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初めまして…⑴
しおりを挟む皇都一の学園であるここは、クラス分けに家柄は関係していないんだとか。ただ、入学試験での結果を踏まえたクラス分けになっているらしい。つまりは、貴族も平民もごちゃ混ぜになっているということ。
そして、僕のクラスは一番頭が良いクラスなんだとか。(アレク情報)
さて、問題です。貴族と平民がごちゃ混ぜになっていることが何故重要なのでしょうか。
正解は…
「あら、どうしてSクラスに平民ごときがいるのかしら。嫌だわぁ、空気が汚れるじゃない。身の程を弁えなさい。」
そう、貴族と平民は相いれないからだ。
時にプライドの高い貴族が平民に対して、だけどね。
「………」
この空気の悪さ。今は言ったばかりだけどもう出たい。同じクラスの人と一緒に楽しく過ごしたいなぁなんて思ってたけど、ちょっと心が折れそう。
「ディ?顔色悪いぞ?大丈夫か?」
「う、うん。ちょっと外出る…」
隣にいるアレクに心配されて、そのまま教室の外に出る。
…出たかった。
「あら、そこの貴方はなんですの?尻尾を巻いて逃げているのでして?」
何と、僕の後ろ姿に絡んできたのだ。
多分家柄で言えば、このクラスの中にいる全員の頂点に立っていると思う。皇族はユーリお兄さまの友達の殿下に兄弟はいないし、高位貴族の中でエレクサリア公爵家は皇帝陛下の右腕だから。
「言葉には気を付けろ。ここは権力を振りかざすところじゃない。それも親の権力なんて恥ずかしいことしてんな。」
僕が絡まれて、仲裁に入ろうとしたのかアレクの一言でその場が凍り付く。
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