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第2章
イチャイチャ
しおりを挟むパーティー後、ロイの部屋で二人でくっついて今日の断罪劇を思い出していた。
今日のサーシスなんか迫力すごかったな~と思っていると、横からパクッとほっぺを食べられた。
「え、な、え?たべ、食べ…?」
「俺といるのに違う男のこと考えているだろ?」
ちょっとしゅんとした様子で言われて、キュンっ、いやギュンっって来た。
「他のって、サーシスだよ。」
「だめ。」
そう言って向き合って抱きしめ合っていた腕を強める。
「フフ、じゃあロイのこと考える。彼氏さんそれは嫉妬ですか?」
「うん。悪いですか?彼女さん。」
頬を赤く染めてブスッとした顔で返してくれた。
こういう時のロイって可愛く見えるんだよね~
そう思いながら上半身をちょっと離して見つめる。
ロイは顔を近づけそのままチュッと軽くキスしたかと思うと、身体に回っていた手は頭に回されそのままロイの舌が口内に入ってくる。
「チュッ、んん、んぁ…ふん…」
優しく、でも的確に弱いところを攻める舌に翻弄される。歯茎に沿って動いた後上あごを擦られたと思ったら舌同士を絡めて、右手は耳を擦られる。
「んあっ、あぁ…やぁ、あ…」
最後に舌を甘噛みされると体の力が抜け、ロイの方に倒れ込む。
「はっ、なんでぇ…」
「ん?キスしてほしそうだったから。嫌だった?」
「い、やじゃない、嫌なわけない。でも、その聞き方はずるいよ…」
「フッ、うん、ごめん。」
身体を支えてくれていた手が労わるように頭を撫でてくれる。
「フフ、ロイに撫でられるの好き。」
ほんと、好きだな~って実感できるし匂いもなんか安心する。
そう思ってロイ胸にスリスリと、いやグリグリと頭を押し付ける。
「ふはっ、それは反則。」
チラッと見上げるとほっぺを少しだけ赤くして、目尻を下げて口元が緩んだように笑ってて、なんか見てるこっちが恥ずかしくなった。
「そういえば捕まった侯爵家とか貴族はどうなったの?」
「あぁ、爵位剥奪は確実だろうな。詳しいことは知らないが、ナーシィにあんなことしたんだ。それ相応の罰が下るはずだ。だ、そんなことは考えなくていい。と言うより、あんな奴らのことなんて考えなくていい。うん、ナーシィは俺のことだけを考えていればいい。」
「そうなんだ…うん、分かった。」
そのまま、一緒にベッドに入って二人で熱を分け合って眠りについた。
今日はなんだかいい夢が見れそうな気がする。
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