先生。

どう声を掛けていいのか、陰キャの僕には分からず…そのままアダム先生の陰りのある表情を変えることのできないまま、今日のお茶の時間は終わってしまった。

アダム先生をあんな表情にしてしまう自分が嫌になる。

自己嫌悪に苛まれながら、今度アダム先生に会った時は先生の表情を笑顔にできる様、頭を捻らせるのだった。









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